日記一覧
┗209.宵 の 境 の 神 楽 歌 。(48-52/56)
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52 :
山*姥※切/国*広
09/18(金) 21:26
秘して黙する
自分が周囲に行う行為はその全てとは言わずとも大概自分自身にもされることを想定して選択しなければならない。つまり相手に隠し事をするなら当然自分もされる覚悟が無ければならないと思っている。──…あんたは隠した、無かったことにした。それなら俺自身もそう在る事に何ら異議はないだろう?俺が腹の底で何を考えていようが、どんな本音を抱えていようが、あんたはその目に映る俺を捉えていればいい。
そうやって互いに表面上の顔を窺って続ける関係は良好と呼べるだけのものかどうか…それは俺にも判断が付かないがな。
感謝してくれる事は有難いと思っている…ただ、今の俺にはあんたが何故そうやって礼を言うに至るほどの感情を持てたのかは理解が出来ない。──…悪いな。
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51 :
三*日_月※宗*近
09/16(水) 12:17
埋葬
それが悪いなどとは思わぬ、痕跡を残しておきたくない過去や言葉など永きを渡る俺達にとって珍しくもないことだ。──…さあ、今日とて言葉を埋めよう。汚濁に塗れ醜悪と劣悪を着飾った本音と本心の言葉は深い井戸の底へ、俺自身や誰一人例外なく掬い出せぬほどに深い深い黒の底へと。
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50 :
宗\三_左\文_字
09/14(月) 21:02
ああ、
矢張り貴方は"そう"なのですね。…ええ、薄々は理解していました、そしてそうなのだと理解はしたくありませんでした。──…貴方は、此方に対して綺麗過ぎる。幾重もの優しさで感情を包み見返りも怒りもなくただ純然たる好意をそうやって平然と他者へ向けられる人です。勿論それは短所ではなく立派な長所であり美徳と美学に溢れた高潔な思考と表してもいい、ですが…僕にとっては、恐怖の一つでしかありません。
献身的、と言えばそれはもう揶揄比喩無く貴方を指す言葉でしょう。皮肉無く。──…僕からすれば、何の見返りや憤りも無くそうやって他人に優しく慈しみを差し出せるその行為と性質そのものが恐ろしいのです。…僕は元より醜悪な感情や環境に身を置き疑心と嫌疑と猜疑に塗れた事で安息を得るような性質なんですよ、血に溺れ肉を刻み俗物的な感情の中でこそ愛し愛されるという意味と意義を見出せる…それは、以前少しばかりお話しましたね。
貴方が必要ですよ、けれど今はその綺麗な感情が恐ろしい。元より怒りや泥臭い感情を不得手とする貴方だと存じてはいましたが…文でもお伝えしたでしょう?綺麗な感情は、と。──…正直に言えば僕は今の貴方と如何向き合っていけばよいのか分かりません。贅沢な悩み、と兄弟には一蹴されてしまうでしょうけれど。……ああそうだ、貴方の言葉には問いが含まれていましたね。彼が筆を取らない理由は単純に二つ、彼らしくない言動しか思い浮かばなかったこと、もう一つは今お話したような胸中に抱える蟠り。それだけです。
──…少し、喋り過ぎました。休みます。
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49 :
大*和!守※安*定
09/14(月) 18:21
かみかくし
僕らだって器物とはいえ神さまの末席なんだから好きな人を隠してしまいたい気持ちくらいあるよ、だからこそ人は僕らを崇め奉ると同時に畏怖を抱いていなきゃならない。距離を保ち礼節を重んじ決して神さまに気に入られないようそして見初められないように人間っていう群衆の枠からはみ出しちゃいけないんだ。──…はみ出したら戻れなくなる、見付かったら逃げ場が無くなる。何の話かって?僕らは主さんが大好きだから優しい笑顔の下で何時でも舌舐めずりしてるって話さ。
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48 :
大*和!守※安*定
09/14(月) 02:32
僕自身が
理解していたこと。
お前や僕の代わりはいない、それは今も変わらないよ。けれど存在の代替が不可能ってだけで心の中にある寂しいとか満たされないとか…そういう感情はある程度他人で代用が利く、それが僕である必要はきっとないんだ。
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