日記一覧
┗70.滅紫の黎明(1-5/40)

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5 :へ/し/切/長/谷/部
05/12(火) 02:31


人間とはかくも弱い生き物なのかと、随分人の器にも慣れてしまった掌を見詰めて言葉を溢した。人間は痛覚という危険信号が無ければ、自分の限界を知ることすら危うい。それに刀とは違って、生まれた瞬間から常に緩く終わりに向かっていく上に、必ず終着点がある。これ程までに脆い存在でありながら、終着点までに多くの人と心を通わせようとしては傷付き、痛みを覚える。何処に在るのかわからない、心とやらも痛むそうだ。それに寂しい、悲しい、なんて雑多な感情もあるらしく、独りでは生きられないらしい。何と不器用で儚い生き物なのか。


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4 :燭/台/切/光/忠
05/11(月) 00:00


褐色の背中を自由に泳ぐ絢爛な龍を疎ましく感じたことがある。形在るものはいつかは壊れる。僕がもし君の知らない遠い地で壊れてしまっても、その欠片は君の元へは届かない。それなのにあの龍は君が壊れるまで共に添い遂げ、その身体に刻まれているのだから。羨望という綺麗で純粋な感情だけじゃない、心の奥に渦巻く陳腐で薄汚れた嫉妬も勿論ある。

これみよがしに視線を絡めてくる彼の目が三日月を描いた様な気がした。この場所は自分だけの物だとでも言いたげに。瞳を描き込めば空に舞い上がる筈のそれは、既に僕を見詰める瞳を持っていたんだ。もしも濡羽色の瞳がそこになかったら、僕が描いてそこから追い出してやったものを。


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3 :へ/し/切/長/谷/部
05/10(日) 01:44



(*本棚)



*Cloud_9
対極の華
*雨照らす
雷霆、酩酊、想定
泥濘に微睡む。
*酔ゐどれ次郎書留
*平々譚々
底辺より、
モトカレはせべ
*アイオライト
*処女懐胎、
夜半楽
一人静の断片
*美 化



(敬称略/番号順)




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2 :へ/し/切/長/谷/部
05/10(日) 00:50



(*目録)  

虚言、捏造含む独り言を書き殴る為だけの雑記帳

卑猥、猟奇的表現が有る為注意

仄暗い、宛ても無く意味も無い

交流可能、但し反応は遅め

反応語句は70、滅紫、黎明等 




>>0,003 (*本棚)



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1 :へ/し/切/長/谷/部
05/10(日) 00:16




微睡み彷い 手に携えるは玉梓


帳が下りた射干玉の夜に _






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