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┗Aについて。(43-52/141)

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52 :跡部景吾
2008/06/11 01:00

俺の朝飯は殆どがコンチネンタルブレックファーストだ。今朝はAが一足先に学校に向かってから、ベジタリアンペーストリーとシーザーサラダで胃袋を野菜漬けにした。
それをコーヒーで流し込む。普段好んでる豆が切れてるから、代理にしてるフレンチロースト。当然ブラック。
喉を通った豊かな芳香が鼻腔へと抜けてゆく。肩の力が抜けるような官能的な瞬間だ。
それを味わう豊かさのディティールとして俺はウェ.ッジ.ウッドのカップを好んで使っている。飾りに過ぎないシュガーポットはリチャ.ード.ジノ.リ。

つう感じに背景からクラシック(又はカフェミュージック)流れんばかりの日記をネタ的に綴ろうと試みたが既に飽きてきた。
テーブルの上に並んだ飯の内容に偽りはねえが、ヘモグロビンの機嫌を伺う以外何も出来やしねえ低血圧な現状、二時間目の休み時間にAに急いで作らせた握り飯を貪り食ってる男がリアリスティックな俺だ。誰にも文句は言わせねえ。




これは所謂現実逃避だ。
課題が一向に終わらねえ上、Aが拾ってきたバトンがモロに苦手分野で眩暈すら覚える。

ああ、コーヒーが美味い。カップはウェッ.ジウッドじゃねえけどな。

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51 :跡部景吾
2008/06/10 02:51

素直であれるという事は即ち強いという事だと俺は思う。
勿論それが全てじゃない事も承知だが、きっと一部ではある筈だ。
真に強い人間は、依存するでもなく自身を他人に曝す事が出来る。
自分の脆さ、弱さを、受け入れて貰う為でもなく、ただ自分はこうであるとさらりと言えちまうモンだと思う。
Aは弱い。そして、それ以上に強い。
アイツ以上に頼りになる男を俺は知らない。

Aがいると不思議と何でも出来るような気がしてくる。
使い古されたフレーズだが、本気で思うから仕方ねえよな。
まるでガキの頃に戻ったような気分だ。無敵だったあの頃に。
お前にとっての俺もそうで在りたい。

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50 :跡部景吾
2008/06/09 15:03

…という話(前回の日記参照)を暈し暈しAに話したら達観し過ぎてて嫌だと拗ねられた。


そうだな。
仮定の話と言えども、あんなくだらない日記を書いた俺はバカで無神経な男だった。
詫びと言っちゃなんだが、お前が好きなモンを買ってきてやるよ。何がいい?チョコレートムース、それともチーズケーキか?

なんて、『ミドリ』が夢想したようなスマートさでお前を笑わせてやれれば良かったんだが、お前の言う通り所詮俺はホスト崩れの鈍感野郎らしい。
言葉も上手く操れねえし、読心術も読唇術も心得ちゃいねえ。
…にも関わらず、俺がどうしたいかなんて今更だ、と言葉を持て余しちまった。
なるほど。こんなんだからお前にバカタコハゲなんて言われちまうんだな。
本当にしょうもねえ男だ。俺は。

A、そうだ、お前の話じゃねえ。
俺自身はお前じゃねえと嫌なんだ。
だからお前じゃなきゃダメな、野暮で甲斐性もない俺を愛してくれよ。

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49 :跡部景吾
2008/06/08 03:21

存在があまりに尊い。お前が幸せでさえあれば、どこにいても誰といても構わないとすら思う。
俺の手でそうしてやりたいと願うエゴすら覆い隠すような、絶対的な存在だ。
受身体勢や恐れからの自己欺瞞ではなく、ただの意志だ。純然たる感情だと胸を張って言える。
これを他人は本気の恋じゃないと言うかも知れねえ。
だがやはり俺は、満ち足りたお前を見ている時が一番幸せなんだよ。
俺の傍であっても、…他人を選んだとしても。
俺はきっと胸を引き裂く苦しさよりも、お前の幸せを最後に選ぶだろう。

理性の箍が危うい現状だからこそ、お前の幸福を選び続ける意志だけは固いぜ。いつだってな。
だが、その上で俺の存在を選び、それを幸せだと言うなら、お前が望む限り傍にいる。
何があってもお前を幸せにしようと、あの日から心に決めている。

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48 :跡部景吾
2008/06/07 20:56

他人であるAが俺の傍にいるのが好きだ。
他人であるAが俺の感性を共有してくれるのが好きだ。
他人であるAの心臓に触れる感覚が好きだ。
お前が他人じゃなかったら俺は手紙を書く事すら出来ねえ。
もどかしさこそ、愛しい。


#---------------------------------------------#
>六丁目、鳳。
ご名答。
「日記でのアイツはこうだろう」と答え合わせしてみてえ気はするが、色恋フィルターで他者とのイメージに大幅なズレが生じてそうだ。
お前らだって多分そうだろ?

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47 :跡部景吾
2008/06/06 23:49

某手塚に反応して。


我思う故に、なんて哲学があるが、俺の持論は『他人ある、ゆえに我あり』だ。
他人の視点が自分を造るんじゃねえかと思う。
世界中の人間が目を閉じた時、本当に自分はここに在るだろうか?
誰が自分を証明出来るだろうか。誰が消えてしまったXなる存在を証明出来るだろうか。誰がお前を証明出来る?
そんな事を不意に考える。

ディスプレイ越しに『お前』が存在しているからこそ俺はこうして日記を綴れる。
これも一種のコミュニケーションだろ?
箱庭を気紛れに俯瞰し合い、時々電波を繋げられりゃいいと思うぜ。

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46 :跡部景吾
2008/06/06 14:01

海の幸。

ここ一週間か二週間、知り合いの日記がこぞって甲殻類について語り始めてるんだが、街に海の幸ブームでも来てんのか?
不二や手塚を筆頭とした『蟹は昆虫に近い存在である』発言は、俺のオンボロな記憶媒体(50MB未満)にすら深く刻まれ、今後は『かに,道楽』の看板を見る度、感慨深くも戦慄する事になるだろう。
まさにカルチャーショック。イレギュラーな事態はイレギュラーなだけに本当に思い掛けねえ所に潜んでるモンだ。それでも俺は蟹を食うが。

で、某俺様の話に便乗するなら、俺は海老が苦手だ。
いや、それだと語弊があるか。…完全に調理された状態で食う海老はむしろ好きだぜ?
パイ包みやフリカッセ、またはムースやソースとして使われてるそれを俺はこれ以上なく愛し、自ら望んで舌の上で堪能させて貰っている。
だが、あの外見だけはガキの頃からどうも駄目だ。

クルマエビなんかは特にヤバい。存在が罰ゲームかと思う。それからあの曲がりくねったフォルム。__の__とどう違うのか俺には全く判断つかねえ。
アレもソレもコレも、全部海老で__で、__で、__。全部同じに見える。
どれだけ美味だとしても、田地や山に生息してるようなアレを、有りの侭の形で食えはしないだろうよ。
ああ、俺の感性が逸脱してる事はよく解ってる。実際、この話を宍戸にした時は『お前は頭がおかしい』と真顔で一掃された。

それでも無理なモンは無理だ。
ワインの味を理解する過程のように、俺も大人になりゃあの形を許せるようになるんだろうか。



…思わずAと無関係の話を長々書いちまったじゃねえの。

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45 :跡部景吾
2008/06/06 01:34

以上も以下もない、ただの現実。そしてお前はただの現実として、ここに在る。
それが『今』だと思う。
『今』だから終わる。終わる事で『今』が来る。
その繰り返しを繋いで、明日も明後日もお前の隣にいたい。
感情の果てはその一瞬だが、何度だって俺は『お前の今』を聞きたい。
記憶だけは永遠だからだ。

A、お前はまるで終わりのない夏休みの様なヤツだ。

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44 :跡部景吾
2008/06/04 19:34

Aの作った飯(味付けが若干薄い)を食らってる最中の話だ。

『いや、本当に言い難い話なんですが』

言葉とは裏腹に、淡々とした調子で『言い難い話』とやらをAから切り出された。
ボロネーゼソースのパスタを口元に運びながら、続く言葉を視線で促す。

『俺達学生じゃないですか。現実的に考えてマズいと思うんですよ』
『金銭面を頼る事になるかも知れません』
『いや、でも、まだ自分で調べただけなんで確定事項でもないんですが』
『こういう問題は最初にアンタに相談すべきだと思ったんで』

正直、何の話なのかさっぱり解らねえ。
というか、そもそも俺達の関係に婉曲表現での意志の疎通は成立しない。
主に俺側の性格的な問題で。

「藪から棒に金だ何だと物騒な話をしやがって。だから結局何なんだよ。妊娠でもしたのか?」

コーヒーカップに手を伸ばしながら冗談交じりに問い掛けると、Aは覚悟を決めたのか真っ直ぐに見詰めてくる。
そして、普段と何ら変わらない抑揚のない調子で、こう答えた。

『はい。そうです。妊娠しました』

 





…という夢を見たわけだが。

体格も含めた外見はそのままに『そういう機能』がある不自然さに加え、開口一番「デカした!」と答えた自分も一体何なのか。
「デカした」じゃないだろうが。「デカした」じゃ。
これは誰しもが一度は経験している現象だと思うが、現実的に考えてどれだけ異様な光景やイベント内容だったとしても、夢の中じゃ常識として脳にインプットされちまってるから不思議だ。
仮にAが女だったとしても、学生の身分でイージーミスを犯した挙句、手放しに喜ぶ己の本能が恐ろしいぜ。
知性(及び理性)ある大人を目指してえモンだな。

本人にこれを話すと案の定、そもそも日本じゃ同性婚は認められていないので、とクソ真面目に返されて笑った。
いや、限りなく確率はゼロに近いが、俺達が大人になる頃はどうなってるか解らねえだろ。
現代日本におけるセクシャルマイノリティ文化の浸透は近年著しいぜ。
というより妊娠してる時点で世間的には女の扱いなんじゃねえか?
…ああ、いや、違う。その前に親を説得しねえと駄目だな。まずはそこからだ。
ここはひとつ男らしく、土下座でも何でもしてやろうじゃねえの。


「お嬢さんとお子さんを幸せに出来るかどうかは別として、少なくとも俺は確実に幸せになれます。だから結婚させてください」

A、こんな挨拶はどうよ?

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