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┗月時雨に詠う(204-213/232)

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213 :忍足侑士
2011/09/24 18:12



…――あァ、


>アカン、喉が乾く



急に涼しなって、夏に気ィ付けて摂るようにしとった水分を摂取し忘れてもうて、
外と中の気温差に最近よう遣られる。

空気悪い場所やったら空調位確呼り効かせてやと、自販機の前で買うたペットボトルがぶ飲みしながら一人愚痴った今日の夕方。



雨上がりの霄を見上げたら、久しぶりに綺麗な夕焼けが拝めたわ。

此れからは夕刻から宵闇に変わる瞬間が綺麗な季節や、



今度一緒に夕焼け眺めに行こな、景吾。


.

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212 :跡部景吾(薄荷)
2011/09/06 23:52



台風が去った後の関東の霄は、雲さえ多いものの隙間から見え隠れする星の瞬き

…久々に晴れた残暑の夜霄を見た気がする。




――週末、臨んだシングルスの決勝戦中に降り出した雨は、コートで対峙する俺と相手の鋭気を削ぐかの如く全身を強かに濡らし
水滴で足場の悪くなるオムニの砂が靴底に絡んで身動きし難く、ステップの合間に不意に滑る砂に幾度か足を取られちまう不覚、

踏みしめたコート、滑る靴底を宥めながら臨んだタイブレーク、
勝利をもぎ取るために形振り構わずラケットを振ったのは事実。


…挫けそうになる意識を支えたのは、脳裏を過る愛しい御前の顔だった





>不覚、と言うには烏滸がましい程の初歩的な体力不足

一時間を超える試合でもぎ取った勝利と引き換えに、痛めて帰宅した躰の部位が生活の所々で悲鳴に喘ぐ。


…全く、自業自得っつうモンだぜ。

忙しさにかまけて怠った自己管理の不甲斐なさ。




体調の優れぬ儘、ベッドで静かに瞳閉じる彼奴を起こさぬように、緩り開いた寝室の窓辺に一人腰かけて見上げる夜霄




秋の霄が近いぜ、景。



>早く御前の温もりを堪能させろよ、



其れまでに、俺も此の痛みは完治させると約束するからよ


.

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211 :忍足侑士
2011/09/01 16:01



慌ただしい八月が終わったわ。何や実感ない儘に八月が過ぎてもうた気がしよる。


盆休みに景吾とカフェ貸し切りで終わる夏を慈しみに行ってんけど…何や、反撃食うてもうて、頭ン中真っ白になってもうた(笑)
彼奴が一度もした殊あらへんような殊も、俺にやったら出来るしシたいて謂うんは俺からして見れば嬉しい限りや。
彼奴の中での価値観が、俺と一緒に居る殊で少しずつ変わって行きよる。
俺からは何も謂うてへんのに、景吾自ら自分の意思で殻を破って行こうとするんは――俺やからなんやろうと少し思い込んでもえぇんちゃうか、てな。


忙しいて、なかなか逢われへん日が続いとって…景吾にしてみたら寂しい思い仰山抱えとるんやないかて自責の念はあれど、

御前が好きやて気持ちは、どない状況下に在ろうと変わる殊はあらへん。


其だけは、覚えとってな。






+++++




>…何や、妙に胸騒ぎがしよる。

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210 :跡部景吾
2011/08/15 08:44







ヴァニラにシラップ、――…ラム、レイズン。


趣向凝らし用意為れた其れが、熔けた所為は過ぎる刻じゃァねェ。



淫艶な彼奴の、甘美。



頑迄に保り続けた己の誇尊は、御前の為だったのかもしれないと、
(想うのは自由だろう、なァ?)

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209 :忍足侑士*跡部景吾
2011/08/11 01:24


普段せぇへん検索なん気紛れにかけてみたらバトンが回されとった(笑)
何や、俺が検索する時て虫の知らせやとかあるんやろか。


そない訳で、二丁目の「みっけ!」千石から回って来よったバトン。


>[忍足]初めまして、やな(笑)人から貰うなん、なんやめっちゃ久しぶりや、おおきに!

>[跡部] 此度筒サンキュ、と初めまして(手ひらり)二人して悦んじまってるから有難く愉しませて貰うぜ?(笑)


景吾と二人で遣らせて貰うわ。



>>懐かしいあの頃の自分バトン

>制作 エロ知識。
>さて、昔の自分を思い出してみましょう、いいですか?
跡部:ン、どうぞ。
忍足:えぇよ。

>>質問、其の壱
>貴方が此の町へやって来たのは何時頃ですか?
跡部:四年近く前だな、丁度今みてェな夏の日。
忍足:せやなァ、此の町が出来て間も無く、まだ白黒の日記しかあらへんかった頃や。

>>質問、其の弐
>此の町に来た頃、一番印象に残っている思い出ってなんでしょう?
跡部:当初トンでも無く方向音痴でよ(笑)初心者みたく親切に教えて貰った事、其の後くろまめ探しに毎日迷子に為った事(…)
忍足:日記書いとって、初めて私信貰た殊やろか…てか、何や景吾の回答が可愛ぇ(笑)

>>質問、其の参
>貴方は今まで、どんな恋愛をして来ましたか?一番印象に残っている恋愛を教えて下さい。
跡部:到ってフツーだと思うぜ(笑)何処かの遠い御空の星で、もう想い出せねェ。
忍足:どんなやったろ、初めはギラギラしとったさかいな(笑)

>>質問、其の肆
>さて、今の貴方はどうでしょう。昔と今とを比べてみて、何か変化はあったでしょうか?
跡部:構造体は変え様がねェが(笑)侑士と過ごす様に為ってからは、ホントに俺かよ的な発見は(くす)
忍足:本質は変わらへんわ。せやけど、大切やて思う相手を抱き締める腕は深く強くなったんやないかて思うわ(笑)

>>質問、其の伍
>昔、そして今。どちらが良かった、と思えますか?
跡部:今、掌中に在る幸せに充たされてる、故に此処迄積み重ねてくれた昔にも感謝を忘れねェっつう意味で比べ様は無く。
忍足:今やで、俺の目の前で固く閉じた殻を一枚ずつ破って行きよる景吾が本真愛しい。昔にも感謝はしとる、今の俺が居るんは昔が在ってこそやからな。

>>質問、其の陸
>昔の自分は、どんな自分でしたか?
跡部:色々心中に包んで、危なっかしくも我武者羅に一生懸命だったンじゃねェかな。何処かに己の存在価値が欲しくて。
忍足:あ、さっき答えてもうた(笑)ギラギラしとったで、初めは長いことフリーやったからな。

>>質問、其の七
>昔の自分に、何か言いたい事って、有りますか?
跡部:ン――敢えては特にはねェかな。
忍足:おおきに、やろか。

>>質問、其の捌
>此の人の昔って気になる!そんな三人の方に此のバトンを回しちゃいましょう。
跡部:一先ず、アンカーで。
忍足:ほんならそうしよか(笑)
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208 :忍足侑士
2011/08/11 00:10




部活の後輩が「星が見たい」て謂うて、部活帰りに何や俺の家の傍まで送ってくれた。
ご丁寧に、後輩の親父さんの車で。


俺の家が在るんは開けた場所、高台やから夜景も綺麗やし霄も近いて謂うたからやろか。


残念ながら曇り霄で星は見えへんかって、
せやけど車から降りた親父さんと俺と後輩で眺めた、視界埋める夜景の灯りには二人とも満足したようやった。

―――昨日の噺、








最近曇りの霄が続いとる。
夏て、もう少し霄が晴れるんとちゃうん?
厚い雲の隙間からぽつぽつとしか見えへん星が残念や。




今日は月がめっちゃ綺麗やったで、景吾。

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207 :跡部景吾
2011/08/09 07:42










毟り千切れた有りっ丈の羽毛を集め、ひっそり貌を埋める。
――…哭いてる場合じゃねェ。



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206 :忍足侑士
2011/08/07 23:23




驚く位の豪雨と雷を尻目に乗ったバス、駅に着く頃には雨も雷も収まって、霄には朧月が浮かんどった


雲の切れ目から覗く月を眺めながら歩く道、
なんや月が泣いとるように見えて、不意に景吾ん殊想い出した




共に過ごす時間、
今はすれ違いばかりで景吾と碌に会話も出来へん日々が続いとるけど、
斯うして誰かと共に在る、其の時間はかけがえのないもので
決して当たり前の殊やないんやて、俺は何時でも想うとる。


…景吾には屹度、仰山寂しい想いさせとるんやろなて想う

おはようの時間さえ俺がまばらやから、最近は景吾から朝の聲も聞かれへんようになってしもたけど、
彼奴が寝とって、起きへんかて俺には関係ないんや、
ただいま、お休み、おはよう…毎日の感謝を挨拶て聲にして届けたい、唯俺がそうしたいて想うとるから。

景吾が居って、朝が始まる。
景吾が居るから一日が無事終わる…そないな風に考えとる。



>――寂しかったら腕から抜け出してもえぇんやで、


…なんて、独占欲の塊みたいな俺は口が裂けても彼奴にそないな理解ある殊謂うたれへん。

堪忍な、景吾。


…せやけど、抜け出すんやったら俺に解らへんように巧く遣りや?
雰囲気て如何為ても誤魔化せへんねやから、俺にはバレてまうで。

――と、釘だけは刺しながら。
景吾はそないな殊せぇへんて解っとるからこそ、謂える言葉。


>まァ、此の腕から離す気も更々あらへんねやから、其処だけはちゃんと覚悟しとき(笑)




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205 :跡部景吾
2011/08/03 05:47







…闇雲に、叫びたく為る。
今日を後悔為るのは、未だ高向の埋まり切れねェ隙間。
久しく途絶え為せた彼奴の聲、





有り余る刻が、長々し明けぬ漆黒彩の幕間。

今日も、前に。
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204 :忍足侑士
2011/07/20 02:55




扇風機の風が何や寒く感じて目が醒めた

空気の入れ換えに薄く開いた儘寝てしもたらしい窓から、涼しい風が入って来よる。


何でか鼻腔擽られて小さなクシャミをひとつ、



気まぐれに開いた窓から外を眺めて見たら、
昼間あれ程荒れとった風も雨も止んで
夜灯に浮かぶアスファルトも綺麗に乾いとるんを見て、何や不思議な気持ちになった。



最近寝不足やとボヤいとる景吾は、今宵は珍しく穏やかな寝息と共に夢の中、



久しぶりに涼しい夜やから、
景吾が風邪引かんように早よ隣に戻って
景吾が起きるまで抱き締めたろ、と一人笑みを零した。





明日、荒れるんやろか。
久々の雨は嬉しいし有難いて思うんやけど

降り過ぎは如何かて思うわ。



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