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┗遺言.(91-100/160)
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100 :
柳蓮二.
2009/11/22 03:36
妙な時間に昼寝をし、妙な時間に起きたと言って布団と仲良くして居る男を、然し露骨に叱れず居たのは果たして同じ穴の貉だったから…だけなのか、否か。
未だ明確と知れずに居る。
質の悪い冗句を好む、食えない男。
俺の方が如何映ったかはさて措き、世辞にも所謂“まとも”な印象ではなかった。
何か実体の無い物を、其れでも間違いなく掴もうとした結果が此の現状だ。
最早笑いしか出て来ない。
> ( 口約束、)
一字一句に理由を求める様な真似は、だから控えるにせよ。
意味を見出したいと思う様に成ったのは極々最近の事、大層時間を食ったが、其の間すら塗り潰されて仕舞っては、…もう。
…そう云えば丁度三日前の此の時間、件の男が発した寝言を思い出して居た。
奇しくも何かを掴もうとした例の朝方から丁度一ヶ月が経過した朝方、──さて。
あくまで其の男、の話だが。
一体何処迄、此の視野を狭めさせれば気が済むと思う？
> ( 百頁到達御目出度う、)
そんな食えない男に捧ぐ言葉だ、精々顰めっ面で受け取って貰える位が丁度良い。
此処数日床に臥せって居た事実も相俟って尚の事、唯、布団に潜り直す前に敢えて此処へ記したい。
俺の心臓は矢張り、御前の物だった、と。
…晴れた夜に月を見に行けど、此の視点の先に在るのが其れで無い確率は高い。
如何せん確と見得る物にしか、元より持つ心とやらも──揺れようとはしてくれないらしいもので。
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99 :
仁王雅治
2009/11/20 02:30
背中から抱き締めれば御前の全部を包み込める気がする。
…気がした、から、狂った様に、見えない御前の寝息を塞いで、熱も涙も、全て。
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98 :
仁王雅治+柳蓮二.
2009/11/14 01:48
>【欲求不満バツン】
#制作者#
#憧れの黒い空・鳳長太郎
#1、貴方は今、欲求不満ですか？
柳:歳相応の三大欲求は持って居るつもりだが、さてね。
仁王:もう滅茶苦茶欲求不満。
柳:そう見えないな、御前は。
仁王:確かに、御前さんの方が欲求不満に見えるしの。
柳:腑に落ちないが否定もしない。
#2、最近SEXをしましたか？
柳:ラケット並びにボールと3Pならば粗毎日。…対象が人間ならば、否。
仁王:どんなプレイ…。俺も全く。
#3、その欲求は何時または、どんなときに解消されると思いますか？
柳:一概には言えなくとも、欲す儘に得る事が叶ったら、じゃないか？
仁王:大体寝たら解消されとる。
柳:恐ろしく楽だな。
仁王:寝てる間に何かしてんのかね、俺。
#4、今、何が非常に欲しいと思いますか？(性、物、食など…)
柳:此の時期は切実に適温。更に欲張って仕舞えば、人肌と声。
仁王:今の人肌は冷たいからのう。俺はポ＊ケ＊モ＊ンが欲しい。
柳:…俺は買わないぞ、
仁王:え。
柳:捕まえに行ったりもしない。
#5、貴方には彼女(もしくは彼氏)がいますか？
柳:頷く位なら今頃此処に居ないと思うのだが、如何だろう。
仁王:浮気だったのね、とかでも云うべきかの。
柳:其処迄元気だと思って居るのか？
仁王:蓮二御爺ちゃん、そんなまさか。
#6、それは誰ですか？濁して頂いても構いません。
柳:…よって現状一番近くに居るのは、如何やら牡蠣を好むらしい、此の男。
仁王:彼、氏……。（悩）
柳:嗚呼、保護者とも言う。
仁王:パパか、其れも良いな。
#7、その方と欲求不満は解消させることは出来ますか？
柳:少なくとも俺は大いに可能。
仁王:欲求にもよる。ポ.ケ.モ.ン何て無理じゃろ、無理。
柳:買わない、飼わない。
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97 :
仁王雅治+柳蓮二.
2009/11/13 18:38
#8、どうすれば欲求不満は解消されるでしょうか…
柳:何事も欲した上で動く事が肝要だと痛感して居る次第だな。最近は特に。
仁王:御前さんの隣は直ぐ眠く為るからのう、仕方無か。
柳:寝顔は可愛いぞ、何度も言ったが。
仁王:ホントに寝てる時何しとるんだか。
#9、今まで付き合った人は何人？
柳:自ずと其の自覚を持って関わって居たのは三人程、か。
仁王:付き合ったのは１人。
柳:(ほう、と横目に)
仁王:嘘だろって顔に書いてあるぜよ、参謀。
#10、攻めと受け。どちらのほうが経験は多い？また、貴方の本当の属性は？
柳:俗な事を。…、前者が多いが、どちらが如何だと云う拘りは特に無い。
仁王:実際受けが多いけえ、最近はどっちもどっち。本当っちゅう意味が良く解らん。
柳:統計的な意味合い、と取っておく事にした。
#11、今までで行なったSEXの回数は？曖昧でも構いません。
柳:………町に来てからは、記憶に有る限りで二十三回。但し全てが俺本人によるカウントじゃあ無い、悪しからず。
仁王:チェリーボーイで。
柳:言ってろ。
#12、貴方の性感体は？
柳:即答で、心臓。引っ掻かれるだけで大層弱いな、掴まれたりしたら、もう。
仁王:心臓って擽ったいって良く云うよな、其れ？
柳:感覚的には近い、かなり。
#13、そこを攻められると嬉しい？
柳:…さり気なく流すなよ仁王。
仁王:嬉しそうだったよな。
柳:と、云うよりは憎たらしさと愛おしさが半々。
#14、攻めてあげましょうか？
仁王:はは、攻めてあげましょうか？だってよ。駄目。
柳:待て。御前は取り敢えず答えろ、質問に。──痛み入る気遣いには感謝するが、確率にして0％…其の指では、届かない。
仁王:性感体、ねえ…。何処だと思う？
柳:同じだと良い、とは思うよ。普通に。
仁王:じゃ、其れで。
#15、貴方は何プレイがお好み？
柳:此のバトンを拾って来た意図を薄ら汲んだ証拠に敢えて言おうか、精神的拘束プレイ。間違っては居ない筈。
仁王:凄いな、肉体的じゃねえのか。――俺は…、愛の篭った（…）
柳:御蔭でドＭとの評を賜ったな、此れ以上無い愛を受け流してくれる誰かさんに。
#16、今までやった(やられた)SEXの中で一番激しいSEXは？
柳:＿＿を＿って、代わりに＿り＿った＿の＿＿を＿めてやった事が有った。…、公にするには少々難が過ぎる内容故に、割愛。
仁王:暈し過ぎて解らんぜよ。●●●られて●●●●突っ込まれた。俺は四.次.元.ポ.ケ.ッ.トを持ってるんじゃないかとちょっと疑う。
柳:…何れにせよ何処となく血腥い。
#17、有難うございました。ではこれを今、この人は欲求不満だな…という方やただのお友達、５人に回して下さい。
柳:面白味に欠ける回答で面目ない。回す先に関しては、日記主に御任せで。
仁王:じゃあ、日吉に代わって忍足にパス。
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96 :
仁王雅治
2009/11/13 01:34
昨日は此の日記の誕生日だったらしい、…良く1年続いたぜよ。おめでとさん。
実際昨日に100を華麗にキメて遣ろうかと思ってたんに後４頁も在る現実。
ネタをポンポンと書ける程活発じゃあ無か。12月迄に埋まるか、否か。見ての通り後半は参謀がほぼ書き埋めてくれとるナリ。感謝。
日常と云えば、今日は参謀が帰ってきたら炬燵で蜜柑をする予定。買って来てくれるらしい。
いやあ、マ＊リ＊カー面白いぜよ。ホント。
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95 :
柳蓮二.
2009/11/12 01:06
此の心臓の鼓動と、喉を裂く無音。
可愛い可愛い琥珀の目の修羅が、相変わらず食えない物で。
> ( 動けずに、)
呼ぶよ、だから。
何度でも。
不思議と飽きが来ない、其の名を。
- - - - -
、 。
- - - - -
曲がらなく成った指同士を、自ずと組み合わせて握る。
少し、ほんの少しだけ黙って、左手の指の腹で関節をなぞって、握り直して。
視界には何も映さぬ様。
> ( 貰い損じに留まらず、)
独り上手で結構。
手袋を購入する予定は、故に無い。
- - - - -
Mission；炬燵で蜜柑
部活の行きしなに買い置いた蜜柑を最早朝の時間帯に食す中三男子、若干二名。
健全なのか不健全なのか今一つ判断に苦しむ所だが、淹れて貰った温かい茶も相俟って和みの一時を満喫出来た。
…時に仁王、御前の＿は少々味が薄い。
先ず体に見合う最低限の栄養は、毎日きちんと摂る事。
ほら、良いから、口を開けろ。
> ( 嗚呼、不健全。)
何、単なる遊び心だ。
破廉恥な内容では無い、と日記主の名誉を守るべく補足として追記する。
Next Mission；鍋
現在チゲ説が有力、暫定。
- - - - -
8:2から転じて1:9に成った様だ。
垣間見た輪郭が著しくぶれた気がして、何だか笑いが止まらなかった。
午前六時の、三分前。
> ( 味覚の話、)
混ざり切らない色を紙に荒く乗せただけの様な、…若しくは、試合に勝って勝負に負けた様な。
決して気持ち良いとは言えない、
波に似た痺れを、──食い、潰す。
- - - - -
錆びた錠を投げ捨てて、
歪んだ其の箱を開けたのは誰、だった？
柔らかい金属。熱の伝達。
濃
い
>霧 (深くて、見得ない。)
に溶けて消
え
て
仕舞えば、何かが変わるなんて。
迷い言だよ、あれも此れも其れも。
眠たい、……気持ち、良い。
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94 :
仁王雅治
2009/11/12 00:07
今にも消えそうな御前の背中を、強くつよく抱締める。
其の腕を止める事がきっと、俺の、――務め。
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93 :
柳蓮二.
2009/11/08 15:23
昨晩は一年振りに丸井邸へ。
変わらず良い兄をして居るらしいと見受けたが、おじさんと呼ばせるのはそろそろ止めてくれないか。
否と言うなら仕方が無い、泣く泣くながら我が友を売ろうと思う。
頼んだぞ、弦一郎。
- - - - -
触れた物が100％掴めるとは限らない。
手を伸ばさずとも捕まえられる奴は捕まえられる、確率イコール、人間性。
抱くべき羨望は覚えるに至らなかった。
> ( 要は有機物、)
腐って居るならば廃棄物。
分別は町の指定通りに。
- - - - -
何だか、穴が空いた様だ。
其処から漏れる空気も、もうそろそろ白く成るな。
冬が刺さって、痛い。
- - - - -
まさかの反抗期到来。
解って居るだろうが無論俺の話に非ず、片手に収まる文明の利器の話。
よもや寿命では有るまいが、…何たる。
> ( 夢の中に不法侵入、)
嗚呼、此れか。不可抗力の極み。
- - - - -
晴天憂鬱、
曇天寂寥、
雨天面影、──の、眸。
今夜彼の星は見得るだろうか、
其の実、未だ空を見上げる事も無く。
遇に甘んじて申さば、唯、
…御前の目が、好きだよ。
- - - - -
そして鳴り止まない、のは。
[
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92 :
仁王雅治
2009/11/08 00:31
目立つ根元を染めて来た。
如何して根元は黒何じゃろ、と、何時も思う。そら地毛だからっちゅうに云われたら御終いだけど。
白のが、何色にも染まるし。
黒だと何色にも染まらん。重ねる事が出来ん。
結局自分自身に色をつけるンは難しいんかの。
机のあの冷たさが愛しい。
ひんやりと、くっついても無言でいてくれる処。
俺は何を求めてるんだろう。
…眠い、
好き、愛しい、
[
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91 :
柳蓮二.
2009/11/05 15:01
レム睡眠の間の些細な瞼の動きだとか、そうして揺らぐ睫が落とす影だとか、眺めて居る時間の静けさは独特で。
全くの無音とは勿論言えない。
外から届く車のエンジンと、顔も知らない誰かの声、布団を叩く音、其の向こう遠く電車が線路を踏む過程、──他にも。
そんな音の波を切り取るのは、耳を澄ましてやっと聞こえる、ほんの微かな呼吸の交換らしかった。
聴覚で捕らえ、視覚で据えて。
鼓動を、温もりの在処を、知り得る。
> ( 熟睡の延長線、)
結局、欠伸混じりの眠た気な顔とトーンの上がり切らない掠れが、緩やかに覚醒へ傾く時分に漸く、俺も“御早う”を声に出す事を思い出すから。
静かに生まれ落ちる今日を、又此の瞬間から始める為に。
忘れそうに成る呼吸を、取り戻す。
- - - - -
残像が目に刺さって取れないから、御前の指で目ごと繰り貫いて仕舞おう。
────…として、手を止めた。
正解だったのか、不正解だったのか。
未だ解らずに居る。
耳から転がった雑音は、軈て止まって静寂を垂れ流して居るだけ。
- - - - -
忘れられない人は居ない。
…が、幾つかの罪悪感だけを、ほんの一握りに纏めて飲み込んだ事は有るな。
> ( 何時ぞやの戯言、)
- - - - -
外側へ向け滲み上がる色、色。
息を潜めた誘爆の様な濃橙が蕩けて滴るのを眺め乍、透かす度色を吸って染まる銀髪を茫と、思い出したがる。
[
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