日記一覧
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1 :仁王雅治
2010/12/25 02:41
目蓋閉じれば思い出す
憧憬の背中と、古い傷跡


>>2 about
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20 :仁王雅治
2013/01/17 07:01
#(50の話)

激情や云々、マイナスはプラスのスパイス程度で腹一杯。
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19 :仁王雅治
2012/09/29 05:20
#(なう)


足許の常闇、頭上の満天。
一際輝く月光と瞬く星。

(今夜の月も綺麗やの、)


其う何気無い会話交わす相手も居らん常闇の中、暇をたゆたう。




アイラブユーを其う役した奴の気が判らんでは無いぜ。
俺には全く其の気は無いがね。
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18 :仁王雅治
2012/09/17 05:24
#(50の話)


今迄を構成する過去において、幾度も(此の恋の終焉と共に此の世界に幕引きを)と考えた。
面影を重ねた淡色を胸に抱き乍、其の頭髪を掬い上げては、…擦り抜けて。
其の度に諦念と溜息と破片ばかりが身の回りに散らばって、温い温度に濡れた日も在る。


友人も居た、知り合いは腐る程居た。
其れらから常に一線を引いていた自覚は勿論、踏み込んでくれるなちゅう暗黙の牽制の賜物に過ぎん。
当然、自然の摂理として現状は察して呉れ。




つまりは、嵐の夜に緩りと言葉交わす相手が居ねぇのは退屈なモンだっつう。
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17 :仁王雅治
2012/09/16 07:48
#(仮面舞踏会の御伽話)

『夜毎埋らない隙間に耐えれないのです、腕の虚空に、胸の空虚に……誰か、此の腕に囲われてはみませんか?』

羨望と執着故にマスターした極上に甘い仮面で囁き掛けて、偽物の蜜に魅せられたカワイイネコを諸手の内に。
其うして軽薄な砂糖ばかりを吐いて、浅瀬で戯れる宵宵。
…寂しがり?違うぜ、諦めだ。一番欲しいと願ったモノは既にひび割れて足下で粉々、胸満たす諦念と相変わらずの欲望に耐えられんかっただけさ。
俺も男やけぇ、なァ。




砂糖漬けの仮面と言葉は美味しいかい?
御前を包む真綿の色と温度に気付いているか?
気を付けなバンビーノ、言葉は軽薄で脆弱で、後には何も残らない。



四月の言葉は桜色に翳ろう、淡く儚く水面漂う様な一夜は如何。
アイは片道切符しか販売しとらんが、充分じゃろう?
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16 :仁王雅治
2012/09/16 07:28
己すらも日常の濁流に呑まれて彼方に追いやった記録を、久しく目の当たりにした感情に寝入り間近の目蓋が痛んだ。
忘却した筈の、目蓋裏に焼き付いた憧憬を叩き付けられて綻んで。

…―嗚呼、何て気持ち悪ィ執着。
我乍、吐き気がする程一途だ事で、詰まらん三流映画も吃驚モンじゃ。

焼き付いて、消えようも無い閃光。目蓋だけかと思うとったが、どうやら角膜も脳髄も遣られとるようで。
御目出度い喜劇は今年も相変わらずトップスター演じれそうじゃ、めでたしめでたし。



今朝の空はやけに目に滲みるぜよ。
(サーカスのピエロは勿論俺に決まり!)
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15 :仁王雅治
2012/03/06 04:40
愛情を希求せずには居られず、安易に好意の一手に頬を寄せた。
腕に、熱に、情の真綿に抱かれて(今度こそ瞼閉ざす終焉)と決意した恋だった。

まァ、案の定な結果で今に至る。




嗚呼、視界閉ざして映る景色は何時かの広い背中だってのに。相変わらずの滑稽さに笑っちまうぜよ。
(加害者で被害者は御互い様、御相子で全て忘れてやるけぇ其で終わりにしようぜバンビ。)


有り難う、左様なら。
長い人生の中での刹那、俺達は交差点でぶつかっただけにしか過ぎない。
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14 :仁王雅治
2011/11/10 05:33
例えるならば、鈍器で頭を殴られた様な衝撃。


想いは彼方、闇夜の空に一粒の欠片と昇華して久しく。
以前から知っとったが、意識して聞くに至らんかった楽曲に横っ面殴られた気分。上々。
良い気分に任せて又一つ過去の錆び付いた鎖を解いて、何時だったか記憶のフィルムも虫食いの朧気な彼奴の笑顔を懐古して、再度目蓋閉ざして沈み行く。


淡い四季彩と共に、其の輪郭の陰影だけでも見送れたんかねェ…俺からは眩し過ぎて輪郭も朧気やったが、忘却の彼方で又一つ御前の存在が過去に進んで行っとるぜ。
刻々と、呼吸する側から過去刻む時計を眺めて極限迄美化された想い出に浸る夜も在る。
365日の内、其んな夜を幾つ過ごしたかは数えちゃいねェが…幾年も経過して浸る夜も徐々に減って来て、其うして何時か自分自身さえも忘却するのかと悲観もすりゃァ、切なさが勝るも道理。



『 は ば た い た ら 、 も う 戻 ら な い と い っ て 』

『 目 指 し た の は 、 蒼 い 蒼 い あ の 空 』


感謝するぜよ、青い鳥。
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13 :仁王雅治
2011/05/31 07:08

仁王雅治としての個として、俺を好きだと言ったのは彼奴で二人目だった。

一人目は憧れてやまない大人で、幾年もの間其奴の影を追走して模倣した。
其うして、俺ちゅう個は好かれねェんだと判断した俺は他の仮面を被った訳やが、数年後に再び日の目を見たんが彼奴との出逢い。


既に忘却ン彼方かも知れんちっぽけで薄っぺらい俺ちゅう存在、嫌われたくも無かったが忘れられたくもなかった身としては些か不本意な結果じゃ在るが…此れも又、自然の摂理なんだろうよ。
長い人生の中で忘却を繰り返して、笑って、泣いて、悩んで苦しんで其れすらも又忘れて笑って。
幸せであれよ、と嫌に青い空を仰いだら寝起きの目に沁みて滲んだ。





Hello,Hello,其方は晴れてるか?
此方は嫌に成る程の晴天が目に沁みるぜ。


Hello,Hello,御前は今日も幸せか?
俺は、笑ってます。
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12 :仁王雅治
2011/05/13 15:14
彼奴を忘却した日等無い、例え通信機器に其の声の一掬いも残存せんとしても。
厄介で面倒な記憶が消滅しない限り、俺は彼奴を心底から希求して追走しては其の度に落胆し、愛されたいと喚いて滑稽に地上を這い廻るのさ。(嗚呼、何て喜劇。)

何時か、広い背におぶられた、夢を見た。
黒い癖髪に引っかかった一輪の金木犀を五指に掬い上げて、彼に似合いの芳醇な芳香と甘さと可愛らしさに思わず噴き出した、夢。
甘くて苦い悪夢に魘されて目覚める昼過ぎの居心地の悪さったら無ェ。質の悪いデイドリーム、夢見位は良くして欲しいモンだと仰ぐ見慣れた天井が何故か歪んで見えた。



叶うなら、広い背に、又。(何て、己の面倒臭さには辟易するぜ)
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2 :仁王雅治
2010/12/25 03:10
 >>>>>> about

主(激情に焼かれた消し炭)
目的(思い出記録+雑記=思う儘)

半完(5:5)
エロス(ムッツリ)
妄想(此れが無いと始まらない)


最低な俺の最低な被害妄想から話は始まる。
指先で水面を描く一冊。