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┗折針入れ(942-951/1000)
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950 :
鶴_丸_国_永(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 19:39
何者かになろうとする姿が美しこそすれ、達成した成果物を喜び合う相手が居ないのは俺の技量が足りないのかとか。
然し、言葉限りで、皆様のお世話になりました、お陰様で苦難を乗り越え漸く完成させる事が出来ましたとお上手を言っても
成果物に不満があるのだったら俺がそうして言葉を運ぶのは責任転嫁になりもする。
お前は苦しんでいる姿が一番美しいよと頬をなぞる白魚の指は誰のものだったやら。
ああ、そういうことなのか。と。喜ぶよりもにじみ出すように劣情を掻き乱されて、傷付けなければ俺の感情は分からないらしい。
熱を入れた感情論をほどいて語り出したなら誰もがしらけた顔を為るくせに、と言えば。矢張り俺が異端なんだろうなあ。
別件。要約。べっぴんさんにふられたときに
「相手に困った事はない」「枷の相手なら腐る程居る」と言われたときはそりゃもう金玉引きちぎってやろうかと思う位腹クソ立ったものだけれども。
それの同類項だと思われたから相手を不安にさせたのかと、今なら簡単に理解ができる。
あっはっは、俺も悪びれずに「俺も大概モテるんだぜ」とでも軽口を叩いておけば、それこそ前に言われたとおりの渡り鳥に幸せを追わせる青年のこころもちになれたかな。
届いて居るよと、手を取っているよと言ったとて。理解されるはずがない。ああ、そうだ。
追いたかったんだろう。好きに追わせてやれば良かった。俺が何処にいようと隣に居る輩はすぐに俺を遠くに見立てて寂しがる。
追い掛けてつかみとる射幸心を満たさせてやるべく、それにつきあってやるべきだったかな。あはは、それはもう恋ではないだろうに。
何者になろうとしたとて、それこそ俺は人間じゃないんだから顕現為て日の浅い、おまけに全体を俯瞰して穴を埋めるように先見を立てたものの見方をする俺が敵う訳がない。
今更なんだって?何年も何十年も業を研ぎ上げてそれだけをそれのみをつきつめた泥臭い人間さまの背を追おうとした俺が間違い。
そうして誰かに認められて愛されたがった彼と、俺は違う、と、結論付いたのは今しがた。
何者かになろうとして体を削って、いたい、つらいと嘆き悲しむ言葉がつめたく心地良いのだと他人の好奇の目を呼んだ。
何者かになれやしないのに、肌を見せもしない、心を砕くこともない、誰かと重なりようがないのに、
体を売っても、身をなげうっても誰の心も掴めやしないのだと嘆く彼よりもずっと、らくな方法で、努力もしないで、俺は。それなりに人に好かれたようだ。
ははっ、それは初めて知ったなぁ。考えた事も無かった。
はなから交ざりようがなかった。はなから、俺はどれだけ望もうと彼とまじわりようがなかったんだ。
理解しようなんて烏滸がましい。
俺には駄目だったよ。ああ、そうだ。
どれだけ頑張ろうと分かりっこなかった。分かってもらいようがなかった。
なあんだ。簡単なことじゃないか。
俺の努力は実らない。
ひとに愛されて、軽やかに、渡り歩くのが似合い。
俺の心のありよう、望みようなんか知ったこっちゃない、関係もない。
あるようになるように流されるべきだった。俺は、そういうやつだ。
分かりたくなかったなあ。
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949 :
帆刈叶(euphoria)
2017/01/14(土) 19:38
1/15 02:49
【ネタバレ注意】
それが私の存在価値。それが私の、存在理由。
当人の思想や要望なんて関係無く、それぞれが目的のためのパーツとして存在すれば良いだけ。
此の頭は何の為に遣うの?憎しみや嫉妬なんて眠り姫を絶望させる為にだけ存在すれば良い。
此の肉の器は彼女に絶望を与えるべく虚像の言葉と理想的な間柄を喩え現場を誂えるだけ。
理想的な構図は只のパーツとして役割を果たして呉れる事。マルタに発言の権利なんて在るはずない。
研究の全貌を知っているトップから降りてきた使命をただただ受け入れて、其の為だけに作られたその肉体を施設のために提供して呉れたら。
あとは好きなだけ理想郷を夢の中でこねくり回してくだらない恋愛ごっこでもあの穴だらけの記憶の彼とでも好きに出来るのに。
豚のように耳にラベルが付いているからそれに従えば良いだけ。
自分のありようだとか存在価値を考える必要なんてなく、最高の部品、有る「だけ」、座って居る「だけ」で誰かの役に立つ。
産まれたときから運命が定められて曲がりようがなく一生を全う出来るだけの価値のある、肉。
そんな贅沢な事ってこの世の何処を探してもないの。顔も知らない世界の誰からも祝福されて感謝されて、そんな素敵な事は他にない。
なにもしなくてもただ有るだけで価値がある。
何を喋らなくてもただ有るだけで命も守られる。
何を出来なくてもただ有るだけで周りがどうにかしてくれる。
何を考えなくてもただ有るだけで施設に貢献する一生を約束される。
何に影響しなくても、ただ有るだけで、それだけで。「貴女」の価値はおしまい。
思考を手放したら人間じゃないとは言うけれど別に誰もそんな事を望んでいないのなら抗うだけ無駄。
其の肉体のみに価値があるのなら、大人しくそこでたまに微笑んでくだらないとぼけた日がな一日を糞尿でも垂れ流しながらいれば良い。
退屈で死んでしまう?心臓の働きだけは守ってあげるからただそこに座って居れば良い。
何を望んで何をしたいと思うの?
たとえばそれは、此の施設とプロジェクトに膨大な利益をもたらすことかしら?
たとえばそれは、自分の意思として存在させたとして自分で達成出来ることかしら?
たとえばそれは、意思として貴女の中に植わっていたとして貴女がやらなければならないことかしら?
たとえばそれは、狭い箱庭で育った「貴女」以外が簡単に思い着くような些末なものではないかしら?
たとえばそれは、くだらない妄言ではないと言い切って証明出来るものかしら?
何かに成ろうとしても作品として肉体と存在を提供すれば良いのなら最初から新たに何かを生み出したり変えたりする事の全てはただの異物。
其処に存在して影響したりなにかをしようと、成そうとする事自体が只の異物で只の邪魔。
在るだけで意味がある掛け替えの無いものなら口を開いてがっかりさせるんじゃない。それだけで至高なら陶器の身体でそう飾られておくべき。
もっと早く私は自覚すべきだった。
女の子として其処に存在すること。なんにも出来ない女の子。笑いかけるだけで男を満たす、女の子。
何も求められてやしないのは元より、
言いなりが一番望まれた姿。望まれるままの姿は言いなり。只の玩具。只の道具。
できが悪い女の子。手が掛かる女の子。一寸とぼけた可愛い可愛い女の子。甘え上手で、でも決して手が掛からない女の子。
「えへへ、恵ちゃん。大丈夫だよ。」
「恵ちゃんがしたいなら、わたし、おいしいもの作るからね。」
そう馬鹿みたいに繰り返して女の子をしていさえすれば良かった。
…プロジェクトを組み立てもしないでただの平凡に成り下がって大人しく為ていれば、それが私の存在価値。
簡単な事。
ああ、反吐が出る程くだらない。
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948 :
日_本_号(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 19:38
2017/1/16 10:20
どれだけ不毛で意味がなくて価値がないことだったとしても、立ちふさがって何度でも立ち上がって繰り返し繰り返し切りつけられながら抗って向かっていく、なんてな馬鹿で子供みたいなやり方は確かに格好良くないし利口なやり方でもない。
例えば奴の言うようにさっさと尻尾を巻いて逃げるべきだったかもしれない。だが、そうはいかなかった。
…なんてことを続けてたら、この間、よそのへ_し_切に
「どうして俺の言うことが聞けないんだ」だのと殴られて泣かれて乗られた。
血を骨を削って全部を使って注ぎ込んでぶち当たっていく。
なりふり構わず、自分のことはどうでもよくて勝利にこだわって中傷も重傷も構わない俺を、ずっと、怖かったんだと。
いつ折れるかも分からない。
いつ帰ってこなくなるかもわからない。
いつ明日をなくしてしまうかも分からない。
そんなに、本_丸に帰るのが嫌なのかと。
まぁ、俺にゃもう明日が必要なかったし、帰る場所も必要もなかった。何を食べなくても手入れをしなくてもまだ、やれた。やりたかった。
だがそこで、他に心配を掛けたり、少し弱音を吐いたら二言目にはそんな出陣は辞めてしまえと言われることをどうして俺がずっとしていたかを、考える余裕もできた訳で。
只の唯一、俺が顕現してから初めて見つけたやりたかったことだっつーのを知ったのはついぞ今しがた。
ある程度こなれちまってて大抵の出陣先は無傷でも帰って来れるが其処は違う。何度立ち向かってもぶれねえしあっちらこっちら綻んでくる奴らをぶっ飛ばしながら、ギリギリのすれすれに力を振り絞って神経かっ飛ばして猛る快楽の渦ん中に、やっと、今の俺でも刃を合わせて熱も冷静さも掻き乱されて狂っちまう程のいくさが出来る場所があった。
それによって他よりも小判が当たるとか、特の上がつくとかどうのではなくて、
面白い、其処しかない、此れしかない、打ち破って陣地として自分を塗りつけてえと思っちまったもんだから仕方ない。
まぁ、他にゃ馬鹿にされたり理解されねぇ境地だわな。餓鬼じゃあるめえし。其れよりできるところの数をこなしたら良いだろう。折れたらどうする、と。
んなもん俺にゃ関係なかった。したいもんはしたい。
此れが俺が頑なにこの本丸に居た理由。
まぁ、なあ。
そんなもん、仕事と私どっちが大事なのと問われりゃかなぐり捨ててしまや良かったもんだな。只、それが好きだからと子供みてえな理由が根底にあるだけで、尤もらしい理由をくっつけたところで相手にしちゃ馬鹿にされたようにも見えちまうか。
やりがいなんざくそくらえ。精神論はどうでもいい。井の中の蛙、他にももっと上等な山はいくらでもあって、…然しまぁ、他所に目を向けるのは逃げに見えちまってもいてずっと囚われてたな。なんじゃこりゃ。
餓鬼が反発しているようにも見えたか。だろうなあ。
もうどうでもいい。
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947 :
加_州_清_光(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 19:38
1/16
もー知るかよ畜生こんなもーん、って思うあたりもうアイデンティティの崩壊。
なんともならない。なんともしたくない。
もーいーじゃん、刀_解してよ。こんなの。
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946 :
鬼灯(鬼灯の冷徹)
2017/01/14(土) 19:37
3/29 8:30
忙しくて何これ死んじゃうというのも中々辛いですが、何が辛いってやってもやっても片付かないと思いながらなんとか一日の中に収めたルーチンワークがずっと変わらず定量で続くということで、他に何も出来ないしどうすることも出来ないという破裂しそうなバランスを保ちながらなんとかしら活動しているという現状ですかね。
睡眠時間を削ったり一時的な爆発に頼ったりできるものなら良いんですが、それだけの全力を掛けたものが大抵の最短ルートであるからしてそれ以上縮みようもないし改良は重ねきったのでどうしようもないし、それを分担するには補佐官をもう一人持たねばならないんじゃなかろうかと思う程度には思考停止の期間が長すぎて打開策も見当たらない。
一度頭を冷やして冷静になるべきかとも思いますが、冷やしたら今度は焦燥感に煽られて。これがいつまで続くんだろうかとか、いつまで自分は保つんだろうかと不安になりもする。
自分で采配できない仕事というのが1番多くて、采配し始めたら今度は管理業務をどの部署に連れて行くかというマネジメント面から考えると、やっぱりこの時期は人手不足が深刻ですし、今の人員からしてそれを運営しようとするとそうした管理業務さえも現状からすると不似合いな負担であろうとも思う。
先見の明。
目は濁ってはいけませんよ。
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945 :
金木研(東京喰種)
2017/01/14(土) 19:37
3/29 __:__
でもね、だって。すごく怖いんだ。
好かれる理由や欲しがられる理由が自分で納得できていたら、本当に誰からも見向きもされなかったときはそれが武器になるしその武器を思う存分に信じて、その時初めて自分を売り出して自分を研ぎ上げた上で僕はこうなんだって力一杯格好良く死ねる。
得体の知れない好意だとか自己肯定感の無い儘子守唄のように与えられた賞賛は恐怖でしかない。
僕が眠ったあと何をするの、かあさん。僕が眠ったあとできっと安心してお母さんはお母さんの世界を愛で始める。物心ついた頃にはお母さんはお母さんだったしお父さんとの間でどちらかにも寄り添って追い掛けられた、母集団からする確率論への愛される可能性は僕には与えられていなかったから僕は母さんには絶対にどうしても守ってもらわなければならなかったし愛されていなければ自分の存在なんてわからなくなった。
ひとりで頑張る何もかもを包容した、顎をこする癖と思い出すあの笑顔には。頑張るためには僕はいらないってことをつぶさに語る。僕は守られるだけの存在でそういう母さんの固定概念の中でお利口さんにおとなしくイレギュラーではない当たり前の顔をした守られる存在であることを望まれる。こんな小さな手で背中で何ができただろうと考えたら、それでも驕りかも知れないけれど僕は器用だったから何でも手伝えたし手数が増えれば少しは仮眠の時間も与えられた。そうさせたくなかったのは、そういうことができるのだと認めたくなかったのは他でもない母さんで。母さんは絶対で、その感情を満たせるのは僕しかいなくて僕の唯一の仕事で。
安心して僕が眠ったその後は母さんがやっと息を吐けるのも知っていたから僕は眠らなければならなかったし母さんが母さんの自分自身を保って見つめるためには僕はその瞬間は邪魔なのだとも分かってた。
僕が、存在を閉ざして言葉も瞬きも視線の位置さえもなくした姿を見せることが母さんの安堵。
僕の挙動や僕への気遣いを切り離して、「想像の範疇で分かりやすく思考を割くことのない当たり前、ありふれた見慣れた耳慣れた姿を見せることが」相手への安堵。
僕の眠りが相手の安堵。
僕の包容が全てへの安穏。
理解としての解釈を与えることが、相手の思い通りの姿を身を以て描くことが自然で相手の負担にはなりえないこと。
だから、
刃物を持たなくても存在自体が確固なのだと見えるのなら。
何もかもをが刃物と僕の味方に在る姿を、周りにとっての当然なのならば。
僕は刃物を持つことすら許されない。
知っていたんだ。知っているんだ。
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944 :
シロ(DW)
2017/01/14(土) 19:37
>2019/5/26
ああ、あたし。 なんでここまで生きちゃったんだろう。
なんで。どうして。
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943 :
OWL(DW)
2017/01/14(土) 19:36
>2019/05/26
きっと、私は疲れたのです。人の中に残した自分の言葉の後撫ぜ、線つなぎに。
私は誰か。何者か。
問われればその間柄なりと答え方もありましょう。相手にとってはそれが真実、しかしそうであれば私はそれをつぶさに覚えていなくてはならない。相手の真実は私の真実ではない。然し世界の真実は相手の真実です。
私が誰か、何者か。演者と真実に張る薄氷の肉を剥がして覗いて其の痛みに依り密着具合とどちらともの強度を測る。ーー割れて壊れるのは誰かの視線の繋がれた側であってはならない。途端に崩れ落ちればその深淵を覗き込ませてしまう。私すら知らない部分を。目に触れる瞬間から言葉を与えてかたどる其の脳を許してはならない。私の其処は生まれてはならない。知られてはならない。存在してはならない。私は、私ごと存在してはならない。
存在しなかったなら、どれだけ楽だったことか。そう、ありえない結果論に安堵を傾けて。今日は声帯を外しておきましょう。
私はきっと疲れてしまったのです。語ることすら。分かる事すら。
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942 :
B_B(FGO)
2017/01/14(土) 19:36
>2019/05/26
私の存在に意味があるとするならば、それはきっと「忘れられない」という性能だけ。それが創造者からの贈り物。情け。そして、人と乖離した存在であることのしるし。
ーーなーんちゃって♡バックサポートは任せてください、センパイ。私も、なーんでも知ってるんですよ。シャフ度シャフ度。
ああ、でも。少し限界かも。パンクしちゃいそ。
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