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スレ一覧
┗1466.斯の如きかと、(4-8/12)

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8 :四楓院夜一
2025/03/25(火) 07:15


睡眠改善のため、と称し布団を洗濯した。儂ではなく、喜助が。

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想定外の出来事をいかに愉しむかが肝じゃろう。何が起きようと儂の生涯を揺らすものではなく、何が起ころうと儂の永い生を終えるものではなく、如何なる困難も痛快なものであると、そう思うことが肝要じゃと、──ああ、いや、小難しい話をしたい訳ではなく。数ある想定外のうち、良いものと悪いものに振り分ければ、思い付くものの大半は「悪いもの」であることが多い。なにせ、想定外じゃからな。
想定外といえば──大抵なものが、良いものへばかり意識を巡らせ、皮算用で算盤をたたく。中には壊れる間際まで石橋を叩き続ける者もおるようじゃが、実際にその中で起こりうる不幸といえば一割にも満たぬ。真の不幸や災難と言うものは、往々にして、全く予期せぬもので、想定すらせず、目線すら向けたことのない位置から突如として降りかかるものじゃ。じゃから、その心配は天が落ちるような、それこそ杞憂……おっと。全く、話がすぐに逸れる。前置きが悪くなるのは儂の悪い癖じゃな。閑話休題。砕蜂が齎す想定外については。……本当に、どれもこれもが堪らなく心地良い。愉しむ方法に頭を悩ませる必要すらなく、接した途端に口元が緩むようなものばかりじゃ。なにがどう、と言うことに関しては、……儂のものじゃからな。詳らかにする気はないが。とかく、……その、想定外にどう仕返しをしてやるべきかと、それについて今は頭を悩ませておる。……笑えるほどに、幸せな悩みじゃの。

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バレたのじゃから好きにして良いと伝え、ついでに砕蜂のための枠組みを誂えた。

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光芒一閃、とは今のことを指すんじゃろうな。なにがどうあったか──については伏せたいことばかりじゃから、伏せるが。……ま、儂がこうして言葉に窮すと言うことは、即ちすべて砕蜂が起因しておることじゃ。……さて、困ったの。いかにあやつが愛らしいかを言葉にしたい気持ちはあるが、日頃砕蜂がどのように振舞っているかを考えると、はっきりと言葉にするのは些か気が引ける。
敢えて口にするならば。……そうじゃな、砕蜂がひとつ何かを語り、ひとつ何かを溢すたび、儂の腹が決まる。腹が決まるという言葉では語弊があるやもしれんが、いや……何を選ぶしても、背後に陣を敷かれるじゃとか、活を探すため四方を見渡すじゃとか、そのような言葉ばかりが思い浮かぶ。咄嗟に思い浮かんだものではあるが、存外、的を得ていたかもしれん。
……全く、ここまで追い詰められるとはの。百年、前線から退き根を張らずに生きたツケじゃな……。情けない。じゃが、それもまた良い。それが砕蜂が齎したものであるなら、それすら甘んじて受け入れよう。予期せぬ出来事ばかりじゃが、それを不運じゃ、不幸じゃと嘆く気はない。百年、──百年待たせた。ならば、儂もそれに足るものを見せるべきなんじゃろう。



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7 :四楓院夜一
2025/03/23(日) 23:52



可愛い部下の「お願い」に儂が勝てるはずがなかったと言う、それが答えじゃ。バレた
砕蜂に「どうしてもダメですか」「夜一様が書いてくださったものではないですか」と真っ直ぐ言われたら、……多少は良心も痛む。もとい、こう……、なんじゃ。庇護欲と言えば良いのか。甘やかしたくなる、が適切かもしれんし、それ以上に、愛おしさと言う言葉が相応しいのかもしれんが、とかく、砕蜂が散々時間を割いておねだりをしたことで、儂の日記は早々にバレることになった。──余談じゃが、それはそれとして儂の日記があるのではと探しておったらしいの。まァ、……喜んでおったし、それで良しとしておこう。夜一様が私のためだけに綴ったものを、よりにもよって私が読むことができないというのは……あまりにも悲しかったので……それにしても許すまじ浦原喜助、よりにもよってここに繋がる穿界門のみ、私が通れないようにしておくとは……!
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紐なしバンジー……?トゲナシトゲアリトゲトゲ……?トゲアリトゲナシ……?紐なしバンジー、別名、自由落下……!

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積み重ねていくことと、根本からひっくり返すことの、一体どちらにより意味があり、より畏ろしさがあり、より価値があるのかと時々考える。前者には信頼があり、後者には衝撃がある。人を根本から作り変え、人を根本から揺らし、それが当たり前のことで、それが日常となり、万事一切を傾けるには、どうするのが良いんじゃろうな、と。いずれにせよ、一つずつ出来ることを重ねていくしかないと言うのが結論でしかないんじゃが──悩むより動け、動いたならば結果を出せ。そこに尽きる。破壊とは創造の始まりだと耳にしたことがあります。……今までの私が壊されることは今の私が新しく積み上げられることと表裏一体。ただ価値というならば、それが夜一様の手によって行われる、その一点のみが私にとってはかけがえなく。

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睡眠を、改善!?──この、儂の!?夜一様。……夜一様が、野生を忘れた猫のように……ぐっすり……夜一様……!

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ついに喜助に呆れられる時が来た。あのニヤケ面に靴でも投げつけておくんじゃった。阿呆が。な〜にが「もうお終いっすね」じゃ。お終いなのは儂が一番に理解しておるわ。砕蜂と再会をした時から、ずっと。
……向き合うと決めた時に、腹は括った。覚悟は決めた。……ま、喜助にはこれまで散々心配と迷惑をかけたからの。喜助も喜助で、これまで儂の面倒を見られて光栄じゃったと涙を流して喜んでいるじゃろうが──そろそろ、落ち着くところを見せても良いかもしれん。夜一様、あのような者に靴をお与えになってはいけません!大前田の靴で十分です。



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6 :市丸ギン
2025/03/21(金) 17:41


えらい困ってたわ。「砂漠で胡麻を見付けるようなものじゃない?」やって。……日記の存在を知ってたらすぐに見つかるやろうけど、もし知らへんねやったらホンマに砂漠の砂から胡麻を拾い上げるんと変わらへんから──、1ヶ月経っても見付けられてへんかったら、もうちょっとだけヒントをあげてもええかもしれへんね。

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そういえば、ボクがおらへん間は何してるんやろ、と思て聞いてみてんけど、──やっぱり、ボクは乱菊とおるんが好きや。ボクがおらへんかったら何にもできへん、息の仕方も分からへんなる、って言う子より、ボクはボク、乱菊は乱菊、てお互いある程度の線引きながら付き合えるんがええ。死神なんてやっとったら、いつ死んでしまうかもわからへん。特に、隊長を務めとったら、尚のこと。危……ボクがおらへんかったら生きるも死ぬもできへん、なんて言われたら、どないしようもなくなってまう。進む一歩が、踏み出されへんようになってまう。

やから、乱菊も、乱菊とおるんも、好きや。乱菊はボクのために変わろうとしてくれるし、それと一緒に、ボクのせいでメチャクチャになってはいるんやろうけど、自分自身を損なうようなことも、自分の身を擦り減らすようなことも、全部投げ出すことも、せえへんから。

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人のことを起こす、て難しいことやろ?
やります、て言うても、躊躇ってしもて、中々できへん。けど、──乱菊は、ええ子やから。独り言みたいに沢山話しかけて、ボクのことを起こそうとしてくれる。
乱菊がおる日と、乱菊が起こしてくれる日は、目覚ますんがほんのちょっとだけ楽しみやねん。朝起きるんはあんまり好きやないし、なんやったら、昼寝から目覚ました時も気分が重なることが多いんやけどね。
起きたらまた話せる、起きたらまた声が聞ける、て思えるからやろか。

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書ける時は毎日ちょっとずつ書いていこかと思ってんけど、中々難しいもんやね。纏まった時間と、……あとは、分からへんように嘘吐いて、ああ、けど、吐く嘘は三ヶ月後の乱菊が拗ねへんようにせなあかんから、それも難しいなァ……。やりたい事はぜーんぶ、素直に言う、て決めてんねん。やから、やりたいけど我慢してる事は書かへんし、他の人が頭にチラつくかもしれへんことはもっとなし。あーあ、えらい書くんが難しい日記になってしもたわ。

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0322
はい、ボクの負け。
あたしの勝ち……なのかしら。なんだか勝ち逃げされたような気分だわ。



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5 :四楓院夜一
2025/03/19(水) 09:02


砕蜂は、喜怒哀楽を丸ごと全部儂に伝えようとするきらいがある。……元々はここまで素直でも、分かりやすくもなかったんじゃが。儂と過ごすうちに、すっかり分かりやすくなってしまってな。……全く。愛おしいという言葉一つで片付けて良いかも怪しいほどに、愛おしい。

儂の気持ちとは裏腹に、本人は「夜一様のせいでこうなった」とひたすら不服そうにしておるがの。全て夜一様のせいです。……ですが、最近私のせいで夜一様もそうなっているのだと思い知りました。

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儂の好きなところと、尊敬しておるところを並べてみろ、と言ったところ「これまで話したことの全て」「ですが、それだけでは退屈なのでもう少し考えます。」ときた。夜一様は、強さも美しさも凜々しさも気高さも日々更新されるものですから、どこを挙げるか選抜する苦悩たるや筆舌に尽くし難く……!

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さて、さすがの儂と言えど、フェアプレーの精神はある。スポーツをするならスポーツマンシップに則り、試験を受けるのならば会場の規定の隅々にまで目を通し、規則に従い時間内で受講をする。……つまり、結論を話すが。ここの存在を、示唆すらせずに一方的に意地悪をしかけるのは、いくらなんでも可哀想じゃろう?……と、言うことで。ふんわりと、外に隠し物をしてきておることを砕蜂に伝えた。はてさて、これが吉と出るか凶と出るか。いずれにせよ、答えがわかるのは三ヶ月後──或いは、それより前か。



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4 :四楓院夜一
2025/03/16(日) 07:53


さて、先に一言断りを入れておく。
この日記は砕蜂への嫌がらせ──もとい、いたずら、意地悪、それに類するものとして作ったもので、「いつか」本人に気付かれることを前提として作っておる。とは言え、その「いつか」が来るまでは核心を突くようなことは話さんじゃろうし、ない話も多分に混ぜる。そうじゃな、具体的に言うと、この頁を除いた全ての頁に「ない話」もしくは「小さな嘘」が必ず一つは混ざる。どれが本当で、どれが嘘かは砕蜂なら分かるじゃろうし、おぬしらから見れば嘘か真かはさしたる問題じゃろう?──まァ、作ったものの、そもそも砕蜂が日記という文化に明るいかどうかすら儂は知らんのじゃがの。明るくはなかったのですが、夜一様がなさっていることなので勉強いたしました!
ああ、そうじゃ。この頁は嘘は書かぬと言った手前、これも併せて明らかにしておくが、儂と砕蜂は、普段は「儂」でも「砕蜂」でもない。故に、砕蜂からすれば尚見つけにくい日記となるわけじゃが……、いつまで経っても気付かれんのも退屈じゃからの……。一先ず、儂が日記の存在を明かさずに過ごすのは三ヶ月としよう。三ヶ月ののち、砕蜂が先に日記を見つけられればあやつの勝ち、先に気付かれれば儂の負け、と言うことになる。
あやつは口を開けば「自分ばかりがこんなにも」と嘆いておるからのう。たっぷり三ヶ月かけてあやつの話をして、季節が一つ変わった頃に思い知らせてやろうと言う訳じゃ。仮に、三ヶ月経つ前に見つかったところで、三ヶ月先を当たり前に考えて、こんな手の込んだ仕組みを作る程には、と言えるからの。どう転んでもあやつに良い影響を──与えられる、はず、……と、少なくとも今の儂は思っているんじゃが、果たしてどうなることやら。ふ、……今から三ヶ月後が楽しみじゃ。

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折角じゃ。三ヶ月後の砕蜂に充てて、三ヶ月前の儂から言伝を残しておこう。──砕蜂。儂の勝ちじゃ。先に見つけられておれば、おぬしの頼みをなんでも三つまで叶えてやろうかと思っていたんじゃが、残念じゃのう!三つ……。毎日……いえ毎朝毎晩、有り余るほど叶えていただいてます……



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