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┗1089.SSスレッド(131-150/290)

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149 :月霞
2009/04/10(金) 17:23:18

>>148
ありがとうございます
わかりました、小説の頭に注意事項を明記しておきます

(ez/W64SA, ID:3yZNWKjcO)
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148 :SSスレ愛読中
2009/04/10(金) 13:13:01

>>147
若干ぼかすなら良いんじゃないかと思う。
アイテム討論スレもあるし。
でも一応小説の頭に、【ネタばれがあります】とか一言合ったほうが親切かもしれない。

>>146
おっさんただのごろつきと思ったら…
ペドwwww
マヤちゃん保護しないと確かにヤバイ。

(Win/MSIE, ID:rGuVOvd20)
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147 :月霞
2009/04/10(金) 07:47:41

>>146
投稿お疲れ様です
主人公災難ですね(笑)
どう切り抜けるのか、続き楽しみにしています

私も触発されて一本書いたのですが、若干本編のネタバレがあるので投稿しようか迷っています
内容は出来る限りぼかしているのですが、投稿しても問題ないでしょうか?
問題なければ昼から夕方にかけてゆっくり投下しようと思います

(ez/W64SA, ID:3yZNWKjcO)
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146 :匿名
2009/04/09(木) 23:09:33

一度区切ります。

投下されたい方、どうぞ。

あらすじは>>126

はじめは>>91

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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145 :匿名
2009/04/09(木) 21:58:23

にこやかさの裏になにかぬめったドス黒い感情を感じる。

(ええー…?
なにコレ…
たまにまともな事言ってっと思ったら、嫉妬?
まさかコレ幼女に対する嫉妬なの?)

生返事をしつつ薄ら寒いものが俺の背中を駆ける。

とりあえず、話を切り上げてさっさと集落へ向かう道程も戻ったほうが良さそうだ。
このまま夜になったら、背後から味方に刺される可能性がある。その前に、さっさと集落に着かなくてはならない。

普段なら俺が馬鹿をやれば俺が死んだり軍営休憩所から名声値半分で再出発したりすれば良いだけだが、今俺が死ぬと結構な確率でマヤの身が危ない。

俺「まだ…こんな所で死ぬ訳にはいかない…ッ!!」

つぶやいて、ふと気付く。

(て…敵が、増えてる!!)

無意味に災いの種ばかり増やしたまま、俺達は再び集落へと向かった。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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144 :匿名
2009/04/09(木) 21:40:02

カイジ「来る時ぁ襲われんかったんですけんど…狙ったんですかいのう…?」
俺「いや…出くわしたのはたまたまだと思うけどな…」

こんな戦力では、下手をしたら一般人の一団にも撃退される。
たまたまの遭遇戦だったと見たほうがいいだろう。

マヤ「だいじょぶだよー
おいちゃんいたら、ぜんぶやっつけてきれーとよ」
俺「…あ、あー…」

頼りにされるのは悪い気はしないが、二十になったばかりでおいちゃん呼ばわりは少しアレだったりする…と、ちょっと口ごもっている俺の頭が不意に掴まれた。

オッサン「どうしたんだい?
楽しそうだネ♪
でも襲撃も受けたことだし、早くここを離れたほうがいいから先を急ごうヨ☆」
俺「え?あ…はあ…」

なんだかオッサンが気持ち悪いにこやかさで俺の頭を掴んでいる。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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143 :匿名
2009/04/09(木) 21:22:27

ということは…

(あれも、斥候か…?)

小鬼とて、戦力が無限なわけはない。
それでいて、明確に襲撃する目的な一団を弱い連中で構成することはないだろう。

オッサン「まあ、出す前に少しの隙があるが、そこは問題ねえ。
なにせその間、心からの絆で結ばれてるお前が盾になってくれんだからよ…」
連れ「お安い御用っス!
兄貴のためなら命なんざ安いもんス!」

ここは、ランドリートからは遠い。
しかし、目的地にまで到達していない以上、目的の集落よりランドリート寄りではある。

(なぜ…ここに斥候が…?)

不安をはらんだ疑問がよぎった俺の頭に、声が割り込んだ。

カイジ「た…助かりゃあした。
ありがとうございます。」
マヤ「おいちゃんありがとー」
俺「お…おいちゃ…?」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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142 :匿名
2009/04/09(木) 21:01:57

オッサン「全身を捻り溜めを作り、自分の筋肉がねじ切れんとばかりのその瞬間、開放…捻りに対しての反発、瞬間的な加速、敢えての大きな周径による遠心力は実に全身の筋力を合計した約二倍にも達し…」
連れ「恐ろしいっス!
兄貴が味方で良かったっス!」

襲撃されたと言っても、特に手ごわかったわけではない。
数もそんなに多くなかったし、強い個体でもなく、連携もとれていなかった。

頭の悪い小鬼の中でも、程度の低いほうだろう。

オッサン「しかし俺はそれを更に敵の攻撃に合わせてカウンターで撃つことによりその威力は四倍、よしんば防がれたとしても速度を殺さずに放たれる返しにより八倍、万が一にも防がれた場合には、最後の奥義であるトリプルクロススラッシュオーヴァーによりその威力は十二倍にまでも」
連れ「とんでもねえっス!
鬼っス!」

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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141 :匿名
2009/04/08(水) 22:21:24

連れ「すげース兄貴!」
オッサン「…フフ…わかるか、今の技の凄さが。
え?」
連れ「スゴすぎでわかんねっス!
教えて欲しいっス!」
オッサン「しょうがねえなあ…
じゃあ説明してやらア。
この技はな…」

あらかた小鬼が片付き俺が穂先を拭こうかという時、なんだか仕込みくさいやりとりが始まった。

技…というか、単に思っくそ振っただけにしか見えなかったが、本人的には技であるらしい。

チラッチラとマヤに視線をくれながら続けられる説明に、俺は溜め息をついて周囲を見渡した。

オッサン「このスラッシュオーヴァーは習得に天賦の才が必要とされ、その使い手は歴史を見ても数人しか存在しないと言われていてなー」
連れ「すげーっス!」

一通りの支度を済ませランドリートの都を出て小半刻、途中までは何事もなかったが、半ばで急に小鬼の一団に襲われた。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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140 :匿名
2009/04/08(水) 21:54:58

俺にというか、俺のすぐ後ろのマヤに笑いかけたのだろうが…なんだか俺に笑いかけられてるようで気色が悪い。

俺はと言えば、カイジとマヤを俺の後ろに下がらせて、遠くから槍でぷちゅぷちゅ小鬼を突いていた。
オッサンとは対照的と言えるだろうが…

(…なにやってんだ、あのオッサン。)

別に腰が引けてるとかではなく、それで充分だからそれだけなのだ。

わざわざ雑魚に全力全開でオーバーキルしてなんの意味があるというのか。

ましてや、逃げる、はともかくとして、回避とか防御とかの考えが一切ない相手。
特に細工なく剣を突き出してせいぜい正中線のどこかに10cmも切っ先を突き込めばそれで十分だ。

無駄の塊のような仕留め方を薄い目で見ることしかできない俺を置いて、オッサンは一人上機嫌だった。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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139 :匿名
2009/04/08(水) 21:35:20

高い日が梢の葉を打つ。

風も強くなく、しかしそよぐ程度に肌を日差しの熱から冷まし、過ごしやすい良い日よりだ。

ランドリートから郊外に向かう間、天候にこれだけ恵まれると、移動はとても快適で順調だった。


『だった』というのは、もう快適ではないということだ。

涼やかな風が吹き抜ける街道に、今は獣の甲高い鳴き声とそれと似たようなダミ声が交錯していた。

オッサン「食ぅウらええェェいあァア!!!」

気合いと共に繰り出された驚くほど隙のデカい横薙ぎが、小鬼の胴体に叩き込まれる。

被弾箇所から上が中空に吹き飛ばされ、街道脇の根元にドンと鈍い音をたてて落下し転がった。

俺「…」

打ち終わりの体勢のまま残心よろしく静止している男がゆっくりと立ち上がり、俺に向かって振り向き髭面を綻ばせた。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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138 :匿名
2009/04/08(水) 21:04:37

続きをいかせていただきます。
ヴェスペリアのために360買ったのに色々shockな今日このごろ、でもエースのためでもあったしいいもんねーとかごまかしつつ再びよろしくお願いいたします。

あらすじは>>126

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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137 :大灯台の作者
2009/04/06(月) 16:14:41

>>136
そうですね(・ω・;)
紛らわしい書き方をしてしまいすみませんでしたm(_ _)m
>>132さんの書いて下さった小説の続きは、いつか私がきちんと書きます。
自分の小説を投稿したい方は気にせず投稿して下さい(・ω・*)

(ez/W51S, ID:nMpnFGWhO)
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136 :匿名
2009/04/06(月) 14:04:10

>>135


な、なんでしょう
『この後に気にせず投下して下さい』
のあたりが
『この作品の続きを他者が続けてもよい』
と読めたのかもしれません。

もしそういう意味ではないのなら、そうではないとキチンと意志表示をしておくことが、今後を考えて大切と思います。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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135 :大灯台の作者
2009/04/06(月) 13:35:27

>>134
はい(・ω・;)
ビックリしました(´`;)
中途半端に終わらせた私がいけなかったのでしようか…。

(ez/W51S, ID:nMpnFGWhO)
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134 :匿名
2009/04/05(日) 23:59:45

えっ??
ご本人じゃない人が続きを勝手に書いたのですか…??

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
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133 :大灯台の作者
2009/04/05(日) 23:55:38

>>132
おお∑(゚д゚)
続きを書いて下さり有難うございます!
嬉しいです(*^ω^*)


自分の小説投稿したい方は気にせず投稿して下さいね。

(ez/W51S, ID:nMpnFGWhO)
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132 :匿名
2009/04/05(日) 11:12:23

柴犬の後ろには、首が半ば取れかけている二体のガーゴイルが地に伏していた。
(柴犬に助けられるとは…情けない…)
「ワンッワンッ」
(こいつは心配してくれてるのかな…?)
「ワンッワンッ」
(…こいつに賭けてみるか)
「お前…誰か人を連れてきてくれないか?」
「ワンッ」
そう言って、柴犬は階段を降りていった。どうやら伝わったようだ。

しばらくして、2人の冒険者と、先程の柴犬が走ってきた。

(i/P01A, ID:VTxqJ/YCO)
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131 :大灯台2
2009/04/04(土) 22:38:20

(…やばい)

私は立ち上がろうと足に力を込めた。
が、背中に激痛が走り、呻き声とともに床に倒れる。
さっきの一撃で背中の骨が数本砕けたようだ。

ドシン…ドシン…ドシン…

逃げる術が無い私には、ガーゴイルの足音が死へのカウントダウンに聞こえた。

…ドシン…ドシン

だんだん迫ってきていた足音が止んだ。

顔を上げた私が見たものは、腕を振り上げている2体のガーゴイル。
ガーゴイルがその拳を振り下ろせば私の頭蓋骨は砕け、一瞬で屍に変わるだろう。
死を覚悟した私は目を閉じた。

(………………………あれ?)

しかし、いつまで経ってもガーゴイルの拳が襲いかかってこない。
ゆっくりと瞼を開くと、そこには…

「ワフッ」

一匹の柴犬がお座りしていた。


…取り敢えずここまでです。
いつか続き書きますが、いつになるか解らないので、小説投下する方はこの後に気にせず投下して下さい。

(ez/W51S, ID:nMpnFGWhO)
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132 :匿名
2009/04/05(日) 11:12:23

柴犬の後ろには、首が半ば取れかけている二体のガーゴイルが地に伏していた。
(柴犬に助けられるとは…情けない…)
「ワンッワンッ」
(こいつは心配してくれてるのかな…?)
「ワンッワンッ」
(…こいつに賭けてみるか)
「お前…誰か人を連れてきてくれないか?」
「ワンッ」
そう言って、柴犬は階段を降りていった。どうやら伝わったようだ。

しばらくして、2人の冒険者と、先程の柴犬が走ってきた。

(i/P01A, ID:VTxqJ/YCO)
134 :匿名
2009/04/05(日) 23:59:45

えっ??
ご本人じゃない人が続きを勝手に書いたのですか…??

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
135 :大灯台の作者
2009/04/06(月) 13:35:27

>>134
はい(・ω・;)
ビックリしました(´`;)
中途半端に終わらせた私がいけなかったのでしようか…。

(ez/W51S, ID:nMpnFGWhO)
136 :匿名
2009/04/06(月) 14:04:10

>>135


な、なんでしょう
『この後に気にせず投下して下さい』
のあたりが
『この作品の続きを他者が続けてもよい』
と読めたのかもしれません。

もしそういう意味ではないのなら、そうではないとキチンと意志表示をしておくことが、今後を考えて大切と思います。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
146 :匿名
2009/04/09(木) 23:09:33

一度区切ります。

投下されたい方、どうぞ。

あらすじは>>126

はじめは>>91

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
147 :月霞
2009/04/10(金) 07:47:41

>>146
投稿お疲れ様です
主人公災難ですね(笑)
どう切り抜けるのか、続き楽しみにしています

私も触発されて一本書いたのですが、若干本編のネタバレがあるので投稿しようか迷っています
内容は出来る限りぼかしているのですが、投稿しても問題ないでしょうか?
問題なければ昼から夕方にかけてゆっくり投下しようと思います

(ez/W64SA, ID:3yZNWKjcO)
148 :SSスレ愛読中
2009/04/10(金) 13:13:01

>>147
若干ぼかすなら良いんじゃないかと思う。
アイテム討論スレもあるし。
でも一応小説の頭に、【ネタばれがあります】とか一言合ったほうが親切かもしれない。

>>146
おっさんただのごろつきと思ったら…
ペドwwww
マヤちゃん保護しないと確かにヤバイ。

(Win/MSIE, ID:rGuVOvd20)
91 :匿名
2008/11/05(水) 21:58:16

〔また、別の始まりの話〕




『あれ?
女学者と女弟子とかのくだりじゃないんですか?』
『はい、違います。
落選ですね。
残念。
ブッブー。』





不意に船の中で目覚めた時に感じたのは、何かを逃したような感覚だった。

かと言って、なにか損をしたという訳でもなく、やもしたら大いなる貧乏クジを回避できたような気もするのだが、それはそれとしてなにか万人が受けられるサービスを受けられなかったような妙な理不尽さを感じる。

しかしその出所は分からず、疑問は雑多な歓声にかき消された。
なにやら船内で喧嘩でも起こっているらしい。

騒ぎすぎると船から放り出される事さえある以上船内の喧嘩は珍しい事ではあったが、この船に乗っているのはある意味追い詰められた末ね博打のような選択で本国から乗り込んだような連中が多いのも事実だ。
期待しつつも実は逃避に似た前途の見えない鬱々とした気分を少しでも紛らわそうと、気持ちの澱を弱っちそうな奴にぶつけてみようかという連中がいたとしても、特におかしくはないのかもしれない。
見れば、確かにアヤをつけられているらしい奴はどうにも厄介事に巻き込まれやすそうな面構えをしている。

(あンだかなア…

わざわざ船ン中で、周りン目ン中で一人を二人でどうにかしたって、どうにかなんのか…?)

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)
126 :いままでのあらすじ
2009/04/04(土) 12:23:50

旗本の三男坊(?)的な生まれのため家を継ぐ目もなく、なかばヤケクソ気味に当代随一の魔域と名高いフローリア諸島に渡航した主人公。

しかし、例えなんのアテもないとはいえ新天地、根拠はなくとも少しは希望抱いていたが、船内でとても疫病神っぽいオッサン二人に懐かれいきなり幸先にミソがついてしまう。

案の定、上陸後いきなりオッサン達は酒場で本領を発揮し、さあボコられるぞというまさにその時、一行は少年に声をかけられる。

その少年は小鬼撃退の依頼を持ちかけてきたのだが、割に合わな過ぎるため主人公も一度は断ろうとする。

しかし少年の妹を目にした途端、オッサンが立つ。

オッサンは、ペドだったのだ。

主人公は少年達の集落というか少年の妹を守るため、やむなく少年の依頼を受けることとなる。

(ez/W61T, ID:3Cu7xFH5O)