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┗212.小さな殺し屋さん(41-60/178)
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41 :ねむねむ
2021/09/26(日) 11:22:57
>>37
わかったよ!(o^―^o)ニコ
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42 :げらっち
2021/09/26(日) 18:47:28
番外編も楽しみじゃの~
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43 :げらっち
2021/10/01(金) 16:12:00
休日になったら、私もカキコ勢に負けないよう小説を書こう…
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44 :ねむねむ
2021/10/06(水) 17:08:02
げらっち頑張れ~!(o^―^o)ニコ
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45 :げらっち
2021/10/07(木) 21:30:08
ありがと~
皆に「書いてもらう」だけでなく「読んでもらう」ようにがんばる!
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46 :ねむねむ
2021/10/09(土) 17:26:25
絶対読むよ!(o^―^o)ニコ
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47 :げらっち
2021/10/09(土) 21:13:44
絶対書く……………とは言い切れないよ
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48 :ねむねむ
2022/01/17(月) 18:44:17
小さな殺し屋さん番外編
……の前にちょっと確認を。
まず、小さな殺し屋さんはゲームが現実になってしまったというホラー?小説です。
よって、もともとゲームのキャラクターが現実に潜んでいたわけではなく、TRUE ENDを迎えてしまったことによって現実となってしまったということを承知しておいてほしく……
番外編では、現実のお話をします。
なので、そこら辺がごちゃ混ぜになるとやばいなぁと思って注意書き?をさせていただきました。
以上、世界一わかりやすくない説明でした。
質問等ありましたらこのスレに直接書いていただければなと思います。(*- -)(*_ _)ペコリ
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49 :げらっち
2022/01/17(月) 18:51:53
ねむねむ!!
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50 :ねむねむ
2022/01/17(月) 19:12:28
番外編
No.1 『ひとりぼっちの彼女』
ー25年前ー
「なぁ、野村。」
「なに?」
「アイツ、髪の毛、金髪にしてるぜ。やばくね?」
ギャルではなかった。
どちらかと言えば、黒髪のショートカットがよく似合うような、大人しい、だが少し大人びた子だった。
「なんで染めたの?」
「いや俺は知らねぇけど……ほら、アイツの家庭って複雑じゃん?まぁ、アイツも寂しいんじゃね?」
親に愛されていない子だった。
だから気を引こうとしたのだろう、よくそういう……不良じみたことをしていた。
僕は知っている。そんな彼女に、いつも熱い視線を向ける人がいることを。
だがその熱い視線は何だか変だった。
どちらかと言えば、ストーカーよりのような……少し怖い目だった。
その彼の名は、山本といった。
「ねぇ、彼女のどんなところが好きなの?」
僕が日直の日だった。
職員室に日誌を届けに行く僕と、担任に用事があるらしい山本。
必然的、というか、なんとなく一緒に行くことになった。
その時、なぜかは未だに分からないが、そう聞いた。
聞かなければ良かった。
あいつと関わらなければ良かった。
そう後悔するのは、僕が大人になってからの事だ。
この時は、まだ知る由もなかった。
僕の質問に、山本は恍惚とした表情で答えた。
「だって……素晴らしいと思わないか?
愛を求めてもがく姿は哀れだが美しい。
これ以上の芸術はない。
いや、芸術とひとまとめに言っていいものではない。
芸術を超えた……なにかだ。
なんて言えばいいんだろう……色で表すことにはできない、そう、絵にすらできない何かだ。
人の心に突き刺さる……そんな……何かだ。」
なるほど、かなりの変質者だったようだ。
「彼女」を愛しているのではなく「彼女の姿や行動」に何やらときめくものがあるということだろうか。
僕にはよくわからなかった。
ただ、なんとなく嫌な予感がした。
コイツと関わるとヤバいかもしれないという予感。
だがそんな予感はすぐに消え去ることになる。
なぜなら、僕は、それ以上に戦慄する出来事に立ち会ってしまったから。
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51 :ねむねむ
2022/01/17(月) 19:12:58
>>49
やほー!(o^―^o)ニコ
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52 :げらっち
2022/01/17(月) 19:15:13
ねむねむ久しぶり…!
みんな心配していたよ!
やっきー(みZっち)や露空(さかつゆ)、まおなど、みんなゲラフィに来てくれたよ!
カキコ支部からは撤退してしまったからね。
早速小説を載せてくれてありがとう。
私も小説を書いているので、よかったら読んでくれ!
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53 :ねむねむ
2022/01/23(日) 09:42:27
>>52
おひさー!
ごめんね、ちょっと定期テストガチ勢になってました(笑)
そうかぁ、撤退したのか……
結局総合掲示板の方には行けないまま(トラブルのせい)
なんで行けなくなっちゃったんだろうね(;・∀・)
どういたしまして
書く書く詐欺してたからいい加減書かなきゃなとか思いまして(笑)
了解!(o^―^o)ニコ
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54 :やっきー
2022/01/23(日) 10:59:11
感想を書くためにもう一度読みました。結末を知っているのに、それでもなおラストでゾクッとしました。
自分の才能に囚われてしまった少女の人生はあまりにも悲しくて、そばに少女自身を純粋に想ってくれる男がいたことが唯一の救いだと思います。
護身術のために両親が教えたことが逆に少女を苦しめることになって、両親も少女に罪悪感を抱いていると思う。少女も自分が殺した人に罪悪感も抱き、そして本文を見る限り両親もその気があって、『罪悪感』のサイクルが形成されている。そしてさらに物語自体がループしていて、本当に素晴らしい小説です。仕掛けられた伏線もいい味を出していて、ねむちゃんすごい。尊敬。
番外編も楽しみにしてます。
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55 :ねむねむ
2022/01/24(月) 14:08:51
>>54
ありがとう!!!!!!!!!!(≧∇≦)
めちゃ嬉しいっす
どんくらい嬉しいかって言うとね、今日たぶん世界終わるよってくらい(語彙力)
番外編、期待に添えますように……(;・∀・)
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56 :ねむねむ
2022/01/24(月) 14:23:06
No.2 『赤色』
そうして若干引いた僕と山本は職員室の前に立った。
どちらが扉を開けたのだろう……たしか山本だった気がする。
扉を開けた途端に聞こえた怒声と悲鳴、そして真っ赤に染まった床……それらに僕らは硬直してしまった。
先生たちの混乱が僕らにも伝わり、僕の頭は何があったのか整理しようとする。
先生たちは怯えている。何にだ?
「やめろ!やめるんだ!!落ち着け!!!」
先生たちの恐怖が混じった視線の先に、ポツンと一人で立っている女子生徒がいた。
彼女だった。
だが彼女は制服を着ていなかった。
……いや、違う。アレは制服だ。
でも、でも……色は真っ赤だ。
あの色は……まさか……
先生たちの方を見る。
男の先生たちの後ろで、保健室の先生が『何か』を必死に冷やしたり布を巻いたりしていた。
アレは、人だ。布じゃなくて、包帯だ。
彼女の方に視線を戻す。
危ない。逃げろ。
頭の中ではそうしなきゃいけないと思っているのに、体が石のように固まったまま動かない。
金縛りにでもあったかのようだ。
先生たちもそうなのだろう。
皆、手の先が震え、目を大きく見開いている。
「大人なんて、信用できない。」
うっすらと笑みを浮かべて彼女は言った。
あの時彼女はたぶん、悲しい、寂しい表情をしていた。
どこか諦めたような、それでも縋り付きたいような、そんな自分を抑え込むような、そんな顔だった。
でも、その時は身の危険に気を取られて、そんなことはもちろん考えられなかった。
怖い。逃げなきゃ。危ない。
彼女は自身の左手にあるものを自分のハンカチでこすった。
キラリと、それは光った。
赤で光があまり反射していなかったのだろう。
今までは目立っていなかったが、彼女よりも、刃物の方に目が向く。その場で最も存在感を放つものが、彼女から刃物に変わった。
拭き取り切れなかった赤を、彼女はペロリと舐めた。
一回やってみたかった、とでもいう風に。
「まず。」
顔をしかめる。
きっとあれは、彼女の赤じゃない。
アレは……。
保健室の先生が懸命に手当てをしていた人のことが頭をよぎった。
どくん、どくん
胸の鼓動がやけにうるさい。
彼女に聞こえたら殺されるかもしれない。
息が苦しい。
知らず知らずのうちに呼吸を止めていた。
震えながら、浅く息を吐き、薄く息を吸う。
彼女から目が離せない。
誰も、何も言わない。
ただ、重苦しい緊張感だけが、その場を支配していた。
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57 :ねむねむ
2022/01/24(月) 14:37:38
No.3 保健室の先生の追憶
そんな緊迫した状況の中、震え、怯え、恐れ、そうした感情の渦に呑み込まれそうになりながらも興奮している者がいました。
25年経った今でも忘れられません。
とりあえず職員室に来ていた生徒たちを逃がさなければと、扉の方を見ました。
そこに、目を大きく見開いて彼女を食い入るように見つめている子がいました。
最初は、怖くて逃げられず固まってしまっているのだろうと思いました。
でも、よく見ると違いました。
彼は、らんらんと目を輝かせていたのです。
私はそんな彼を見て、震えました。
狂っている、そうとしか言えないのです。
彼は血に興奮していたのでしょうか。
それとも、事件を起こした彼女に興奮していたのでしょうか。
25年経った今でも、それは聞けないままになっています。
それを聞いてしまえば、彼は彼女と同じようなことをしてしまうような、そんな気がしたからです。
彼女は、傷害事件だけでなく、殺人も犯しました。
ですが、少年院のようなところには入りませんでした。
なぜか?
彼女は、いなくなってしまったのです。
失踪?
いいえ、違います。
彼女は、殺したのです。
自分を。
それが、彼女が起こした殺人なのです。
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58 :やっきー
2022/01/24(月) 16:54:19
>>55
ねむちゃんらしい返しだね笑
番外編も完結したら感想書くつもりだから楽しみにしててね!期待はするな!
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59 :ねむねむ
2022/01/24(月) 17:09:22
>>58
大人になっても語彙力は成長しない予定(笑)
おお!ありがとう!!(≧∇≦)
番外編あんまり期待しないでおいて!(笑)
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60 :やっきー
2022/01/24(月) 17:13:42
>>59
既にもう成長してるのでこれ以上成長されると追いつく自信が無い
アハハ、嫌だなあ、期待してるに決まってるじゃないか。
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49 :げらっち
2022/01/17(月) 18:51:53
ねむねむ!!
52 :げらっち
2022/01/17(月) 19:15:13
ねむねむ久しぶり…!
みんな心配していたよ!
やっきー(みZっち)や露空(さかつゆ)、まおなど、みんなゲラフィに来てくれたよ!
カキコ支部からは撤退してしまったからね。
早速小説を載せてくれてありがとう。
私も小説を書いているので、よかったら読んでくれ!
54 :やっきー
2022/01/23(日) 10:59:11
感想を書くためにもう一度読みました。結末を知っているのに、それでもなおラストでゾクッとしました。
自分の才能に囚われてしまった少女の人生はあまりにも悲しくて、そばに少女自身を純粋に想ってくれる男がいたことが唯一の救いだと思います。
護身術のために両親が教えたことが逆に少女を苦しめることになって、両親も少女に罪悪感を抱いていると思う。少女も自分が殺した人に罪悪感も抱き、そして本文を見る限り両親もその気があって、『罪悪感』のサイクルが形成されている。そしてさらに物語自体がループしていて、本当に素晴らしい小説です。仕掛けられた伏線もいい味を出していて、ねむちゃんすごい。尊敬。
番外編も楽しみにしてます。
55 :ねむねむ
2022/01/24(月) 14:08:51
>>54
ありがとう!!!!!!!!!!(≧∇≦)
めちゃ嬉しいっす
どんくらい嬉しいかって言うとね、今日たぶん世界終わるよってくらい(語彙力)
番外編、期待に添えますように……(;・∀・)
58 :やっきー
2022/01/24(月) 16:54:19
>>55
ねむちゃんらしい返しだね笑
番外編も完結したら感想書くつもりだから楽しみにしててね!期待はするな!
59 :ねむねむ
2022/01/24(月) 17:09:22
>>58
大人になっても語彙力は成長しない予定(笑)
おお!ありがとう!!(≧∇≦)
番外編あんまり期待しないでおいて!(笑)
37 :げらっち
2021/09/26(日) 01:22:03
>>30
とうめいの読み方、わかる?
30 :げらっち
2021/09/25(土) 17:24:32
野村輝樹 だけフルネームで出ているという驚異のフラグ。
>カキコの小説コン、銀賞受賞作品!