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┗250.ネット小説相談所・二(302-321/440)

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302 :げらっち
2022/07/17(日) 15:35:45

考えも無しにゲーレンを書き始めた。
珍しくCGR以外の小説を書いとる。

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303 :げらっち
2022/07/27(水) 02:23:31

さて、数ある迅の作品の中でけっこう好きなのは『衰没都市リベルスケルター』です。

[返信][編集]

304 :げらっち
2022/08/23(火) 22:32:19

バカセカ最終回まっしぐら
ネタバレありの感想どす

最近驚かせられることが多い
スナタああああああああ!!!!!! が裏ボスとは…最初から読み直したら大分見方が変わってくるね。
ビリキナあああああああ!!!!!! 死なないでくれ!
↑上記の2人は結構好き。

あ、朝日くんの腕がキモチワルイことに…
CGRのR指定議論を呼んだ問題シーンそっくりだ!

[返信][編集]

305 :やっきー
2022/08/23(火) 23:23:52

>>304
感想ありがとうございます!まだ完結してないのにもらえるなんて感謝感激あびゃらかわっしょいです。びっくりしてくれてうれしい。やったね。

スナタああああああああ!!!!!! の本性はきっとみなさんにびっくりしていただけたと思っていましたのでげらっちの反応がとても嬉しいです。
ビリキナあああああああ!!!!!! はどうなってしまうんでしょうねぇうへへへへへ。明日色々わかるかも。
わたしも二人すき。いやみんなかわいいが。

バレましたか。CGRのあのシーンの気持ち悪さの虜になってしまってパクr((いえ参考にさせていただきました。

感想ありがとうございました!

[返信][編集]

306 :げらっち
2022/08/31(水) 14:41:13

パクr?

今日はバカセカ完結日…!
最新分も読んで準備OK!

[返信][編集]

307 :げらっち
2022/08/31(水) 21:54:25

バカセカ完結おめでとおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

[返信][編集]

308 :やっきー
2022/08/31(水) 22:27:12

>>306※バカセカネタバレあり

周りに誤解のないように言っておくとパクっ 参考にしたのは朝日くんの腕が蠢いてるシーンと無数の目玉が壁に埋まってるシーンだけで他は違う。似てるところもあると感じるかもしれないけどそこはたまたまだー!!!
いつもありがとうございます。

>>307
ありがとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!

[返信][編集]

309 :げらっち
2022/09/01(木) 00:14:55

今日中に全部読んで、近いうちに感想書く!
カキコでも言ったが、あれだけの長編を書き続けることは誰にでもできることではなく、書き上げることは偉く、美しい!
小説書きの鑑で、カキコ、そして我がゲラフィの宝!神のUFO!

神のUFO!

[返信][編集]

310 :げらっち
2022/09/01(木) 18:43:36

バカセカ読破!!!!

いや~、2年近くにも及ぶ連載完結、おめでとう!
一言で表すと「面白かった」。
稚拙な感想だけど本当にそうなんだ!
最初は王道な異世界学園物かと思われたが、物語が進むにつれ、「神」、「愛」をテーマとした壮大で緻密なストーリーになっていき、ただのチート物ではない崇高さがあった。恐怖さえ感じたよ。
最後の怒涛の更新ラッシュは、ついつい一気に読んでしまった。
序盤は戦闘シーンの少なさを指摘されていたが、最終盤の神々の闘いは本当に迫力があり、バトルの描写の上手さも存分にわかった。

さて、この物語の核となる2つの要素に触れてみる。

まずは、「神」。
作者が神を名乗っているだけあり、神に関しての設定は本当に深い。
複雑でややわかりにくい面こそあれ、重厚な設定が、この物語に立体感を与えている。
次に、「愛」。
注意深くこの物語を呼んだ者ならば、殆どの登場人物が「日向に対する愛」を動機に動いていることに気付けるはずだ。
リュウも蘭もスナタも朝日もジョーカー(イロナシ)もだ。真白は違うけど……
それぞれ違う理由により日向に愛を向ける面々。
種という運命として、神の姉弟だった憐憫として、同じ世界から来た信奉として、依存先として、傀儡として、日向を求め、協力し、対立する登場人物たち。正体が次々に露見し、彼らが激闘する最終盤は見事であった。


概括が終わったところで、次のレスではストーリーに沿って感想を書いていく。
途中までは以前に書いたので、私が特に興味を惹かれた、スナタの豹変シーン辺りから書くとする。
ネタバレ注意!

[返信][編集]

311 :げらっち
2022/09/01(木) 18:49:03

おぎゃあああああああああ!!!!!
そんな…そんな…スナタ好きだったのに。裏ラスボスだったなんて…
まああの4人の中にあって、1人だけ一般ピーポーなわけないもんね…
高飛車だ!
あーあ。第一章ではあんなに仲良かったのに。裏があったとは。読み返すと複雑な気持ちになりそうだよ…
「異世か──」
 い転生とはどういうことで。
↑この書き方すき。

ビリキナああああああ!!
嘔吐してる。コ△ナウィルスに感染した?
ビリキナも好きだったのに。食べられちゃったよ…
でもビリキナは比較的ましな死に方だったね。リンなんかと比べたら。精霊の中では一番くらいに出番多いし。

19話は、特に驚かされた!
いきなり三人称視点になるんだもん。そりゃ反則だよ…
これまで一人称視点だったが、三人称視点も書けるとは!あんなに新鮮で、違和感なく、上手い。
「権力」をぶつけて戦うなど、語彙も見事。今まで脇役と揶揄された蘭とスナタの直接対決、2人が大活躍!
段々わけがわかってきて面白い。
あと「や・だ」かわいい。

20話からは真白のウラバナシ!
キドやモナ、学園長の正体!やはり学園長は仮想生物だったか…
しかもギャグまでやれるとは。壁に突き刺さっとる。そういうボケもできるなんて素敵だなあ。
更に、精霊の女王?チートky(黙

最終盤の新キャララッシュ!シキは1話しか出ない…
ダイヤも登場!
スペードときてダイヤ。クラブとハートは?ハート「ひでぶ」
マットレ…マストレスの解説も謎が解け、面白い!
フェンリルが暴れてる!しかしすぐに種に変わった!フェンリルの出番少ない!
種怖い。落書きや文字、3つの三日月という顔の表現。本当に恐ろしい。畏怖。この描写力は流石だ…
文字をはみ出させるカキコの仕様を利用したメタ表現も○。

メイン4人の衝突!

朝日はお姉ちゃんが大嫌い?
次の瞬間、日向がマストレスに!華奢な身体に肉がついた。太っt
『この馬鹿馬鹿しい世界にも……』の題名の意が、ここで明らかになるとは。
スナタ(名無し)vs蘭(ヘリアンダー) 名無しの権兵衛強い!が、消されるスナタ!お高かったのに、噛ませだ!メイン4人で唯一、救いが無い…?
小説から退場した。
CGRのようにメタ表現が増えた?

ゼノ、唯一のまともな人(?)として最後まで居てくれました。
彼女は未来に行き、自身の願いを叶えるのか?

蘭が主役級だ!!!
ここにきて蘭の株が急上昇!もはや主役。かっこいい!実は4人の中で一番人間らしい純粋な感情の持ち主?
蘭だけは理性を保ったまま、愛を持っていた。日向だけでなく、リュウやスナタにも。
苦手な水に落ちたのに復活。火柱が海を蒸発させ、太陽を生み出すシーンはカッコいい!
太陽神だけあって超強い!種に勝つとは。まあ一番強いのスペードだけど…
あまり活躍の無かったゾンビ…

キセキ!なんとまあ、魔法少女のような技名だ!

種の最後の台詞「Gartais tbii」翻訳にぶち込んだがわからん。何か意味があるのだろうか…
リュウが戻った。良かった。
さあリュウ、日向を助けに行く番だぞ!っというところで物語修了。気になるぞい。最期を見せない描き方もイイね。世界が終焉するまでの2年で、リュウは日向と一緒になれるのか?

そして完結のレスは鳥肌が立った。
メタ的、かつ、歯切れのいいラスト。バカセカの終わりにふさわしい。
感動だ!どうやら私は、バカセカの大ファンらしい。早く本にして…

しかしバカセカはここで終わりではないぞ。
これでようやく、「作品」としてできあがったんだ。バカセカの世界はこれから広がっていくであろう。
これからも番外編などのシリーズ展開に期待する。やっきー、尊敬する!

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312 :やっきー
2022/09/08(木) 20:08:19

返信遅くなりました、すみません。

褒めすぎだあああああ((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア

>>309
私が凄くて小説を書くことが上手いことは知ってるけど改めて人に言われたら照れるんですよ……ありがとうございます。
照れる\( 'ω')/イヤアアァァァァアアアァァァァアアア!!!!
神のUFO!

>>310
感想ありがとうございます!

面白かったですか、よかったです。ほんとによかった。自分では悔いのない作品だと思ってるけど読者様からは主にメタ表現等で「納得できない!」ってなってる方もいらっしゃるのでは、と思ってたから。お褒めの言葉ありがとうございます。だとしても褒めすぎだ((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアアもっと褒めt
戦闘シーン褒めてもらえたの嬉しい。「戦闘シーン書けないようしくしく()」とかおふざけまじりに言って苦しみながら書いてた。でも楽しかったよもちろん。

バカセカにおける神は四種類あります。わたしが神って言ってたのはこの四種類ある神のうちの一人で、「バカセカにおける神」って意味だったんだよね。作品外の伏線(建前)かつおふざけ(本音)で神を自称しておりました。誰も興味無いか☆
そうそうそうそうそうなんだよね!!!!!愛以外でも朝日くんが犯した罪が代表例で、基本的に日向が物事の中心にいるんだよね。ちなみに真白さんは日向を愛してはいなかったけど「友達になりたい」っていう気持ち、『愛に成長する数段階前』の気持ちを持っていたキャラでした。見事でしたか光栄です!!!

[返信][編集]

313 :やっきー
2022/09/08(木) 20:09:17

>>311
おぎゃあおぎゃあ。ばぶぅ。
あの四人の中で常人なわけないんだよなぁニチャア みんなが『スナタが四人の中で唯一の一般人』って言う度にニチャアってしてました。へへへ。あの四人の中の最弱は蘭です。でも蘭が一番かっこいいんだよな……。

ビリキナアアアアアアアア!!!
まさか死ぬことになるとは。作者もびっくり気づいたらあんなことになってたんだよ。ビリキナと朝日くんのやり取り好きだったなぁ。
そうだね。リンに比べたら、と言うよりも全キャラ合わせてもリンはダントツで不憫キャラランキング一位に輝きますね。(リンからすれば)いらない栄光だ。あとリン『なんか』ってなんだ!!?!

ふふふふふ。三人称っていうか神視点かな。視点の種類である『神』と朝日くんが成った『神』でかけてる。
権力って表現は我ながら素晴らしいと思う。褒めて貰えて嬉しいありがと。あそこの戦闘シーン自信なかったからさ。
「や・だ」かわいいよね。あざといなぁ!!

真白さんのことは明かそうか迷った末に気づいたらみんながペラペラ喋ってました。アニア様の正体は隠しておくつもりだったのにぃ!!スートのみんな話聞いてくれない。かわいいから許す。壁に刺さってるのは自分でもお気に入りwそうそうチートky(黙

なんかねぇ、新キャラがやけに出てきたんだよねー。なんでだろ()23だけで新キャラ四人出てきたんだよね。自分でも書きながら『こいつ終わらせるあるのか?』って思ってた。
スートは総勢五十五人。捌ききれないよ……。いや、もしかしたら出てきてるかもしれないよ?探してみてね!ちなみにスペードやダイヤは数字だと一(エース)にあたります。
確かにフェンリルの出番少ないなw最初は種(ひとり)状態もフェンリルって表記してたんだけど途中で種(ひとり)表記に変えたので出番がガクッと減ったんだ。
落書きのところの表現は個人的に好きなのでそう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。読み返したら怖かった。
あのメタ表現、文字がはみ出るの知らなくてビックリしたんだけどあれはあれでよかったからそのままにした。ちなみにあの文字たちにも意味はあるよ。

メイン四人の衝突……素晴らしいよね……

朝日くんは日向を嫌いって感情に蓋をして好きな振りをしてたんだよねぇ。思い込みって言うのかな。時々片鱗は出てたよフフフフフ
そうそう太っt
ついにタイトル回収が出来て書いてる途中で\( 'ω')/イヤアアァァァァアアアァァァァアアア!!!!って叫んでたよ。
確かにスナタは噛ませっぽいね。救いがないのがスナタ(名無し)というキャラの立ち位置です。支配者(マストレス)のおもちゃだからね。おもちゃを捨てるときに最期だからって色々飾り立てて上げることってないでしょう。それと同じだ。(個人差あるかもしれないが)
パクリじゃないんだパクリじゃないんだ……

ゼノ、彼女はあの後どうなったんでしょうねぇうへへへへ。

蘭かっこいいよね!もう君が主役だよ!!!カッコイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ
蘭はバカセカキャラの中では一番『純粋な愛』というものを知って、持っていたキャラですね。あれだけかっこよくて主役っぽいのに脇役(準主人公?そんな出てないか)っていうのがまたいいんだよな……。かっこいい。そして蘭もまたシスコンだ。ほんとにかっこいいんだよ……。君が主人公だよ、かっこいい……。
ゾンビのことは言われると思ってたよ☆

まどマギ知らないんだよ。
バカセカにおいて神が使う魔法は『奇跡』と呼ばれます。ヘリアンダーが使った燦爛玲瓏は蘭と龍馬の漢字の一部がそれぞれ入ってるんだよね。アツい。

意味あるよー。どうなるんだろうねえニチャア
物語に書かれないだけでキャラの物語は完結後も続いてるんだぞ!ってことを表現したかった。まあ朝日くんの物語は完結したのですが。まともに戻ったのはリュウだけだよ、リュウ……。

鳥肌立った?!やったあああああ((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア
リュウが戻った!さあどうなるんだ?→え、終わり? ってなってほしかった。最終話なのに千文字にも持たない短いレスなのもポイント。怠けたんじゃないぞ!ほ、ほんとだよ?!
いっぱい褒められて嬉しい。大ファンですか!奇遇だね私もバカセカの大ファンだ!ありがとうございます。

なんか、完結したって実感がわかない。最近ようやく気持ちの整理がついてきたけども。バカセカよ、永遠に!
褒めすぎだあああああ((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア
CGR作者様のげらっちに尊敬するって言われちゃった((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア
光栄だあああああ((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア

感想ありがとうございました!

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314 :神のUFO
2022/09/08(木) 20:22:02

あなたは神、私も神!?
神が四種類あるという表現は面白かった。
文字がはみ出す仕様は、随分前に円周率を膨大に書いたらそれがはみ出したことがあったので知っていてだな…

[返信][編集]

315 :神のUMA
2022/09/08(木) 21:17:20

四種類の神っていうのは我ながらいい設定だと思った。自分の中に昔からあった『神とはなんだ』っていう疑問から生まれた設定。
そうだったんですね。自分は知らなかったです。

[返信][編集]

316 :迅
2022/09/17(土) 12:55:55

novelism.jp

新作(?)、読んでね☆

[返信][編集]

317 :げらっち
2022/09/17(土) 13:46:53

ベリーさんの終わ壊、面白いのでオススメ。
やっきーや迅に並ぶ、ゲラフィのレベルの高い物書きの1人になるか?

[返信][編集]

318 :げらっち
2022/10/01(土) 01:55:13

近日中にゲラフィ関係の小説一覧を作る。

>>>252.788の最新版にするつもり。

[返信][編集]

319 :げらっち
2022/10/01(土) 16:51:57

はこにわ>>18,19

[返信][編集]

320 :げらっち
2022/10/02(日) 15:42:59

ついにロクヒーローがスタートするか…

[返信][編集]

321 :黒帽子
2022/10/08(土) 11:47:51

げらっち、困ったらゴア描写入れればなんとかなると思ってる説

[返信][編集]

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304 :げらっち
2022/08/23(火) 22:32:19

バカセカ最終回まっしぐら
ネタバレありの感想どす

最近驚かせられることが多い
スナタああああああああ!!!!!! が裏ボスとは…最初から読み直したら大分見方が変わってくるね。
ビリキナあああああああ!!!!!! 死なないでくれ!
↑上記の2人は結構好き。

あ、朝日くんの腕がキモチワルイことに…
CGRのR指定議論を呼んだ問題シーンそっくりだ!

306 :げらっち
2022/08/31(水) 14:41:13

パクr?

今日はバカセカ完結日…!
最新分も読んで準備OK!

307 :げらっち
2022/08/31(水) 21:54:25

バカセカ完結おめでとおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

309 :げらっち
2022/09/01(木) 00:14:55

今日中に全部読んで、近いうちに感想書く!
カキコでも言ったが、あれだけの長編を書き続けることは誰にでもできることではなく、書き上げることは偉く、美しい!
小説書きの鑑で、カキコ、そして我がゲラフィの宝!神のUFO!

神のUFO!

310 :げらっち
2022/09/01(木) 18:43:36

バカセカ読破!!!!

いや~、2年近くにも及ぶ連載完結、おめでとう!
一言で表すと「面白かった」。
稚拙な感想だけど本当にそうなんだ!
最初は王道な異世界学園物かと思われたが、物語が進むにつれ、「神」、「愛」をテーマとした壮大で緻密なストーリーになっていき、ただのチート物ではない崇高さがあった。恐怖さえ感じたよ。
最後の怒涛の更新ラッシュは、ついつい一気に読んでしまった。
序盤は戦闘シーンの少なさを指摘されていたが、最終盤の神々の闘いは本当に迫力があり、バトルの描写の上手さも存分にわかった。

さて、この物語の核となる2つの要素に触れてみる。

まずは、「神」。
作者が神を名乗っているだけあり、神に関しての設定は本当に深い。
複雑でややわかりにくい面こそあれ、重厚な設定が、この物語に立体感を与えている。
次に、「愛」。
注意深くこの物語を呼んだ者ならば、殆どの登場人物が「日向に対する愛」を動機に動いていることに気付けるはずだ。
リュウも蘭もスナタも朝日もジョーカー(イロナシ)もだ。真白は違うけど……
それぞれ違う理由により日向に愛を向ける面々。
種という運命として、神の姉弟だった憐憫として、同じ世界から来た信奉として、依存先として、傀儡として、日向を求め、協力し、対立する登場人物たち。正体が次々に露見し、彼らが激闘する最終盤は見事であった。


概括が終わったところで、次のレスではストーリーに沿って感想を書いていく。
途中までは以前に書いたので、私が特に興味を惹かれた、スナタの豹変シーン辺りから書くとする。
ネタバレ注意!

311 :げらっち
2022/09/01(木) 18:49:03

おぎゃあああああああああ!!!!!
そんな…そんな…スナタ好きだったのに。裏ラスボスだったなんて…
まああの4人の中にあって、1人だけ一般ピーポーなわけないもんね…
高飛車だ!
あーあ。第一章ではあんなに仲良かったのに。裏があったとは。読み返すと複雑な気持ちになりそうだよ…
「異世か──」
 い転生とはどういうことで。
↑この書き方すき。

ビリキナああああああ!!
嘔吐してる。コ△ナウィルスに感染した?
ビリキナも好きだったのに。食べられちゃったよ…
でもビリキナは比較的ましな死に方だったね。リンなんかと比べたら。精霊の中では一番くらいに出番多いし。

19話は、特に驚かされた!
いきなり三人称視点になるんだもん。そりゃ反則だよ…
これまで一人称視点だったが、三人称視点も書けるとは!あんなに新鮮で、違和感なく、上手い。
「権力」をぶつけて戦うなど、語彙も見事。今まで脇役と揶揄された蘭とスナタの直接対決、2人が大活躍!
段々わけがわかってきて面白い。
あと「や・だ」かわいい。

20話からは真白のウラバナシ!
キドやモナ、学園長の正体!やはり学園長は仮想生物だったか…
しかもギャグまでやれるとは。壁に突き刺さっとる。そういうボケもできるなんて素敵だなあ。
更に、精霊の女王?チートky(黙

最終盤の新キャララッシュ!シキは1話しか出ない…
ダイヤも登場!
スペードときてダイヤ。クラブとハートは?ハート「ひでぶ」
マットレ…マストレスの解説も謎が解け、面白い!
フェンリルが暴れてる!しかしすぐに種に変わった!フェンリルの出番少ない!
種怖い。落書きや文字、3つの三日月という顔の表現。本当に恐ろしい。畏怖。この描写力は流石だ…
文字をはみ出させるカキコの仕様を利用したメタ表現も○。

メイン4人の衝突!

朝日はお姉ちゃんが大嫌い?
次の瞬間、日向がマストレスに!華奢な身体に肉がついた。太っt
『この馬鹿馬鹿しい世界にも……』の題名の意が、ここで明らかになるとは。
スナタ(名無し)vs蘭(ヘリアンダー) 名無しの権兵衛強い!が、消されるスナタ!お高かったのに、噛ませだ!メイン4人で唯一、救いが無い…?
小説から退場した。
CGRのようにメタ表現が増えた?

ゼノ、唯一のまともな人(?)として最後まで居てくれました。
彼女は未来に行き、自身の願いを叶えるのか?

蘭が主役級だ!!!
ここにきて蘭の株が急上昇!もはや主役。かっこいい!実は4人の中で一番人間らしい純粋な感情の持ち主?
蘭だけは理性を保ったまま、愛を持っていた。日向だけでなく、リュウやスナタにも。
苦手な水に落ちたのに復活。火柱が海を蒸発させ、太陽を生み出すシーンはカッコいい!
太陽神だけあって超強い!種に勝つとは。まあ一番強いのスペードだけど…
あまり活躍の無かったゾンビ…

キセキ!なんとまあ、魔法少女のような技名だ!

種の最後の台詞「Gartais tbii」翻訳にぶち込んだがわからん。何か意味があるのだろうか…
リュウが戻った。良かった。
さあリュウ、日向を助けに行く番だぞ!っというところで物語修了。気になるぞい。最期を見せない描き方もイイね。世界が終焉するまでの2年で、リュウは日向と一緒になれるのか?

そして完結のレスは鳥肌が立った。
メタ的、かつ、歯切れのいいラスト。バカセカの終わりにふさわしい。
感動だ!どうやら私は、バカセカの大ファンらしい。早く本にして…

しかしバカセカはここで終わりではないぞ。
これでようやく、「作品」としてできあがったんだ。バカセカの世界はこれから広がっていくであろう。
これからも番外編などのシリーズ展開に期待する。やっきー、尊敬する!

18 :樹暁
2022/01/30(日) 12:41:09

近日(一年以内)に公開予定のゲラフィ掲載小説『箱庭のLABYRINTH』のプロローグです。後に細かい修正があるかもしれませんが、大筋はこれで決定しています。感想を貰えたら嬉しいです。
_____

『箱庭のLABYRINTH』
プロローグ

 どこまでも続く灰色の地面。それとの境目が何となくわかるくらいの、地面と同じような色合いの空。雲なんかは見当たらず、光源であるはずの太陽もまた、見当たらなかった。空間それ自体にぼんやりと霞がかかっていて、視界はいいとは言えない。ただわかるのは、色彩を失った巨大な木が佇んでいることだけだった。
 その木の根元に、ちょこんと座り込む影が一つ。腰までとどく金髪をはらりと垂らし、長いまつ毛に縁取られた目は閉じられている。黄を基調としたエプロンドレスはしわが寄り、けれどくしゃくしゃにはなっていなかった。

「アリス、アリス、起きてください」

 そんなアリスに近づく白ウサギが一羽。目が痛むほど鮮やかなピンクのチョッキを身につけて、首の毛に埋もれた緑の蝶ネクタイをした、奇怪な格好の白ウサギだ。彼はチラチラと金の時計を気にしながら、ややまくしたてるようにアリスを急かす。

「アリス、起きてください。貴女の順番が回ってきたのですよ」

 アリスの瞼が震え、ゆっくりと水晶のような真っ青な瞳が露になった。くりっとした可愛らしい目はしばらく虚ろに色を落としていたが、やがて光を宿し白ウサギを見た。
「順番?」
 白ウサギの言葉を理解出来なかったアリスは、言葉の意味を求めてそう聞き返したが、白ウサギはアリスが起きたことを確認するなり走り去ってしまった。

「嗚呼、忙しい忙しい」

 そう言って駆ける白ウサギの姿は灰色の大地を覆う霧に埋もれ、どんどん見えなくなってしまう。
「待って!」
 アリスは白ウサギと親しい訳では無い。白ウサギはたまにアリスの目の前に現れて記憶に残らないようなことを言ってすぐに去ってしまう。追いかける理由なんてない。今回もいつもと同じように、ただアリスに訳の分からないことを告げに来ただけなのかもしれない。
 それでもアリスは、何故か白ウサギを追いかけなければならないという思考に囚われた。立ち上がって白ウサギが向かったであろう方向へ走る。

「ウサギさーん?」

19 :樹暁
2022/01/30(日) 12:42:37

 けれど、そもそも白ウサギの体は小さい。いくら目立つピンクのチョッキを着ているとは言っても、辺りには視界を悪くする霧が立ちこめているのだ。しばらくはアリスも右往左往していたが、とうとう完全に見失ってしまい、立ち止まってしまう。
「どこ行ったんだろ?」
 アリスにそのつもりはなかった。しかしアリスの中に眠る本能が彼女の足を動かし、無意識のうちに歩を進める。

 そして。

「えっ、きゃぁぁぁあああ!!!!!!」

 アリスの足元の地面が、急に無くなった。いや、正しくは、アリスが自ら落とし穴に落ちたのだ。霧に隠れて見えなかったのだ。
 何も支えるものが無くなったアリスの体は無慈悲にも宙を舞う。穴の中は真っ暗な空間で、アリスが落ちた穴から見える光はぐんぐん細く、小さくなる。
 恐怖のあまりアリスは目を閉じた。バサバサと身に纏う服がなびく音がやけに大きく聞こえる。腹が浮くような感覚が気持ち悪い。
 穴はどこまで続いているのだろう。浅くはない、むしろ深い。このまま落ちてしまえば、自分の体は……そう思ったのも束の間。アリスはふと、違和感を感じた。

 音はすぐに収まり、静寂に包まれた。それに、アリスは『落ちている』という感覚がしなかったのだ。
 そんなことはありえない。まさか、気付かぬうちに既に死んでしまったのだろうか? いや、そんなはずはない。そうだと思いたい。目を覆う手の感触は変わらず感じるし、空気の流れも僅かに感じる。

 目にかけた手をゆっくり外し、おそるおそる目を開ける。するとなんということだろう。確かにアリスは落下している。しかしその速度があまりにも遅い。それになにより視界に映る全てが変わり果てていた。白く温かい光に覆われて、ぷかぷかと本棚やら戸棚やら服やら写真やらが浮いている。
 アリスはそれに触れてみた。アリスは写真を手に取った。黒髪の女性だけが写っている。後ろにあるのはなんだろう……文字だろうか、読めない。
「ね……るな……?」
 他にも文字らしき羅列はあるが、考えているとアリスは頭が痛くなった。そしてぷかぷかと浮いている戸棚の上に写真を置いた。元々写真は浮いていたのでそのまま手を離しても良いのでは、と思いもしたが、万一落ちて穴の下にいるかもしれない誰かにぶつかりでもしたら申し訳ないと思ったのだ。

 しばらく落下を続けていると、だんだん物が少なくなってきた。次第に辺りも暗くなり、直ぐに元の暗闇に戻ってしまった。
 さらに落下が進むと、視界の下の方で再び白い光が見えてきた。しかし今度は先程のような空間を包む強い光ではなく、弱く点々とした光が複数ある。

 ザ、ザザッ……ザッ……

 不快な音が嫌に耳に響く。アリスはその光が何なのか見極めるべく、じっと光を見つめたが、光から距離が離れているのでよく見えない。それでも辛抱強く光を睨んでいたが諦めて、自分の体が光に近づくのを待った。目を凝らしたせいか頭が痛い。

 ザザザッ……ザ、ザザッザッ……

 光が大きくなるにつれ、音も大きくなり、アリスは耳を塞ぎたくなった。心做しか、キーンというか細い耳鳴りも感じる。
「これ、なに?」
 ようやくハッキリと光の正体を確認できた。アリスは思わず呟いた。それは、映像だった。何を映しているのか、誰を映しているのか、何処を映しているのかわからない。しかしアリスは見覚えがあった。何故かは分からない。ただ、『見たことがあった』。

 耳鳴りが強くなった。頭の痛みも増してきた。

「あ、れ? 私、どうして……」

 視界がゆっくり暗くなる。見えるたくさんの映像もぼやけていく。
 消える意識の片隅で、アリスはこんな声を聞いた気がした。

『……なに……な……でやる!!!』