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┗311.《ポケモン二次創作》もう終わったことだから。もう全部壊すから(89-108/148)
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89 :げらっち
2022/09/28(水) 18:02:07
変態だぁぁぁぁぁぁぁッ!
次は『神の導く学園生活』に挑みまする。
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90 :ベリー
2022/09/28(水) 20:04:15
ソレイユは変態です!ヤベェやつです!!(((
神学も読むんですか?! そんなに駄文汚染物質取り続けて大丈夫ですか?!
読んでいただけるのはありがたいですけど、最終更新もう3ヶ月前だs((
そんなに良いものでもないので……
もう無理と感じたら読むのやめることをオススメします……(((
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91 :げらっち
2022/09/28(水) 21:58:45
受賞作だし学園物描きたいので読みたいっす…
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92 :ベリー
2022/09/28(水) 23:08:40
あ、ありがたいです……(めちゃくちゃ嬉しい人)
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93 :げらっち
2022/09/29(木) 11:27:51
とりあえず前半を読破…!
読み終わったら感想書きます。
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94 :ベリー
2022/09/29(木) 13:50:26
うわあああ!あ、ありがとうございます(歓喜)
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95 :ベリー
2022/09/30(金) 00:45:38
《アーボ》
『何故、肩入れする。女に』
俺こと、アーボは施設初日のレイを鍛えるために、レイが自力で上がれない程深い穴にぶち込んでそれを見守っている。
するとアーボックからそう"意思"が伝わってきた。
「俺には、子供が居たんだよ。お前と会った2年前よりもっと前のことだ」
血の匂いがする。しかも新鮮で健康そうな、美味しそうな血だ。レイが居る落とし穴の中から。そこへ腹を好かせたポケモンが大小関わらず穴へ入っていく。
『わからない』
「似てるんだよ。俺の子と……まぁ、まさかな」
今や自分の子供の顔もぼやけるほど忘れてしまっている。昔のことを、幸せだった頃を。昔の記憶でハッキリ覚えて居るのは、施設でも眩しい笑みを浮かべていた彼女だけだった。
「別に……誰も恨んじゃいないさ」
誰に言ったのだろう。自分か、アーボックか、それともレイか。誰でもいい、ただ口からポロッと零れた。
『しかし。やりすぎ』
「そうか? 身体強化には丁度いいだろう」
レイを深い深い穴の中に入れる。レイは表世界から来たばかりのため臭くなく、血の匂いも鉄の匂いがプンプンしていて食欲をそそる。
そのため、初めは小さなポケモンが穴に落ち、レイがそのポケモンを殺す。すると、そのポケモンの血と、レイの怪我の血で少しづつ強いポケモンがおびき出される。
そういう仕組みでレイの特訓をしている。勿論死にかけたら助けるし、耐えられた時間によってレイのレベルが分かる。
「うあああぁぁぁ!」
喉を潰したような、幼い子供の鳴き声が穴から聞こえる。そんな声量を出せるならまだまだ追い込めるな。そう思い、ポケットから少しカビの生えた乾燥させたオレンの実をかじった。
『女。死なないのか?』
「死なない」
俺は確信してそう言った。先ほどオンバーンというポケモンに襲われていたところを助けたが、その時の傷がもう癒えていた。ただの人間とは到底思えない。これほどでは死なないだろう。
「ヒィァッ……」
微かにヤカンがお湯をわかせた音がする。あぁ、流石にまずいな。そう思い俺は穴の中に堕ちた。
◇◇◇
冷たい。冷たい。暑い寒い暑い寒い。
クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎おぉっ!
「うがあたあぁぁぁぁっっっ!!」
大津波のようなどす黒い思いが体の中全身を襲う。目の前になだらかに静かに流れる川。そして、季節外れの雪がシンシンと降ってくる。俺の心とは真反対に、静かに穏やかになだらかに。
降れよ……もっと雪よ降れッ! 降って降って村を、街を、地方を、世界全てを埋めつくして、全生物を窒息させるほど降り積もれ! 暖をとって幸せに笑ってる家族も、赤ん坊も、少年少女もっ! 俺のように絶望に呑まれている哀れな人々さえも全て苦しんで死ねっ! 全部全部消えてしまえっ!
「あああああぁぁぁぁ!!」
─その日、カロス地方のフロストケイブでは歴史で類も見ない大雪が降り、川が荒れ、フウジョタウンは大打撃を受けた。
一人の少年によって。一人の憎悪に包まれた精神のバケモノによって─
第二章 世界の由 終
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96 :げらっち
2022/09/30(金) 15:05:46
アーボさんスパルタ…
アーボからそう"意思"が
→アーボックから?
そういえばレイナのイラスト見たけどチャーフルに似てるよね
彼女も○代目レイ?
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97 :げらっち
2022/09/30(金) 23:52:53
『神が導く学園生活』読破ああああっ!
うん。お世辞じゃなくめちゃくちゃ面白かった。学園物を書く上で大いに参考にする。
まさか二次創作のみならず一次創作まで上手いとは…あたなたただ者じゃないね!?
スレチ気味だが、同一作者ということで内容を読み解いていく。
メイン4人は、裏の陰謀の4人、そしてバカセカのメイン4人に通ずるところがある。
ラナ=レイナ=日向
クロ=シュウ=リュウ
コウ=マオ=蘭
タミ=トモバ=スナタ
バタンキューローズ…でなくラナンキュー・ローズの神秘性はレイナや日向に近い。
タミとトモバのはしゃぎっぷり、変態っぷりもそっくり!
そしてこの4人がアリス(バカセカでいえば真白)を入れて、ダンジョンに向かうところも似ている。
しかし似ているだけではない。きちんとバカセカや他の異世界魔法学園物との差別化が図られているのが面白い点だ。
世界設定は独自のものが練り込まれている。特に面白かったのが、太陽をテラテラ様と呼んでいること。
種族やランク、竜やファミリア、魔素などについても作中でわかりやすく解説されており嬉しい。
学園でのいじめの描写、4人が絆を深めていく描写が大仰すぎず繊細すぎずちょうど良い。
バルタザールとの対決シーンは手に汗握る。バルタザールのやなやつ感がすごくよく描けてる。チェック先生もカッコイイし、脇役の描き方が上手い。
そしてダンジョン編は見事に尻上がりに盛り上がった。
クロがラナのために殺人を犯し、それをラナが受け入れるだけでも面白いのだが、更に唐突のアリスの過去。異世界転生という突飛な要素をぶち込み、破綻させずにまとめたのがもはや神技だと思う。
確信犯だな!?
最後のラナとコウの対峙シーンも中々。"神が導く学園生活"という題名の回収もし、一段落のクライマックスを迎えた。打ち切り状態との事だが、ここまででも作品として成り立っている。
「獣化はしないでくださいまし!」の言い方がすごく好き。
ベリーさんの小説でよく見かける言葉
百面相 温室育ち スピリチュアル
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98 :ベリー
2022/10/01(土) 04:24:55
>>96
あぁ!そうです『アーボックから』です!
推敲が甘い……
アーボさんはめっちゃスパルタデス
アーボの超絶スパルタ→レイ
アーボに感化されたレイのスパルタ→フジ、スイ、ドク、ダミ
スイのスパルタ(というか放任主義)→リョク
二代目レイに感化された三代目レイのスパルタ→シュウ
とスパルタは受け継がれております()
スパルタの全ての原因はアーボです。
レイナは二代目そっくりで、ついでにドクとレイナが何か話してたり、ほかのピラミッドから二代目と間違われてたり謎多き人です。
ついでに苗字もレイと読む……少女とは思えん怪力。二代目と同じイーブイ。カゲロウを『アイツ』呼ばわり。何者なんだろうねぇ何者なんでしょうねえぇ……
ダミみたいなロボットかもしれないし、クローンかもしれないし、二代目かもしれないし、シュウか、二代目の子供かもしれないし…… アーボは10の時に子供作ったから有り得ん話でもない……
少なくともレイ関係であることは確かです。
なんかソレイユが権力持ってたら『チャーフル死んだの?あ、じゃあクローン作ろっか。俺に従順な!』とかヤベェこと言いそう()その前に世界半壊させるか……
ヒュウ君も昔家襲撃されて父殺されてたりしてるからなぁその犯人誰だろうなぁ(((
そしてマオは昔1度二代目に会ったことがあるとか無いとか……そこら辺は終わ壊後半で書きまふ
トモバはレイ関連でなくとも秘密はあるという。マオ、父、母→赤髪 トモバ→金髪 あれ……?()
ちょっと自創作のことになるとポロッと下手吐きそうで怖い…… 伏線貼るのも下手だし……
>>97
神学読破しちゃったんですか?!
もう自分の創作全部読んでくださってる……3作……というか終わ壊合わせて4作読んでくださってるのはげらっち様だけですありがとうございます……
あぁ、神学はもう裏の陰謀4人の性格丸写ししてますから((この人の作るキャラの限界
でもバカセカと通じてるのは知らなかった……(バカセカ最初までしか読めてない哀れな人)
バタンキューwwwまってツボったwwwwww
ラナンキューって由来なんだっけ……花だっけ神話だっけ……昔の自分、キャラの名前の由来ぐらいメモっとけや……
もうタミはトモバです。トモバまんまです。レイナ達の学生時代もタミの様に3人引っ掻き回してましたからね。アイドルとか好きなオタクだし、クラスの人気者だし金髪だし、家柄優秀だし……
一応クロはヒュウポジションで入れたんですけど、裏陰のヒュウが最初から闇堕ち状態なので全く性格は似てないです。闇堕ち前でもトモバと似た性格だからポジションだけ似てるかなぁぐらいですかね。
変態という点で見ればヒュウよりシュウが似てますね。いや、シュウの方が妹にガチ恋してたり常日頃から妹思考だからヤバいけど。
ハマり方としてはクロの方がやばいです。
シュウの素もクロと似てるかも……
クロとリュウ……似てるかもしれませんが個人的にリュウの方が高貴というか、素晴らしい感じがする(語彙)
太陽のテラテラ様は……あれですねリゼロのリンゴをリンガと呼ぶ所から『神学も取り入れたいなぁ』と思って作っただけで特に意味はありません()この後意味作られたらそれはそれで面白い……自分ならやりそうで怖い
魔法や種族は小説の作品ごとに設定がかなり異なってるのでかなり悩みました。魔素の呼び方とか、初級魔法の種類とか。
その結果なんか説明多くなっちゃって生まれたのが一番最初のつまらん授業パートです()
どうしたら読みやすい説明かけるかなあああと悩みながら書いた結果『うっわつっまんね』って毎回思ってます。とりあえず面白くするためにクロとラナの出会い書いてみたけどこれ説明要らんやんってなるし……
最期の足掻きもそうですね。ーリゼーの部分でキメラとか過去の説明がドカッ! てきて、もう少し割り振って説明出来んかったんかと後悔してます……
ユウとの初対面もロリースの凄さ表したかったのにレイがユウを瞬殺しちゃったのでイマイチ凄さに欠けた気がしますし……
そう考えると裏の陰謀はまだ説明パートまで進めてないのか……君どんだけ長いんよ……(絶望)
学園でのいじめはもう本当に『そこら辺にあるベタないじめ』しか書けなくて人生経験の無さが直接出てますね。『死ね』と書かれた紙とかベタすぎてなんとかコウに『ガキの文かよ』ってツッコミさせてカバーさせようとしたけどしきれなかった……
人物と人物の絆は本当に書くのが難しくて毎回悪戦苦闘してます。神学4人組なんてタミが居なけりゃ破綻してましたから…… あだ名もタミ提案だしダンジョンのムードブレイカー(Byラナ)もタミだし……タミ居なかったら物語破綻してる……
タミが存在しない神学のifルートとか面白そうだな()
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99 :ベリー
2022/10/01(土) 04:25:21
戦闘シーン! ラノベ見ながら頑張りましたああぁ! そんな迫真な感じは出せなかったのが実力不足を物語ってますが……経験……大事。やっきーさん含んだ物書きの人達のレベルやべぇ。
あと、最期の足掻きで肉弾戦書いてたのでその経験が謎に生かされました。
そう考えるとポケバ描写って本当に難しくて毎回ポケバ描写にぶつかると萎える……
お互いの技、特性、種族値を書いて展開を決めて特性と持ち物の効果も盛り込んで、それで準備終わり!さぁ描写しよう! ってなったら人間目線で描かなきゃ行けなくて、実際の痛みとか疲れとか描写出来ないから迫真にさせるのが難しいったらありゃしない。いつかTODする陰湿トレーナー現れたら自分は死にます()
しかもまだ個体値と努力値登場してませんからね……
主人公成長して努力値の存在知る時が来るので怯えてます……最初はASぶっぱで何とかできるけどダメージ調整、HP調整レベルまで成長したらもう手に負えません……ポケ徹に入り浸ることになります……
自分基本的にセブンとかバルタザールみたいな『The嫌な奴』ってのが嫌いなんですよね。なんか、そこら辺のテンプレみたいだし噛ませになりそうだし。けど嫌な奴が居ないとラナやコウの差別を作った意味が無いし……と思ってます。第1嫌な奴作る時に読み手側の事を考えると『あーはいはい。よく居るやつね』ってなってつまんないのでどぉーしたら良い嫌な奴(矛盾)になるか悩んでました。
チェック先生かっこいいですか?! ありがとうございます……
神学は色んな作品をパk……参考にしてるのでチェック先生の元案は『まいりました入間君』という作品のカエルゴ先生だったりしてます。
アリスも『蜘蛛ですが、何か?』のカティアという人物が元だったり……としてます。TSネタだし異世界転生だし赤髪で炎魔法使ったりするし……
今後ゲームの強制力と体と精神のギャップとガーデス関連に挟まれるので……うん。頑張れ。
クロが人を食うネタも『蜘蛛ですが、何か?』で主人公が人間の美味さ(経験値)に気づいて殺し始める所から来てます。
でもあの人温室育ちだからね、人殺めたら焦るよね、半分人間だし。ということで置いたのがメンタルケア要因のラナさん。
最初は声かけるだけの予定がなんか知らん間にクロと一緒に人肉食い始めてクロ狂わせかけてる所は自分のキャラを抑えきれない未熟さが出てます() キャラが勝手に動くって便利だけどそれと同時に『何やってんだオメェ!』ってなることがしばしば……
自分の『テンプレから少し外れた展開』好きが発動してるのかもしれません。
アリスさん異世界転生者デスヨ!しかもガーデス関連の!
でもガーデスは『他の星には転生させられない』『ラナ=ガーデス』となってて……本当に"異世界"転生者?
アリスさんは過去の回想で神学舞台の星の伏線バリバリに貼れるので助かってます。
最初にファンタジー書こうとした時に異世界転生者書きたかったんですけど、自分テンプレから外れた面白い物(蜘蛛や、モブせか等のラノベ)が好きなので『サブキャラを転生者にしよう!』と神学が産まれる前から考えてました。
しかし、精神男、肉体女は聞いてません。どうなってるんですかガーデスさん()
ラナとコウの対峙シーンはいつかは書きたいと思ってたんですけど、それが序盤か終盤かのどちらかだったんですよね。
終盤で明かして学園生活ストーリー続く予定だったんですけど、なんか気づいたらラナさんが勝手にコウに正体明かしてました。
別に今後の予定に影響はないけど、学園生活で埋める予定だった承転を考え直さなきゃ行けなくなったので打ち切りになりそうな原因の1つです。
自分はアリスの『カタバミっ!お前気魔法で何とか出来ませんの!』と前世の口調と混ざるのが好きです(?)
自分よく百面相は使いますね。終わ壊もそうですし。語彙力の低さが伺えます。
自分学生なんで本当に創作してるとほかの方との人生経験と語彙力の差に圧倒されてます。
これで『やっきーさんは高校生だよ』とか言われたら卒倒する自信があります。
最近は『憎しみや妬みは幸せな環境だからこそいだける感情』って描写見て、人生経験の少なさを実体したので……
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100 :ベリー
2022/10/01(土) 04:25:37
あともうとにかく嬉しいです。自分の創作が評価されるとか無いので……嬉しいですありがとうございます……
二次創作もまともに読んで出さる人は居ないのでそれ含め評価頂けるのは本当に本当に……ありがとうございます!
まあそんな凄い創作かと言われれば何も言えないんですが、げらっちさんのおかげで神学は創作でなく『小説』と胸を張って言える気がします。ありがとうございます……
うわあああ!めっちゃ長くなってしまった!しかもちょくちょく裏の陰謀シリーズの話してるし、自語り多いし……
その場の勢いで書いてるので日本語めちゃくちゃおかしいし……うわぁぁぁもう色々とありがごめんなさい……(複雑な心情の人)
本当にありがとうございます……ありがとうございます……
そして、スピンオフは読まないでください(ふざけ倒してるからここまでの評価を落としたくない)
自分の駄文を全部読んでくださり本当にありがとうございます……!
ここまで読んでくださって感想も頂ける人は存在しないと思っていたので……生きてみるものですね(?)
ありがとうございます……
本当に長文になってまった。3つに分けるぐらい長文になってしまった……
まとめる能力が低いですごめんなさいぃ……
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101 :げらっち
2022/10/01(土) 13:26:10
>>98 いや、説明上手かったよ!
そんなに卑下する必要ないと思います。ちゃんと書けてることは賞も取ったことで実証済み。
クロのラナに対する思い入れがとことん変態で好きです。
コウがラナの分の制服などを買いに行き、ばあちゃんが半額にしてくれているシーンも好き。
やさしい。
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102 :げらっち
2022/10/01(土) 13:32:06
バルタザールはkuzuだけどセブンは好き…
ベリーさんはもっと自信を持っていいと思いますよ。
面白いし、何よりあの量の小説を書けるのがスゴイ。冒頭のみの更新で辞めてしまう人も多いですから。
いっぱい書いてりゃ成長も早いし、実際書いている中に成長が現れていると思います。
というわけでスピンオフは読むか迷っていましたが読まないことにします(オイ
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103 :ベリー
2022/10/01(土) 13:45:12
うわああありがとうございます!
スピンオフはね……ふざけ倒してる奴と真面目な奴が入り交じってるので……
コラボはバリバリ伏線貼ってるけどリクシチュエーションはただのご都合主義とか……
因みに正規品(最期の足掻き)がしっかり出てくるのが今のところコラボしかないって言うね……
ふざけ倒してる所で伏線貼んなやと自分を殴りたいです
うん。うん(?)
自信持てるように頑張ります……
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104 :ベリー
2022/10/02(日) 20:07:24
第一章 フジ
『バチバチッ』
隣の電灯から少し火花がちる音が聞こえる。隣に自動販売機があるベンチに座っている青年は、静かに紙パックのジュースを飲んでいた。
「ちょっ、探したぞ?!」
すると、曲がり角から赤髪につり目をした、不良のような少年が走ってくる。青年は静かに紙パックを握りつぶし、ゴミ箱に投げた。
「マオ、よく分かったな」
「分かるか! ヒウン中探し回ったんだからな!」
青年は怒っているマオの様子をみてケラケラと笑う。青年はゆっくりと立ち上がる。
黒色に戻ってきたが、まだ白髪気味な不気味に光る髪。切れ長の目は地の底から這い上がったような赤い瞳。鼻筋が通り、ガタイが良く、服越しでもその体格の良さが分かる。
身長も高く、どこか近づいては危険という雰囲気を纏っている血気盛んな青年は言った。
「じゃあ、行こうか。レイをぶっ壊しに」
その様子を見て、マオは楽しそうな、寂しそうな顔をした。
「あぁ、"ぶっ壊しに"行くか」
◇◇◇
挿絵 cdn.wikiwiki.jp
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105 :ベリー
2022/10/02(日) 20:09:22
─現在─
《レイ》
「うおおぉぉっ!」
私は素手で紫のポケモンに殴りかかる。ポケモンは不気味な顔で舌なめずりをしたかと思うと、スカッと拳が空を切る感覚がする。居るはずのポケモンに拳が当たらなかった。嫌、"透けていた"
「いっだぁぁ!」
私のポケモンに当たらなかった拳は思いっきり地面にぶち当たり、ついでに手首から『ゴキっ』という鈍い音がする。
「ゲン……ゲンッ!」
「ぁっ、えっと、イーブイアイアンテール!」
しかし、休む隙を与えないと言う硬い決意をしたように見えるポケモンは両手から紫色の玉を放つ。
多分シャドーボールだ。私は考える前に口が動き、イーブイに指示をしていた。
イーブイは私が指示する前からアイアンテールを打とうとしていたため、私の指示とイーブイの行動が一緒になる。
私の判断が遅い。ー秒でも判断が遅れると死んじゃう……
そう何回も実体しながらも全く能力は上がらない。その事実に唇を噛みながらも、体制を整える。
手首がものすごく痛いが、今はそんなこと考えてる暇はない。
私は手首を動かせるように無理やり手首を回して筋肉を温める。
あの謎のポケモンには私の物理攻撃と、イーブイの電光石火が効かない。なぜだか知らないけど技でも無さそうだから多分体質的な物だと思う。
しかし、イーブイの一部の攻撃、石や砂は当たる。
イーブイの技は砂かけ、電光石火、かみつく、アイアンテール。電光石火は効かないけれど、かみつくをするとポケモンは異様に嫌がる。
まずはすばしっこい紫のポケモンを固定して、イーブイのかみつくを当てないと。
ここで私が完全な指示側に行く訳にはいかない。
「イーブイ電光石火であのポケモンを錯乱!」
私は瞬時に思いついた作戦を実行しようとする。
イーブイは私の指示の通りポケモンの周りを走って錯乱している。あのポケモンにとっての一番の脅威はイーブイの"かみつく"だ。そのためイーブイの方が注目の度合いは高い。
私はその様子を確認すると愚直にポケモンに突っ込んだ。愚直にと言っても全力で足の筋肉を使って走った。
「ゲンッ?!」
私もこの施設に来てから筋力が上がって足も早くなった。ポケモンの不意を付けるぐらいには。
そして、拳を一振するが、やはり透ける。
しかし、ここで慌てた顔をしてはいけない。冷や汗をかきながらも私は笑顔でポケモンに目を合わせる。
ポケモンは何かに気づいたという顔をして、私と間合いを取ろうと後ろに下がるが、周りをイーブイが走っているため必要以上に私から距離を離せない。
私は何か切り札があるような笑顔をしているが、私自身にポケモンへの打開策等全くない。かと言ってそれを相手に悟られてしまうと私という戦力が無くなるため、ずっと目を合わせて笑っているのは『こちらにはまだ秘策があるぞ』と思わせるためのブラフである。
しかし、そんなことを知らないポケモンは私への警戒を高める。そんなポケモンに私はひたすら殴り続ける。空気を殴ってると同じだが、そこら辺はアーボとの特訓で慣れてしまった。
なのにポケモンは私の拳を必死でかわそうと頑張っている。
するとポケモンは両手で何かを構える。さっきのシャドーボールと同じ構えだと思った私は予め体を横に移動させておく。すると、私がいた場所を物凄い勢いでシャドーボールが通り過ぎる。
怖……あれに当たってたら私動けないよ
そう思ってシャドーボールが通り過ぎた所を見ていると、ポケモンが私の影の中に入った。少し隙を見せてしまったためまんまと入られたが、逃げられた訳では無い。そして、この時を待っていた。
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106 :ベリー
2022/10/02(日) 20:09:39
「イーブイ!」
私はイーブイに声をかける。イーブイも何かを察したようで私に近づいてくる。そして、私は作戦を悟られないように必死でそこら中を走り回っていた。『まるで何かに怯えているように』
すると、私の影からなにか黒いものが出てくる。
「イーブイ今……ぐはっ!」
するとイーブイはその黒いものに勢いよく"かみつく"喰らわせる。しかし、ポケモンの動きが早かったため私はポケモンの拳をもろに食らってしまう。
なんだっけ、これ、シャドーパンチって技だったと思う。
一応顎は痛いが、イーブイのお陰で鼻血が出るぐらいで私はそんなにダメージが無く済んだ。
「ゲンガッゲンゲロッ!」
ポケモンは必死でイーブイを離そうとするもイーブイは絶対ポケモンを離さない。私は背中にある殴ったら割と痛そうなポケモンの骨を掴む。
「うぉっと、うりやぁっ!」
そのポケモンの骨が結構重く、少し私は怯むが踏ん張って勢いよくその骨をポケモンの腹部に当てる。
この骨で戦えれば話は全く違ったのだが、如何せん私の筋力が乏しいためポケモンとの対面にこの骨を使えない。あくまでトドメ用である。
「ゲゲンッ……」
ポケモンはその場で倒れる。そして、私はそのポケモンに馬乗りになって、骨を構えた。
ポケモンは動かない。というか動けない。私はそれでも勢いよく骨を振ろうとするが……
『トレーナー……さん……』
「ッ!」
直線に、タイミングが1番悪い時にそのポケモンの『意思』が伝わってきてしまった。ポケモンは死にたくないといった必死な表情で涙を流している。
そこで、私は骨を持つ力を抜いてしまった。
どうしたらこのポケモンを、助けられる? 嫌、違う、私はこのポケモンを殺さないといけなくてッ!
「……イーブ……イッ!」
そう迷っているとイーブイがポケモンに噛み付いた。ポケモンはただ、何も言わず静かに紫の煙となって消えてしまった。
消えた……いや、このポケモンは、何も残さず跡形もなく死んだ……
「また、殺せなかったのか」
すると、後ろからアーボとアーボックがやってくる。私は何も言えず唇を噛んでアーボを見つめた。
ここに来てから長い時間が経った。カレンダーが無いため詳しくは分からないが、自分の計算ではもう1年と二、三ヶ月ぐらいは経っている。
その中で私はポケモンに一度もトドメをさせていない。
「来い」
アーボは厳しい鋭い目で私のことを見る。これはおしおきコースである。しかも結構酷めの。
私は恐怖という感情を押さえつけ『それ相応の対応だ』と言い聞かせながらアーボに着いて行った。
◇◇◇
挿絵 cdn.wikiwiki.jp
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107 :げらっち
2022/10/02(日) 20:59:29
怪しいマオ…
スパルタなアーボ…
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108 :ベリー
2022/10/04(火) 21:00:05
>>107
本編の今後の展開の伏線入れてしまう……こういう所本当に自分の悪い癖です……
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