日記一覧
┗303.無題、もしくは備忘録(11-15/40)

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15 :大.倶.利.伽.羅
08/05(水) 01:35

今日の夕餉は冷し中華だった。
あれが主から仕入れた情報で作ってみたらしい。
直筆の指南書はとても簡素だ。


一、中華麺(黄色い波打った麺)を茹で、水で締める
二、胡瓜・はむ・薄焼き卵を千切り、そして盛り付ける

三、だし汁・醤油・酢・胡麻油を混ぜたたれをかける

冷たい麺は夏には有難い。

出来上がったものは彩りもよく、短刀達も喜んでいた。
上に乗せる具材は色合いや形状を考えると以前主が買ってきた、みくすべじたぶるに似ていたが汁の酸味がよく合う。
主も泣いて喜んでいた。

しかし、全ての具材をちぎるのは中々骨が折れそうだ。次回は俺も手伝うとする。


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14 :大.倶.利.伽.羅
08/04(火) 01:25

出陣や遠征が続くと互いに疲れの溜まった顔で戻ることが多くなる。
今日がいい例だ。俺が部屋に帰った時、あれは着替えもせずに布団に突っ伏していた。流石に邪魔だろう、肩が。

しかしあの殊更に身なりを気にする伊達男が地を這うような声で俺の名を呼びながら事実這ってにじり寄って来るのだから、やはり相当に疲れていのだとわかった。
まあそんな俺も腰布さえ外せずに倒れ込んだのだからあれを笑えはしないが。草摺が煩い。

俺達はそんな日は、早く寝てしまうことにしている。互いに触れ合う余裕もないから、ただ身を寄せ合って、唇を触れさせて薄い皮膚で相手の体温を感じながら、寝る。
これはこれで心地好い。眠い。


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13 :大.倶.利.伽.羅
08/03(月) 03:41

今日の昼は素麺だった。
薬味を好きなだけぶち込んで食べる素麺は夏の最高の贅沢だと思う。麦茶もあれば尚良し、だ。

今日は何をするでもなくだらだらと過ごしたが、たまにはこんな日もいい。
隣にあれが居るだけで。


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12 :大.倶.利.伽.羅
08/01(土) 01:35

日を跨ぐ遠征の後は机に向かう気が失せるな。
出陣を終えて部屋に戻ると目を凝らす迄もなく不審な毛玉の気配を察知した。と言うより俺の布団に転がっていた。猫が。

金の目をしたその獣は病か怪我か、片目が潰れていたが随分と懐っこく耳の裏を掻いてやると喉を鳴らして喜んだ。
ついでに最近青.江派の脇差から聞いた「猫は尻尾の付け根を叩くと喜ぶ」というのを実践してみたが、どうやら本当だったらしい。
猫に色気を感じたのは初めてだ。

しかし出ていく気配がない。今もまだ布団の真ん中で丸くなっている。どこで寝ろと。
仕方がないので新しい布団を押し入れから引っ張り出して寝ることにする。
朝飯を食ったら帰れよ。


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11 :大.倶.利.伽.羅
07/29(水) 00:58

備忘録とは一体何だったのか。

見事にあれの話ばかりだな。
備忘録。忘れたくないもの、覚えていたいことを記す雑記。

まあ、そういう事なんだろう。


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