日記一覧
┗480.明くる日(76-80/230)

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80 :大_倶_利_伽_羅
01/12(火) 04:13




眠っている腕の中に潜り込んで、心音を聴くために、身を寄せる。眠っているせいで、余計暖かい。耳に流れ込む、血の流れる音。──ああ、駄目だ。愛しくて、泣きそうだ。

身動いだせいで、目を覚ましたのか寝惚けながら抱き寄せてきて、名前を呼んで眠る声に、堪らなくなって、気付かれない様に抱き寄せながら。みっともなく、泣いた。


あんたの隻眼に映らない俺は、もう鈍なのかも知れない。


おやすみ。光忠。また明日。
どうか、その夢路が穏やかでありますように。

愛してる。

おはよう、大倶利伽羅、

──おはよう、


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79 :大_倶_利_伽_羅
01/08(金) 17:14





此処数日、完全に風邪を引いて寝込んでいた。通常通り任務はあるし、動けば熱も発散されるだろうと思ったがそんなこともなく、帰城するなり倒れるように寝込む日が数日続いた。
普段体温が高い方ではないそれが三度近く上がるとなると、夜は殆ど臥すだけで、頭がぼうとしている中、傍にいる彼奴の『何処にも行かない』に、ただ只管、心中縋っていた様に思う。語りかける様な声音で、寝入っていた。安堵した。心配掛けて、悪かった。

熱自体はもう下がったとはいえ、まだ風邪自体は回復していないのだから、伝染すことを躊躇って触れるのも躊躇してしまうというのに、軽く咎めて「ばか」と言ったら、『触れられるならばかにだってなる』と言った彼奴がどうにも愛おしくて、もうそれ以上は何も言えなかった。

足りないと思わせてしまうのは、少し申し訳ないが、……素直に欲しがってくれるのが少しだけ嬉しくて。もっと欲しがればいいと、思ってしまう。




七ヶ月。涙雨のあの日からずっと、傍に居られた幸いに、感謝を。




ばかだな、と思う。
俺が。拙く落としたあんたの甘えや寂寥を、欠片でも見せたその瞬間、ひとつとして拾い上げられないとでも言うのだろうか。上手く出来ないそれらもすべて、余さず見付けて手を伸ばしてやる。全部聴いて、零さずに、この掌で、この身すべてで、この心すべてで、何もかも受け取ってやる。
分かるか。
あんたが好いた奴は、そういう奴なんだ。


眠る独龍の目蓋に口付けて、一撫で。……目が覚めた時に、また『先に眠った』と後悔するんだろうか。久々にあんたの寝顔を眺めるんだ、今日は大目に見てくれ。


おやすみ。光忠。また、明日。
あんたが穏やかに、眠れています様に。

おはよう、大倶利伽羅。
今日も、君が好きだよ。




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78 :燭_台_切_光_忠
01/05(火) 01:35




話すようになって幾許か。まだ友刃として共にあった頃。赤疲労の彼が部屋に来たことがあった。求められていなかったろうけど、その日は半ば脅迫に近い物言いで彼を寝かし付けた。赤疲労顔を前に夜更かしに付き合わせるような趣味は僕にはないからね。ちょうどその時に、『魘されるんだ、』と。はっきりと、彼の口から聞いた。目が覚めた時に声が掛けられるように、その日はそばで夜を過ごした。それを聞いてから、なんとなく、『お休み』を告げるのを躊躇うようになった。魘されるのなら、寝たくない気持ちは分かるから。だけど寝るべきなんだろうなあとも、思う。だから代わりに違う言葉を添えた。それを優しさだと称された時は、なんだか戸惑ったけど。君がそう言うのなら、それでいい。君が穏やかに、眠れていますように。また、明日。




何処にも行かない。此処に、そばにいるよ。




そばにいさせてくれる、帰って来てくれる、好きなのだと言ってくれる、言わせてくれる。全部が嬉しくて、ひとつひとつが幸せだ。出逢えて寄り添えたことを君が奇跡で幸福と呼ぶのなら、僕の幸福はすっかり、君のかたちをしているんだろう、な。眠りに閉ざされた目蓋を眺める時間さえ、君がいるのなら。しあわせだ。また明日、変わらずそばに。



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77 :大_倶_利_伽_羅
01/02(土) 21:35




星五。




酒宴に出てる光忠からの連絡。

「……早く郎太刀さん潰して帰るね♡」


こいつなら造作もないなと思った。
僕をすごい酒豪みたいに書くのやめてくれないかな…!普通だよ……?
普通だった。
ちょっと飲ませるのが上手いだけだよ(多分)



一富士二鷹三茄子。
初夢は、あんたが逢いに来た。内容は忘れたけれど、初夢にあんたが来るのは幸先がいい。




お帰り、光忠。
ただいま。お待たせ、大倶利伽羅。



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76 :燭_台_切_光_忠
01/01(金) 23:47



あけましておめでとう、ございます。




私信。
反応はお好きにどうぞ。



>>>180 桂花抄のふたりへ
新年、明けましておめでとうございます。貴方たち二振りにとってこの一年が、良い年になりますように。永遠の課題になりつつある文字数の壁ではあるけど、其方を見習って少しくらい削って……みたいよね!題目はおろか主に全体的に彼のせんすによって成り立つこの帳面を僕が面白可笑しく(出来ているかは知らない)台無しにするすたいるが……あっこれ怒られる奴。主に大倶利伽羅と仲良くしてくれると嬉しいかな。彼もふぁんです。冗長、しろいねこさんについて。星四が友情覚醒すると星五になることすら指摘されるまで知らなかった彼の指南役とは僕のことだよ!一言言わせてもらうと、二人とも毒沼は避けようか?期さんには、どうやったら上手く格好良く指南出来るのか教えてほしい。(がち勢とまではいかない下手の横好き状態)
……改め、宜しくお願いします。




>>>650 喫煙所の僕へ
あけましておめでとう。私信も日記も、それこそ君がはじめに僕に、『自分のぺーすでいいんじゃないかなあ』って言ってくれたように、のんびりやってくれればいいと思う。今度から暫く更新がなかったら遠慮なくいちゃついてるんだなって思うようにするから安心して欲しい。
ダージリン(一分四十秒)。ありがとう、試してみる。クリスマスは素敵な贈り物をもらったよ。君たちもそうだったようで何より。贈りたいたくさんのものを、ひとつずつ、行事ごとに贈っていけると思うと、これからのまた明日も楽しみになるよね?なんて。言われるまでもないか。
君たちも二人にとって、今年はもっと良い年になりますように。




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