日記一覧
┗494.犬に関する覚書。(16-20/106)
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20 :
へ_し_切_長_谷_部
09/24(木) 22:25
…早速か。随分と早いな。
まーきんぐ、だったか。犬猫といった獣は、自身のものに匂いなどをつけて自分のものだと主張したりするらしい。鍵を受け取った直後に書きに来るお前の行動は、そのまーきんぐのようだな。
帰り際、美しい簪を見掛けた。女が髪に挿すものと分かってはいても、思わず手に取る。美しい三日月だ。あれの瞳と合うかもしれん、と思った所で、その名は別の刀のものだろうと思い出す。そもそも、女のための小間物をやっても困るだけだろうに。
栗饅頭を見付けたし、明日はあれを買ってやろう。
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19 :
燭_台_切_光_忠(乱入)
09/24(木) 00:54
折角鍵を貰ったことだし、ちょっと落書きをしていこうかな。
君が僕との肉欲に溺れているのだと考えたら、優越感みたいなものを覚える。僕以外を抱けなくしてあげようか…なんてね。
君の冷えた指先を温めたい。手を繋ごう。手袋越しでなく、素手で指先を絡めたらきっと温かいよ。
僕には君だけだ。好きだよ。
>09250006
ちょっと、また僕を犬みたいに!確かに君を他の刀に取られないようにって警戒している所があるのは認めるけれどね、まーきんぐって…。…もう。良いけどさ。
君に貰えるものなら何だって嬉しい。僕は髪が短いから簪を貰っても使えはしないけれど、それを飾って君の居ない時にでも眺めているよ。君が言うんだから、さぞかし綺麗なんだろう。
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18 :
へ_し_切_長_谷_部
09/23(水) 19:48
あれが秘めていた、隠したいものを奪った。もう俺のものだ。あれが好きにする事も許さん。俺に許可なく恥じるな。俺以外に見せるな。俺だけに愛でさせろ。背く事は、許さんぞ。
明日からは再び戦場に立つ。刀を握れば、今はない筈の血の匂いを思い出して気が高ぶる。ああ、戦場に咲くのが血飛沫ではなく彼岸花であれば、とても美しいだろうに。あれが見たという光景を、見る事が出来るというのに。
今だけは、あれの肌を喰らう快楽に溺れてしまおう。明日を迎えるために。
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17 :
へ_し_切_長_谷_部
09/22(火) 20:39
折角非番が重なっているにも関わらず、指輪を買いに行く事もせずあれを甚振るばかりの自分に自己嫌悪を感じている。何をしているんだ、俺は……主、どうぞ俺をお叱り下さい…!
思っていたより敏感なあれは、すぐに美しい瞳を蕩けさせて甘えた声を上げる。それが楽しくてつい手を出してしまうのは、俺の性格が悪いせいか。あれが拒まんのも悪いとは思うが、拒まないと分かっていて手を出す俺は、もっと悪いんだろう。色を好むとはいえ、節度を持つべきだ。次からは気を付けなければならんな。
俺があれに何度も甘味を買っていくのを見ていた主が、お前は犬みたいだと思っていたが、存外猫のようでもあるな、と仰った。意味が分からず失礼を承知で問い返すと、猫は愛情表現として獲物を飼い主に運ぶ事があるらしく、俺が甘味をあれに渡す姿がそれに重なったらしい。
なるほど、あれに食べさせようと思って買っていく甘味は、猫の愛情表現のようなものと主には判断されているのか。ただ食べさせたいと思っていただけだが…確かに間違えてはいないのかもしれん。それが愛情というものなのかは俺には判断出来んが、あれを喜ばせたいと思って買っていくのは確かだ。
_____
随分と手荒に扱っている。肌を舐り、無理矢理突き立て、噛み付き、辱め、暴き立て、……そんな事をされて甘く鳴くあれに、どうしようもなくそそられる。嫌だと泣きながら善がる姿に興奮し、痛みや羞恥を与えて楽しんでいる。俺の趣味は悪い。自覚しているが、…あれを嬲って高揚している自分は、本当に趣味も性格も悪いな、と思う。
……自制。自制、を、覚えなければならん。いや、覚えているつもりだが、閨事になると忘れるのをどうにかしなければ。色に溺れるなど、あってはならん事だ。
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16 :
へ_し_切_長_谷_部
09/20(日) 21:36
…予想外に厳しく反対されたため、処分するのはやめる事にする。
それにしても、あれの帳面が俺の帳面の対となるような内容になってきているのが面白い。いいのか、それで。お前の元の主題とはずれてきているような気がするんだが。面白いから俺は構わんがな。
冷えてきたせいか、指の動きが鈍い気がする。このまま冷たい色がこの本丸を覆い、芯まで冷えて凍える冬が来るのはそう遠くはないんだろう。寒い、と感じるのは、果たしていい事なのか。
あれの肌は白い。雪のような白い肌、と表現される肌もあるが、雪とあれの肌は似ていない。作り物とは言わんが、どこか…そう、妖しい色だ。その下の血液を透かす肌は、人のものではないような、それこそ神のような美しさが滲む白だ。そこに牙を立て、獣のように紅い生命を啜る俺は神を穢す俗物なのか。我ながら滑稽な思考だな。
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