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┗拝啓、愛しのペリカンウナギ殿。(81-90/368)

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90 :跡部景吾
2007/11/26 15:41

忍足と宍戸と、ファーストフードの店に行った。
未だに彼処に行く時は期待と緊張を伴うのだと云う事は、此処だけの話にしておこう。

3人とも持ち帰りで、宍戸と俺はセットメニューとやらを注目。
俺の付け合わせはサラダにチェンジ。
そして忍足は。

>「ハンバーガー30個。」

…、…ハァ!?
思わず「っテメェどんだけだよ!」と小声で突っ込めば、「3個やったらはらぺこやん、せやから…」とのたまう。
「テメェ、3がつくなら13個でもいいじゃねぇか!」と更に突っ込むと、宍戸に「落ち着け、問題はそこじゃねぇっ」と宥められる。
…危ねぇ、ついアイツのペースに乗りそうになっちまったぜ。

問題無く(?)会計を済ませ、家で食事。
楽しい時間だったぜ。

忍足は速攻で食い終えてから、シェフ特製のハンバーグを数人分平らげていた。
お前、どんだけハンバーグ好きだよ!?と突っ込んだ俺に、宍戸が再び「だからそこじゃねぇって!」と言ったのは言うまでもない。


××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××


私信っつう形には程遠い、恒例の一口メモ。


×過多想い。とは12月中に会えりゃ良いと思う。
×夜なら都合つくぜ。
×ポチと2人で板に邪魔させてもらっていいか、取り敢えず。
×88、祝ってくれたヤツら有難うよ。
×芋虫バトンは俺宛で良かったらしい。
×ただ真似したところで恐らく、「アイツいつも馬鹿やってンなァ」位の印象だと思うが。
×其の辺りはどうよ、ラル。
×今度は階段の所の誰かと、其の恋人サンにも会いてェなと希望。
×俺は相変わらずコン.トレ.ック.ス派。
×悪ィ、今の所はどうでも良かった。
×猫とカナリア、元ネタ解るぜ。
×つうか菜々子チャンが可愛すぎンだが。
×喰って良、って冗談に決まってるだろうが。
×怒るな俺様。
×最近は更にラブラブな様で何より。
×独り身クリスマスにイルミネーションは要らねぇよ。
×シングルベル、か…
×(寂しくなったンで撤収、)

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89 :跡部景吾
2007/11/26 15:06

クラムチャウダーが有名だよネ、なんて笑顔で言うから頷く事しか出来なかった。
恐らく「一般的」な(便利な言葉だ)日本人の舌には合わないだろうと云う事を伏せて置いたのは、コレと言って嫌がらせをしようと思った訳でも何でもねぇ。
そんな風に幸せそうに言葉にされたから、水を差したくなかったっつうだけの話。

そんな事を、砂まみれのスープを飲みながら考えていた。

久し振りに見た景色は相変わらず霧に煙っていて、種類の違う寒さに見下ろした自分の服を呪う。
暖かな日差しが恋しくて手を延ばすのは、気温のせいだけじゃねぇ筈だ。

其れでも何故だろう、あんなにも望んだ事だったのに。
己の嫌う人間であれ、幸せで居て欲しいと願う。
偽善やらの為す所ではなく、ただ、同情なんてしたくねぇからだ。

可哀想な所なんて、見たくもねぇ。


××××××××××××


日記作成が再開して暫く経ったが、流石の賑わい振りに少しばかり驚く。
忍足も書き始めンのか尋ねようとも思ったが、聞くまでもなく答えが予想出来たからやめておいた。
お前の日記を読みたがってるヤツは、正直多いと知っているんだがな。

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88 :跡部景吾
2007/11/21 09:58

懐かしい本を読んで、ふと考える事があった。
俺は蠍の様になれるのだろうか。
炎で其の身を灼かれて、他者を照らす生き様は見事としか言いようも無ェが。

実際、「本当に良い事」が他人の為に命を削る事なのだろうか、っつう疑念も少しある訳で。
何しろ其の事で、自分の近しい人間を泣かせちまうのは確かだろうから。
同じ「誰かの為に何かをする」のなら、俺は出来る限り他人の為に生き抜いてやりたい。

昔から、思っている事だが。
死ぬ、っつうのは、ンな簡単に口にして良い言葉じゃねぇよな。
日本語英語問わず、簡単に遣われる様になった、印象はあるが。
俺は、容易く言葉にしたくはねぇ。

血の通った体を見下ろすと、責任があると思うから。
しがみつくではなく、流されるでもなく。
他人を受け入れながら、自分を生きていく事。
地に足をつけて、自分で歩いていくという事。

生きる、という事。
其の意味を。

時折色んな物に流されて、忘れちまいがちな俺だから。
日記に残して置こう、と。
残して置きたい、と。
思った。

空が、笑っていてくれたら良い。
そう呟く俺に、アイツは笑いやがって。
跡部が幸せやったら笑うてくれはるで、なんて。
如何にも優しく言いやがるから、俺も笑ってやった。
歯を食いしばってでも、笑ってやる、と。
心に、決めた。

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87 :跡部景吾
2007/11/21 04:04

昨日学校で、「最近太ってきたんだけどどうしたらいい」とクラスメートに聞かれて軽く驚いた。
それと言うのも、ソイツと俺の関係を表す時の「クラスメート」っつう単語における「メート」に特別な意味は無く、おそらく互いに「単なる構成員」っつう意味に過ぎない程度の間柄だからだ。
分かり易く言うならい.いと.ものテレフォンに出る位は可能だが、フレ.ンド.パ.ー.クには出られそうに無ェ位の。
分かりにくいか。あァそうか。

ただ、俺が自他共に認める健康マニアであり、ことダイエットに関しちゃそこらに居るアドバイザーより役に立つっつう自負は充分にあるのは確かだ。
其れと言うのも理由はある訳で、成程テニスをしてりゃァ、スタイルの崩れは起こらねぇ。
しかし白筋は運動を辞めた途端に脂肪に変わる性質を持つ筋肉なンで、自分の様なアスリートにこそ正しい体作りの知識が必要と考えているためだ。

其れは其れとして、頼られたからには先ずはじっくり話を聞いてみる。
色んなヤツの事を聞いてきたが、食生活含む生活習慣、とどのつまりライフスタイルの改善がまず第一である事が多い。
大仰な言い方をしたが、ほんの少し気を付けるだけの話だ。
日々をせわしなく送ってる俺が言うのはおかしな話だが、その自分だからこそ、スローライフの大事さっつうのは身にしみて分かっている。
例えば手早く食事が取れてしまうファーストフードも悪くはねぇが、テニスをやっているせいか俺はそのカロリーを運動で換算しがちだ。
ああ、こんな小さなハンバーガー1つで俺は何時間かのジョギングを必要とするのか、と。
其の癖フランス料理のフルコース程の満足感には、…個人的には及ばない。
時間が短すぎる事と、本来「ながら食い」を目的に作られた物である事が多いからかも知れねぇ。
サンドイッチが「ポーカーをしながら食えるもの」っつう形で貴族によって考案された料理ってのは、よく知られた話だ。

食うってのは、凄ェ尊い事だろう。
食べるっつうのは、生きる、に等しいから。
ソイツの話を聞いていたところ、暫く絶食を試みているらしいので全力で止めた。
水だけで過ごす数日なんざ、逆ダイエットも良いところだ。
料理は俺にとって美味い事が前提で、其れが健康的であれば言う事は無ェ。
幸いにして、ダイエットに重要な栄養素を押さえる食事をしていれば其れだけで充分結果に繋がるからな。
そう思って必要な栄養素が入った食材を書けるだけメモして渡してやったら、目を丸くしてやがる。
どうした、と尋ねれば、感心した様子で「よくそんなにカタカナ覚えられるね!」と。

…、…其処までマイナーなものを書いたつもり、無ぇンだが。
やっぱり俺は、どうにも健康にうるせぇ様だ。(笑)

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86 :跡部景吾
2007/11/19 20:48

「未だ、彼女を愛してるんだな。」

口に出さなかったのは、自信が無かったからじゃ無ェ。
寧ろその逆で、答えが余りに明白だったからだ。

「切なくは、ないのか、」

水で流して飲み込んだ言葉は、喉に刺さった小骨だ。
聞く勇気が無いンじゃなく、俺に受け止める勇気が無ェからだろう。

俺の方が、やるせない。
見ている俺ばかりこんな気持ちにさせて、自分はまっさらな侭で。

今度会う時には、俺に紅茶を淹れさせちゃくれねぇだろうか。
貴方と云う存在を、どうしようも無く誇りに思うから。

彼女が好きだったと云う菫の砂糖漬けを、今日久し振りに食ってみた。
悪かねぇが今の俺には甘過ぎて、塩辛いモンが欲しくなる。

きっと恋をした時も、こんな気持ちなのだろう。
そうであったら良い、と。
此の気持ちを何処かで覚えて置きたくて、ペンを走らせる。

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85 :跡部景吾
2007/11/17 08:38

緑だった。
それは確かに、緑色をしていた。

幸せの定義なんざそれぞれで、他人様に迷惑掛けねぇ分にはきっとどれが良いも悪いも無ェ。
経済的な豊かさが心の貧しさに通じるっつうのは余りに安直だし、第一曖昧過ぎる。
「一般的」な道徳が理想に近い事は多いが、俺の主は俺様だから。
何時だって、俺のルールに従う。

其れなのに、誰かに許される事が。
何故こんなに、嬉しいんだろうな。

ジローは、元気にしてンのか。
辛くなったら、何時でも寝に来たら良い。


××××××××××××××××××××××


他のヤツの日記を読んで居て気付くっつう驚くべき鈍さだが、賑わいを増した町が楽しげだ。
町長サン、何時も本当に有難うよ。体には充分気を付けてくれ。

俺に出来るのは、差し当たってこの日記を大事にする事、か。
しかし視姦が間に合わねぇなァ。嬉しい悩みだ。

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84 :跡部景吾
2007/11/16 13:55

風が、冬の匂いになって来たような気がする。
黄金色に輝く銀杏の葉が一斉に舞い散る様は、何処か春の桜を想わせた。

ただ俺に言わせりゃ、銀杏には秘密が無ェ。
安.吾や基.次郎に描かれる様な、陰鬱としたイメージが何処にも感じられねぇから。
安心して見て居られる様な、其れでいてかえって胸が騒ぐ様な。
不思議な心持ちだ。

車窓から見える木々の緑は段々と赤みを増していくのに、…俺は何かを変えられただろうか、と。

変わってしまえば懐古して、変われなければ其れを嘆く。
つくづく人間っつうのは不思議な生き物だ。

#恋は、罪悪だ。
#そして、神聖なものだよ。

桜の木を撫でる相手の指先ばかりを眺めていたら、幹を見つめた侭そう言うから。
ああ、其れは誰の言葉だったろうか、なんて。
俺も、ぼんやりと考え込んでいた。
度忘れしてしまった事への苛立ちは無く、単なる興味で。

#心は、何時も彼女の傍に。
#恋なんて、一種の信仰みたいなものかも知れない、

「こ.こ.ろ」、次ぐ言葉に導き出された答えを呟いて、

余りに言い得た其れに、小さく笑った。

そんな日を、思い出す。
桜には、やっぱり秘密があったよなァ、なんて。

ンな事をつらつら考えて居たら、悪戯を思い付いたみたいな顔してる、とジローに言われて。
…強ち外れでもないかもな、と。
頬を綻ばせた、穏やかな昼下がり。

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83 :跡部景吾
2007/11/14 13:08

大した話ではなかったのかも知れねぇ。
監督の言い付けで音楽準備室に行ったら、不用心にもピアノの鍵が開いていたと云う、だけの話で。
其の音が無性に聞きたくて、今日ばかりは誓いを緩めた。

「シ.ョパンの夜.想曲、1番。」

不意の、声。
音に誘われたらしい監督のリクエストは、余りと言えば余りに俺を鬱蒼とさせやがる物で。

「…御自分で弾かれては。」

感情を潰した声を覆い隠す様に、聞きたくない、と。
「あの曲」だけは聞きたくないと、呟くから。

「―…もう俺は、弾きませんよ。」

貴方の、前では。
続く言葉は、永遠に心の中に。

口に出さなかった其れが、何時か消えてくれたなら、と。
淡い期待を抱いて。

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82 :跡部景吾
2007/11/09 08:22

階段不二と魔法集会。
アイツの魔法好きっぷりに癒されたし、凄ェ楽しかった。
今度から不二は魔女っ子キャラで良いと思う。
そしてうちのポチと魔女争いを繰り広げれば、…と。
脱線しちまったな。

俺は最終巻を発売とほぼ同時に手に入れちまってたンで、結末予想には加われなかったが。
不二が最後まで読んだ暁には(来年の夏には日本語版が出るだろうと予想して)、是非また話す機会を持ちたいと今から希望しておく。

最後まで読んだとテンション変えずに言った俺に、「ほ、ほんと!?知りたいけど、絶対言わないでね!」と必死に念を押す不二が可愛かった。
言わねぇっつの。(笑)
自分としちゃァネタバレを全く気にしねぇ性格だが、其れは最低限のマナーだと理解しているからな。

其れから、組み分け帽の話。
此の間初めて眼鏡少年と同じ寮に入れて、柄にも無く忍足に電話しちまった。


×××××××××××××××××

>ぱや
さっきポチ経由でメール入れてみたが(本当に悪ィ、ポチ/土下座)、汗を伴わないのだとすると冷え性も疑われる様な気がするぜ。
だとしたら結構なレベルなんで、やっぱり半身浴は必須かも知れねぇ、なァ。

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81 :跡部景吾
2007/11/07 19:36

昨日の夜、ポチと答えた悪友バトン。
予想外の長さに、冗談で「4ページ行くんじゃねぇの」とは言っていたが。
まさか本気でいくとは、思いもよらなかった。
連続投稿制限、なんて掛けられたの初めてだぜ…そりゃァ有り得ねぇよな、バトンで4ページとか。

だが、本当凄ェ楽しませて貰った。
本当はもっと長くて、此れでもポチが頑張ってちょきふぁさしたんだぜ。
(そしてソレをやらせる俺様、最低だな。/全力で土下座するぜ)
そんな訳で取っておいたスペースには到底収まりきらねぇから、フレンチトーストの2人に貰ったバトンは其処へ。
何時も有難うよ。

ポチとの記念日は、14日。
今ではクラッカーを鳴らしたりこそしねぇが、その日付が来る度に何処かそわそわする。
ポチは要領が悪ィヤツだ、と思うが、俺はそんなところもひっくるめて尊敬してるぜ。
アイツは俺を誠実だと言うが、俺からしてみればポチを見てると自分のいい加減さが目にしみる。
勿論、ソレが良い刺激になっているワケなんだが。

あのバトンを答えて、色んな事を思い出した。
忘れてた訳じゃねぇから「思い出す」っつうのは語弊があるかも知れねぇが、…1年前の6月14日に、初めての日記を立ち上げて。
ポチと会って、其処から多くの繋がりを得られて。

出逢いがあれば別れもあって、日記を失くしちまったりとか、…俺なりに色んな事があって。
(毎日って、そんなモンだよ、な?)
ソレでも今こうして傍に居てくれるダチが居て、笑い合える毎日があって。

凄ェ、幸せだと。
本当に、恵まれている、と。
心から、色んなヤツに感謝している。
今迄に会って来たヤツとか、町長サンとか、それから偶然にでも今此の文面に目を通してくれちまってるヤツとか。

色んな物を持ち過ぎると、何かが見えなくなっちまう阿呆な俺だから。
やっぱり、此の両手に収まり切る範囲にしか、何かを欲しいとは思わねぇけど。

それは、俺の眼が未だ曇り切ってないからだ、と。
此の手が汚れきってねぇからだ、と。

信じたい。

何か、言いてェ事分からなくなっちまったけど、よ。
(俺は何時もこうだ。)
取り敢えず、日記の表紙を新しく。
コラボレーション、ってヤツで。

何つうか、ああ。
―…此れからも、宜しく。

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