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┗4.センガクジャー Classics
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1 :黒帽子
2020/05/13(水) 09:00:31
漫画化を記念して過去に連載したセンガクジャー&番外編の全話連載を行います。
1日につき1話掲載、毎日連載いたします。
投稿のタイミングはランダムですのでご注意ください。
登場人物等はファンクラブサイトに掲載予定です
画像(jpg) 91.4KB
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42 :黒帽子
2020/06/08(月) 09:24:09
チュッカー「ラウンド1!赤コーナー、ドーロー!青コーナー、新京成ピンク!レディーファイッ!」
色別の一騎打ち、先陣を切ったのはドーロー参謀と新京成ピンクの対決だ!
ドーロー「サイコディメンジョン!」
ドーロー参謀の超能力で空間が捻じ曲げられた。新京成ピンクのファイヤーランチャーとグランドスナイパーが宙を舞った。
タカネ「どうして武器が!?」
ドーロー「その答えを教えてやろう!」
ファイヤーランチャーとグランドスナイパーを合体させ、新京成ピンクを狙い撃つ!だが断末魔が聞こえない。
新京成ピンク「ゆがんだ空間が災いしたわね。自分の技の使い道も知らないなんて。」
空間のゆがみで弾道がそれてくれたようだ。そして驚きで吹っ飛んだ武器を拾った。
新京成ピンク「ファイナルスナイパー!!」
至近距離に近づき、合体して威力の上がった武器でドーロー参謀をノックアウトした。ドーローはもう助からないだろう。
チュッカー「K.O.!! ラウンド2、コパルンイVS芝山グリーン!」
第2ラウンドが始まった。コパルンイは電撃で応戦するが全然あたっていない!
ナリタ「お前らと何度も戦ってるうちに技の癖など見切ったんだ!もう通用しない!ドラグーンファイナル!」
コパルンイ「ピィィィィィィ!逃げるううううう!」
コパルンイが逃亡した!
第3ラウンドはポダルゲ対北総イエロー。
ホーンガンを乱射する北総イエロー相手にポダルゲは衝撃波返しと称した風の技で北総イエローを追い詰める。
ポダルゲ「どうやら銃撃しかない退屈なお相手ね…」
しかしヤギルは空へ!フライヤージャンプが決まった!ポダルゲ、地を這いながら逃げていく!
第4ラウンドはケライノーVS京成ブルー。
女同士の戦い、しかもどちらもスピード対決だ。
京成ブルーの必殺技のストレートライナーとケライノーのスワロークラッシュがぶつかり合う。何度も何度もぶつかり合う。ボロボロになった京成ブルーのマスクは窓の部分が割れてしまった。スワロークラッシュがまた来た。しかし京成ブルーはストレートライナーで攻めなかった。
ミモミ「パンダニックカンフー!アチョオオオオオ!」
顔面クリーンヒット!ケライノー、30秒ほどのたうち回って退却だ!
第5ラウンドはオキュペテ対京急レッド。
バンバ「うおおおおお!」
正面から殴りにかかったがしかし冷静なオキュペテは飄々としている。
オキュペテ「当たらないわね。そのくらいの実力?」
しかしバンバは煙玉を使った!そして背後に!
ズバァッ!オキュペテの翼を切り裂いた!オキュペテ、逃げる!
そしてファイナルラウンド、アエロー対浅草ホワイトだ。
アエローと浅草ホワイトは殴り合いを始めた。ここで浅草ホワイトの連獅子アタックだ!
しかしアエローは風を起こし炎を浅草ホワイトの方に向けた。
ダイモン「あちっ!だがな…」
カンテランチャーを取り出した。カンテランチャーでアエローを狙い撃ちだ!
アエロー「キャアアアアア!覚えてらっしゃーい!」
ハルピュイアは全員満身創痍で逃げて行ったぞ!
チュッカー「ここまでやるとは驚きだ… ここからは私の番だ!」
チュッカー総統がセンガクジャーの前に現れた!
ダイモン「お前が…ザンリッカーの親玉か⁉」
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43 :黒帽子
2020/06/09(火) 08:48:36
第28話「最後の激突!」
チュッカー「久しぶりだなセンガクジャー… 浅草の件以来だったか?」
ダイモン「3か月ぶりにお前の顔を見たな。あんときはゲバーボ撒いて真っ先に逃げたっぽいけどな。もう逃げられないぜ?」
チュッカー「逃げられないなら逃げられないなりに貴様らを潰して無力化計画を参考する。仲間も集める。」
ダイモン「潰す潰すとはなんだ!ここまでの作戦は何もかも失敗に終わってきたようだな。最後の作戦のつもりだがそれも失敗させてやる!そして無力化計画なんかもチャラだ!」
チュッカー「やかましい!」
競り合いが始まった。6人の猛攻をひたすらかわすチュッカー総統。ようやく当たったが風で新聞紙が飛んできたような
チュッカー総統は火炎瓶を投げてきた。当たりは炎上が始まった。
ヤギル「お得意の火炎瓶か… あの作戦で行かないか?」
バンバ「ニューダイレクトボール!」
ニューダイレクトボールは5人によってスプリンクラーで火を消した。
タカネ「ファイナルスナイパー!」
チュッカー「ぐわああああ!」
ダイモン「一気にとどめを刺すぞ!」
ミモミ「OK!」
ナリタ「ラジャー!」
バンバ「行くぞ!」
ヤギル「了解!」
5人「シグナルパニッシャー!」
5人の合体武器がチュッカー総統を貫く!
ダイモン「やったか⁉」
しかしダイモンのこの発言は決戦の場では不吉であるというジンクスがある。今回もジンクス通り攻撃を喰らったチュッカー総統はまだ倒れていなかった。
チュッカー「少しは堪える技だったな…だが甘いな!」
そういうとチュッカー総統は巨大化を始めた。地下のアジトを突き破りどんどん大きくなる。
ダイモン「で…でかくなった⁉」
バンバ「まずいことにならないか⁉」
ミモミ「動き始めた!」
ヤギル「何か考える動きがありそうだな…」
ナリタ「あの方向は成田空港!どうやって食い止めるんだ!?俺たちロボなんてないぞ?」
ダイモン「ちくしょう!ここまで来て万策尽きたか!」
チュッカー総統は成田空港めがけて歩き出す。
タカネ「いい案があるわ。とりあえず…」
タカネがまず銃撃だ。チュッカーは後ろを振り向く。続いて分離したカンテランチャーで次々と銃撃だ。
チュッカー「ぬおおああああ⁉」
ダイモン「巨大化しただけでさっきのダメージは残ってるはずだ!畳みかけるぞ!」
ナリタ「ニューダイレクトボール!」
ミモミ「そ-れ!」
ヤギル「行くぜ!」
ダイモン「頼むぞ!」
バンバ「必殺!ビリビリ作戦!」
電気を帯びたボールがチュッカー総統めがけて飛ぶ!ヒット!チュッカー総統は感電した!
チュッカー「ぎええええええあああああ!」
絶叫しながらチュッカーは立ち止った。
そしてとどめのシグナルパニッシャーが放たれた!爆発四散!巨大化したチュッカー総統は大爆発を起こし消滅した。
ダイモン「やったぞみんな!これで作戦成功だ!」
三里塚の激闘を制したセンガクジャー、ワープライナーで基地へ凱旋だ。
ダイモン「ただ今帰ってまいりました!」
シンジ「ご苦労。どうやら君たちの戦いが動画サイトに挙げられていた」
一騎打ちにチュッカー総統との戦いまでの一部始終がその動画の内容であった。
シンジ「ここまで壮絶な戦いだったが一騎打ちをするとは不思議な戦法だなぁ…」
ダイモン「ほんっとチーム戦で戦いたかったぜ!」
「あははははははは!」
戦いも終わり、平和になるだろうと誰もが思っていたが…
コパルンイ「お姉ちゃんたち大丈夫?」
ポダルゲ「な…なんとか…」
ケライノー「これはどこかで休んでから新たに作戦を…」
オキュペテ「あたしなんか翼がまた生えるまでまだ時間かかるし」
アエロー「センガクジャーよりも凶悪じゃない戦隊をターゲットにしましょう。今度はこいつらとか…」
また別の所では…
???「フフフ…久しぶりの2020年だ!センガクジャーをぶっ倒してやる!」
センガクジャーの戦いはもうちょっとだけ続くのであった…
原版投稿日 2020年3月27日
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44 :黒帽子
2020/06/10(水) 08:53:13
第29話「特別編! センガクジャーVSコミュニティーガールズレンジャー 前編」
TV「あのお騒がせ団体ことザンリッカーが壊滅したようです。こちらの映像はインターネット上にアップロードされたものであり、ことしの戦隊王決定戦で優勝したチームの片方、センガクジャーがザンリッカーを壊滅させたとみられます。」
ナリタ「今の見た?俺たちの活躍がテレビに映ってるぜ!」
ダイモン「喜ぶのはまだまだ早い。例の五人組やタピー、脱獄者が我々を襲う可能性だってある。」
戦い終わった後もセンガクジャーの緊張は解けない。生存したザンリッカーの構成員や新たな脅威が襲いに来る時に備えて。
だがその予想がすぐにあたると彼らが知るよしもなかった。
ここは横浜。選挙期間でもないのに怪しげな演説が行われている
?「みなさまー、これからの日本をよりよくしていくことは我々メンズスターにお任せくださーい!会長のボスゲラーでございます!メンズスターを信頼する者は、来い!」
?「今の世の中をブッコワース!」
メンズスター。現在の日本を破壊し、トップに上がり詰めようとしている7人の構成員からなる征服組織である。魔法世界と関係があるという情報もあるという。今日は3名しかいないようだが。
ボスゲラー「はっはっは!これで応援者が増えてみろ、征服活動がしやすくなるぞ。クロー、演説協力よくやってくれた。」
クロー「ところでどうして首都でもない横浜を選んだのか?」
ボスゲラー「今まで世界征服の拠点を日本に選んだ組織はたいがい東京から攻め始める。しかし失敗している。首都だからこそ防衛は重点を置かれている。だが油断しちゃあいけねぇ。ユウマ、横浜の戦隊の情報は?」
ユウマ「関東で比較的広域の活動範囲を誇るセンガクジャーの勢力圏内でございます。奴らは大会で優勝したことがあります。」
ボスゲラー「分かった。まずはセンガクジャーから壊滅させに行くか。一番の脅威は早く取り去っておかないと。」
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45 :黒帽子
2020/06/10(水) 08:56:22
一方そのころ。横浜観光に来ていた5人の少女たちがいた。
白雪ヤシロ、青波ナル、黄天ルナ、火橙寺アキラ、緑谷ミユウ。この5人は魔法の力を受けて戦う戦隊、「コミュニティーガールズレンジャー」、略してCGRの姿を持つ。
ヤシロ「横浜駅着いたけどどうする?」
ルナ「アニメショップ行きたーい!『銀河の刃』のグッズが新発売っぽいし」
ミユウ「ちょっと、それは別の所でも買えるでしょ?」
アキラ「早く中華街にでも行きたいですう!」
ナル「それいいかもね。中華料理よりポテチの方が好きだけど。」
中華街に到着したその時であった。みなとみらい方面にて大爆発が発生していた。
ヤシロ「もしかしてメンズスターが来ているの!?みんな!変身よ!」
「ロクトイ・イルリマ・ダンツザ!」
魔導書や武器を掲げて変身コードを叫ぶ。CGRに返信した彼女らはセンガクジャーやトライハンゾーのように顔全部を覆うマスクとそれぞれ色分けされたスーツを着ている。爆発した方角へ向かって行った。
爆発事件はすぐにニュース速報で流れてきた。センガクジャーにも緊急出動要請がかかった。ダイモンたちはザンリッカーのしわざだと思いながらスターターブレスを起動、センガクジャーに変身して横浜へ!
ヤシロ「おそらくここよ。」
ダイモン「爆発あったのってこの周辺だと思うけどなぁ…って」
「あーーーーっ!」
二大戦隊がここで鉢合わせた。しかし様子がおかしい
ヤシロ「さてはメンズスターの手先でしょあんたたち?」
ダイモン「声が怪しいな… まさかハルピュイアか?新たに新戦隊をやって人々を苦しめるつもりか?」
「名乗れ!」
ヤシロ「深々と降り積もりし雪の力 ホワイトマジカル!」
ナル「どんな荒波も越えし水の力 ブルーウォーター!」
ルナ「どんな嵐をも照らす天の光 イエロースターライト!」
アキラ「どんな敵をも焼き尽くす業火 オレンジファイヤー!」
ミユウ「どんな敵をも逃がさない猛毒の蔓 グリーンフラワー!」
「コミュニティーガールズレンジャー、天命を受けて参る!」
ナリタ「長ぇ!」
ダイモン「浅草ホワイト!」
バンバ「京急レッド!」
ミモミ「京成ブルー!」
ヤギル「北総イエロー!」
ナリタ「芝山グリーン!」
タカネ「新京成ピンク!」
「直通戦隊センガクジャー!」
ミユウ「6人だなんて卑怯だってば!」
ダイモン「知ったことか!ゲバーボか何かもつれてきているくせに!」
ナル「ゲバーボってなにー!?」
センガクジャーとCGRの争いが始まった。
ヤシロ「四大元素よ力をあたえよ、マジカルバリアー!」
先制してホワイトマジカルのマジカルバリアーが発動し、ダイモンの連獅子アタックを防いだ。
ヤシロ「な、なぜ!?四大元素の力を…!?」
ダイモン「四大元素?なんだそれ?水素、炭素、窒素、酸素か?違うなら言ってみろ!」
ヤシロ「氷、雷、光、闇の4属性を破るとは…」
ダイモン「何だそりゃあ!?」
どうやら戦隊の間では常識が違うことはあるようだ。
その中グリーンフラワーのソーラーウィップがナリタとタカネを狙う。ナリタはドラグーンファイナルでウィップを振り払い、タカネのファイヤーランチャーがウィップを焼き払った。京急レッドは煙玉を使いいつもの戦法を取るもののゴーストスターライトメテオの追尾能力の前では煙玉は無効。なんという状態か。サイコスプラッシュビームの軌道を読んだミモミ、ストレートライナーで突っ切りブルーウォーターに渾身の一発をぶち込む。
二大戦隊、両者にらみ合った状態だ!
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46 :黒帽子
2020/06/11(木) 09:35:57
第30話「センガクジャーVSコミュニティーガールズレンジャー 後編」
ダイモン「いったいあの爆発は何なんだ!?お前らのしわざか?」
ヤシロ「あれは私達じゃない。メンズスターよ。」
ミモミ「メンズスター?なにそれ?」
ヤシロ「ここ最近新たに地球征服を企んでいる悪党軍団。そいつらを倒すために戦っているんだけどね。」
バンバ「よくわからんがザンリッカーのようなものなのか?」
センガクジャーはここでメンズスターの存在を知った。 しかし…
ミユウ「いやいやあんたたちがメンズスターでしょ? あの技行くよ!」
ナル「サイコスプラッシュビーム!!」
ルナ「ゴーストスターライトメテオ!!」
アキラ「ヘルズゲートファイヤーインフェルノ!!」
ミユウ「ポイズンウィップフラワービーム!!」
ホワイト「エレメンタル・ゴー・トゥ・ザ・ヘルズゲートっ!」
5人、もとい本当は4人による必殺技が来た。彼らをメンズスターの回し者だとまだ思い込んでいるようだ。
ダイモン「シグナルパニッシャー!」
タカネ「グランドスナイパー!」
ここで合体武器とグランドスナイパーを構えたがもう遅かった。
ヤシロ「スリープ・ピースフリー…」
「ぐわあああああ!」
ダイモン「おのれ…!悪役みたいな必殺技名ぶっぱなしやがって!」
タカネ「あたしがあいつらの注目を引き付ける!その間にニューダイレクトボールを!」
ダイモン「OK!」
ヤギル「あいつらのはまず植物が先行してそこに引火、高熱蒸気と光弾の攻撃といった感じだ。あれがちょうどいいな。」
ミモミ「あれだね。」
作戦会議が終わりニューダイレクトボールが放たれた。隙を狙い再びCGRの合体攻撃の構え。だがニューダイレクトボールは扇風機に変形。蒸気を吹き飛ばした。
視界の晴れたセンガクジャーは回避行動をとる!
ヤシロ「どういうことよ!?かわされちゃってるじゃないの!?」
ナル「あれを見て!扇風機!」
ルナ「属性の絡み合いを予想していたようね…」
アキラ「もう倒せそうにありませんん!!」
ヤシロ「諦めないで!倒す活路は見いだせるはずよ!」
ミユウ「じゃあヤシロも攻撃に参加してよ!」
CGRのチームワークにひびを入れるほど先ほどの回避が衝撃的だったようだ。
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47 :黒帽子
2020/06/11(木) 09:38:36
と、そこへメンズスターが。
クロー「ボスゲラー、次はどこを爆破するのか?」
ボスゲラー「どこにするかはまだ考えていないが」
ユウマ「中華街はいかがでしょう。」
ボスゲラー「…あーっ!戦隊が11人!」
ユウマ「いつものCGRに新しいのが6人!」
ボスゲラー「名乗れ!」
ダイモン「何だお前ら?ザンリッカー残党か?このセンガクジャーがお前らを倒す!」
ボスゲラー「セ、センガクジャーだあ!ここで会えるとは!やれ!クロー!」
バンバ「何かあいつ、ラッチェに似てないか?桜とか芋羊羹とかで嫌がらせに来たあれだって。」
クロー「ブッコワース!」
クローの度重なる攻撃に圧倒されるセンガクジャー、先ほどのダメージも相まって立ち上がるのに時間がかかっている。
ヤシロ「あいつら敵じゃなかったの…⁉」
ここでメンズスターではないことにようやく気付いたCGR、ホワイトマジカルとブルーウォーターの合わせ技による氷のバリアが展開された。クローは向きを変えてCGRを狙う。クローは銃でねらい撃ち、バリアを破壊した。そして扇風機に目を向けた。
アキラ「このままじゃまずいです!必殺技をかわされる可能性があります!」
ヤシロ「ここはセンガクジャーにとどめを刺してもらうしかないわね…」
クロー「センガクジャー…貴様らの輝きはそろそろ消える…」
ナリタ「そんなわけあるかよ!」
ホーンガン、サンダーガンを撃ちクローの動きを止める。機械仕掛けの彼の体には電流は相当効いた模様だ。
ミモミ「懲りたかメンズスター!」
クロー「チックッショーーーーーー!」
クローの思いに添えるようにロボットが飛んできた。
ボスゲラー「おい、こんな相手にロボットで挑んでいいのか?」
ユウマ「まあ勝てる確率は99%ですし大丈夫でしょう!」
クロー「そしてさっきあそこにあった扇風機を…!」
ボスゲラー「そうか!このロボは取り込んだ道具を装備にできるのか!」
ロボが変形し、巨大なプロペラが出てきた。
CGRの合体技が放たれるも先ほど同様プロペラの前では通用しない!
ミユウ「ルナ、巨大化の準備は?」
ルナ「いいけど」
タカネ「巨大化してもあのロボは倒せない!こっちに任せて!」
再びニューダイレクトボールが飛んでくる。しかし今度はボールのまま飛ばした。コックピットからクローにボールを取り込まれ、装備を取り込もうとしたその時であった。ボールが大爆発、崩れ落ちていくロボットの姿が目の前に。しかしメンズスターの3人は脱出ポッドを使い逃亡していった。
ボスゲラー「おのれセンガクジャーにCGR!」
クロー「あいつらよくも俺を!」
ユウマ「覚えてろーーー!」
かくして横浜の戦いは終わった。
ヤシロ「あのメンズスターは私たちに任せて。あなた方は別の組織、確かザンリッカーを倒すつもりでしょ?」
ダイモン「あいつらの親玉は倒したが逃げたり捕まったりした奴がいつ暴れだすか知らないから今後も警戒するさ。」
「だけど、困ったときは共闘しよう!」
ふたつの戦隊の間に友情が芽生えたのであった。
原版投稿日 2020年4月6日
次回、いよいよ真の最終決戦「未来編」へ…!
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48 :黒帽子
2020/06/12(金) 08:48:51
第31話「時空の征服者」
ここはタイムトンネル。どうやらここを抜ける乗り物、タイムマシンが通過していったようだ。どうやら見覚えのある顔だが…?
ジッパチ「無力化に未来で成功した。そして2020年に戻ってひっそりと暮らしてやるか!」
何とジッパチ将軍は生き残っていたのだ。未来の日本でザンリッカーを再興させ、日本を無力化させたのであった。
タイムトンネルの出口を見つけ、2020年、ザンリッカーが壊滅した後であるはずの時期に到達したのであった。
ジッパチ「古巣に戻って人と同じ生活でもすれば…」
だがタイムマシンは行きと同じ板状のモデル。ふざけたデザインは速攻で見つかれば通報される。
センガクジャー基地。タピオカ店のタピーが来ていたようだ。タピオカドリンクを飲みながら何かやっている。
タピー「ここ最近タピオカブームも終わりそうで次のトレンドも見えなくて店をたたもうと思ってるんですよ。センガクジャーの皆さんいい案はありますか?」
バンバ「うーん。そうだな… タピー、ザンリッカーに戻ることはしないよな?」
タピー「もちろんっすよ。あっしはジッパチのアホの考え方にもううんざりでさぁ。食いもん残す奴にゃお仕置きしたいと思ってたけど当時は当時。立場ってもんがありましてなぁ・・・ タピオカ屋でもせっかく買ってくださったお客さんがそこら辺に捨てていたんで罰金払わせたくなりましたよ。」
ダイモン「残さず飲食できそうなものを売る店に変えて行ったらどうだ?例えばたい焼き屋とか。」
日常に戻ってきたセンガクジャーであったが再び非日常に戻される瞬間がやってきた。
シンジ「不審車両の通報が連続してあった。最新の目撃地点はレインボーブリッジ。若干攪乱するような動きを見せていたが首都高で羽田空港方面を目指して走行している模様。」
ヤギル「不審車両?ザンリッカーの車って何があったっけ?ジッパチのタイムマシンはタイムトンネル内でぶっ壊したし。」
シンジ「だがタイムトンネル内で奴が生きていた場合、他のタイムマシンを乗っ取ったりタイムマシン所有者に拾われたりする可能性もある。そして2020年を目指すことは大いに予想がつく。到着予想地点とされる羽田空港へ急行せよ!」
センガクジャーの6人はワープライナーをつかおうとした。
ミノリ「待って。ワープライナーは先日の戦いに何度も繰り返しだしているから修理が必要なレベルよ。」
修理が必要。出動しても目的地到達が遅れるかもしれないと思った6人だったがあるものを思い出す。そう。タイムマシンだ。
ナリタ「こいつのタイムトンネル機能さえ使わなければいいんだな。」
6人は早速タイムマシンを動かす。目的地は羽田。彼らの目的はただ一つ。不審車両の確認、危険因子ならば討伐だ。
ようやく羽田に着いたセンガクジャー。だがそこにはすでに不審車両が…
ジッパチ「高跳び… げぇセンガクジャー!?」
ダイモン「生きていたとは驚きだったぜ、ジッパチ!」
「スターターブレス!直通戦隊センガクジャー!」
ジッパチ「残念だったな。あの時とどめを刺せなかったことを後悔するんだったな!」
ダイモン「じゃあ今とどめを刺してやるぞ!みんな!行くぞ!」
だがジッパチは真っ先にダイモンの首を絞める。
ジッパチ「ゆっくり余生を過ごしてやろうと思ったがやーめた。お前らをぶっ潰してからにしてやる!」
タピー「セ、センガクジャーのみなさーん!タピオカドリンクのお代をー!」
ダイモン「あ、忘れてたぁ!」
ジッパチ「タピー貴様…… 何が食べ物は残すなだ!裏切者の貴様から抹殺してやる!」
そういうとジッパチ将軍はタピーを撃ってしまった。
センガクジャーはすぐに119番への通報をした。
ミモミ「タピー!」
タピー「うぐっ… 俺はもう助からないかもしれない…だがあいつはきっと悪さをして帰ってきたに違いない。追いかけてくれ…」
タピーはセンガクジャーにジッパチ将軍の撃破を頼み、息を引き取った。
ダイモン「おのれジッパチ将軍め!俺たちは許さないぞ!」
タピー「…あ!お題…」
タピーは息を引き取ってなかったようだ。そして救急車に担ぎ込まれた。
ジッパチ「おれ知らないもんねー!あ、用事思い出したー!」
ナリタ「まてぇーい!」
タイムマシン同士でのチェイスが始まった。そしてタイムトンネルに2台は入っていく!
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49 :黒帽子
2020/06/13(土) 09:48:15
(最終話)「さらば直通戦隊!勝利へのラストラン」
ジッパチ将軍はタイムマシンを全速力で走らせた。一方センガクジャーもエンジンをかけて動き出した。駐車料金を払っているうちにジッパチ将軍は距離を引き離す。
ダイモン「あいつがまさか駐車料金まで払わない奴だったとは…!」
タカネ「それ今突っ込むところかしら?」
ようやく羽田空港を出られたセンガクジャーはジッパチ将軍がタイムトンネルに進入するところを目撃、すかさず入っていく。
ジッパチ「どこまでもしつこい奴らだ!」
ジッパチ将軍はセンガクジャーのタイムマシンめがけて銃を乱射する。だが運転しながらでまともに狙いが定まるはずがない。
ダイモン「なんださっきのは?脅しか?充てるつもりだったか?」
ジッパチ「こうなったら誘導してやるか…」
ジッパチは攻撃をやめスピードを上げた。そしてタイムマシンの出口を通過した。
そこはまるで先ほどの風景とはまるで違う。ところどころ現代の風景と変わらない箇所はあるがビル群や戸建ての家はだいぶ様変わりしている。だが人の影もまばら、荒廃しているようだ。
ダイモン「なんだここは。もしかして未来に来ちまったか?」
バンバ「確かに建物は過去の資料や現代の奴と比較しても違うのがあるしな。」
ミモミ「この看板を見て!2120年4月だってここ!」
ナリタ「まさか100年後に飛ぶだなんて思いもしなかったぜ!」
ヤギル「何でジッパチはここに逃げたんだろう?」
疑問に思ったその時だった。いつものあの声が聞こえてきた
ゲバーボ「ハンターイ!ハンターイ!」
ヤギル「早速答えてくれたな… ここに連れてきた理由、そしてここがどうもおかしい感じだと思った理由を!」
タカネ「おそらくジッパチは命からがら22世紀にたどり着いてこの時代を乗っ取ったのよ。」
ナリタ「22世紀でも迷惑をかけるとかザンリッカーはどこまで迷惑大好きなんだ!?」
早速ゲバーボとの交戦に入るセンガクジャー。結果はいつも通りセンガクジャーが圧倒して言っている。
ゲバーボA「昔の戦隊がここにいるのはなぜだー!?」
ゲバーボB「しかも奴らってセンガクジャーじゃん!ジッパチ様をお呼びしないと!」
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50 :黒帽子
2020/06/13(土) 09:49:13
しばらくたってジッパチが戻ってきた。
ジッパチ「どうだ?懐かしいか? では俺が相手してやる!」
ジッパチ将軍は22世紀で仕入れたレーザー砲を手にセンガクジャーを襲う!
ダイモン「何だよあれ!? SF映画でよく出てくる奴っぽい!」
ホーンガンで応戦するもさすがに対抗できない。近接戦に持ち込み京急レッドと京成ブルーがそれぞれの得意技で追い込む。
だがジッパチ将軍は反撃としてレーザー刀で攻撃する。センガクジャーのスーツにも切り傷がついてしまう。
バンバ「あっつ!こいつ未来で強い武器を取り揃えてやがる!」
ゲバーボ兵もセンガクジャーの周りを取り囲む。絶体絶命のピンチを迎えてしまった。
タカネ「ファイヤーランチャー!…あれ?弾切れぇ!?」
ジッパチ「勝負あったな。 さてと。俺は腹が減ったからここで引き上げるとするか。その場で果てていろセンガクジャー!」
ダイモン「ジッパチとの闘いの記録で有効打を叩きだせそうなのはあるか?」
ナリタ「タピーがもしもついてきていれば…!」
ミモミ「あ!タピーと戦った時のジッパチ将軍は食べ物を…」
バンバ「ああそうだったな!ニューダイレクトボールの決め手がわかったぜ!」
タカネ「私はゲバーボを倒してくるわ。」
作戦実行だ。
タカネ「この武器は単発向けだけど…」
単発武器をうまいこと利用する方法を考える。するとブーメランに気が付く。
タカネ「ブーメランで奴らをおびき寄せれば!」
ゲバーボ「何だあれ!?ブーメランか!?」
タカネ「簡単に軌道を追いかけてきたわね?グランドスナイパー!」
ゲバーボ「侵略にあらがうやつはハンターイ!」
バンバ「OK!頼むぜミモミ!」
ミモミ「お願いナリタ!」
ナリタ「次はヤギル!任せた!」
ナリタ「ダイモン!最後は決めろよ!」
ダイモン「ニューダイレクトボール!ハンバーグセット!」
ジッパチ「食べ物だと?私にくれるようだな。」
鉄板に乗ったハンバーグと付け合わせの野菜が目に見える。
ジッパチ「いただきまーす!」
ダイモン「作戦成功だ。」
ジッパチ将軍は怒涛の勢いでハンバーグを食べる。だがよく見てみよう。
付け合わせの野菜を全部残しているではないか。
ジッパチ「ごちそうさま。さてと、とどめを刺しに行くぞーっ!」
ダイモン「罰当たりが!」
ドカーン! いきなり皿が大爆発した。
ジッパチ「ぐわあああ!な、なぜだ!」
ダイモン「そこら辺に散らばっているのをよく見ろ!たとえどんなに小さい悪事でも悪は懲らしめられるのだ!」
ジッパチ「こ、これはトウモロコシにブロッコリー!?ただの飾りだと思うが!」
ヤギル「料理の付け合わせを飾りだと思っちゃあいけないぜ?」
タカネ「そういえばファミレスでバイトしているある人物も付け合わせの野菜を残されているのを見るたびに怒りを覚えるっぽいわ。」
ジッパチ「お、おのれー!」
バンバ「バズーカ用意!」
ミモミ「OK!」
ナリタ「タピーの分も!」
ヤギル「とどめだ!」
ダイモン「シグナルパニッシャー!」
タカネ「グランドスナイパー!」
集中砲撃でジッパチ将軍は跡形もなく大爆発した。まだそこら辺に居残っていたゲバーボたちも逃げ出した。
ゲバーボC「ひえーっ!逃げろー!このままじゃ我々もやられちまう!」
ゲバーボD「ジッパチ様がやられた!もう降伏するしかない!」
センガクジャーはジッパチ将軍を倒し、2020年へと戻っていった。
シンジ「任務ご苦労。まさか不審車両がザンリッカーだったとはな…」
ダイモン「しかも未来世界で暴れ回ってたという最悪の事態だったぜ。まああいつ倒してゲバーボばっかりだったしザンリッカーは崩壊していると思うけどな。」
シンジ「まあいい。この間の情報で捕まったザンリッカー怪人が両者とも裁判を受けてマンボウの方は懲役3年、チンパンジーの方は懲役12年くらいだそうだ。あとは例の鳥人が逃げ延びたのが心配だがな… だがザンリッカーは事実上崩壊したのでこれで全任務を完了する。」
センガクジャーはようやく安らぎのひと時を得ることになった。
TV「東京湾にて船の沈没が相次いで発生、海上保安庁及び海上自衛隊が調査にあたっております。」
だが新たなる戦いは刻一刻と迫っている。
END
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51 :黒帽子
2020/06/13(土) 09:56:29
本日を持ちましてセンガクジャーの再放送は終了いたしました。
過去の放送回含め全話はこのスレからご覧いただけます。
(トライハンゾーは番外編でセンガクジャーのストーリー進行上カットしても問題がなかったので省略しました。)
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52 :黒帽子
2020/07/07(火) 09:21:48
センガクジャースレに1本だけあった番外編を特別に復刻。
番外編 「鉄道忍者隊トライハンゾー 参上!」
ここは夜の東京。活気にあふれた闇夜の首都だがこの闇に紛れて悪事を働く者も多い。
しかし、悪事を見逃さぬ夜の目があったのだ。
天空樹の忍び・オレンジハンゾー、多摩川の忍び・グリーンハンゾー、千代田の忍び・パープルハンゾー。彼ら三人による鉄道忍者隊トライハンゾーだ。
今宵の戦いはどうなることなのか。
グリーボ「うーひゃっひゃっひゃ!イガイガを街中で増やしまくって迷惑かけてやるぜぇ!」
どうやらふざけた悪事を働くやつが出てきた。
渋谷ハンゾウ「いった!なんだこれ?トゲか?」
千住コシヤ「栗のイガっぽいなぁ…」
溝口ナガタ「今日は不良少年案件じゃなくて怪人案件か?ここ最近噂のザンリッカーとかいるじゃん?そいつから独立しているのでは?」
グリーボ「いえーい!三連とげとげ!」
ハンゾウ「このままじゃ町が大変なことになる!変化で行くぞ!」
コシヤ・ナガタ「オーケー!変化!」
目立ちにくい服装に身を包んで移動する彼らこそあの鉄道忍者隊トライハンゾーであったのだ。
グリーボ「さてと。大手町をイガイガだらけにしてやりますか!単発でな!」
ハンゾウ「そこまでだ!我は千代田の忍び・パープルハンゾー!」
ナガタ「我は多摩川の忍び・グリーンハンゾー!」
コシヤ「我は天空樹の忍び・オレンジハンゾー!」
3人「ぁ3人そろって トライハンゾー、参上!悪を成敗しに参った!」
グリーボ「何だってぇ?俺の敵じゃあないわぁ!」
イガを乱射するグリーボ、早速トライハンゾーは不利な闘いとなったのか?
その心配はなかった。彼らはビルの壁を走りグリーボを追いかけるのであった。
ハンゾウ「我々がそんな罠にかかるとでも思っていたのか?」
コシヤ「まきびしでも喰らえ!」
グリーボの良く先にまきびしを散らす。グリーボは踏んでしまう!
グリーボ「いっでぇ!何しやがる!」
ナガタ「残念だったな。夜だからと言って誰も見ていないと思ったら大間違いだぜぇ?」
グリーボはイガを一本引き抜き剣代わりにした。対するトライハンゾーは手裏剣を投げまくるもすべて跳ね返されてしまう。グリーボ、イガを振りかざす!
ハンゾウ「甘い!そのイガ真っ二つにしてくれる!」
忍者刀を使いイガをぶった切ってしまった!
オレンジハンゾー「夜の都の影から」
グリーンハンゾー「鋭き忍びの魂で」
パープルハンゾー「悪を切る!現代忍法・影団斬り!」
必殺技が決まる!グリーボ、逃げようとするも回り込まれ切り刻まれる!
グリーボ「こんなぶった切られるのハンターイ!」
ドカーン
トライハンゾーの勝利に終わったのであった。
後日のことであった。トライハンゾーはとある食堂に集まっていた。
TV「あのお騒がせ団体ことザンリッカーが壊滅したようです。こちらの映像はインターネット上にアップロードされたものであり、ことしの戦隊王決定戦で優勝したチームの片方、センガクジャーがザンリッカーを壊滅させたとみられます。」
ハンゾウ「あの6人がザンリッカーを壊滅させるとは驚いたものだ…」
コシヤ「この間の栗の奴、言動がザンリッカーの奴のようだったが怪しいな。」
ナガタ「実はザンリッカーって逮捕者出てるっぽいし怪しくね?」
番外編終わり
…そして新規番外編作品執筆決定?
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53 :黒帽子
2020/07/09(木) 22:36:17
ここ最近のセンガクジャー
2020年4月、ザンリッカーとセンガクジャーの戦いは幕を閉じた。しかし時を同じくして海底帝国キュロサが復活、センガクジャーは占領下の東京で日々キュロサを相手に戦うことを決めたのであった。
ここ最近のクリボージャー
長年使えてきたクッパ大王の圧政に反旗を翻し、あまつさえ憎きマリオ兄弟の抹殺も狙うクリボー5人の舞台がいた。それがクリボージャーであった。
クリボー、こでかクリボー、パタクリボー、マメクリボー、カキボーの5人、そしてふたごのカロンがメンバーである。
クリ村のクリボード博士が開発した次元転送機で今日は日本へお出かけするようだ。
本日限りの特別編
「センガクジャーVSクリボージャー・ドリームマッチ!?」
ここは久里浜。怪しげな影7人が何やら歩いている。よく見たらクッパ軍団で絶賛内乱中のクリボージャーではないか。貴重なクリボージャーの休日は観光三昧。しかし現在はキュロサの占領下にある状態。三浦半島の観光地もかなり差し押さえられているようだ。
クリボー「なんかおかしいなー。」
マメクリボー「村の博士・クリボードの発明品だった次元転送機がまさかこんな結果に終わっちゃうだなんて嘘でしょー?」
カキボー「どうすりゃいいんだよ?」
こでかクリボー「誰かスマホ持ってきたやついるか?使えるかどうかの保証は知らないけど。」
パタクリボー「しまった!スマホだと思って持ってきたのゲームボーイだった!しかもソフトはポケモンだし!」
カロン1「スマホありましたよー!ちょっとニュースを受信して観たらこれですよ!」
画面には首都圏が海底帝国キュロサに侵略されていることを表すニュースが表示されていた。
クリボー「おいおいマジかー!?日本なのに日本じゃないって状況なのかー?」
カロン2「今日は僕たち観光しに来たはずですよねー?いつものファイアフラワーなどの武装は一切持ってきてませんよ。僕たちも攻撃用の骨ないし。」
こうなったら敵が現れた時の選択肢は二つに一つ。全力で逃げるか、武装を現地調達するか。
クリボージャーたちは話し合った結果、なんとか日本を楽しむために100円ショップで売っていた道具を何とか武器として活用することにした。
100円ショップで道具を購入後に街を散策するクリボー一行であったが運悪く市民に見つかってしまう。
市民「ちょっと!もしかしてこのご時世外をほっつきまわっているのは侵略者だな!殺してやる!」
鬼の形相で追いかけてくる一般市民に見つかったクリボーたちは全速力で逃げ切った。逃げた先は京急久里浜駅であった。
カキボー「しめた、駅だ!ここから電車に乗れば高飛びできる!」
こでか「よせよカキボー、京急線って赤いだろ?マリオの色そのものでイヤーな予感がするぞ。」
カロン2「でもそんなことを言っているとさっきのオバサンに追いつかれちゃいますよ。」
クリボー「そうだ!ごちゃごちゃ言ってる暇はない!さっさと行こう!」
マメクリ「千葉はキュロサの侵攻が一番進んでいない地域だからそこを目指そう!」
クリボーたちは来た高砂行の快速特急に乗り、京成線との乗換駅である高砂を目指し始めたのであった。
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54 :黒帽子
2020/07/09(木) 22:38:04
一方、こちらはセンガクジャーの基地。ダイモンが泉岳寺駅から押上駅までの運転士を行うが謎の手紙が届いていた。
ダイモン「何!?14時ちょうどに貴様の命を頂く!?押上駅到着直前じゃねえか!」
タカネ「おそらく時限爆弾をこっそりキュロサの何者かが仕掛けたのでしょうね。」
ヤギル「ダイモン、短い間だったが…」
ナリタ「やめなよそういう冗談!洒落じゃないぜ!」
ミモミ「5人でダイモンを守ろう!そうしないと!」
バンバ「あたぼうよ!しかも爆弾を仕掛けたのが京急の車両とは舐められたもんだ!」
センガクジャーの6人が同じ電車に乗って戦うことになったようだ。
そして到着した泉岳寺駅。
クリボージャーは怪しい5人を発見した。
そう。それはアエロー、オキュペテ、ケライノー、ポダルゲ、コパルンイのハルピュイア5姉妹だった。彼女らは元ザンリッカーでセンガクジャーとは因縁があるのだ。爆弾をわかりにくく仕掛け、センガクジャーが先ほどの手紙で全員のることを予想していたのであった。彼女らが爆弾のスイッチを隠し持っており、起爆するタイミングは実は任意なのであった。
彼女らは完全に少女として擬態している。
泉岳寺駅を電車は発車した。すると芝山グリーンはクリボーたちを見るや否や反応した。
ナリタ「おい!お前らまさかキュロサの怪人か?」
この言葉の数秒後には北総イエロー、京成ブルー、新京成ピンク、京急レッドも現れクリボージャーを追い回し始めた。
その間にも電車と時間はどんどん進んでいく。現在の時刻は12時40分。大門駅に停車中だ。
クリボージャー「俺たちは怪人じゃないって!正義の味方だよー!」
>>>78 後編はクリボージャースレに続く
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55 :黒帽子
2020/07/11(土) 10:34:26
クリボージャー追跡のさなか、時刻は14時を回っていた。
ハルピュイア五姉妹は車内に用意した爆弾を片付け、起爆をあきらめて立ち去ったようだ。
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56 :黒帽子
2020/07/21(火) 10:25:00
前編の時刻ですが「13時40分」であるところを「12時40分」と書いてしまいました。申し訳ございませんでした。
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57 :げらっち
2020/08/01(土) 23:16:56
過去スレ上げまくるってのも一昔前の嵐のやることだぞ
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58 :黒帽子
2020/08/01(土) 23:17:57
お前もじゃねーか
そして現役稼働が可能なHKKのスレをカウントしてみたかったんだ。
奴がどれだけ建てたかの謎をな
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59 :黒帽子
2020/09/29(火) 11:35:49
お知らせ
pixivでもセンガクジャー掲載開始!
www.pixiv.net
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60 :げらっち
2020/09/29(火) 14:47:16
最近色々やってるなー
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