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┗4.センガクジャー Classics(22-41/60)

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22 :黒帽子
2020/05/25(月) 08:55:38

第13話「双子」
話はセンガクジャーの基地から始まる。
また新たな増員が来ると予告され、その時がやってきた。
増員「はじめまして。よろしくお願いします。」
ダイモン「あれ?見たことある顔だなぁ?」
ミノリ「タカネじゃない!」
増員になったのは、ミノリの妹タカネであった。
タカネは、センガクジャーのメンバーになりたいとここに来て会議が始まった。
ダイモン「もう5人いるんだ。これ以上メンバーは増やせない。申し訳ないが諦めてくれ。」
タカネ「諦めないで入るから!」
タカネは一歩たりとも譲らない。

一方ザンリッカーのアジトでは…
ジッパチ「ちくしょう!まさかこんな負け方になるとは!!」
アエロー「あんな間抜けた作戦なんかで勝てるわけないでしょうが。」
オキュペテ「じゃ、作戦会議と行きますか。」
ハルピュイア恒例の五姉妹作戦会議の始まりだ。
ポダルゲ「前回センガクジャーは私たち5人を相手にいきなり必殺技対決に持ち込んできたじゃん?」
戦闘員は一戦につき30人を用意するところを100人用意、そして新たにザンリッカー怪人を用意することになったが…
ケライノー「この怪人とかどう?全開のセッカという怪人だけど。」
ケライノーの持ってきた怪人名鑑にはこう書いてあった。雷と氷の属性を持ち、電撃戦を得意とする。最大の特徴はキーボード型のデバイスに文章を入力することで様々な武器を生み出すことだという。
コパルンイ「これでセンガクジャーはあっという間に全滅だねお姉ちゃん!」

さて、五香姉妹がまだ争っている馬込検修場に視点を戻す。
シンジ「警戒警報!柴又方面に謎の大勢力が現れた!」
ミノリ「ザンリッカーらしき姿を監視カメラがとらえたらしいってよ。だけどいつもより人数が多くない?」
ダイモン「きっと物量作戦に出たのだろう。こっちは5人しかいないから心してかかるぞ!」
さあ、出動の時がやってきた。ミノリは電車を模したセンガクジャー専用マシン「ワープライナー」を用意してくれた。 5人は変身してそれぞれのワープライナーに乗って柴又を目指した。

[返信][編集]

23 :黒帽子
2020/05/25(月) 08:57:41

アエロー「あーあ。帝釈天も制圧しちゃったしここからどうやってセンガクジャー反対運動のエリアを広げてく?」
オキュペテ「まずは京成線の隣駅の金町でも襲う?そして浄水場を乗っ取って毒流して苦しめましょう!」
ポダルゲ「セッカ!毒を放出する武器を作って!」
セッカ「分かりまし…」
ズバーーーン!
何かが帝釈天に設けた門をぶっ壊した!
アエロー「ゲっ…お前らか!」
ダイモン「お前らの作戦は聞いていたぞ!」
バンバ「そんな卑劣な作戦で被害者を増やし」
ミモミ「よくもそんなんで世界平和を目指すようなつもりでいるようだね!」
ヤギル「この下町をお前らの手で汚されてたまるか!」
ナリタ「平和を乱すお前らを成敗する!」
5人「直通戦隊!センガクジャー!」
今回も戦いの始まりだ! 先制攻撃はセンガクジャー。早速ホーンガンを撃ちまくる!
だが…
アカヘル「ハンターイ!ハンターイ!」
上級戦闘員アカヘル兵で統一された部隊が行く手を阻む。
ダイモン「いつもの戦闘員じゃないだと⁉そして数も多い!」
アカヘル兵を蹴散らすべくセンガクジャーが行く!
センガクジャーは大量の敵に臆せず立ち向かう。
そして着いたは江戸川堤防。アカヘル兵のせん滅を目指すがハルピュイアとセッカの妨害も危険だ。悪天候になり、江戸川の水が増え始めた。土手の上で戦うしかなくなったセンガクジャー、これはピンチ。
それでもセンガクジャーは戦闘員ごときにひるまない。まとめて江戸川に沈めた。
アカヘル兵「溺れるのハンターイ!ガボボボボボ…」
ナリタ「これでどうだ⁉あとはお前ら6人だ!」
セッカ「どうやら実力はあるようね。けれども消耗している。」
アエロー「セッカ、やっておしまいなさい!」
セッカは早速氷の刃を作り出し、センガクジャーに向けて投げ出した。
センガクジャーは氷の刃を避けた。
ミモミ「きっとあいつは氷を使う攻撃を続ける!熱を使って攻撃すれば勝てる!」
ケライノー「セッカに指一本触れさせるわけにはいかない!コパルンイ、いくよ!」
コパルンイ「OK!姉ちゃん!」
ダイモン「連獅子アターッ… え⁉」
ケライノー、コパルンイの吹き飛ばしにより炎が消えてしまった。
コパルンイ「ビリビリいっくよー!」
電撃攻撃がホワイトを襲う!
バンバ「だめだ!煙幕も吹き飛ばされる…!」
ヤギル「ワイパーソード!3本あれば怖くない!」
イエロー、ブルー、グリーンの3人同時攻撃が始まろうとしている!
セッカ「そんなおもちゃで倒せるとでも思っているのか⁉」
パキッ
先ほどの氷の刃でワイパーブレードを破壊する!
セッカ「終わりだ。終焉を楽しみな。」
いきなり何かを描きだした。すると絵が実体化しミサイルとなった。
ミサイルは放たれ、センガクジャーはなすすべもなく喰らってしまった。
ダイモン「うぐっ!ダメージが…」
バンバ「こんなところで全滅かよ…」
アエロー「おーっほっほっほ。戦いはどうやら数が決め手のようね…」
その時だった。どこからかブーメランが飛んできた。アエロー目当てであった。アエローはとっさに回避したが前髪を少し削られてしまった。
そこには、新京成の8800形電車を模したマスクをし、センガクジャーと同じスーツのヒーローがいた。
ピンク「新京成ピンク!ただ今参上!」

原版投稿日 2020年1月30日

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24 :黒帽子
2020/05/26(火) 12:02:59

第14話「怒涛!桃色の炎!」
「新京成ピンク!ただ今参上!」
アエロー「一人増えただと⁉ 作戦変更!セッカ含め一騎打ちで倒せ!」
ダイモン「そう来たか!必殺技を使わせないつもりだな…!」
ピンク「あの怪人は私に任せなさい!」
ダイモン「OK!俺たちはいつもの偽戦隊を倒してくる!いいな!」
ピンクとセッカの一騎打ちが始まる。
セッカはキーボードを入力し、武器を描く。
そして今度は氷でできた太刀を取り出し、振りかざそうとした。
ピンク「ファイアランチャー!せいっ!」
ゴォォォ
取り出した火炎放射器で氷の太刀を解かす
セッカ「ああ!また太刀が!仕方ない。今度は電撃槍を…」
再びキーボードに手を伸ばそうとした瞬間、再びブーメランをぶつけられる。
そしてキーボード付きデバイスは吹っ飛び、江戸川に沈んでいった。
セッカ「おのれ!」
しかし戦いは新京成ピンクが有利に持って行っている。
ピンク「とどめ!グランドスナイパー!」
ライフル銃のような武器を一発撃った。
セッカ「サンダーガン!」
電撃砲を撃ったもののワンテンポ遅かった。
セッカ「まさか… キャアアアアアアア!」
新京成ピンクによってセッカはあっけなく倒された。
セッカ討伐をピンクが引き受けた一方センガクジャーもハルピュイアとの戦いを繰り広げていた。
それぞれが一対一だが疲れがたたってハルピュイアが有利な状況。
ミモミ「くっ…ここで死ぬわけには…」
ナリタ「涼しい顔しやがって!」
ピーーーー
その時ハルピュイアの持っていたデバイスが警報音を鳴らし始めた。
アエロー「セッカ、生命反応なし!逃げるよ!」
コパルンイ「このままじゃ数で負けちゃう!」
セッカが撃破されハルピュイアは撤退した。
バンバ「命拾いしたぜ。変身解除だ!」
変身解除により、ピンクの正体が判明した。
ダイモン「お、お前タカネだったのか⁉」
タカネ「無理言ったら研究データからスーツを作ってもらえたし武器庫にあった予備武器も持ちだせたし戦いに参加できたの。」
ヤギル「もしかしてセッカを君一人でやっつけたのか?ありがとう。おかげでこっち側もあの鳥どもが逃げてくれたよ。」
6人目の仲間を加えたセンガクジャーはボロボロの姿で馬込へと戻っていった。

ところ変わってザンリッカーのアジト。
チュッカー「帰りが遅い。センガクジャー退治にあの人数ならば間違いなく勝てると思うはずだが。」
アエロー「ただ今戻りましたチュッカー様…」
ジッパチ「おいおいおい!101名様全滅へご案内しちゃってんじゃん!5人だけになってるよね⁉」
アエロー「い、言ったわね⁉」
チュッカー「壊滅状態での帰還とはいい身分だな。アエロー!お前は2週間ほど出撃・作戦実行を禁止する!そしてジッパチ!吾輩のセリフを奪うではない!さらにお前だって親友に裏切られるわ正月から調子に乗って負けるわ巨大戦力の燃料積まずに出撃するわと失敗ばかりではないか?」
幹部二人が起こられる中、ドーロー参謀は新たな作戦を立てていた。
ドーロー「これを使ってセンガクジャーを始末してやる!」
巨大なコンピューターに向き合い、何かを開発しているドーロー参謀。不吉な予感しかない。

原版投稿日 2020年2月5日(?)

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25 :黒帽子
2020/05/27(水) 08:51:52

第15話「ドーローの陰謀!電脳ジャングルから脱出せよ!」
ナリタがある日、かなり安い価格で売っていたゲームを買ってきた。その名は「ジャングルクエストZ」。
ダイモン「なんだそれは?」
ナリタ「ゲーム機もセットでついてきてんだよ。これは買わない手はないかなと思ってな。」
ダイモン「俺も参加するぞ。ほかに参加するやつ?」
ほかの4人も参加をすることに。
ナリタ「では、起動!」
起動した瞬間だった。ゲーム機から謎の光線が発射され、センガクジャーの6人を電脳空間に取り込んだ。 センガクジャーたちは気が付いたら服装も変わっていた。
ナリタ「一体どういうことだこれ?ま、剣士といったところだな!」
バンバ「何だこれ?俺忍者になっちまったのか!?」
ヤギル「これは武闘家…かな?」
ダイモン「かっこいいなこの鎧!俺は騎士になったみたいだ!武器は斧か。」
ミモミ「ぬぁにこれぇ?魔女?」
タカネ「僧侶…なの?」
どうやら6人はRPGの職業の服装になっていた。
その時だった。
?「ようこそセンガクジャーの諸君。このゲームに君たちが参加してくれるとはとてもうれしいな。だけど君たちには消えてもらおう。」
バンバ「ナニィ!?ゲームを始めておいていきなりそれは不当だ!」
?「24時間以内に脱出したら君たちのことを見逃してやる。だが、このゲームで死んだ者は生き返ることはできない。すなわち、全員ゲーム内で死ぬか24時間たつかが君たちの見るエンディングだ。」
ダイモン「こんなゲームなどとっととクリアしてエンディングを拝むぞ!」
?「残念だったねぇ… このゲームのクリア率は0.3%。テストプレイの時にかなりの犠牲者が出たねぇ。かろうじて全員生き残っても24時間したらデータ化した君たちを簡単に消しちゃうからね?ドーロー流プログラムをなめるんじゃないぞ。このゲームにはセーブもロードもリセットもない、一度だけのチャンスしかない。」
ヤギル「こんなことになった時点で僕は怪しいと思ったけどやっぱりザンリッカーだったとはね!」
ドーロー「おしゃべりが過ぎたな。3、2、1… ゲーム開始だ。君たちの変身もプログラムで封じておいたからこの姿のままなんとか脱出して見ろよ。では24時間後にまた会おう!」
センガクジャーたちは早速ジャングルを出発した。
タカネ「スターターブレスじゃない別のものが腕についているけど何かしら?」
その時だった。ジャングルの猛獣モンスターが現れた。シカのような巨大なモンスターだ。
バンバ「せいっ!」ドロン!
バンバお得意の忍術で敵をはめ、あとはミモミが炎の魔法でモンスターを撃破した。
しかしだいぶ苦戦していたようだ。
ナリタ「このブレス、さっきまで緑のランプが全部ついていたのに何個か消えて黄色く光ってる!まさかHP表示だな!?」
ミモミ「あたしのはさらに紫のランプが結構消えてる!紫のままだけど。これってMP表示だね?」
どうやらシステムを理解してきたようだ。急げセンガクジャー!残り20時間だ!
続いて水辺に到達した6人。そこに待ち受けるのは5つの穴。と、そのときだった。ワニが穴から瞬時に出てきて噛みつこうとしてきた。
ダイモン「こいつ…ゲーセンや遊園地で見たことがあるぞ!ヤギル!ナリタ!行くぞ!ミモミとバンバは打ち漏らしの始末を頼んだ!」
ドンドン出てくるワニ。ダイモンは斧で叩き潰すように。ナリタは剣できるように、ヤギルはキックでワニを仕留める。
そして後方から忍術と魔法の支援。 1時間にわたる死闘の末、ワニを駆逐完了。

[返信][編集]

26 :黒帽子
2020/05/27(水) 08:52:04

一行はさらにその先へ進む。何度も罠に引っかかり、凶暴なモンスターと対峙してもなお戦いを続けた。
そしてゴール手前。センガクジャーに残された時間は残り15分。そこにいきなりドラゴンが登場した。
ドーロー「電子イーデン獣、ファルドラゴンに勝てるか?」
そのドラゴンの素体はE5系新幹線のようだ。その素早さに圧倒される中、ジャングルの端っこというべき場所にナリタは活路を見出した。
ナリタ「この壁をぶっ壊せばどうなるか?」
ナリタはほかの5人に壁を壊すよう指示した。ナリタが過去にプレイしたゲームの中に壁の外に脱出できるバグがあるゲームがあったのだ。バグを起こせばセンガクジャーに変身できるかもしれないという作戦であった。
6人の集中攻撃で壁を破壊することができた。壁の外は夜のような暗闇に水面が広がっていた。
バンバ「水グモの術!」
水グモの術でダンジョン外に移動したバンバ、外部から煙玉を投げてドラゴンの視界を遮った。と、その時だった。空間がゆがみだし6人のブレスが元のスターターブレスに戻っていたのだった。
さらにジャングル内にあった時計の動きもおかしくなった。
ドーロー「まさかこんなバグが残っていたとは…!!」
ナリタ「ドーロー参謀、お前のゲームオーバーだ!」
センガクジャーに変身した6人。 新京成ピンクがブーメランをぶつけてそこから残りの5人がニューダイレクトボールを放った!
バンバ「ニューダイレクトボール!リセットボタン!」
ドラゴンは飛んできたリセットボタンを押してしまった。
と、その時である。周りが光ってセンガクジャー6人はゲームを起動していた部屋に戻っていた。
ゲーム画面はリセットされてタイトル画面を表示していた。だがこんなメッセージが表示されていた。
「覚えてろよ ドーロー」
ナリタ「覚えてたまるかよ!」
そう言ってグリーンは買ってきたゲームを破壊した。

原版投稿日 2020年2月8日

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27 :黒帽子
2020/05/28(木) 17:35:34

第16話「全国戦隊王決定戦 開会編」
ある日曜日のゆっくりした朝の事だった。
ミモミ「テレビで面白そうなのやってないかな?」
「ミニモン確保だぜ!」
ミモミ「チャンネル変えるか」
「お知らせの後は、天気予報です。」
ミモミ「CMか…」
CMなのでチャンネルを変えようとしたその時だった。
「全国で平和を守る戦隊の皆さん!今年も戦隊王決定戦の季節がやってまいりました! ご応募はこちらの宛先におはがきを送られるか、インターネット公式サイトおよびお電話での応募も行っております!」
ミモミ「これは応募しなきゃいかんでしょ!」
ミモミがセンガクジャーの6人を応募し、それから数日後のことだった。
ダイモン「去年の優勝経験がある戦隊の動画を発見したぜ。」
ナリタ「鉄道忍者隊・トライハンゾーだってさ。かれこれ10年くらい前から夜の東京を守っているベテラン戦隊。リーダーはパープルハンゾーだって。」
ミモミ「ふんふん、とあるいじめグループが犯行中にトライハンゾーに見つかって追い払われたの。」

再現ビデオの再生が始まった。2019年12月某日の21時ごろの事だった。どうやらカメラの視点はいじめっ子側が録画しようとしていたようだ。
「昼はよくも奴隷の分際でやりやがって!ミンチにしてやろうか?」
こういうと不良風の女子校生は気弱な女子高生を引きずり回し、ラクロスのラケットで殴ろうとした。その時気弱な少女は大声で叫ぶ。
「ラクロス部の部長がそんなことしていいのかな?きっとこの事件はバレてラクロス部は廃部、あなたの人生もきっ…」
しかし言い切る前にラケットで殴られる。さらに取り巻きも持っていたペンを投げつけて加勢する。
だがその時だった。ラケットがいきなり折れ、
紫忍者「闇夜の首都で卑劣な真似をする者め!」
緑忍者「子供だからとて手加減はせぬぞ」
橙忍者「その手をすぐ止めろ!お前の親が泣いている!」
不良少女「なによそのダサい恰好?不審者よー!」
橙忍者「不審者とは失礼な。我は天空樹の忍び・オレンジハンゾー!」
緑忍者「我は多摩川の忍び・グリーンハンゾー!」
紫忍者「我は千代田の忍び・パープルハンゾー!」
忍者3人「ぁ3人そろって トライハンゾー、参上!悪を成敗しに参った!」
不良少女「あの不審者をやっちまえ!」
気弱な少女をオレンジハンゾーが救出、取り巻きがペンを投げまくるのをつむじ風の術でグリーンが吹き飛ばす。そしてパープルは忍者刀らしき武器を手にかけてラケット少女とつばぜり合いに持ってこようとしていた。しかしラケット少女は取り巻きを引き連れて退散してしまった。 ここで動画は終わる。
ミモミ「夜の街の悪をぶった切るヒーローとはね… 私たちの夜戦ってハルピュイアの一件くらいしかないよね?」
バンバ「あ、本当だ。実はあの動画のラクロスもったやつ、顔がちょっとハルピュイアの白い奴に似てなかったか?」
ミモミ「いわれてみれば確かに。あいつまさか学校に通っては罪もない生徒を…!怒りが込み上げてきた!」
ナリタ「ちょっとちょっと!何ハルピュイア探してんの!?トライハンゾーは夜の戦隊、こっちは昼間の活躍がメイン。条件が違うから戦い方も違うと思うけどベテランだから勝負になったときには要警戒だぞ!」
ミモミ・バンバ「OK!だけどほかの戦隊にも気を付けないとね!」

[返信][編集]

28 :黒帽子
2020/05/28(木) 17:36:24

そこからさらに4日後、日頃より多めのトレーニングをこなした6人は大会参加日を迎えた。
ダイモン「まさか今年は印西牧の原で開催するとは知らなかったぜ。今まで都内で大会やってたはずだったんだけどな。」
ヤギル「五輪イベントとかを勘案して東京都外で実施するイベントが増えるし、それの訓練の為じゃないか?」
タカネ「そうかもね。」

司会「さあ!第22回全国戦隊王決定戦がまもなく開始します!今年優勝して日本一の称号を得る戦隊はどこなのか!?」
開会式が終わって予選カードの抽選中だ。
ダイモン「俺たちは初参加だ!でもここまでのザンリッカーに対する戦いはすべて無敗、この勝負もザンリッカーのように手ごわい戦いになるけどいつも通りのセンガクジャーで行けばいい線行くぞ!」

さあ、センガクジャーの予選の対戦相手が決まった。
香川県より「高松戦隊ウードンジャー」、大阪府より「刑事戦隊トクソウジャー」、新潟県より「米菓戦隊カキタネマン」の3グループが相手だ。ウードンジャーは1986年から、トクソウジャーは2004年から、カキタネマンは1998年から存在する老舗戦隊だ。早速ベテランの洗礼を受けることに。
最初の競技は「水上足場渡り」だ。水上に浮いた足場をぐらつかず、いかに早く走れるかを競う競技だ。もちろんドボンしたらその時点で該当する戦隊は失格。しかもメンバー全員の平均タイムを競う。
バンバ「こんな狭い足場、忍者のように超えてやるぜ!」
ダイモン「これは俺たちの得意分野だな。鉄道系の宿命なのかスピード勝負は得意、さらに俺たちの路線のようにただ速いだけじゃなくて身のこなしまで問われる勝負とはな!」
さあ、勝負が始まった。第1走者は京急レッド。さすがいつもの忍者戦法のようにビュンビュンと進んでいく。それ以外の戦隊も追い上げるがバンバには追い付かない。第2走者は京成ブルー。レッドよりは速度で劣るものの大胆な最短ルート、直線移動を心掛ける。しかしトクソウジャーに追いつかれかけた。芝山グリーン、北総イエローは相性が悪かったか二人より速くはない。特にイエローのレースでカキタネマンが逆転、1位に。第5走者の浅草ホワイトもブルーに多少遅れを取るタイムで走り終えた。センガクジャーのいる予選ではいずれも6人戦隊だったのか第6レースも全戦隊が参加、新京成ピンクが参戦だ。ここにきて新京成ピンクの特性が判明した。カーブを描きながらの移動が速いのだ。安全に行ける足場を選んでスラロームを描きながらピンクは行く。そして余裕の1位を取った!全員水に落ちなかったが、他戦隊が1勝、センガクジャーは3勝、平均タイムもバンバとタカネのおかげで大きく引き離せた。
これによりセンガクジャーの本選出場が決まった!

原版投稿日 2020年2月12日

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29 :黒帽子
2020/05/29(金) 11:39:06

第17話「全国戦隊王決定戦 本選編」
本選開始の時刻が迫ってきた。8つの戦隊がトーナメントで争う。トーナメント票にあのトライハンゾーの名前も載っていた。
準々決勝の対戦カードが表示された。
「直通戦隊センガクジャー(東京)VS超爆発ボンバーファイブ(福岡) 競技:ハンマー投げ」
ダイモン「福岡のヒーローか。福岡を狙う悪人共がボンバーファイブに爆破させられているとも聞いたね。」
ミモミ「どうやらハンマー投げだけどパフォーマンスによる加点もあるんだって。」
ヤギル「本選だけど少ない人数の方に合わせて試合するんだって。誰か一人抜けなければいけないがどうする?」
ダイモン「バンバ、スピード部門では一番頑張ったから休憩してくれ。」
さあ、試合開始だ。
先攻はセンガクジャー。投手はパワー系攻撃の得意なダイモン。ほかの4人が演出要員だ。
ダイモンはかなり豪快に投げた!
ミモミ「ニューダイレクトボール!」
ニューダイレクトボールはブルー、イエロー、グリーン、ピンクの4人によって飛ばされ、着地予測地点に子供番組に出てくるビー玉のからくり仕掛けのゴールのようなものが出てきた。ここにハンマーが落ちれば旗と花火が出て綺麗な演出になるようだ。
しかし現実はそうもうまくいかない。少し手前にハンマーが落ちてしまった。
採点者からも「おしい」の声ばかりでセンガクジャーはかなり悔しがった。
続いてボンバーファイブだ。リーダーのボンバーレッドが投げ終わるとイエロー、ブルー、ブラック、ピンクの4人が次々と爆弾を撃ちだす。派手な演出に採点者は高評価をつけた。ボンバーファイブの勝利に終わってしまうのかと思いきや爆弾は想定外の威力であった。爆弾でハンマーを破壊してしまった。
採点者「道具を破壊するとはけしからん!失格!」
過激なヒーローたちは退場させられてしまい、センガクジャーはなんとか本選進出を決めたのだった。
ナリタ「過激すぎる奴らでよかった…」

続く準決勝。
「直通戦隊センガクジャー(東京)VS五稜郭戦隊セイントストーンズ(北海道) 競技:エアホッケー」
ダイモン「函館市だけを守る戦隊だと⁉ 範囲狭くね⁉」
バンバ「どうやらあいつら2人で戦隊だってさ。いずれ9人の候補生が入る予定らしいけど。」
このエアホッケーはリーダー代表戦だったのでホワイトだけが出番に。
エアホッケーは15点先取。
試合が始まった。一方的な展開で試合は進む!セイントストーンズのリーダー、ブルーストーンが勢いよく10点を制した。ところがここから形勢逆転。我らが浅草ホワイト、敵の動きを読んで冷静に打ち返す!ここから逆転を決め、シーソーゲームに持ち込んだ。
そして迎えた14対14の局面、泣いても笑ってもこれが最後。
ダイモン「どりゃああああ!」
スコーン!
ダイモン渾身のスマッシュが見事ゴール!センガクジャーは準決勝も突破した。
ブルーストーン「得意種目だと思ったらまさか強敵に出くわすとはな…」
ホワイトストーン「兄貴お疲れ、どうやら上には上がいたようだな。がんばれよセンガクジャー!」

さて他のトーナメントも気になるところ。大方の予想通りトライハンゾーが決勝進出だ。予選ではパンチングマシンによるパワー対決を制し、準々決勝ではハードル走パフォーマンスを大きい得点差でクリア、準決勝では射撃勝負で勝利。

決勝戦開始を予告するアナウンスが流れた。センガクジャー、トライハンゾーは決勝戦を行うスタジアムに到着した。
実況「皆様お待たせしました。今年の戦隊王を決める決勝戦がやってまいりました!赤コーナー、3連覇を狙う夜の東京に忍ぶヒーロー、鉄道忍者隊トライハンゾー!青コーナー、悪のザンリッカーを徹底的に懲らしめる期待の新星、直通戦隊センガクジャー!」
パープルハンゾー「よろしく、センガクジャー殿。まさか君たちが勝負しに来るとはね。」
実況「決勝戦は毎年恒例、全メンバー揃ってのチームバトルです!少数精鋭のトライハンゾーが今年も制覇か、それともルーキーセンガクジャーの番狂わせか?」
ダイモン「あんたらにも引けを取らないバトル、見せてやる!」
パープルハンゾー「3人だからって舐めてもらっては困るね。いざ参るぞ!」
歓声が飛ぶ中試合が始まった。

原版投稿日 2020年2月15日

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30 :黒帽子
2020/05/30(土) 10:15:22

第18話「全国戦隊王決定戦 決勝編」
さあ、ついに決勝戦の開始だ。6人対3人、人数ではセンガクジャーが有利だが相手は2度の優勝歴を持つプロ。不利な闘いだ。
しかしバンバ、先制攻撃で煙幕を張った!
パープルハンゾー「効かぬ!」
忍者は忍者の手口を知っていることを忘れていたのかバンバ⁉
オレンジハンゾー「てえい!」
グリーンハンゾー「甘いな!」
続いてオレンジハンゾーとグリーンハンゾーが手裏剣を投げまくる。
ダイモン「さすが2年連続王者、上等な闘いをしかけやがるぜ!」
ミモミ&ヤギル「ダブルストレートライナー!」
直線攻撃を仕掛けるが、トライハンゾーの方は余裕で躱してしまう。
芝山グリーンがホーンガンを乱射!ようやくヒット!会場の盛り上がりも最高潮に!
ところが、いきなりスタジアムの照明が消えた。
ダイモン「何だこれ⁉さてはやつらのしわざか⁉」
パープルハンゾー「奴らとはいったい何奴⁉」
ダイモン「ザンリッカーです。日本を無力化させようとする奴らの。」
パープルハンゾー「センガクジャー殿、ここは一回休戦してそのザンリッカーとやらをたたきに行きましょうぞ。」
ゲバーボ兵・アカヘル兵「ハンターイ!ハンターイ!」
司会「緊急事態発生です!決勝戦の試合会場にザンリッカーが現れました!観客の皆様は離れてください!危険です!」
乱入してきたゲバーボ兵とアカヘル兵は総勢30名。迎え撃つは9人の英雄たち。
アエロー「あーらおまぬけさんが9人も。」
ポダルゲ「9人相手に一気に突っ込むのは絶対無理よ。みんな死んじゃうわ。」
アエロー「うるさいうるさいうるさーい!負けるとわかっていても戦わなきゃいけないことだってあるのよ!」
コパルンイ「今回の目標はヒーローの集合に反対することだったのに…!」
ダイモン「おしゃべりしてるやつに連獅子アタック!」
ボガーーン!
アエロー「うおあああああ!」
バンバ「俺もぶちかましてやるぜ…!」
パープルハンゾー「鉤爪を使うのか。そなたも忍者戦士。使いこなせるはずだ。」
バンバ「しつこい鳥め!必殺ベアークローだ!」
両手の爪が青と黄色に光り、10本の閃光がオキュペテを切り裂く!
オキュペテ「くっ…翼が…! 頭来たねぇ!」
ミモミ「パンダニックカンフー!行くよ!」
その掛け声を言った瞬間、京成ブルーの姿が白黒に見えた。そしてカンフーの構えからひっきりなしに繰り出される拳がケライノーを襲う!
ケライノー「何という素早さ!新たな力か…⁉」
ヤギル&ナリタ「射撃の腕を見せてやる!」
カンテランチャーでポダルゲを狙い撃ち!
ポダルゲ「ぎいぃいいぃいやぁ~~!」
パープルハンゾー「我らも行くぞ!」
オレンジハンゾー「夜の都の影から」
グリーンハンゾー「鋭き忍びの魂で」
パープルハンゾー「悪を切る!現代忍法・影団斬り!」
するとそれぞれの持っている刀でコパルンイを切りつける
コパルンイ「鬱陶しいおっさんが…!キャアアアアア!」
バンバ「今さっき障子が見えたような…?」
タカネ「気のせいじゃないの?ってあたし活躍してないし!」
アエロー「いでよ!怪人イーオーシー!」
イーオーシー「大会批判にハンターイ!」
アエロー「え?」
ダイモン「どうやらその手の大会は批判する方が多数派になっちまったようだな!」
タカネ「グランドスナイパー!」
ドカーン
イーオーシー「即退場にハンターイ!」
ダイモン「あとはお前らだな…」
パープルハンゾー「スーパーダイレクトボール!」
9人のパスによってエネルギー団となったボールがハルピュイアを襲う!大爆発だ!
アエロー「この野郎…!覚えてらっしゃい!」
司会「乱入戦の試合終了!この勝負、センガクジャーとトライハンゾーの勝ち!今回の審判団の判定により今年の戦隊王はこの2チームとします!」
パープルハンゾー「そなたらの活躍があってこその勝利だ、優勝はそなたらのものだ。」
ダイモン「いえいえ、トライハンゾーの皆さんがいなければ勝てませんでした。トレーニングも中途半端に参加しちゃったので。まだまだ修行中のみなので…」
司会「譲り合いだ!なんて二つの優しい戦隊なんだ!」
ダイモン・パープルハンゾー「今回は我々二つの戦隊が優勝ってことでいいか!」
こうして長そうで短い全国戦隊王決定戦は終わった。

原版投稿日 2020年2月18日

[返信][編集]

31 :黒帽子
2020/05/31(日) 13:18:45

第19話「守り切れ!地元の広告!」
ここは成田の直売所。
ナリタ「このピーナッツ700gください。」
店員「はーい、870円ね。」
ナリタはピーナッツを買って馬込車両検修場へと移動を始めた。その道中の成田駅でこんな広告を見かけた。「千葉の恵みを受け取ったピーナッツは私も大好きです!MarinSevensリーダー・房総ピーナッツ大使 高浜七歌」 千葉県を舞台にしたアニメの主人公が千葉県のピーナッツを宣伝する広告だった。
さあ、センガクジャーの基地に到着したぞ。
ナリタ「おーっす、土産にピーナッツもってきたぞー!」
バンバ「ありがたいぜ。では早速食うか!」
ダイモン「千葉のピーナッツか。やっぱり最高だな。でもピーナッツがなんで千葉の名産なのか考えたことがないな。」
ミモミ「今調べる。…何これ⁉ピーナッツの広告が炎上⁉キャラクターが性的搾取⁉」
ヤギル「ちょっとそのサイトのアドレス見せて!Zanrinewsだって。またザンリッカーのしわざかよ⁉」
ナリタ「あの広告かよ⁉普通に可愛さを前面に出しただけに見えたのに大事にして撤去とかザンリッカーは正気かよ⁉」
ダイモン「献血の広告でも同様の事件が起きたことがあったな。さらには一番有名なVtuberのキズナアイも標的にされたことがあったがザンリッカーがまさか模倣犯をやるとはな…」
シンジ「あ、このピーナッツうまいな… あらぁ⁉習志野市内のピーナッツ店にザンリッカー出現⁉ 場所は京成大久保~実籾間!」
センガクジャーはすぐにワープライナーで出撃した。
場所は習志野のピーナッツ店。
アエロー「あたしたちイケてると思うのにこんな漫画の小娘の方がいいなんて世の中ふざけてるわねえ」
ポダルゲ「じゃ、適当に内容作ってクレームを出しまくろっか?この家の電話つかえばいいし」
店主「こらー!やめろ!」
コパルンイ「そーれ!」
ビリビリ
店主を攻撃、その隙にまた広告主へ電話を始めるぞ⁉
間に合うのかセンガクジャー!
アカヘルA「周辺、異常なし! 大学生に写真を撮られた気がしますが?」
アカヘルB「大学生など気にするな。ここら辺は大学生が闊歩しているからな。」
?「待てーーーーい!」
ケライノー「そ、その声はセンガクジャーか⁉」
?「ご名答!浅草ホワイト!」
バンバ「京急レッド!」
ミモミ「京成ブルー!」
ヤギル「北総イエロー!」
ナリタ「芝山グリーン!」
タカネ「新京成ピンク!」
6人「直通戦隊センガクジャー!不当なクレームを断ち切りに参上!」
アエロー「やっぱりあんたたちね!やれ!クレーマンボウ!」
怪人を呼び出してハルピュイアは逃げ出した。
ダイモン「店主さん!まずは店を閉めてください!」
店のシャッターが閉まるといよいよ戦闘開始だ。
やってくるアカヘル兵相手に京急レッドと京成ブルーが新技で切り込む。
バンバ「ベアークロー!」
ミモミ「パンダニックカンフー!」
アカヘル「新技にハンターイ!」
タカネ「あとはあんたね!クレーマンボウ!」
ダイモン「警察からも連絡が入ったがお前、ことあるごとに美少女キャラにクレームをつけていたようだな!やっていることがやっていることだからとどめを刺すのはよそう。」
クレーマンボウ「うるさい!お前ら戦隊ヒーローも日曜朝の顔になって子供に暴力を正しいことだと誤解させ…」
ヤギル「誤解しているのは君の方だよ?毎回のように悪いことをして人々を困らせているのは誰だっけ⁉」
クレーマンボウ「うっ…やめろ…」
ナリタ「ニューダイレクトボール2連発!1発目はイケメンコミック!」
クレーマンボウ「おほーっ!」
バンバ「そっちにクレーム出さないのはなんでかな~?2発目の地引網だ!喰らえ!」
クレーマンボウ「罠だと!卑怯だ!訴えてやる~~!!!」
タカネ「タイムアップね。警察も来たから逃げ場所はないよ。」
警察官「センガクジャーの皆さんでしたか。我々もこのクレーム犯に悩まされてたんです。ご協力ありがとうございます。」
その日の夜
TV「連続クレーム事件の犯人・クレーマンボウ容疑者が本日千葉県習志野市で逮捕されました。」
シンジ「逮捕者が出たからザンリッカーは今後犯罪者扱いされることは間違いなしだ。だが奴らの逆恨みには気を付けないとな…」

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32 :黒帽子
2020/06/01(月) 09:14:02

第20話「カレーにご用心!」
ジッパチ「アヒャヒャ!できた!できたぞ!人類の食文化をゆがめてやるぜ!」
ドーロー「うるさいぞジッパチ君。何をそんなに爆笑しているんだ?」
ジッパチ「このウイルスに感染すればカレーが嫌いになるぞ。これを日本にばら撒いてカレーの文化にハンターイさせるんだ。そうすればスパイス業界はたちまち倒産、経済にダメージだぁ!」
ドーロー「よくもまぁ思いついたもんだ…」
ジッパチ「ゲバーボ兵100人に試したら99人が感染、確実にカレー嫌いになれるぞこれは。」

さてここは馬込検修場。センガクジャーの基地でもあるね。
ヤギル「今日はカレーでも作ってみるか」
センガクジャーの料理番、ヤギル。
ダイモン「ヤギル?今日はガチなカレーを作りそうだがどうしたんだ?」
ヤギル「だって戦隊ヒーローのイエローといえばカレーだろ?」
戦隊ヒーローとしての自分も板についてきたようだ。だがこの常識は間違っているような。
早速野菜を調理し始めた。

一方、ザンリッカーでは…
ジッパチ「さーてそろそろばら撒くか。目標は大森周辺!行けウイルス共!」
さあ、ウイルスがまかれてしまった…!

ヤギル「カレーできたぞー」
6人はカレーを食べようとした時だった。例のウイルスに感染してしまったのだ。
街でも異変が起きていた
動画投稿者「今日はこのカレーを食べて… イヤアアアアアア!カレー怖いー!」
コメント「wwwwww」
カレー屋「どぼじでごごにガレエガアドゥノォ!?」
カレー恐怖症を発症した人間により地獄絵図だ!
カレーパンのキャラクターを見ただけで子供たちは泣き出す、カレーチェーン店では一斉に逃げ出す客たち、もはや異常の域だ!

シンジ「どうしたその騒ぎは!」
ダイモン「なんかカレーがいきなり怖いんだけど!」
ミノリ「私がとにかく研究する!岩原司令は大人しくしていて!」

ジッパチ「ひーひっひ!こりゃあいい具合だぜぇ!センガクジャーもカレーから逃げまどってやがれ!」
ポダルゲ「そんくらいにしとかないとそろそろ動きが出ますよジッパチ様…」
ジッパチ「いや、今こそセンガクジャーを徹底的にいじめてなぶってボコボコにしてやるチャンスなのだ!あー!これフィスキャで小説にできるくらいのレベルだぜー!」
ポダルゲ「アホなの?」
ジッパチ「へっ!素人にはわからんよ!じゃあ行ってくる!」
ポダルゲ「もう勝手にしろ…」

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33 :黒帽子
2020/06/01(月) 09:14:06

ミノリ「カレー恐怖症のウイルスの弱点がわかったわ!シチューを作って食べさせて!」
ヤギル「OK!シチューだな!?」
シンジ「確かシチューはレトルトの奴があったような…」
レトルトのシチューを速攻でセンガクジャー全員に食べさせた。
ヤギル「よし。これで大丈夫だな。食べ物を使った変な作戦で遊ぶのはやはり奴らしかいないな。」
ダイモン「んぁ?カレーだー…」
ヤギル「腹いっぱいなのにまだ食うつもりかよ!?」
シンジ「やっぱりザンリッカーだ。反応確認!どうやら今度は羽田空港で例のウイルスをばらまこうとしている!防ぎに行くのだ!」
センガクジャーは早速変身し、羽田空港へと急ぐ!

ジッパチ「あーはっはっは!カレーが怖くな~る!」
ダイモン「そこのガスマスクの怪人、立ち止まれ!」
ヤギル「貴様、よくも食べ物絡みでふざけたことをやってくれたな!たとえ天が許そうとこの直通戦隊が許さない!」
ジッパチ「いつものお前らか… やれ!ゲバーボ兵!!」
ゲバーボ「ハンターイ!ハンターイ!」
ヤギル「フライヤーバード!」
ゲバーボ「ろくな出番もなしにやられるのハンターイ!」
ジッパチ「室内だというのに自由に飛び回るとはな… ホーレセンガクジャー共!カレーだ!」
タカネ「別に怖くないけど?シチュー食べると治るんだよね?」
ジッパチ「な!?なぜ知っている!?」
ヤギル「細かいことはわからんが解析の結果だってさ。」
ナリタ「今だ!チャンスだ!」
ミモミ「食べ物の恨みは晴らさないとね!」
こういうとグリーンとブルーはジッパチ将軍を抑えつけ、ガスマスクを外した
ジッパチ「や、やめろ!何をするつもりだ!?」
その間にレッドがウイルスの入った容器を1本盗み取った
ジッパチ「あー!これはあとでクルーズ船にでもばら撒こうと思ったやつ!」
バンバ「イエロー!とどめを刺せ!」
イエローに容器を渡した。
ヤギル「お前がカレー嫌いになれ!」
容器に入っていたウイルスを全部ジッパチ将軍の口に突っ込んだ。
ダイモン「よし!とどめだ!」
ジッパチ「逃げる!」
あ、にげられたね。
その後帰還したセンガクジャーはカレーウイルス対策にはシチューが効くと情報発信した。

一方敗走したジッパチ将軍はというと…
ジッパチ「ただいま…」
ドーロー「おかえり。夕飯はカレーだが。」
ジッパチ「ぎゃあああああ!カレー怖い!」

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34 :黒帽子
2020/06/02(火) 10:10:47

第21話「激闘!80年代!」
ミノリ「完成しちゃった~!世紀の大発明!」
ナリタ「お?そりゃなんだ?また車!?」
ダイモン「あれが普通の車に見えるか?世紀の大発明というくらいだ。タイムマシンでも作ったのだろ?」
ミノリ「正解。タイムマシンなの。これを使えばどんな時代にも一っ跳び。タイムトンネル開通機能に4次元区間走行機能、カーステレオにドリンクバー…」
ナリタ「高機能なのはいいが試験走行はまだか?」
ミノリ「じゃあ6人にお任せするね!」
ナリタ「そりゃあないぜ。」
ダイモン「どうするんだ?ナリタ、お前の行きたい時代ってあるか?」
ナリタ「俺はやっぱり80年代かな。先代のセンガクジャーを見に行きたいぜ!」
バンバ「タイムスリップの話か?俺も先代センガクジャーの前で俺たちが未来から来たセンガクジャーってバラしたいな。」
ヤギル「それはやめたまえ。」
ミモミ「開園当時のディズニーランドとかも面白そうだけどパパの若い時の戦いは面白そう!」
タカネ「昔のセンガクジャーね… 北総と新京成が直通していた頃かしら?」

一方ザンリッカーは…
ジッパチ「ようやくカレーが怖くなくなってきた。3日間はこの調子だったからな。」
ドーロー「ジッパチ。発明品を試してみないか?」
ジッパチ「おう!おもしろそうじゃねえか!」
こっちには操作盤と照明がついた謎の板が置いてあった。
ドーロー「これが新発明のタイムマシンだ。」
ジッパチ「これノーベル賞取れるんじゃないか?でも安全面を考えるとこれはひどい。しかもデザインがどこかで見たことある感じだし。」
ドーロー「細かいことは気にするな。早速だがチュッカー様の新プラン通り80年代に行って当時現役の空港反対派でもザンリッカー勢力でも連れてくるがいい。」
ジッパチ「面白そうだな!俺だったら10.8事件の時の羽田空港でも襲おうかと思ったけどな。」
ドーロー「それもいい考えだ。報告しておくぞ。」
ジッパチ将軍は早速タイムマシンを浮上、誰もいない農地へと飛び出た。
ジッパチ「こいつ浮上して飛ぶこともできるのか。さてと、タイムトンネル展開ボタンは…」
ジッパチ将軍はタイムトンネルを展開してタイムワープを開始した。しかし後ろにいた車もタイムマシンだった。
ダイモン「なんか変なマシンが前を走っていたがタイムマシンだったか。トンネル追尾システム発動!」
開けて間もないトンネルを探索する装置も含まれていたようだ。同じタイムトンネルにセンガクジャーのタイムマシンも入っていく!
ナリタは窓を開けた。
バンバ「何をするつもりだ!?」
ナリタ「ザンリッカー!後姿はわかってんだぞ!止まれ!過去に行って何をするつもりだ!」
ジッパチは一向に耳を貸さない。目的地が同じ時刻だったのか、同じタイムトンネルの出口を通過した。1985年某日。歴史上では三里塚交差点の悪夢が始まる少し前の時期だっただろう。
ナリタ「あの建物は…!」
ヤギル「見覚えがあるのか?」
ナリタ「センガクジャーになったあの日に怪しい叫び声を聞いたあたりに近いしザンリッカーのアジトかもしれない!」
ミモミ「だからと言ってそう決まったものじゃないよ!もう少し探索しないと。」
ダイモン「いっておくが俺たちはセンガクジャーであることを黙っておかないといけないぞ。この時代には初代センガクジャーが活躍していたはずだから遭遇すればな…」
バンバ「未来のセンガクジャーだと言ってもダメ?」
ダイモン「それもダメ。タイムスリップしてきた未来人だと自己紹介して納得させられるか?不審者扱いされるぞ。」
ヤギル「確か過去にタイムスリップした主人公が当時の母親に未来から来た息子だと言って不審者扱いされてた漫画があったな。」
雑談をしながら過去の成田を散策する6人。その前に広がっていたのは火の海だった。
するとどこからともなく現れた男3人組がゲバーボ兵によく似た輩を前に立ちふさがる。
なんと彼らは初代センガクジャーだったのだ。
初代白「浅草ホワイト!」
初代橙「京成オレンジ!」
初代赤「京急レッド!」
「センガクジャー見参!」

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35 :黒帽子
2020/06/03(水) 09:48:43

第22話「歴史の先に」
初代白「浅草ホワイト!」
初代橙「京成オレンジ!」
初代赤「京急レッド!」
「センガクジャー見参!」
6人の目の前に現れたのは初代センガクジャーの3人だった。名乗りを上げたセンガクジャーたちは勇猛果敢に
ダイモン「…少年!?」
ミモミ「聞いたことがある、パパが昔センガクジャーだったというのを…」
ナリタ「マジ!? おーい!我々は未来から…」
ヤギル「だから未来人だと言ったら場を混乱させるだろうが!」
初代白「なんか向こうが騒々しくないか?」
初代赤「気のせいだろ。」
初代センガクジャーは一気に当時のゲバーボ兵たちをやっつけ、戦闘は終わった。そのまま初代は撤収していった。
撤収が終わってダイモンたちも帰ろうとした。ところが…
ナリタ「なんか消防車のサイレンが聞こえないか?」
バンバ「しかもこっちに近づいてくる!」
ジッパチ「ウハハハハ!これが噂の偽装消防車か!」
偽装消防車、歴史上でもこの年代の闘争で使用されたもので、この車両での作戦は失敗しているのだが、歴史が変わってしまえば成田空港は滅びてしまう代物だ。
ナリタ「歴史は俺たちが守ってやる!覚悟しろ反対派!」
早速偽装消防車が火を噴いた。火を消すはずのものが火を噴くという真逆の行為を行うとんでもない兵器だ。
ダイモン「あちちちち!2020年に戻って見せる…!」
ジッパチ「あたり一面火の海になったな!さてお次はゲバーボ!いけぇ!」
80年代当時のゲバーボ兵が大量に現れた。
ナリタ「歴史を変えようとする奴は許さねえ!」
ナリタが単独で20人のゲバーボ兵に立ち向かった!そして彼はワイパーブレードを掲げた。
ズバッ!
ゲバーボ兵はたちまち蹴散らされた。
ジッパチ「おのれー!これでも喰らえ!」
再び消防車が火を噴いた。
ナリタ「これでも喰らえ!」
そういうとナリタの腕が発光し、火花が散った。龍のような気迫も見える。
ナリタ「ドラグーンファイナル!」
格闘ゲームの必殺技にもありそうな竜のオーラをまとったアッパーが消防車を貫く!
ナリタ「歴史を守ったぜ!」
ドゴオオオン!

ジッパチ「さあて俺は逃げますか!」
ジッパチがタイムマシーンに乗ってタイムトンネル内部に逃げる!センガクジャーももちろん追い上げる。
ナリタ「持ってきてよかった!シグナルランチャー!」
ナリタだけシグナルランチャーを持っていたようだ。シグナルランチャーが発射されるや否やジッパチ将軍のタイムマシンを真っ二つに!
ジッパチ「どーしてー!?」
センガクジャーは凱旋して帰る。ジッパチ将軍はタイムトンネルに取り残される。
タカネ「あ!あたし今回出番ないじゃん!どーして連れてきたの!?」

そしてこちらは80年代。
怪人イワシテーション「消防車!なぜ動かん!」
初代白「何だこの消防車?ぶっ壊れているがな…」
初代橙「どうやら俺たちのいないうちに神様が来てくれたようですなぁ」
初代赤「もしかして神様でも来たのか…?」
ゲバーボ兵の生き残り「申し上げます!先ほどザンリッカーのジッパチ将軍が使っていたのですがセンガクジャーそっくりの電車っぽい頭をした6人組に壊されました!」
イワシ「ウソだろ…センガクジャーってまだ6人もいたのかよ…というかジッパチって誰!?」

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36 :黒帽子
2020/06/05(金) 12:07:00

第23話「物書き怪人現る」
アエロー「うーん、このフィスキャってところ面白そうね。」
説明しよう。たびたび単語として登場するフィスキャとは小学生から大学生までのまさにナウなヤングに大人気の掲示板サイトである。
オキュペテ「コパルンイ、ここはあなたくらいの年齢の子がよく書き込んでるわ。参加してみたら?」
コパルンイ「いいね!」
カタカタ…
ポダルゲ「何書いたの…?ちょっとコパルンイ!あたしの悪口で何盛り上がろうとしてんの!?」
ケライノー「ちょっと、喧嘩はやめてよ!いい作戦を思いついたんだから!」
すると金属のような質感のサルが向こうからやってきた。
ケライノー「ザンリッカー一の小説家、ブンチンパンジーよ。」
ブンチンパンジー「あっしにお任せを。」
アエロー「どういう作戦なの?」
ブンチンパンジー「あっしが調べたところどうやらセンガクジャーを称賛するような小説がフィスキャにございましてね。あっしの感想を述べるスレッドでボロクソに言ってやりますよ」
コパルンイ「そいでそいで?」
ブンチンパンジー「さっきのでセンガクジャーのファンを減らしたり敵を増やしたりしたらセンガクジャーの名前によーく似た人物をいじめる小説を書きまっせ。あそこの住民はそういう小説が大っ好きですぜ!」
アエロー「お!どうやらこの人センガクジャーの正体しってそうね!しかもいい嫌がらせじゃないの!?これはいつか幹部入り確定よ!」
ブンチンパンジー「いつかセンガクジャーがぶちぎれてくると思うので偽物の相談所を作ってあとはボッコボコでっせ!」
アエロー「完璧じゃない!」
この後ブンチンパンジーはフィスキャの小説掲示板に批評ページを設け、センガクジャーをたたえる作品を書いた作品を次々と支離滅裂な論法で批判していったのであった。
ブンチンパンジー「次々とよくわかってないのに誹謗中傷とか言ってきてたーのしー!」
よくわかっていないのはお前の方だ。誹謗中傷してるのもお前だ。しかし効果はあり、ネットではセンガクジャーとその支持者に対し揚げ足を取ってでも批判する論調が強まってきた。
アエロー「結構やってんじゃないの!?」
ブンチンパンジー「大成功でござんす!さーて次は…」
いじめ系小説の内容は凄惨だった。ヒーローであることがわかってしまい学園から追い出される小久保モミの最期までを描いた作品だった。
しかしボロを出してセンガクジャーをぼかさなかったがためにインターネットにさらされてしまった。

そしてこの悪評はセンガクジャーにも届くことになったのであった…
バンバ「おいおいこれはなんだぁ!?」
ミモミ「しかもあたしの名前に似せてきて!当てつけ!?」
ダイモン「おちつけ、二人とも。きっとザンリッカーの罠に違いない。」

一方そのころ
アエロー「ちょっと!?これはどういうことよ!?」
ブンチンパンジー「どうやら炎上しちゃったようっすねー。マスコミに取り上げられちゃった。」
アエロー「作戦変更よ。多分あいつらは警察署に行くはず。警察署の前で待ち伏せするのよ。」

バンバ「ちょっとこれは警察署行ってこないとな。」
タカネ「ちょうど手続きが終わったところよ。これを突き出せば奴らを黙らせられる…」
さあ警察署に行く準備はできた。

警察署前
ブンチンパンジー「さーてノコノコやってくるあいつは…?」
しかし人違い。ブンチンパンジーは一般市民を襲撃してしまった。
市民「うわーっ!助けてくれーっ!」
センガクジャーはちょうどその現場を目撃していた。
ダイモン「直通戦隊センガクジャー、ただ今参上…ってあれ!?」
ブンチンパンジー「うわーっ!チュッカー様ー!アエロー様!助けてー!」
ブンチンパンジーが暴行罪の現行犯で逮捕された。

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37 :黒帽子
2020/06/05(金) 12:52:37

第24話「ミニイーデン獣大行進」
ここはザンリッカーのアジトだ。どうやらドーロー参謀とチュッカー総統が会議をしている。
ドーロー「コヘノの後釜は所詮怪人上がり…… ジッパチの奴も毎回毎回失敗した挙句に帰ってこない…… チュッカー様、最近たるんでいるこの組織をどうすればいいでしょうか。」
チュッカー「答えは簡単だ。貴様が示しとなるような行為を働くのだ。さすれば奴らも動き出す。貴様の作戦も失敗ばかりだがセンガクジャーを追い詰めたこともあったな。」
ドーロー参謀はその言葉を聞いて作戦を思いついた。
ドーロー「追い詰めるんじゃないんだ。センガクジャーのいないところで騒ぎを起こせばいいのだ。」

場面変わってセンガクジャーの基地。
あれっ!?ダイモン以外いないぞ
ダイモン「今日は休日だしどうするかなー。芋羊羹でも買うか。」
ダイモンは和菓子屋へと向かったのであった。
店主「芋羊羹ね。そろそろ季節終わるから買うなら今しかないよ。」
ダイモン「200円か。」
買い物をしていると和菓子屋のラジオからは宣伝が聞こえてきた。
ラジオ「大宮21世紀の名物は鉄道博物館!南館も増設されて展示がボリュームアップしました!」
ダイモン「鉄道博物館か…昔は秋葉原に交通博物館があったっけなぁ。新宿線とかで言った思い出があるな。」

しかしその鉄道博物館では騒ぎが起きようとしていた。
ドーロー「さすがにセンガクジャーは埼玉に来るはずがない!奴らは千葉・東京・神奈川にしか姿を現さないはずだ!」
ドーローは入館料を支払い、チケットを受け取って入館した。
ドーロー「手数が必要なんだよな… 我がイーデン獣は基本的に場所を取るし困ったなぁ…」
館内放送「ただ今よりミニ列車の受付を開始いたします」
ドーロー「これだ…」
早速ミニ列車コーナーに移動するドーロー参謀。
運行開始前の列車にウイルスを取り付けた。ミニ列車はたちまち姿を変え人間サイズの怪人と化した。
ドーロー「イーデン獣の小型版の完成だ。名前を付けよう。常磐線型はジョーナモ、湘南電車型はミカンダー、山手線型はヤマレンジMk.2、EF55?とやらはトローラー、イーストアイ型はアイストン、成田エクスプレス型はネッカー、ひたち型はヒタモダ、しらかみ型はハイブラッド、北斗星型はゴトーギンと呼ぶか。」
ドーローはミニイーデン獣に名前を付けると大宮の街を荒らすよう命令した。そのうえでミカンダーは京急レッドを、ネッカーは京成ブルーを見かけたら抹殺するようにも命じたのであった。
さあまずは博物館内を見にイーデン獣9体が移動、次々と展示を破壊していく!
館内放送「緊急事態が発生しました!ミニ列車がすべて何者かにより盗難され、その列車が改造されて館内を襲撃しています。皆様避難してください。なお、入館料等は後日返金致します。」
ドーロー「早速いいざまだ。」
アイストン「あんな狭いところぐるぐるさせられるのにハンターイ!」
ミニイーデン獣「ハンターイ!」
本館の20世紀を今に伝える列車、南館に展示された新幹線は甚大な被害を受けた。
そのあとは大宮の街へ繰り出てさらなる悪事を働こうとしている…
ジョーナモ「おいヒタモダ、俺たちは東武線の北大宮を狙うぞ」
ヒタモダ「いい考えだな。行くか。」
しかし、埼玉でもヒーローは活躍しているのであった。
駅放送「北大宮、北大宮です。ご乗車ありがとうございます。」
隠密行動に向いてそうな服を着た3人組がボロ電車を降りて大宮の街にやってきたぞ。
「変化!」ドロン!
煙が出たと思えば忍者3人の姿が。これこそ鉄道忍者隊トライハンゾーだ!
ジョーナモ「何だあいつは…⁉」
ヒタナモ「とりあえず逃げろー!ここで殺されるのはハンターイ!」
飛び散る手裏剣、そして逃げるミニイーデン獣2体。
オレンジハンゾー「マスター・ノーダが大宮方面の空を見て不吉だと言っていたが本当にあたっていたとはな。」
鉄道博物館まで追い詰めた。
ドーロー「予想外だったがこれはご苦労。ジョーナモ、ヒタモダ。」
パープルハンゾー「お主らさてはザンリッカーだな⁉」
グリーンハンゾー「我らが埼玉県に来ることを忘れて悪さしようとはな。日本無力化など300年早い!」
3対3の戦い、ドーロー参謀は秘技の超能力を使ってトライハンゾーを苦しめる。
パープルハンゾー「このままでは全滅だ。救援を呼ぶしかない!地下鉄仲間…都営…ザンリッカー相手ならセンガクジャーを!」

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38 :黒帽子
2020/06/05(金) 12:55:03

緊急通報が馬込に届いた。
ダイモン「出動!埼玉でザンリッカーが大暴れか!よし、出動だ!」
6人そろって出動だ。

どうやらトライハンゾーは大ピンチ!ミニイーデン獣も街を荒らして戻ってきた。
ドーロー「この期に及んでセンガクジャーを呼んでも無駄だ。奴らは埼玉の土地勘などないはずだ。」
ハイブラッド「どりゃ!」
グリーンハンゾー「ここでやられるわけにいか・・・いやいきそうだ!」
パープルハンゾー「もう少しの辛抱だ、奴らはザンリッカーを追いかけている。」
ドーロー「所詮忍者は昼間じゃ討ち取られるというわけか。」
ここで何者かがミニイーデン獣を襲撃した。
トローラー&ゴトーギン「うあおっ!?」
ダイモン「浅草ホワイト参上!」
続いてブルー、イエロー、ピンク、グリーンも勢ぞろいだ。
ドーロー「くそ… ネッカー、ミカンダー、やれ!」
ミニイーデン獣が襲ってくる!
しかしここで黄色と青の光を待とう斬撃。間違いない。京急レッドの登場だ。
バンバ「待たせたな!神奈川は三浦半島の先まで行ってたんだ!」
ダイモン「ったく、主役は最後にやってくるってか?」
バンバ「それかもな。戦隊ヒーローだってレッドがいなきゃ…」
パープルハンゾー「それ言うか?俺たちの前で。」
グリーンハンゾー「俺昔レッドだったんだけど。」
バンバ「トライハンゾーまでやられてる⁉ せえいっ!」
ドーロー「煙隠れか…」
トローラー「どこだーっ!」
しかし京急レッドは裏を突いていた。
ドーロー「サイコキネシ…ぐわあああ!」
忍者戦士としての戦いが板についてきたようだ。
タカネ「グランドスナイパー!フリーズエディション!」
タカネが援護射撃!今回は冷凍弾だ!
ナリタ「ニューダイレクトボール!行くぞ!」
パープルハンゾー「助太刀するぞ!」
トライハンゾーの3人もボールパスに加わった。
バンバ「油断したお前らを一網打尽だ!スーパーダイレクトボール!」
合体技の光弾がザンリッカーを襲う。
ミニイーデン獣たちは一気に元のミニ列車に戻り、ドーロー参謀も大ダメージを受けて遠くへと吹っ飛んでいった。
センガクジャーたちの休日は騒がしく終わったのであった。

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39 :黒帽子
2020/06/06(土) 15:49:39

第25話「桜を見せない会」
チュッカー「ジッパチの失踪が始まったが残っているジッパチの部下はおらんのか⁉」
ドーロー「チュッカー様、2人残っておりました。」
チュッカー「それ以上は見つからんのか?」
ドーロー「いずれもセンガクジャーとの戦いにより死亡、あるいは脱走したようです。」
チュッカー「では呼んでもらおうか」
ドーロー「キーナ!トパヘイ!出てこい!」
キーナ「ちょっと待ってくださいいいいいい!」
トパヘイ「実はもう一人います。この間の戦闘で死亡したわけじゃありません。」
ドーロー&チュッカー「何だってー⁉」
4人は培養装置を見た。そこにいたのは物流無力化計画を行ったザンリッカー怪人・ラッチェであった。奴は自分の技で負け大爆発したと思われていたが、満身創痍で生き延びたところを
トパヘイ「スイッチ押すぞ… ていっ!」
スイッチを入れると培養装置の動作がとまり、ふたが開いた。ラッチェの復活である。
トパヘイ「我々のリーダー、文明停止部長のラッチェ様です!」
キーナ「おおおおおおおおお!もう感動ですううう!この際ラッチェ様を幹部にしてください!」
チュッカー「いいだろう。そしてラッチェ対初仕事はこれだ。貴様ら3人で桜を見せない会を決行し、花見という花見をぶっ潰すのだ!どこかの政治家の花見会が気に食わなくてな…」
日本の春から花見を消し去ってしまおうという作戦のようだ。

さてこちらはセンガクジャー基地。埼玉の戦い以降厳重警戒が続いているのか基地にずっといるようだ。
シンジ「ずっと基地の中にいてばかりじゃあ気がめいってしまうな。景気づけに上野で花見でもしようか。」
ダイモン「早速準備だぁ!」
ヤギル「弁当作りは俺に任せてくれ」
みんな張り切っているぞ。

そして花見の日のことだった。上野駅を降り立ったセンガクジャーたちは衝撃のワンシーンに遭遇するのであった。なんと公園内を暴走車が走っていたのだった。
ダイモン「まさか…陸上戦艦の復活か⁉」
ブオオオオオン
トパヘイ「ヒャッハー!桜の木という木は全部切り崩してやるぜぇ!」
キーナ「桜が見れない人間の顔が浮かんできますうう!」
ラッチェ「環境破壊サイコー!」
しかも桜の木を次々と切って倒しているではないか。

「スターターブレス!」
ダイモン「直通戦隊!」
6人「センガクジャー!」
ラッチェ「センガクジャー!ここであったが百年目、お前も真っ二つにされたいのか⁉」
ナリタ「真っ二つにしたいのならやれば?」
トパヘイの車が真っ先にナリタを狙うがナリタはジャンプで華麗に回避!急ブレーキをかけて方向転換しようとした時だった!
ナリタ「ドラグーンファイナル!」
竜のオーラをまとったアッパーカットが車とトパヘイを吹っ飛ばした!
キーナ「トパヘイの分もーーー!」
ヤギル「フライヤーバード!」
タカネ「ファイヤーランチャー!」
キーナ「うわああああああ!」
キーナのメカも砲撃の前にぶっ飛んだ!
ラッチェ「おのれおのれおのれ~!!」
ダイモン「連獅子アタック!」
バンバ「ベアークロー!」
ミモミ「パンダニックカンフー!」
3人の格闘攻撃でラッチェの車も撃破!
ラッチェ「おのれ…!こうなったら合体だ!」
先ほどの車が合体していく!
ラッチェ「あれ⁉燃料がない⁉」
そこに投げ込まれたニューダイレクトボール。燃料であったが訳あり品のようで…
ドカーン!と大爆発。
ダイモン「お花見を守ったぜ!」
ラッチェ「二度の爆発オチにハンターイ!」
トパヘイ「タコ焼きになるのハンターイ!」
キーナ「桜じゃなくて私たちが倒れるのハンターイ!」
花見の聖地上野を見事に守り切ったセンガクジャー。そのあと桜の保全を始めたようだ。

ところ変わってザンリッカーアジトにて
チュッカー「何ということだ!ジッパチの所は部下までポンコツぞろいだったとは!」
ドーロー「どうやら私達はジッパチの舞台を過大評価していたようですな。」
アエロー「そんな大々的な破壊活動をやってるからセンガクジャーに勝てないんです。チュッカー様、見ていてください。私たちの手にかかればセンガクジャーを壊滅させられます。」
チュッカー「アエロー隊よ、お前らの本気を見せてもらおう。」

原版投稿日 2020年3月20日

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40 :黒帽子
2020/06/07(日) 10:04:04

第26話「転校生はハルピュイア!?」
ここはもうおなじみなザンリッカーアジト。
アエロー「チュッカー様、スパイを送り込んで敵司令官の情報を手に入れてきました。今回判明した情報では小学生の娘さんがいたようです。」
チュッカー「終業式まで時間がないがどうするつもりか?」
アエロー「急遽入った転校生という形でコパルンイを該当する学校に忍び込ませました。もちろんクラス内の上位グループに接近もさせております。」
チュッカー「貴様、子供さんを舐めていないか?近頃の子供さんは勘がいいぞ」
アエロー「人質でセンガクジャーを釣るんですよ。都合いいじゃないですか?」
チュッカー「これまでの作戦の中で一番真っ当な作戦が来やがったな。」

ところ変わってここは学校。
岩原シンジの娘である岩原ウミは謎の転校生の転入後、泥沼のような生活をたどってしまうことに。
ウミ「どうして… どうしてあいつらは知ってるの!?」
彼女は父がセンガクジャーの司令官であることを秘密にしていた。ほかの人に迷惑をかけたくなかったために。
コパルンイ「そうそうアリサー」
アリサ「ほんとそれよねー ギャハッハハハ!」
マリナ「ほんっとセンガクジャーとかなによ?お子様の見るようなヒーローが世界守れるわけないじゃん!」
アリサ「ほんとそいつらに頼ろうとか言う舐めた魂胆の男子とかマヌケじゃねーの?」

コパルンイは人気者らしいアリサとマリナへの接近に成功、作戦開始へのスタートラインを切れた。
これによりセンガクジャーを支持する子供たちは追われる対象となったのであった。
さらにザンリッカー支持を強制させ、センガクジャーを敵視する人数を増やそうという計画なのだ。

ウミ「お父さん…学校で…センガクジャーを応援する人は人間じゃないって言われた…しかも逆らうと…」
シンジ「何ということだ!?センガクジャーを知っているとは奇妙だ…」
ダイモン「ふざけんじゃねえよ!絶対ザンリッカーのせいだ!」
ウミ「しかもザンリッカーを応援させる上にお金巻き上げているの…」
ナリタ「おいおい!ザンリッカーついにやっちまったな!ここまで堕落するとはな!」
バンバ「年齢的にあの鳥人間がやってるな。とりあえず問題の小学校へ行ってみるか。」
小学校にて…
ルリ「何でお金をせびるの!?そんなことしたってザンリッカーの計画なんて…」
バゴッ
アリサ「うるさいねえ。ちょっと放課後に体育館裏に来な。」
ウミ「これ以上はいい加減にして!そうしないときっと将来悪評ついて仕事に…」
マリナ「黙れクズ!今があれば十分!ザンリッカーばんざーい!」
ルリとウミの二人をタコ殴りにしたぞ。グループのナンバーワンよりも問題児ナンバーワンといった方がよさそうだ。
そして放課後のことだった。
コパルンイ「よくやったわふたりとも。さてと、こっそりこのクッキー持ち込んだけど食べる?」
アリサ・マリナ「いただきまーす!」
これを食べた二人はたちまち怪物と化した。
ルリ「約束通り来たけど何なの?」
ウミ「最近調子乗りすぎなのはあんたたちの方でしょ?」
アリサ「言葉遣いがなってねーな。敬語を使えや…」
マリナ「ちょっと絞めてやろうか。」
そして攻撃をしようとしたところだった。
タカネ「見つけたわよ!悪魔ども!」
ヤギル「なぜそんなことをする、許されない行為だぞ。」
マリナ「だってうちらまだ子供だし裁かれないもん!」
ミモミ「きっとお父さんお母さんが泣いているね。あんたらのようなクズに。」
バンバ「さっさと前項の前で謝れ。」
アリサ「あたしたちが後悔しなければ問題ないもーん!」
ナリタ「更生する余地もなさそうだな。」
ダイモン「鳥人間!そしていじめっ子ども!歯を食いしばれ!スターターブレス!」
6人「直通戦隊センガクジャー!」
コパルンイ「毎度毎度迷惑な輩だね!やっておしまい!」
アリサとマリナは短剣を持ってセンガクジャーに立ち向かった。
ダイモン「速攻だ!シグナルパニッシャー!」
新京成ピンクを除く5人の合体技が来た!
タカネ「グランドスナイパー!」
いじめっ子二人に命中した!
アリサ&マリナ「な…なぜ…」
例の二人は元に戻り、倒れた後病院に運ばれた。搬送先の病院でセンガクジャーに襲われる悪夢を何度も観たという。


そして後日のことだった。センガクジャーの基地に手紙が届いた。
「三里塚交差点、そこがお前らの墓場だ。今までに倒された仲間の恨みを思い知れ。」
ダイモン「行くぞ、三里塚に。」
ナリタ「あの地点でザンリッカーっぽい騒ぎを最初に聞きつけたこともあった。きっとあそこの近くにアジトが…!」

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41 :黒帽子
2020/06/08(月) 09:22:18

第27話「最終決戦はじまる!」
一通の手紙がセンガクジャーの下に届いた。その内容は、三里塚交差点に来いという内容であった。
ダイモン「ここまで丁寧にやるのはザンリッカーのやることか?」
ナリタ「絶対そうだぜ。ここまでの戦いで奴らのやっていた作戦を考えな。」
バンバ「芋羊羹流通にイタズラまがいのクレームだろ?」
ミモミ「ファミレス荒らしにお花見妨害…」
ヤギル「ふざけた作戦ばっかりだな。たまに戦艦だとか大宮の件だとかで苦しめにかかっていたけど。」
ミノリ「だとしたら気を付けていった方がいいかもね。」
タカネ「大丈夫よ。絶対帰ってきて見せる!」
シンジ「ここまで敵の用意が周到だと罠としか思えない。だがザンリッカーの幹部陣を叩くには機動隊じゃ死者が出る。お前たちの出番だ。行くのだ!」
6人「了解!スターターブレス!」
センガクジャーは変身するや否や成田へと向かった。

チュッカー「ドーロー、センガクジャーはまだ来ないのか!?」
ドーロー「書き方が悪かったと思うんですよ。」
アエロー「それじゃあどうすんのよ!?」
すると6台のワープライナーの姿が。
チュッカー「飛んで火にいる夏の虫…」
おっと青信号だったのかワープライナー6台が三里塚交差点を素通りだ。
ドーロー「あいつら…」
超能力で交差点に戻された。そして交差点の中心が開きワープライナー6台が落ちていった。
ダイモン「みんな大丈夫か!?」
ナリタ「大丈夫だ…」
ヤギル「落ちた割にはダメージ少なかったぜ。」
ミモミ「こっちも。何か力が働いているような気がする。」
バンバ「大丈夫だぜ。だが油断はできなさそうだ…」
タカネ「どうやらザンリッカーの最大の罠かアジトかしら?」

さあ、ここは控室だ…
アエロー「どうやらあたしたちの出番が近いね…」
鳥人「ハルピュイア・ゴー!」
ハルピュイアが動き出すぞ…
チュッカー「奴らが来たぞぉ!ドーロー!アエロー!出撃せよ!」
運命の最終決戦が始まった。
ドーロー「センガクジャー、ここであったが100年目。6対6で正々堂々と勝負しようではないか。」
センガクジャーの返事はザンリッカーの想像以上だった。
ダイモン「いよいよザンリッカーも焼きが回ってきたか。お前らなんかいつもの怪人と同じようにコテンパンにしてやるぜ!」
タカネ「日本無力化とか言うけど一度でも成功した試しあるあ!?」
ナリタ「30年以上前からふざけた真似やってるっぽいがこれも終わりにしてやる!」
ドーローとハルピュイアが若干戦慄したが怒りの頂点に達した。
さらに前回の戦いの件についても触れられたようだ。
ヤギル「ふざけた真似でもいじめっ子を使って学校をかき乱したようだね?僕は子供たちの笑顔を奪うような輩は滅びるべきだと思うなぁ!」
コパルンイ「キーッ!なんですってー!?」
そのまま北総イエローに向かってコパルンイのストレートが決まった!しかし天空に上がる動作!反撃の射撃技、フライヤーバードが決まった!
さらにみんなが一気にコパルンイを取り囲んだ!
ドーロー「まずい、このままじゃ奴らのペースだ!」
アエロー「みんな!色別に一騎打ちよ!ドーロー様はピンクの相手をお願い!」
チュッカー「そうか… リングを用意!」
いきなりリングがせりあがってきた。一騎打ちの準備が始まろうとしているぞ。

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