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┗Lily.(102-111/140)

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111 :日吉若
2009/09/16 01:36

星が、死んだ。


パァンと弾けて星が死んだ。死んだのか、と、呟いてみたら後から実感が追い付いてきて目にしたことの無い其れを想って思考回路が憂いを帯びた。
星にも寿命があるなんて、何だか不思議に思う。
考えてみればそんなのは当たり前で、自分はこんなにも傲慢だったかと、恥ずかしく為って顔を両手で覆った。

星が死ぬ瞬間はまるで羽根を広げた蝶々のように輝いていたそうだ。
居なくなる瞬間が美しいと称賛されるなんて、きっと彼等は看取られていることなんざ気が付いてすらいないのに。
どうやら傲慢さは人類の特徴らしい。
世界が亡くなる瞬間は、星が死ぬ時と同じだと思う。
きっと全部が光に輝いて、直ぐ目の前に在る物も視えなく成る。そういう意味では毎日と同じだ。俺達は日々消えている。
…赤紫に輝く蝶を、両の掌で作り出した暗闇の中に視た。



そして遠くで天使がラッパを吹くんだ。

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110 :日吉若
2009/08/09 02:12

御好きに召し上がって。
回答例>>109,0


>> 【*真夜中の 記 憶 廻筒*】   蓄音機:L/ily.

> *所謂 留守録電話サービスです。
>> *制限時間は現実世界《リアルタイム》で壱分間(記載容量が文面を声に出して壱分間の意)
> *宛先名を口にしては為らない
>> *録音終了の合図に、最後に「#」を附けること
> *尚、録音中でも壱分が経った時点で自動的に「#」にて強制終了されます

>> ※掲載時刻は中宵のみ、陽の当たる頃に晒してはいけない。


> (…プルルルル…、…ピー。)





>>  # (、ブツッ)


> *留守録機能の御裾分は如何?

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109 :日吉若
2009/08/09 02:08

止まることの赦されない再生、

>> 【*真夜中の 記 憶 廻筒*】   蓄音機:L/ily.

> *所謂 留守録電話サービスです。
>> *制限時間は現実世界《リアルタイム》で壱分間(記載容量が文面を声に出して壱分間の意)
> *宛先名を口にしては為らない
>> *録音終了の合図に、最後に「#」を附けること
> *尚、録音中でも壱分が経った時点で自動的に「#」にて強制終了されます

>> ※掲載時刻は中宵のみ、陽の当たる頃に晒してはいけない。


> (…プルルルル…、…ピー。)


…、御久し振りです。
「もしそうだったら」なんて話が、如何に無意味かなんてことは厭と云う程解っているのですが。然も俺の口からだなんてね。…幼いなと我ながら自覚して、真実を伝えられなかったこと、今でも後悔しています。胸に空いた弾痕は消えることを知らなくて、一層其処で花を育てたいとすら思う。唯傍に添うことも叶わなくなって随分経ちますね。当然です、俺が其れを望んだのだから。
それなのに物語を紡ぐのは、貴方が眠れぬ夜に、子守唄代わりに成れれば良いと偲んでいるから。優しい貴方のことだ、電信を飛ばせば届いてしまうんだろうと分かっちゃいるんですが、ね。…ねえ、貴方は今でも俺の「ただ大切なひと」ですよ。貴方が初めて落涙した日に着てたシャツ、胸元が未だ乾かない。

幸せで在れば良い、過ごした蜜月も霞む程に。誰依りも夢に近い場所で。
――…また、何時の日か。

(嗚呼、嘘吐きの烙印に誑かされたい!)


>>  # (、ブツッ)


> *留守録機能の御裾分は如何?
☆...空中ブランコ...☆
nursery rhyme
フロスティホワイト
わたぐも。
《木漏日》
光の午後、醒める朝。

---
色んなものを貰ってみても、各御仁等に返せるものが何も無い、ので、自分で筒廻を作成してみました。
百頁の時作成しようとしてたものとは亦違うし、何とも遣り難いモノだと自分でも思うので勿論スルー可で。
一応雛形は>>110,0に。
空中ブランコの向日先輩に関しては、頂いた季節バトンは>>44,0にて回答しているので御気持ちだけ有り難く賜りたく。此のバトンは執筆者御二人宛てに。
最初に貰った時は秋のイメージだったんですよ、…体温でも冷えたかな。
極度の鶏、故に今も指先が震えます。

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108 :日吉若
2009/08/01 02:03

助けてくれ、徒乙女。
君の所為で細い肩の感触が欲しくて堪らない!
>> 眠れぬ夜は名も存ぜぬ君の所為、
> (夢を見せぬ褥に、用など無いと云うのに。)

徒乙女《あだおとめ》と云うのは、夢で出逢った名も無い特別な人達の総称だ。
其の名は徒夢に由来し、男女の区別は無い。…と、自分で勝手に決めた。
夢の話ばかりで恐縮ですが、夢によく出て来る場所が在る。在り来たりと言えば在り来たりだが、其処は学校。初等部を含め良く、まあ、登場してくる。怖い夢ばかり観るのが常だけれど、此の間観た徒乙女は何時も以上に感触を帯びていて、忘れられないんです。物語は陳腐、僕らを狙う奴等から君の手を取り屋上から飛び降り逃げる、走る。…──だけど君を完全には守り切れなくて。妖の体液に汚れた、君の、肩を引き寄せ抱き上げて澄んだ湖に入る。顔より少し下の位置に在る癖毛の茶色い髪と、細い肩が余りにも切なくて。
抱き締めた儘で冷たいかい、だけれど少しずつ身体を清めないと、と伝えながら腰まで湖に浸かったところで、目が醒めた。


もう一度の邂逅を願う程、君は解語之花。

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107 :日吉若
2009/07/29 00:09

紡ぐ声が色取り取りの花に成って、四角い空一杯に飛んで往く夢を観た。

振り向く色褪せた貴方は、手を振っていて、…――


其の姿すら、花に遮られて視ることは叶わない。
…夢の中でさえ。

*  *  *  *
   *  *  *  *      *

イメージが、矢鱈鮮やかに思い描ける時がある。
そういう時は御得意のメルヘンじゃなくて、現実に起こり得る可能性の話ばかり。
厭な話だと思われるかもしれないけれど大事なひとが居なくなる、在ったものが消えてしまう、空がタールに染まる、コンクリートが灼熱で溶ける等々が近頃のラインナップ。
何だか哀しい話ばかりだなと思われただろうか。まあ、其れ等を補って余り有る御伽噺は普段から紡いでるから良いんです。
それにそんな可能性が在るからこそ尊さと儚さが窺えるんでしょう。
通常はね。通常は、当たり前に在る現実が其処に行儀良く座っていても気付けない、気付かない。だって怖いじゃないですか。違いますか?
ふとした瞬間に、居なくなったらば、の画像が頭に浮かんで思考が連れ去られるのは何なのか。


> だから何時も先手を取るの、なんて仰らないで。
>> せめてそんなに考えて呉れて居たのと笑っていて下さい。

声が花に成ったら如何しよう。
歓び表す赤に黄色、
空白の霞草に、
低音な濃藍。
音調に揃えて色を変えるの。


(其の時は、物見せの鳥籠にて歌唄いの苗に成ろうか。)

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106 :日吉若
2009/06/26 19:09

空を御覧。
茜色の、空が、

---

未だ空に朝焼けと真夜中が混在していた頃のこと。
指と指とを絡め真夜中の膝に頬を寄せる朝焼けの姿は仲睦まじく、誰もが翡翠で出来た二人の為の塔の永久成る繁栄を疑わない。
一歩踏み出せば灼熱の劫火、一歩踏み出せば何をも見せぬ暗闇。空とはそういうもので、朝も夜も無い混沌とは真理だった。

然し或る時、真夜中は朝焼けと別離することにした。

切っ掛けは何だったか、朝焼けの髪が腕を撫でただとか、背中のファスナーを指の腹で撫で上げた時にした自分の知らない匂いが堪らなかったとか、そんな程度だった所為で思い出せもしない。
眠る朝焼けの手を取り指の表側に口づけ、窓から飛び出した真夜中は暫し天空を逃避行することと成る。
(飲みかけのジントニック、踏まれた星の欠片、引き裂かれた暗闇のカーテン。)
――朝焼けは、真夜中がもう戻らないことを知る。
悲しみにくれた朝焼けが無残に裂かれた暗闇のカーテンに包まり永くに眠りに就けば地表は氷点下の世界、閉じた目蓋から零れる涙は溶けずにキラキラ、キラキラ。

全ての生き物が息耐えると思われた、頃。
空をマーブル色に侵蝕し始める一滴の朱、其の眩しさに目を開いた朝焼けが真夜中の匂いに絶呼し裸足の儘窓から飛び出すは、空に薄められた愛しいひとの血液へと手を伸ばす為。
此の瞬間より、朝焼けは真夜中を捕まえる為に世界の果てを往復する羽目に。
それだけが永遠。

* * *

厭に為って傍を離れた訳じゃ無いんだ。
彼の儘傍に居たならきっと、何時か毒林檎で唇を塞いで綺麗な背中の真ん中を硝子で切り裂いて仕舞いたく成ったから。
自分で、自分が、赦せなかったんだよ。

* * *

真夜中の左薬指の腹には小さな赤い斑点が在る。
朝焼けが自分を見失いそうな時にアイスピックで一刺し、赤い液体を雲の隙間へと落とす所為だ。
(忘れさせてなんか、やるものか。)


遠く遠い場所の、おはなしです。

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105 :日吉若
2009/06/22 00:59

偶に誰かに飼われたい、って思うんです。
愛着よりも執着で、細長く赤い糸を首に巻き付けられたく為る衝動。
掛けられる煌めく金貨の代価は其の華奢な糸を切らぬように、唯従順に寄り添う散歩だとかは如何なものだろう。



近頃も頭の中のメルヘンさが悪化の一途を辿っていますけれども、まあ、多分此れは日常なんです。酷い話ですね。
元々、区切りの頁には好きにやろうと決めていました。…が、此の間は遣り過ぎたと一応は思っています。
俺の周りには、と言うか俺が通り過ぎてきた人達には…─本人等曰く俺の眸のフィルターが色濃いのだと云うのだけれど─‥・何故だか不思議な形の想いを持っている人が多かった。
最初は普通の廻筒を作成していて、其方を区切りの頁に載せるつもりだった。
なのにメルヘンさは思い出までを侵蝕し目が眩む程の彩りを落としていくから、口にせずには居られなかったんです。
あの想い達は、言う由無しに清らかに思えて、誰の記憶に留まらずとも何処かに残さなければと。然う、思いました。
後悔だとかは余りなくて(だってそんなの今更だ)、唯此の日記を読んでいると公言して下さっている数人の方々の趣味を疑われていたら申し訳無いなとか、そんなことを思ったこと自体が自惚れてるみたいで困るなとか独りでぼんやりと考えることが度々。
思うだけですけどね。…酷い話ですよ、本当に。


宝箱を探すことに少うし疲れて、例えばパトロンみたいなものに囲われてみるのは如何なんだろうとか考えてみる。
倒錯的に、愛だとか恋だとかよりも本能に縛られた関係。絶対的なもの。
短絡に金持ちな人じゃ無く、寧ろ同じ位の齢の仔がなけなしの金貨を叩いてくれる方が魅力的。
清遊よりも登楼が好い、だけども手土産は飴玉で充分なの、…とかね。

* * *

少年の匂いを残した儘真白いシャツに腕を通す。
香水そのものを附けるより、所有者の残り香が肌に残る方が好ましいな、と。
思ってみてから、自分には幾らの値札が附くんだろうと思考を巡らせた。

* * *

こんなことを考えてしまう程、如何やら俺は退屈してしまっているみたいだ。

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104 :日吉若
2009/06/14 02:57

報われないことなんざ、最初から分かっていた癖に。

──…馬鹿な男!


〔 Honeycomb 惰*性*愛*撫 〕


少し前の時期の話。
(花の枯れた今だからこそ、)
躑躅に囲まれた図書室の、窓を挟んで外側の壁に寄り掛かって読書に励むのを好みとしていた時があった。紫と白の花に包まれし其の場所は他からは見え難く、口寂しく成れば花を一摘み、蜂に紛れて蜜を吸うことだって出来た。
壁に背を張り付けて仕舞えば図書室内からは見えず、此方からも中を窺うことは出来ない。そんな場所で時間を潰していた或る日、聞き慣れた友人の声はまるで部活の先輩が好んで読む本の種類に出て来そうな種類の陳腐な甘い科白を紡いでいた。最初は、…最初は、ゴメンと謝っていたから気付けなかったんだ。言わなくたって良かった筈だ。俺達は其の為に(主に意識をはぐらかす為に)、迂遠な口調で友人付き合いをしてきたのじゃないのか。
ごめん、なんて謝ってまで好きだと伝えることに何の意味が在る。何時の間にか頁を捲る手は止まってしまっていて、同じ行ばかりを目で追ってしまうことに眉を顰めながら柄にも無く震えた声が多分本当に、と繰り返すのを脳内でリピートして憎らしく思っていた、ら、唐突に頭上の窓が開いた。何の本を読んでいるのなんて言いながら大分低い位置に在る俺の肩に額を寄せる奴の後頭部に掌を乗せて、思う。

俺達は如何したってオトコノコだ。世界に落とされた時から其れは変わらないし、だからこそ如何にも成らないことだってある。温かいとか冷たいとか、感じるのは同じ器官であるけども咲かせたい花の種類は違うこともある。そういうことだ。
…きっと何も無かったかのように。明日もまた教室で三人、一つの机を囲んで会話を交わすんだろうと、躑躅の花弁に秘密を預けながら肩への接吻を受け止めた。
(それでも洩れる嗚咽と、告白をした時の声はよく似ていたと今でもよく思い出す。)
---

ゴメン、の中に秘めた想いは。
少しでも彼に伝わったのだろうか。

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103 :日吉若
2009/05/25 07:01

名を変えたのは随分と昔のことのように思える。
そもそも、最初は此の花の名前にする気なんて無かった。一時の隠れ名として使用していた筈だったのに、戻れなくなってしまったのは何故なんだろう。初めは呼ばれていた其の名も、下手をすれば知っている人すら殆ど居ないんじゃあ無かろうか。何時の間にか俺の身体には、言葉には、…あの花の香りが沁み込んでしまっている。だから驚いたのです、其の名で呼ばれたことに。
…――俺はどうしたって、Bab*y,Honey I love you. から逃れられない。

【フ/ロ/ス/ティ/ホ/ワ/イ/ト】の忍足謙也さん依り拝領
ねぇ、…嬉しかったですよ。

>【動物バトン】
>作成者:合葉リョーマ

#1.どーも。早速だけど答えてもらうね。…その前に名前聞いてもいい?あ、俺は越前リョーマ。
氷帝学園中等部二年、日吉若。
重々、宜しく。

#2.サンクス。自分を動物に例えたら…何?ちなみに架空上のもOK。
耳の欠けた野良猫、常に傷が絶えないヤンチャ振り。
どうしたってイヌ科には為れない。

#3.人からは何に似てるって言われる?
捨て猫、野良猫、傷だらけの猫、仔猫、夜の黒猫、蝙蝠。
尋常じゃない猫率の高さと種類に問い掛けたい。

#4.恋人はいる?いたらその人を動物に例えると…?
居ないな、今は宝箱を探してる最中だ。
だけど恋人にするのなら、金色のライオンか漆黒の烏が好い。
もしくは、キメラ。

#5.なら、親友は?挙げられるだけ動物に例えて。
親友の定義から問いたい。…嗚呼、寂しい奴だと言わないでくれ、知っている。
好みの種類をあげるならユニコーン、…触れる権利は在るのかは別として。
さて、如何いう意味でしょう。

#6.親友と呼べないまでも友人いるよね。その人達もヨロシク。
友人の定義から問i(…)
…厚かましくも敢えて抜粋するなら自分は烏だと思い込んでいる王様鸚哥、彼の羽根は余りにも色彩が眩しい。

#7.お疲れ様。喉…乾いたでしょ。一息吐こっか。(冷えたファ/ンタ、差し出し)
俺の交友関係の幅の狭さを知らしめただけのような気がする。
…お前のその優しさは猫のツレなさ的、だ。

#8.最後に。3人ほど次へと回してくれる? アンカーはナシで。

#【星縫いコラージュ】
ええ、こんなの単なる手段です。回答済みらしいのは知っていますから。今更ながらに祝辞への感謝を表したく。有難う、御座いました。
それと個人的な感衝ですよ。貴方は、其処に、居たのかと。
#【タカラモノさがし。】
これも単なる手段。君が、回答済みなのかは知らないけれども。…何時かの感謝の意を表したいのは同じだ、心意気を買ってくれると助かる。
勿論スルー可。
#【今此処を見ている貴方へ】
…不幸の手紙みたく為った。不特定多数。

(検索ワードすら、合っているかは疑問の儘で。)
---

リスの尻尾で窓を拭いて、鹿の角に洗い立ての御洋服。
鳥の囀りを時計代わりに、部屋を綺麗に致しましょう。
ハ*イ*ホー!

友達作れ、と叱ってくれる人が先ず欲しい。

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102 :日吉若
2009/05/24 07:19

部活の先輩方とは基本的にテニスと云う遊具の機会が無ければ交遊をしない。
馬鹿デカい彼のように王様に付き添い従順に相槌を打つこともしないし、無駄に大味の彼のように阿呆面を下げて放課後直ぐに傍らに駆け寄ることもしない。
だから放って置かれれば口を利かない日すらある。
意図的で無くも、協調性の無さは折り紙付き。

「お前ってムカつく。」

だから、赤い髪の小柄な先輩がそう言った時でさえ意に介していなかった。
俺ときたら、テニスが無くて暇が有れば凡そ運動の分野に全く関係の無い先輩を眺めることに勤しんで居たからだ。




〔Honeycomb 虫食い*皮肉*辞書 〕


>> 彼の、其の少しだけ皮肉った喋り方が好きだったのです。
俺の知らない云い廻しで痛い所を突いたり、分かっていない振りをしながら聴きたい言葉を唄わせようとする、其の狡猾さは聴覚を良く刺激した。
でも其のクセ自分の欲望には馬鹿正直で、婉曲に確実に、まるで蛇みたいな仕草で"与えさせること"に長けた人だ。
現世に存する言葉を声で彩り使用した語彙が増えたらば其の単語は斜線で塗り潰す、一日に一つは口にしたことの無い単語を発するように務めているから日に日に斜線は増えていったらしい。
謎々も好きで、序でに人の名前は大体の場合フルネームで呼ぶ。もしくは、呼ばない。
綺麗な黒髪で、瞳も黒くて、動物の本能を尊重しては愛おしむ。
興味なんて一個も無かった。
今年になって同じ委員会になって、数回同じ空間に居合わせて鼓膜を擽られて、漸く気を惹かれた一節。
『Cherbourg,…──叶わないから美しいんだよ。人は追い求めるにあたり執拗で、従順な奴隷だ。雨に皮膚を溶かされる場面に愛を知る。』

…雨は終わらない。
(俺の知らない発音を廻す着色料みたいな朱い舌、)

---
他は全部きらいなんです。

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