スレ一覧
┗163.クリボージャー、そしてゲームレンジャーへ(141-160/1000)
▼|
前|
次|
最初のレス|
最近のレス|
検索|書き込み|
更新
141 :ハイパーキングクリボー
2021/02/18(木) 21:38:22
クリボージャー82話行きます!
そしてそろそろリレー小説を書き始めよう
[返信][
編集]
142 :ハイパーキングクリボー
2021/02/18(木) 21:39:02
『雑魚敵戦隊クリボージャー~第82話 すすめ!キノピオ隊長!ピンチ!クリボージャー!~』
こちらクリボージャーアジト。
クリボーたちがもうすぐ最終決戦を迎えるのは分かっていた。
何故かというとピーチ城のホームページにて、来月初旬にはマリオは帰ると書いてあるからである。で、もちろんクリボーたちはそれに向けて準備しているわけで...
タタンガ「サンダー!」
クリ「ぬおー!やりやがったなー!?」
マメ「スター使おうとしてたのにぃ~、消えたじゃないか!」
ガール「バナナでも食らえ!」
タタンガ「わー!やられたー!」
こでか「今日こそカキボーの暴走を止める!キラーだ!」
「無駄だよ~ん」
「それはどうかな?トリプル赤コウラだ!3位からでも十分逆転できるぜ!」
「それは見え見えです。トリプルバナナで全部防げるんだな~」
「読まれてたー!」
休憩中でした☆
カキ「よーし次はあつ森じゃあー!俺の島に来い!」
こでか「どうせまた『地面堀りくじ』だろー?」
パタ「1回1000ベル、最高金額99999ベルのやつだろ?あれ当たんないんだよ!」
カキ「そう?」
パタ「1000個中1だぜ?掘ってる間に元取れなくなるわ!」
タタンガ「あつ森か!俺も持ってるぞ!」
クリ「もってんの!?」
「侵略自粛中に買った」
「この間のは自粛開けだったか...」
ピンポーン
クリ「ぬ、誰か来た!」
カキ「待て!昨日お前は出番多すぎたからちょっとでもたくさんセリフが欲しい!だからドアは俺が開ける!」
クリ「...まあいいけど」
ガール「ドア開けたらクッパに吸い込まれたりして」
「また!?」
カキボーがドアを開けると!
カシャッ
「よしインスタにあげとこ」
いきなりスマホで写真を取られた。
カキ「かっこよく撮れたか?」
タワー妹「いやそこじゃないでしょ」
タワー兄と妹も来た。
「あ、申し遅れた。私、お宝集めが趣味のキノピオ隊長であーる!」
「、の妹のキノピコでーす」
後ろからキノピコもくっついてきた。2人ともでっかいリュックを背負っている。
タワー兄「で、何しに来たんだ?あつ森なら大歓迎だぞ」
タワー妹「たぶんそれじゃない」
隊長「今日は、この家にあるお宝をもらいに来たのだ!」
カキ「カキピーの事だね?なんの味がいい?」
隊長「いや、それではない」
ピコ「今日はね、クリボーズバッジをもらいに来た!」
「えええええええええーー!??!」
隊長「くr」
カキ「やだ」
タワー兄「即答!」
ピコ「でもお宝コレクターとしては欲しい...」
隊長「Siriにも聞いたんだ。ヘイSiri、次に集めるべきお宝って?」
『クリボーズバッジです』
こでか「嘘だろ!?」
クリ「ヘイSiri、キノピオ隊長が次に集めるべきお宝は?」
『紅生姜です』
マメ「だって」
隊長「なんで紅生姜!?」
ピコ「キノじいにも頼まれたからね」
こでか「絶対それが理由だろ!」
隊長「1コイン払うから」
パタ「やっす!」
「じゃあ2コイン!」
クリ「もういっちょ!」
「2.5コインだー!」
こでか「てか金額の問題じゃねーし!渡さねーし!」
「え~、なんで~?」
「大事な物だからな~」
「じゃ、こうするしかないな...」
隊長が指をパチンと鳴らす。
[返信][
編集]
143 :ハイパーキングクリボー
2021/02/18(木) 21:39:13
クリボン緑ノコノコ赤ノコノコメットでかカロンたち「クリボージャー!バッジをよこせー!!」
クリボーたちの回りを大勢の敵キャラたち(雑魚)が取り囲んでいる。
クリ「いっぱいきたー!?」
隊長「3コインで雇った敵キャラたちだ!」
パタ「クリボーズバッジよりは高いな」
ピコ「じゃ、私はこれで」
リュックに入ってるツルハシを取り出したキノピコ副隊長。
タワー妹「武器がいささか凶暴!」
クリボンABCDE「やっちまえー!前回仲間をボコボコしにたクリボーを特に狙えー!」
クリ「ぎゃーす」
マメ「脇腹フルスピードキック!」
クリボーに何重にも馬乗りになるクリボンたちに多段キック。
「ぐひゃ~」
「よくもやったなクリボーずつき!」
パタ「羽アタック!」
こでか「こでかドロップ!」
こちらはノコノコ軍団を範囲攻撃で一掃していく。
赤ノコノコA「コウラ蹴りでどうだ!」
蹴った緑ノコノコのコウラがこでかクリボーに直撃。真後ろに倒れてガールクリボーが下敷きに。
「あっごめん!」
「重い~!どいて~!」
パタ「オイオイ大丈夫かよお」
2人がかりでこでかクリボーをなんとか起こすと。
「もう怒った。怒りのガールずつき!」
「ドロップキック!」
「こでかドローップ!」
怒涛の勢いでノコノコ軍団を蹴散らしていく。
「カキピーシャワー!」
メットA「うわ、なんじゃこりゃ!」
「天下のカキボー様のカキピーシャワーだ!目かっぴらいて見ておくんだな!ハハハハハh」
メットBCD「トリプルメットずつき!」
「ひぇー!後ろにいたのかよー!」
メットC「ちゃんと後ろも見ておくんだな!カキの野郎」
タワー兄「お前もな。タワーコンボ!」
さらに後ろからタワー兄妹がメットたちをはねとばす。
タワー妹「シスターショット!いっくよー!」
カキボーの目の前にいたメットも処理。
タワー兄「ナイスう」
でかカロン「やるな、お前ら...」
雑魚軍団がやられ、待ってましたと言わんばかりにでかカロンが姿を見せる。
クリ「あとはお前だな?」
でかカロン「バッジさえいただけば隊長からさらに3コインもらえるからな!」
こでか「6コインで満足かよ、お前は!」
でかカロンはケタケタと笑いながら骨を構える。
「でか骨シュート!」
まっすぐガールクリボーめがけて回転しながら飛んでいく。
ガール「いったあ!」
「まだまだいくぜー!」
今度は日本。カキボーとマメクリボーにヒット。狙いが的確だ。
クリ「お!待てよ...?」
「待たねーよ!」
クリボーに向かって骨が高速で飛んでくる。
「縦クリボースピン!」
骨の回転と逆向きに蹴りあげる。骨はクルクルと回ってでかカロンの頭に落ちた。
マメ「その手があったか!」
パタ「ドロップキック!」
タワー兄妹「タワーコンボ!」
骨を投げても無意味、それどころか逆に自分に痛手となる。
でかカロン「ぐうう~!」
クリこでか「残念だったな!」
スーパーこのはを使い、でかカロンの頭上に来た2人。
「まさか...!」
「ダブルヒップドロップ!」
「ぎゃ~!」
でかカロンはバラバラに。
マメ「どうだ!参ったか!」
「くそお~。3コインは諦めるか...」
こでか「まあ身を削ってまで求める金額ではないわな」
クリ「3coinsにでもいきたまへ」
隊長「まさか...全滅とは...!」
タワー兄「諦めてくれるかな?」
ピコ「Siriに聞いたら次はドルピック島のシャインだって!」
隊長「なぬ!?じゃあその島に直行だー!」
2人は猛ダッシュで去っていく。
パタ「シャインはもらえないと思うけど~...」
カキ「さ、ゲームの続き...」
タワー妹「切り替え早いね」
翌日、ドルピック島では
隊長「くれ!」
モンテ「なんだお前!島を汚す気か!」
すぐ追い返されました。
ーつづくー
[返信][
編集]
144 :ハイパーキングクリボー
2021/02/21(日) 21:39:37
『雑魚敵戦隊クリボージャー~第83話 あのコンビとあの戦隊~』
2人の男がキノコ王国にやってきた。
「いやあ~、久しぶりだね~キノコ王国に来るの」
「相変わらず美しい...ぼくにふさわしいね」
こちらクリボージャーアジト。
パタ「オイオイ、どうすんだよ、これ...」
カキ「いやーまさかこんなにかかるとは...ハハハ」
こでか「いくらバグったからって、桃鉄で999年にするなよー!」
カキボー、先週バグで年数上限が999になっていることに気づき、勢いでそのままゲームを始めてしまったという。
注)こんなバグはありません。
最初のうちはみんな面白がっていたが、3日目あたりから終わる気配がしないことに気づいた。しかしもう始めてからしばらく経ってしまっていたので、やめようにもやめられなくなった。
マメ「あと783年かー」
タワー妹「これとてつもない時間がかかるような...」
クリ「作者が30年(3人)でやった時8時間かかったらしいからね」
こでか「999年で8人だったら...」
クリ岡「710時間かかります」
パタ「ぶっ通しでやってもあと3週間!?」
タワー兄「その頃には最終回だぞ!」
カキ「ぎゃー!30回目のキングボンビー!」
タワーが兄「どーすんだお前。借金5000億だぞ?」
クリ「俺は+2兆円だもんねー」
こでか「激運体質め」
ガール「桃太郎ランド買えるよ」
ピンポーン
「またか!」
クリ「俺出る俺出る」
タマオ「また知らない人だよ。」
「なんでこのアジトはこう訪問客が多いのかな...はーい誰ー?」
ドアを開けると、仮面の5人組が立っていた。よくみると斧を持っている。
レッド「この世の悪を、守るため!」
ブラック「人々の心に、憎しみと悲しみをもたらし、」
グリーン「混沌とした、破滅の世界やわ作るのだ。」
ピンク「それが、私たちのはかなくも美しい理想郷。」
イエロー「我等、カジオー戦隊!」
「オノレンジャー!」
クリ「只今留守にしておりまーす」 ガチャ
レッド「オイ待てやコラブッ飛ばすぞ!」 ガチャ
クリ「なんだよお」
こでか「また変なの出たのか?」
こでかクリボーも顔を出す。『うわっ』と言って一瞬引っ込めたが。
クリ「何だ?何しに来た?」
レッド「この世の悪を、守るため!」
ブラック「人々の心に、憎しみと悲しみをもたらし、」
「あ、それはもう結構です」
こでか「悪を守る?聞き捨てならんな」
レッド「ここに正義の味方だという戦隊がいると聞いたんだが?」
リーダーのレッド。
こでか「俺らの事だが」
ブラック「正義の味方は俺達が許さない!」
副リーダーのブラック。
持っている斧をかっこよく構える、
クリ「あーそういうタイプですか」
グリーン「てなわけで、クリボージャー、勝負だ!」
ノッポなグリーン。
クリ岡「カジオーって、スーパーマリオRPGのボスですよね?マリオさんたちが倒したはずでは?」
イエロー「そうだ!ゆくゆくはマリオたちも倒そうというのが我々の計画でゴワス!」
大柄なイエロー。
ピンク「え。それ秘密って言ったじゃん!」
女子のピンク。
イエロー「あ、ごめ...」
クリ「チームワークよ...」
こでか「俺らも茶番だったらこんなもんだぞ」
[返信][
編集]
145 :ハイパーキングクリボー
2021/02/21(日) 21:40:00
「さあ、勝負だ!」
クリボージャーは全員外に出る。
「クリボーロケットー!」
「おりゃ!」
いきなりリーダー対決。
クリボーの攻撃を前にレッドが斧を振る。しかしクリボーの方が一瞬早く察知。まあ当たってたらヤバイので。
こでか「タックル、はマズイからハリセンホームラン!」
ハリセンで叩くのではなく、ハリセンを勢いよく投げた。
角度の浅い放物線を描き、頭に直撃する。
「ひゃあー!」
パタ「当たらんぞー!」
グリーン「空飛ぶなんてずるい!」
ついに斧を投げてしまった。
マメ「もう斧は無くなったね?」
マメクリボーがグリーンの懐に突っ込んだ。
「カキピーシャワーBBQ味!」
「帽子投げ!」
イエローに一斉攻撃。体がでかいので当たりやすい。
「やったなー?許さないでゴワス!」
巨体を生かして斧をぶんぶん振る。はずみでガールクリボーの帽子の装飾が取れた。
「わ!ひどーい!」
そしてそのまま斧を投げる。カキボーの頭上をかすめた。が、その先には
ピンク「いっくよー!」
斧を振りかぶっていたピンク。イエローの投げた斧が直撃し、ピンクの斧も巻き込んで飛ばされていった。
「ちょい!邪魔しないでよお」
「あーごめーん」
マメ「なんか仲悪そう...」
そこに、人影が2つ。
「む、お前らは!」
「オノレンジャーじゃん!?」
クリ「え、何何!?」
クリ岡「あ、あなたたちは!」
「天空の使者、ジーノと」
「マシュマロ国の王子、マロだよ~」
(特にジーノが)かっこつけて自己紹介するが、クリボージャーは見覚えないという顔だ。
こでか「誰だ?見たこと無いな」
レッド「おいクリボージャー!そこにいる人形とわたあめは敵だ!とりあえず協力して倒すぞ!」
マロ「わたあめ?」
タワー兄「いや、アイツ仲間だよ。スーパーマリオRPGのヤツだね。俺のアニキがちょうどクッパと一緒にいた時に協力したって言ってたな」
レッド、作戦大失敗。
ガール「えっ、お兄ちゃんいるの!?」
タワー妹「そうそう。私から見れば、お兄ちゃん2人いるんだよね」
パタ「タワー兄妹が加わって4か月になるが始めて知った!」
タワー兄「俺の15歳くらい上だからとっくに軍団は引退してたがな」
こでか「めっちゃ上やん」
ジーノ「ちょっ...ぼくたちのこと無視しないでくれるかい?」
クリ「あっ、ごめんごめん」
レッド「おい、マロにジーノ!」
同じく忘れられたオノレンジャー。
ブラック「そこにいるクリボーたちは敵だ!とりあえず協力して倒すぞ!お前らとの勝負はそれからだ!」
ジーノ「いやさすがに無理あるでしょ...」
グリーン「クリボージャーは敵だ!いや、わたあめとその他を敵に仕立てた方がいいのか?」
パタ「そこは悩むなよ...」
[返信][
編集]
146 :ハイパーキングクリボー
2021/02/21(日) 21:40:11
ピンク「作戦失敗か...どうする?」
イエロー「逃げちゃう?逃げちゃう?」
カキ「戦隊らしくないなあ~」
こでか「どの口が言う」
ジーノ「よし、とりあえずここはぼくに協力したまえ!」
ガール「いや、アンタがあたしたちに協力するのよ」
「いや、君たちがぼくに協力するんだ!」
マロ「どっちでもいいよお」
斧を持った5人が襲いかかる。
クリこでかマロ「クリボーロケット&ハリセンホームラン&かみなりドッカン!」
イエローに3発同時に攻撃。
「お腹空いたから帰るう~!」
レッド「アイツさっきカレー食ってたくせに!」
カキ「カキピーシャワー&ジーノブラスト!」
カキピーとビームの雨。ピンクは化粧が崩れたと言って帰っていった。
ガール「バイバーイ!」
レッドはこの様子を歯を食いしばって見ていた。
「このままでは負けてしまう...!きはくアップ!」
レッドからオーラが出てくる。
クリ「お、本気出してきたな!」
パタ「ちょっと遅いけどな」
「オラアー!」
斧を振りかぶって猛ダッシュ。
タワー兄妹「あぶな!」
振り下ろした斧は空振り。だがそのまま振って柄の部分が妹の顔に激突。タワークリボーの上段がすっ飛んでいった。
「てめえ!」
一人になったタワー兄が渾身の蹴り。
マロ「シンバル!」
音の力でレッドを吹き飛ばすが、ブラックとグリーンが後ろ手構えていた。振った斧はこでかクリボーの口を狙っていたがギリギリでよける。
「気が気じゃねえ!」
「マメクリくっつきでどうだ!」
ブラックの動きを封じたマメクリボー。そこへ。
「ジーノカッター!」
マメクリボーが離れた瞬間に一撃。
クリ「トドメ刺しちゃおう!」
「エイト・オブクリファイア&でんげきビリリ&ジーノフラッシュ!」
レッド「どひゃ~!」
グリーン「覚えてろ~い!」
ジーノ「今日はありがとうね。お役に立てたようでよかったよ。」
マロ「ところで君たちはなんで戦隊やってるの?」
クリ「えーっとねえー...(マリオの仲間の前でマリオ討伐とは言えない)」
マメ「世界の平和のため✨」
ジーノ「そうか。じゃあがんばりたまえよ。」
マロとジーノはクリボージャーの前から、夕日を背に受けて去っていった。
ーつづくー
[返信][
編集]
147 :ハイパーキングクリボー
2021/02/23(火) 23:08:32
さて、今回は番外編をお送りします。
これをいれて番外編はあと3つ!
てなわけでよろしく~
[返信][
編集]
148 :ハイパーキングクリボー
2021/02/23(火) 23:09:31
『雑魚敵戦隊クリボージャー番外編~大熱戦マリオカート!~』
クリ「レインボーロードサイコー!」
こでか「今日こそ勝ちたいぜ~」
パタ「俺だって負けないぞ。ほい赤コウラ。」
こでか「わっ、やりやがったな!?」
マメ「どけどけー!ミラクル8が通るぞー!」
カキ「5位のミラクル8は強すぎる!」
ガール「相変わらずの激運体質!」
タワー兄「俺もキラーだ!」
タワー妹「私最下位なんですけど...」
タタンガ「良いアイテム来ねえなあ」
クリボージャー、今日もマリオカート中。ちなみにタタンガはまだクリボージャー宅に居候してます。
クリ岡「みなさん、そんなにやっててよく飽きませんねー」
飲み物を持ってやってきたクリ岡。
だが、テレビの上に何やらブラックホールのような物を発見。
「あ、あれ...!」
だがクリボーたちはクリ岡に振り向きもしない。
カキ「どうしたクリ岡こぼした?」
「ちっ、違います...みなさんテレビの上!」
マメ「こでかクリボー頭の上失礼するよ」
「グライダーで飛び越えやがったか!」
パタ「ゲームの中でも羽生えないかな」
タタンガ「お、そうこう言ってたら羽ゲット!」
「まるで聞いてないですね...」
そんなことを言っていた次の瞬間、クリボーたちがブラックホールの中にコントローラーごと吸い込まれていく。
「えええええー!??」
本当に吸い込まれるとは、とクリ岡。そのまま驚きと恐怖で硬直する。
タマオ「みなさん大丈夫でしょうか...」
「まあ、あの人たちなら大丈夫でしょう。」
8人「うわあああああ~...」
ドサドサと次々に落ちていった先は...
クリ「ここは...?」
紫キノピオ「ようこそ、マリオサーキットへー!」
下がコンクリートなのでかなり痛い。
カキ「めちゃいた...」
マメ「ガールクリボー、踏んでる...」
「あ、ごめ!」
クリボーたちがいたのはマリオカート8のフラワーカップ、『マリオサーキット』。そのスタート地点だ。
紫キノピオ「今からみなさんには、『第316回、リアルマリオカート選手権』に挑戦してもらいます!」
クリ「何その大会!?」
タワー妹「しかも316回目!?」
「あ、申し遅れました。私、この大会の実況だけで生計を立てている、紫キノピオです。」
パタ「また変な実況者来たぞ」
「みなさんクリボーは手ないので、車自体は足で操縦してくださいね!アクセルは基本的に常に踏んでまして、ブレーキは横のボタンを足で押してください。アイテムもボタンです。」
マメ「すごい!クリボー対応してるんだ!」
「ええ。毎年3072人の参加者のうち100人はクリボーがいるので。」
こでか「参加者が雪合戦の時の3倍だ!」
「それでは今回の有力選手を紹介します!
エントリーNo.1!この大会に初回から皆勤賞の赤キノピオA!
エントリーNo.2!運転免許取って2週間の、緑キノピコ!
エントリーNo.3!子ども時代は週3でゴーカートを乗り回した青年、黄色キノピオA!
エントリーNo.4!12人の子どもがいる専業主夫、ピンクキノピオ!
エントリーNo.5!お宝を求めてやってきた、キノピオ隊長!
エントリーNo.6!マリオカートの時だけ現れる引きこもり、でかメット!
エントリーNo.7!ノコノコジャーのリーダー、緑ノコノコ!
エントリーNo.8!クリボージャーにしょっちゅう出てくる、クリボン!
エントリーNo.9!クリボンの叔父、でかクリボン!
エントリーNo.10!でかクリボンのいとこ、でかパタクリボン!
エントリーNo.11!マリオカートにもよく出る、本業がマリオカートだと勘違いする女、ハナちゃん!
エントリーNo.12!雪合戦の実況だけで生計を立てている、黄色キノピオB!
エントリーNo.13!自前の戦闘機(まだ修理中)で参加、宇宙怪人タタンガ!」
こでか「また全員紹介する勢いじゃねえかー!」
パタ「タタンガいるし、他にも知ってるやついるし...」
紫キノピオ「そして、本日の優勝最有力候補!
エントリーNo.3072!313回大会にて彗星のごとく現れた鬼才、3大会連続優勝中の絶対王者、赤キノピオBー!」
会場全体が歓声に包まれた。
注)マリオは出張中なのでいません。
[返信][
編集]
149 :ハイパーキングクリボー
2021/02/23(火) 23:09:58
「それでは、1回戦第1試合を始めます!12人で同時にレースをし、上位3人が2回戦に進みます!」
タワー兄「クリボー、出番だぞー」
クリ「おう、じゃあ頑張るぜ!」
カキ「心の奥底から応援してるぞー!」
パタ「奥いらないぞ」
その時、観客席の1つからものすごくでっかい声。
「クリボーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
「耳壊れるー!なんだー?!」
パマコ「応援してるわよー!フレー!フレー!クリボーー!!!」
こでか「アイツいたのかよ!」
パマコの両隣と前後の人が救急搬送された。
クリボーがカートに乗り込み、スタートラインに着く。
「それではいきますよー!」
ライトを持ったジュゲムが空から降りてきた。
「そこはジュゲムなんだな」
「3、2、1、ゴー!」
12台のカートが一斉に走り出す。
クリ「おっしゃー!ゲームでのマリオカートもうまい方なんだ。絶対に勝ってやるぜー!」
クリボーは好調な走り出し。現在第3位だ。
紫キノピオ「おーっと、現在2位の青キノピオがダッシュキノコを使用!だがその勢いで落下ー!」
クリ 「ラッキーだな。この赤コウラを1位のカロンにぶつけるぜ!」
クリボー、そのまま1位になる。
「なんと!11位と12位の選手がダブルでトゲゾーコウラをゲット!これはクリボーにとっては大きな痛手だ!」
「嘘だろ!?」
ものすごい音とともにトゲゾーコウラが接近。クリボーの真上に到着。次の瞬間、大爆発だ。クリボーのカートは空中に投げ出された。
「ぎゃー!」
着地と同時に、もう1個。
「えー!」
トゲゾーコウラによる連撃。そのせいでクリボーは5位、2回戦進出圏外にまで位を落としてしまう。
「1回戦なんかで負けてられるかよー!」
トリプルバナナやコイン集めを巧みにこなし、1周目を3位で終える。3周目に入る頃には再び1位に躍り出た。
クリ「ここまで離せばもう来ないでしょー!」
「クリボー、圧勝ー!1位でフィニッシュだー!」
その後のクリボージャーのみんなの試合。
ガール「クリボーも余裕で2回戦に行ったし、アタシだって負けないよー!トリプル緑コウラ&トリプル赤コウラでどう?」
6個のコウラでトップクラス圏内者をフルボッコ。
「ガールクリボー、5位から1位まで一気に昇格!そのまま1位でフィニッシュだー!」
マメ「4位からのキラーだー!」
またたく間に3人を弾き飛ばし、その間に取ったアイテムはトリプルダッシュキノコ。
「いやっほー!」
こでか(観覧席)「相変わらずの激運体質め。」
「マメクリボー、ぶっちぎりの1位で2回戦進出ー!」
こでか「おっしゃ、普段はカキボーやクリボーにボコボコにされてるが、このメンバーなら余裕だぜ!」
後ろから緑コウラが2つ。
「当たるかよ!」
豪快なハンドルさばきでかわす。
「こでかクリボー、1位!」
タワー妹「グライダーで一気に飛ぶよー!」
そしてそのままダッシュキノコで上昇。グライダーのままカーブをショートカット。
タワー兄(観覧席)「お、やるなー。」
「タワークリボー妹、1位ー!」
タワー兄「妹も1位だ。俺だって負けてらんないな!」
加速の高いカートを選んでいるため、コイン10枚の状態では非常に速い。だが目の前に置かれているにバナナも、障害物のクリボーにも当たらない。
「タワークリボー兄、1位!」
パタ「お、たまたま羽ゲットー」
パタクリボーにさらに羽が生える。どこまででも飛べそうだが障害物を飛び越えられるだけ。それでも、
「パタクリボーも1位ー!」
カキ「まあこの俺様が負けるわけないわな。」
パタ(観覧席)「悔しいけどアイツが負けるわけないわな。」
「カキボー、2位に半周以上の差をつけて1位!」
一方タタンガは。
「しまったあああこの改良戦闘機、速すぎた!」
「おおーっと、3回目の落下!」
「ちくしょー!」
アクセル全開で飛ばすが、壁に激突。戦闘機が再び壊れてしまった。
「タタンガ、リタイア!」
[返信][
編集]
150 :ハイパーキングクリボー
2021/02/23(火) 23:10:37
その後もクリボージャーのメンバーは快進撃を続け、ついに!全員決勝まで登り詰めた。毎日3時間のゲームでのトレーニングが功を奏したようだ。
「第316回リアルマリオカート選手権、決勝ー!
今回はなんと、初出場のクリボージャーから8人が参戦!その他優勝候補だらけの24人が優勝賞品、緑コウラ100個を争い熱戦を繰り広げます!」
こでか「なんだその優勝賞品!100もいらんわ!」
そして24台のカートがスタートラインに並ぶ。会場全体が緊張の渦に引き込まれていく。
ジュゲム「3、2、1、ゴー!」
一斉に走り出した24台。カキボーはやはり上位でのスタートだ。
カキ「緑コウラめちゃ欲しい!100でも1000でも欲しい!絶対勝ってやるぜ!1周越しで勝ったら1万個くれるのかな?」
緑コウラばっかりそんなにもらってどこに置くのか。
そんなカキボーの横を1台のカートが猛スピードで追い抜く。優勝候補の赤キノピオBだ。
「お、さてはアイツ加速より通常スピード重視だな?いいぜ。加速で追い抜いてやるよ!」
クリ「よし、赤コウラゲット!」
こちら4位のクリボー。赤コウラを前方の車に当てようとする。しかし相手カートが一瞬早くバナナを装備。アイテムブレイクされてしまう。
しかも弱り目に祟り目。そのクリボーのカートにに後ろからコウラが直撃。
「マジかよ!後ろも赤コウラとは...!」
こでかクリボーとタワー妹はさすがに後方にいた。23位の状態でこでかクリボーがアイテムゲット。だが最下位のカートがサンダーをゲットする。
「はあぁ?!」
ビシャーン
全カートが小さくなるサンダー。だがカキボーはそれを予測していた。
「クラクションがあんだよ、こっちは!誰がどのアイテムを持ってるかは逐一確認しねーとな。な!前回の優勝者さんよ!」
赤キノピオB「ほお。やるじゃん。カキボー!」
カキボーが1位のままセカンドラップに入る。
すぐ後ろには赤キノピオB。しばらく離れるが3位にはクリボーもいる。
現在8位、クリボージャーの中では3番手のマメクリボー。
「よっしゃ、ミラクル8だ!8位だからかな?」
まずゲッソー。歴戦のカートたちにはほぼ意味がない。続いて緑コウラで7位のカートを仕留め、すぐはま赤コウラを使用し6位に浮上。ダッシュキノコで距離を詰めたのちボムヘイを投げる。残念ながらこれは不発に終わるが、コインで加速、そしてスターがある。無敵状態ならサンダーも関係ない。突っ込んでくるキラーもだ。マメクリボー、決勝であるにも関わらず4位まで追い上げた。
一方のパタクリボーとタワー兄は12、3位を争う。
タワー兄「ジャンプ台で抜くぜ!」
パタ「何イ?おらよっと!」
カーブをインコースで曲がったパタクリボーが抜き返す。
「コインは全部もらってくぜ。」
「あーっ!後でコウラぶつけてやる!」
だがアイテムはゲッソー。
「ついてねー...」
[返信][
編集]
151 :ハイパーキングクリボー
2021/02/23(火) 23:10:49
そして運命の3周目。
カキボーが1位、赤キノピオBが2位、クリボーは4位に陥落したがまだ勝機はある。マメクリボーは6位だ。最下位はこでかクリボーです。
クリ「よし!トリプル赤コウラが来た!これで...」
1つ目のコウラで3位に浮上。
「残りの2つを赤キノピオBに当てれば、カキボーの優勝がほぼ確定する!」
クリボー、赤コウラを投げる。ちょっと時間差で2つ目も。
だが赤キノピオBはそれを見切っていた。とっておいたダッシュキノコでカキボーを抜き去り1位になる。
そして、クリボーが投げた赤コウラは...
カキ「ゲッ!2つもきやがった!」
終盤にきて痛い2度の転倒。赤キノピオBは視界からも消えた。
クリ「ごめん、カキボー...!」
「まだあああ!」
落としたコインを回収し、すぐさま赤キノピオBを狙う。
アイテム2つをしっかり獲得。中身は...
「トリプル緑コウラとハイパークラクション...!」
相手が近くにいないとなかなか当たらないアイテムだ。
「いや、これはいけるぜ!」
その頃最下位のこでかクリボーは。
「お、サンダーゲットだ!」
クリ「サンダー...?」
6位のマメクリボーが取ったアイテムは。
「トゲゾーコウラだ!カキボー、がんばれー!」
そして、
最終コーナーに突入した赤キノピオB。赤コウラ対策でトリプルバナナを引っ提げている。
唐突な落雷(サンダー)。バナナを全て落っことした。
赤キノピオB「無駄な抵抗...!」
最後のアイテム。中身は緑コウラだが、ゴールは近い。優勝は確信していた。
そこに来たのは、青い悪魔。
「マジかよおおおお!」
真っ青な衝撃波とともに大転倒。そして最終コーナーに差しかかったのは、この男。
「待ちやがれ、優勝賞品ー!」
緑コウラを連発。ガードレールに当たるが、一発目は避けられる。
「3つあんだよ!」
残りの2つが赤キノピオBを猛追。アイテムブレイクのためのバナナやコウラも、サンダーとトゲゾーコウラのせいで落としている。
「チッ、俺の敗けかよ...!」
転倒した赤キノピオBを横目にカキボーが、歓声の中ゴールした。
紫キノピオ「優勝は、カキボーーー!!文句無しの大勝利だーーー!!!」
パマコ(観客席)「クリボーさんじゃなくて残念。でも、カキボーさんも素敵...!」
紫キノピオ「おめでとう。私の実況もよかったでしょ?」
こでか「決勝はほぼ実況してなかったがな。」
「...ま!今日は来てくれてありがとう!じゃ、帰っていいよ。」
テレビの上に出現した、あのブラックホールが再び姿を現す。
クリボーたちは、緑コウラ100を抱えて飛び込んだ。
カキ「クリ岡、腹へったから飯くれ。」
パタ「いきなり?」
クリ岡「あ、おかえりなさい...」
そこにいたクリ岡は、縄でグルグル巻きにされていた。
「えええ!?」
チョロプーA「あ、クリボージャーじゃねえか。」
チョロプーB「クッパ軍団を解散させたお前らを許してねえぞ?」
チョロプーC「いない間に訪問しといて正解だったな。キャハハハハ。」
大量のチョロプーがテレビ前のクリボーちに近づいてくる。
カキ「あ、なるほどー!優勝賞品はこのためなのね」
クリ「あ。」
8人で緑コウラ100個を一斉に蹴り出す。
「ぎゃーーーーーーーーーーーーー」
大量コウラとともに、チョロプーたちは強制送還。
こうして、クリボーたちのマリオカート選手権は幕を閉じた。
ー番外編おわりー
[返信][
編集]
152 :ハイパーキングクリボー
2021/02/24(水) 19:36:02
84話では>>65をプチ参考にしたものを載っけます
[返信][
編集]
153 :ハイパーキングクリボー
2021/02/26(金) 08:38:39
『雑魚敵戦隊クリボージャー~第84話 クリ村ピンチ大乱闘~』
こちらクリボージャーアジト。
クリ岡「私の同期がアイテムを持ってきてくれましたよー」
マメ「おおお~!」
クリ岡が段ボールに入った大量のアイテムを持って部屋に入ってきた。
「決戦の日も近いです...そろそろこちらも準備を進めていかないと!」
クリ「これでファイアフラワーは50を越えたか...マリオ戦だと8や16で終わらない可能性も高いから、まだまだ油断ならないな」
こでか「アイスフラワーは最近使ってないからまだまだあるな。ダブルチェリーも結構貯蓄あるし...」
クリボーたちが代わる代わる段ボールの中を覗き込む。
あーだこーだCoda言いながらプチ作戦会議していると、2階からわーわー言う声が。
マメ「どしたん?」
マメクリボーがカキボーとタワー兄の部屋を開けると。
カキ「お前それでも日本人か!」
タワー兄「うっせーキノコ王国人だよこの柿ー!」
「柿じゃありませんカキボーですー!」
「どっちでもええわ!」
カキボーとタワークリボー兄で大喧嘩。
マメ「まあまあ2人とも落ち着いて!」
マメクリボーが止めに入る。
パタ「なんで喧嘩なんかしてんだ?」
クリ「いつも夜中の1時に楽しそうにゲームしてるのに」
こでか「お前らの世界平和はゲームで成り立ってんのか!?」
「何を今さら」
すると隣の部屋から出てきたタワークリボー妹が。
「兄ちゃんたち、明日の朝ごはんが米かパン、どっちに賭けるかで喧嘩してるんだって」
パタ「そんなことで!?」
全読者の気持ちを代弁したパタクリボー。
タワー兄「いいか、この表をよく見ろ!」
こでか「表!?」
「ここ3日連続で米が来ている。今月はずっと3日に1回パン、そして希に2日に1回だ。これすなわちもうそろそろパンがくるだろう!」
カキ「いいや、昨日、朝は米だったけど昼がパンだったのをお忘れ?3日に1回なら、パンは明日じゃなく明後日だ!」
なるほどどっちも正論である。3日に1回を朝だけに適用するか、昼夜にも適用するか...
パタ「ちょっ、ト書きまで介入しないでおくれ」
クリ岡「いつまでその話してるんですかー?」
『おーい、お主らーー!』
1階から突如聞こえた嗄れた声。
クリ「その声は、村長!」
急いで1階まで駆け下りる。
「絶対パンだ!」
「ご飯だー!」
階段を下りる間ももめている2人。
パソコン越しに画面に現れた村長の顔。汗でびっしょりなのがリモートでも分かる。
カキ「そんちょー!ゲームウオッチのスーパーマリオブラザーズ進んでる?」
『お、おう!ワールドワープ使いながら5-4まで行ったぞ!』
「あつ森は?」
『地下室がこの間完成してのー』
「おお、やるじゃん!ミートピアは?」
『それなんじゃが、ゲーム券のルーレットっていつ使えばいいんじゃ?』
「確かそんちょーのメインパーティは魔法使い、戦士、料理人とネコだったよね?だからまあ、魔力とMPが上がる料理か、あとは武器と服の割合が高い時がいいんじゃないかな?」
こでか「話が反れすぎじゃー!」
『あ、そうじゃ、こんな事をしている場合ではない!
ワシの村が大変なのじゃ!来てくれい!』
[返信][
編集]
154 :ハイパーキングクリボー
2021/02/26(金) 08:39:26
ークリ村ー
「来るのは66話以来だな」
前と変わらず、のどかな平原や畑、そして山々の風景が広がるクリ村。
奥から走ってきたのは村長だ。
「クリボージャー!待ってたぞー!」
マメ「新幹線と電車で合わせて6時間。遠かったけどなんとか来たよ」
村長の後を追うように、誰かが走ってくる。
ヤミクリボー「お~いじいさ~ん!」
たぬボー「なんでこの村にはROUND1がねえんだよ~」
カボクリボー「金あんだろ?建ててくれよお~」
村長を囲むようにグイグイ寄ってくる。
クリ「クリボーたちに集られてるー!?(自分もクリボーですけど)」
さらにやってきたのは赤青緑黄色紫ピンクの6色キノピオ+キノピコだ。
「コイツらがうるさい上に、キノピオまでもが...」
赤キノピオ「クリボージャーの資金源はここか?」
緑キノピオ「恐らく...って!クリボージャーいるじゃねえか!」
タワー妹「キノピオまで!?」
こでか「資金源って、そういうとこにも手出し始めやがった!」
さらに、サングラスをかけたいかにもイカツそうなキノピオ5人組も現れる。
キノピオ(悪)A「オイオイクリボージャーの野郎共、この間俺の妹の頼みを断ったそうじゃねえかあ...」
クリ「みみみ身に覚えがないです」
「キノピコ副隊長だよテメーコノヤロー!」
リーゼント頭をクリボーに押し付ける悪そうな見た目のキノピオ。
「ああ...82話に出てきた...」
キノピオ(悪)B「覚悟しとけ...お前らは2分で潰してやるぜ...」
指をポキポキならしながら近づいてくる。だがその手を止めたのは。
黄色キノピオ「待て。それはお前の仕事じゃない。」
紫キノピオ「そうだ。クリボージャーを倒すのは俺たちの任務だ。」
キノピオ(悪)C「ああ!?ふざっけんなよ!誰だっていいだろーがよー!」
ヤミクリボー「オイオイ何俺のこと無視してやがんだ?あ?」
クリ「わわわ...ちょ、みんな落ち着けよ」
「うるせえ黙れこのクソキノコが!!」
キノピオ、キノピオ(悪)、ヤミクリボーの3人の声がハモった。
パタ「このままここでやり合われても困る。この喧嘩止めるぞ。」
カキ「やだね。タワー兄先輩とはやらない。」
タワー兄「そうだ。米男と協力なんて御免だぜ。」
「えええー!?(米男!?)」
ついにヤミクリボーたち、カラフルキノピオ、悪キノピオたちの三者で揉み合いが始まってしまった。
クリ「喧嘩はよくないぞー!」
クリボーが単身割って入るがすぐに追い返される。
こでか「オイ!喧嘩なんかすんじゃねえよ!」
今度はクリボージャーの中で一番喧嘩の似合うこでかクリボーが入る。
キノピオ(悪)D「ほっとけ!どうせ後でオメーをぶっ潰してやるからよ!」
こでか「だったらそこで喧嘩なんかしてねーで、お前らで順番決めろ!その後で相手してやる。」
マメ「なるほどこでかクリボーにしては名案だね!」
「しては が余計だ!」
キノピオ(悪)A「じゃ、俺が先に。おいずーたいでかクリボー!この俺とタイマンで勝負だ!」
赤キノピオ「違うよ、クリボージャー討伐は俺らの仕事だと言ってるだろう!」
たぬ「赤キノピオは倒しゃいいんだから後でいいでしょ?ボクにいかせてもらおう」
青キノピオ「なんでだよ!俺たちだってば!」
カボ「話聞いてたか?俺たちが先だ!」
キノピオ(悪)E「いいや!俺たちだっつってんだろー!」
その様子を見ていたこでかクリボーはイライラ。
こでか「順番ごときで揉めんな!誰でもいーだろ!めんどくせえな!」
「うっせえわ!!」
またハモった。
[返信][
編集]
155 :ハイパーキングクリボー
2021/02/26(金) 08:39:36
こでか「もー我慢できねえ!いっぺんに相手してやんよ!」
パタ「そうアツくなんな。いっぺんに相手したら勝てねーよ。」
「見てらんねえよ!まとめてやったるわ!タックル!」
パタクリボーの意見も聞かず突っ込むこでかクリボー。
「仕方ないなー。みんなも付き合ってくれ。」
カキタワー兄「やだね!カキボーと(タワー兄と)なんか!」
マメ「仲直りしてよー」
タワー兄「明日はパンだ!」
カキ「米だ!」
ガール「どっちでもいいよー」
マメ「仕方ないなー、マメクリくっつき!止まれーっ!」
マメクリボーもキノピオたちの仲裁に入る。
ピンクキノピオ「邪魔だ!今お前にかまってる暇はない!」
「もう既に本末転倒してるんだよー!」
そして、その奥でバズーカを構えているのは。
ガール「栗砲!」
「ぎゃーーー」
パタ「それはやりすぎでは...!」
クリ「もー、キノピオもキノピオ同士でやりあってどうすんの!」
キノピオ(悪)Aを引き離そうとする。
「うるせー!」
思いっきり殴られた。
「ぐわ!」
パタ「一回目覚ませ!軽めのドロップキック!」
たぬ「何するのおおお!」
しっぽで叩かれたパタクリボー。
そして一方カキボーたちは。
「こんなに言っても折れないとは...ヘタウィップコチョコチョ!」
「あひゃひゃひゃひゃくすぐってえくすぐってええ!」
こでか「遊ぶなよ、オイ!」
タワー妹「もう私たちだけでなんとかするしかないですね」
ヤミクリボー「オイ!クリボージャー!」
いきなり先ほどまで喧嘩してた15人がこっちに走り寄ってくる。
クリ「わ、なんだなんだ」
赤キノピオ「喧嘩の邪魔すんなあー!」
クリボーたち「えええええー!??」
黄色キノピオ「俺らさ、誰がクリボージャーを倒すか決めてんのに!」
カボ「さっきから鬱陶しいんだよっ!」
たぬ「メンドいから先にクリボージャー倒してから喧嘩にケリつけるもんね!」
パタ「もう、いってることめちゃくちゃ!」
なぜか団結した3組。狙いはいきなりクリボージャーにかわり、急にやる気マンマンになった。
クリ「カキボーたちは使い物にならないから、6人でなんとかするか!」
「せーの!」
殴りかかってくるキノピオやヤミクリボーたちを前に、一斉にジャンプ。
「みんなでヒップドロップ!」
「どわ~~!!」
「もう喧嘩はやめて、仲直りしようよ。」
赤キノピオが目を開けると、そこには顔を覗き込むクリボーの姿が。
「ちくしょー...俺の負けかよ...」
「ねえ、喧嘩はやめてさ、みんなで俺んちでマリオカートやろうよ」
ヤミ「ヘッ、さっきまで揉めてたヤツとマリオカートかよ...
ぜってー負けねー。200cc制覇してっからな?w」
キノピオ(悪)A「悪くねえな。もう喧嘩なんてどうでもよく思えてきたぞ」
ヤミクリボーやキノピオたちに笑顔が戻ってきた。
ガール「あの~一ついいですか?」
紫キノピオ「なんだ?」
「さっきのヒップドロップ、カキボーとタワー先輩にも被害が...」
「あ。」
ーそして翌日、クリボージャーアジトではー
たぬ「負けないよ~ん!」
キノピオ(悪)C「ゲーセン通いの力を思い知れ!」
緑キノピオ「みんなでマリオカートも楽しいもんだな!」
村長『せっかくクリ村まで来たのにワシの出番少なくないかの?』
ーつづくー
[返信][
編集]
156 :ハイパーキングクリボー
2021/02/26(金) 23:08:10
『雑魚敵戦隊クリボージャー番外編~カキピーが出てくるまで~』
カキ「カキピーシャワー!」
今回は、カキボーがカキピーシャワーと叫んでから、カキピーが出てくるまでの様子をお見せしましょう。
キノコ王国の最南端の火山。その中にある研究室のようなもの。
「今日はいつもより反応が多いですねえ」
暗い部屋で椅子に座ってモニターを見ているのは、監視員のマメカキボー。
そして後ろから歩いてきたのは管理長官のカキボーだ。
「依頼があればすぐにカキピーを届けないといけない。見逃さぬようにな」
「了解です」
ここはカキピー保管&転送センター。世界中のカキボーに、カキピーシャワーが発動され次第、該当の味のカキピーを素早く転送し、上空から降らせるのだ。
カキピーシャワーが使えるカキボーはレア個体。全てのカキボーをアルファベット-4桁の数字で振り分け、大量のコンピュータで組別に位置情報を管理している。カキピーシャワーを一度に使いすぎると規制をかけるのもここの仕事。カキピーの在庫切れを防ぐためだ。
巨大カプセルにはアルファベットで分けた組別にの専用カキピーが入っている。もちろん味もそれぞれだ。使える味は総数が均等になるように分けてある。
「K-0365に反応あり!ノーマル味です!」
モニターが反応。
「在庫、サーバー、転送装置問題無し!」
反応があればすぐに供給。無論24時間体制。
サーバーから司令が出され、すぐさまカプセル内のカキピーが送られる。
そして転送されたカキピーはワープして、あのカキボーの元へ。
「カキピーシャワー!」
上空より100粒のカキピー。カキもピーもちゃんと50ずつだ。
そしてそのカキピーはメカクッパに次々と当たる。当然メカクッパは壊れる。
「うおっしゃー」
クリ「ナイスカキボー!でも、すぐに直るんじゃ...?」
「じゃあ連続で!カキピーシャワー!激辛!超激辛!BBQ味!うすしお味!醤油マヨポテチ味ー!」
『ビーッビーッ!イッキニ ツカウナッテノ! ナンカイ イエバ ワカルンダ コイツ! コノ トリアタマ!』
この声の主は。
管理長官マメカキボー「コノ トリアタマ!
...ふー、これ言うの疲れるんだよ...やめてくれないかな。K-0365。」
こうして、カキボーたちは今日も安心してカキピーシャワーが使えるのだ。
ー番外編おわりー
[返信][
編集]
157 :ハイパーキングクリボー
2021/03/01(月) 15:37:31
『雑魚敵戦隊クリボージャー~第85話 怒れるクッパ、その運命やいかに~』
※この小説の作者は、フューリーワールドをやっていません。YouTubeを見ればゲーム内容及びストーリーは分かりますが、買う可能性のあるゲームなのでできれば見たくないし、読者の皆様もネタバレは快く思わないでしょう。ですので、この85話はフューリーワールドの話ですが、
作 者 の 完 全 な 想 像
で書きます。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
嵐の中一人、クッパクラウンに乗って駆け抜ける少年がいた。クッパJrである。目にも止まらぬ速さでどこかへ飛んでいく。まるで、助けを求めるかのように...
「パパが...パパがー...!」
ーこちらクリボージャーアジトー
マメ「朝ご飯できたよ~」
カキ「米か!?」
タワー兄「パンか!?」
「まだその話してたの?今日は...」
カキボーとタワークリボー兄がテーブルの前で待ち構える。
「おにぎりです!」
タワー兄「ぐおー!負けたー!」
カキ「うえーい!」
パタ「人生幸せだな、」
ー朝食後ー
クリ「3Dワールド全クリ完了!」
カキ「ま、俺のお陰だなー♪」
ガール「グリーンスター、よくそんなに見つけれるねー」
「ま、プロですからw
アドベンチャーゲームは大体クリアしちまったなー。CGRやセンガクのゲーム、カービィにミトピにドンキーコングもだ。」
こでか「あとはパーティゲームかマリカか、」
タワー兄「人狼はどうだ?この『人狼オールスター』なら50人とかで同時対戦できるぞ」
パタ「50人!?そんな大人数でやってどうすんの!?」
マメ「マリオ35よりも多いw」
「まあ、てるてる坊主を10人くらい入れるとか?」
タワー妹「いやそれは...」
クリ「いっそ全てるてるは?」
こでか「勝負になんねえ!」
ピンポーン
誰かがインターホンを押す。
クリ「ん?訪問客か」
マメ「もうお馴染みの光景」
タマオ「クリボーさん!これ...」
水槽の中からインターホンに映る人物を見たタマオ、目を丸くする。
「クッパJr!?」
クリ「えっ、クッパJrァ!?なんで?!」
よほど急いで来たのか、汗だくだ。クラウンの縁に身を預けたまま、ぐったりとしている。
カキ「どうした?父ちゃんに殴られたか?今はそのくらいでも虐待になる時代だから訴えればなんとk」
こでか「なんてことを!」
後ろからどつかれたカキボー。
「虐待だー体罰だー!懲役99年だー!」
「るせえ!」
クリ岡「刑法第208条によると、虐待に値する暴行を加えた場合、2年以下の懲役、又は30万円以下の罰金が課せられますので99年はあり得ないかと」
「お前もうるせえ!」
クッパJr「...」
タワー妹「あ、うちのガヤがすいませんね
なんでこんなとこまで来たの?」
クッパJr「パパが!急に暴走しだして...!」
こでか「ナニ!?クッパがピーチ姫をさらっかのか!?」
「いや、それはまだなんだけど...とにかくヤバイんだ!来てくれ!」
そう言うやいなや、クッパJrはクラウンの向きを変えて飛び出した。あわててクリボーたちもそれを追う。
クリ「タマオ!留守番頼む!」
タマオ「アイアイサー!」
マメ「ちょっと待って!300円分のオヤツが...」
「遠足か!」
ガール「おみやげ代5000円...」
「修学旅行か!」
カキ「同じ部屋は同期じゃないと...」
「社員旅行か!」
クッパJrのクラウンが速すぎてついていけないクリボージャー。
「遅いなあ~、もっと速く走ってくれよ~」
こでか「お前クラウンに乗らずに走ってるヤツのことも考えろ!」
マメ「そのクラウン、改良して10人乗りにならない?」
「なるわけあるか!でかい車でも定員8人とかだろ!」
クリボーたちは走って走って走りまくった。Jrがクッパ城を飛び出してからもう3日。さすがにキノコ王国は広く、ピーチ城よりにあるクリボージャーのアジトからクッパ城に行くまでは、砂漠やビーチ、雪山にジャングルに鉱山地帯に雲の上のエリアまで通る必要がある。道中、クッパJrとゲームしたりしりとりしたりしていた。縛り無しだが4時間ほどで決着がついた。
寝る前はUNOもやったが10人でやった上カキボーが間違って一人につき20枚も配ってしまったので6時間かかった。
もはや修学旅行である。
[返信][
編集]
158 :ハイパーキングクリボー
2021/03/01(月) 15:38:01
そして、クリボージャーが同行を始めた2日目の夜━━━
クリ「...雨?」
突然の雨。そしてそれはクリボーたちが歩く先ではさらに強く、風が吹き雷まで鳴っている。
カキ「ゲタは表だったのに」
パタ「やることが古い!」
クッパJr「まだ雨なのか...」
「まだ?」
「ボクがここを出る時も雨だった。そもそもここ数日ずっと雨で...」
クリボージャーはそのまま歩き続ける。しばらく歩くと見えてきたのはクッパ城。のはずだったのだが...
クリ「えっ、これがクッパ城!?」
大荒れの天気の中、おどろおどろしい雰囲気を出しながらそびえ立つクッパ城。前までは火山が囲むなか君臨する、という印象だったが、今は闇世界の中で何かに憑依されたように見えた。
クリボーたちはその様を見て口がポカンと開いてしまっている。
こでか「オイオイ、何がどーなってんだよ...」
パタ「Jr、クッパは中か?」
「たぶん...」
次の瞬間、何者かが火山が噴火したようは音を建てて城から真上に飛び出し、クリボーたちの目の前に轟音、炎、そして衝撃波とともに着地した。
クリ「わー!何、何!?」
「パパーーー!」
土煙と炎が晴れ、姿を表したのは、赤黒い見た目になったクッパだった。
分かりにくいとは思うが、マリオカート8のクッパキャッスルに出てくる岩のクッパに近い。
クリボーたちが困惑するのをよそに、クッパがいきなりJrに向かって炎を噴射。広範囲に渦を巻く炎だ。
クラウンに乗っていて身軽なクッパJrはなんとか逃げた。
パタ「なんだあの炎!」
タワー妹「しかもJrを狙ったよ!?」
こでか「オイJr!なんでクッパはあんなことになってんだ!?」
「わかんない!でも、パパがおかしくなった日は、火山が噴火して、青い炎が出てたんだ!」
クリ岡「青い炎ですか!?どういうことなんだろう...」
クリ「まあクッパを止めようぜ!火山もその後でなんとかする!」
「オッケー!」
クッパは殺気を感じとったのか、今度はクリボージャーを狙って炎を噴く。
「エイト・オブ・クリファイア!」
熱い炎がぶつかり合うが、やがてクリボーたちの炎がクッパの炎を外から包み込み、まとめてクッパにぶつかる。
「ギャアアアー!!」
クリ「よし、この調子だ!」
クッパの狙いを分散させるため、8人は一旦散る。
「タックル!」
「カキピーシャワー超激辛!」
「タワーコンボ!」
いつもよりも怖い目でクリボーたちを睨むクッパ。
Jrは呆然とその様子に見入っていた。
クッパも次々に炎を噴く。クリボーたちはそれをよけつつ、隙を見て攻撃していた。
パタ「この炎あっぶねえ!ドロップキック!」
後頭部に一撃。クッパが振り向いた瞬間に後方から
「栗砲!」
「クリボースピン!」
「グルルー...」
クッパも8人のクリボーに囲まれながら抵抗する。まるでライオンに群がられるゾウのようだった。
いままでただ立ち尽くし、見ていただけだったJrがついに動く。
「みんなやめてくれー!」
クッパの目の前で立ちはだかる。顔はいつになく必死だ。
「Jr!?何を...」
だが後ろのクッパは拳を振り上げている。
こでか「! Jrよけろ!」
クッパJrが気がついた時には既に遅かった。
太い腕でクッパJrの顔目掛けて殴打。クラウンごと地面を擦りながら吹っ飛んでいった。
マメタワー兄妹「大丈夫!?」
3人が戦線から離脱。
クリ「マメクリボーたちは仕方ない。俺らはクッパに集中して...」
[返信][
編集]
159 :ハイパーキングクリボー
2021/03/01(月) 15:38:32
次の瞬間、クッパ城の右後ろにあった火山が噴火。噴き出す溶岩は、大海原のような青色だった。
こでか「オイオイ...嘘だろ!?」
その噴火にこだまするように、クッパが咆哮する。
それが終わるやいなや、いきなり大ジャンプし、着地と同時に地面に向かって腕を振り下ろす。大きな衝撃波が広がり、岩や溶岩も下から噴き出した。
クリ「マジかよ...!」
こでかパタカキ「どわ~!」
ガール「このタイミングでパワーアップしちゃった感じ?」
カキ「そうみたい...もしかしてあの溶岩、栄養ドリンクかな?」
こでか「言ってる場合かよ!オラー!」
飛び起きたこでかクリボーは一人でクッパに突っ込む。
パタ「おい!よせ!」
「ピギャー!」
「ゴロ岩タックル!」
炎の中ゴロ岩じょうたいで突き進むこでかクリボー。しかし炎が過ぎ去った後には、うつぶせで倒れ込んでいた。
クリ「こでかクリボー!しっかりしろー!」
だがクッパは、もう次の炎の準備ができていた。
「わわわ...」
間一髪炎をかわすも、この調子では堂々巡り、いつまでたってもこっちのチャンスが来ない。
「タワースイング!」
「マメクリくっつき!」
マメくれたちが戻ってくるが、攻撃はすぐに振り払われる。
そしてクッパは再び大ジャンプ。
「またか!」
上下から湧いてくる溶岩に岩石、前から襲いかかる衝撃波。ほぼ不可避だ。
クリ「ちくしょう...!」
暴れ狂う怪物を目の前に、もはや打つ手なし。だがそこはフィクション、思わぬ救世主が現れる。
クッパJr「パパー!やめろおおー!」
「Jr!?」
クラウンからニョキッと生えたパンチンググローブでクッパの顔を殴りまくる。これでは炎を出すにも出せない。
「やるやん...」
「こんなのパパじゃない!パパはもっと優しいんだーい!」
ついでにボムヘイやコウラでも攻撃。
クリボーたちは地面にチョコンと座りながらその様子を見上げている。
マメ「そんなにやさしかったっけ?」
パタ「子供には優しいんじゃないの?」
ガール「そうだそうだ!」
この波に遅れまいと言わんばかりにガールクリボーも立つ。
「クッパ!あたしゃアンタをそんな風に育てた覚えはないわよ!」
こでか「クッパも育てられた覚えないだろうな」
クリ「俺ぁ親父として恥ずかしいぞ!」
こでか「家族関係どうなってんだよ」
こうなってます。
クリボー⇔ガールクリボー
↓
クッパ
↓
クッパJr
クリ「さあみんな立て、ダメクッパを元に戻すぞ!」
「おう!」
パタ「しっぽアターック!」
しっぽを装着し更に身軽ななったパタクリボーが空中から奇襲。
マメ「ダブルマメクリくっつき!」
分身マメクリボーがクッパの体に張りついて邪魔をする。
そしてクッパの目の前で動き続けるJrを狙って腕を振りかぶるクッパ。だがその右手にはツルがシュルシュルとまとわりつく。
カキ「ヘタウィップだ!便利だろー」
イライラを隠せないクッパはカキボーに炎。
「あぢゃぢゃぢゃー!」
タワー兄妹「好きにさせるかよ!タワーコンボ!」
「クリボーロケット!」
「帽子投げ!」
3人にも渦巻く炎を噴射。よけきれずに火ダルマになってしまう。
「ひー!」
こでか「言ってる場合じゃねえっての。こういう時はアイスボールだ!」
「お、そうだな!」
アイスフラワーを装備する8人。
「エイト・オブ・クリザード!」
超巨大アイスボールでクッパの炎を完全鎮火。
クリ「クッパ、速く我を取り戻しやがれー!」
「最終栗坊大火炎!」
クッパへの思いもこもった、熱い炎が巨体を貫く。
クッパはそのままゆっくりと倒れ、失神した。
[返信][
編集]
160 :ハイパーキングクリボー
2021/03/01(月) 15:39:00
カキ「パタクリボー!俺をあの火山の山頂まで連れてってくれ!」
「いいけど...」
カキボーを乗せて火口付近まで近づいた。
「大量ダブルチェリーじゃー!」
カキボーが一気に5人に。
「では...」
5人で息を揃える。
「カキピーシャワー!カキピーシャワー!カキピーシャワー!カキピーシャワー!カキピーシャワー!カキピーシャワー×3ー!」
たくさんのカキピーが火口に降り注ぐ。
「まさか...!」
『ビーッビーッ!ツカイスギ!マタ オマエカ!』
「知るかーっ!どう森のスズキじゃあるまいしまたお前かとか言うな!こちとら急いでんだよ!容量尽きるまで出しやがれ!カキピーシャワー!カキピーシャワー!カキピーシャワー×3をー!」
『チッ、アトデ オーバー ノ リョウキン モラウカラナ!』
「金ならいくらでもくれてやるわ!あるだけカキピーをだせー! カキピーシャワー!カキピーシャワーー!」
そしてついに、火口がカキピーでいっぱいになった。
「これでよし...疲れた...」
麓では。
こでか「...いいのか?あれで」
マメ「クッパも戻ったしいいんじゃない?」
「わっ!いつの間に!」
クッパ「ワガハイは...何をしていたんだ?」
ゆっくりと上半身を起こすクッパ。暴走していた間の記憶は無いようだ。
クッパJr「パパー!」
Jrがクッパの胸に飛び込む。
クリ「めでたしめでたし...」
クリ岡「さ、私たちは帰りますか。」
クッパJr「ありがと!クリボージャー!」
「ああ。じゃあな。」
雨はあがり、虹のかかるなか、クリボーたちはアジトへと帰った。
ーピーチ城ー
マリオ「姫ー!ただいま帰りましたよ!」
ピーチ「マーリオー...!」
ルイージ「テニス大会にゴルフ大会に...忙しくてすいませんね、長いこといなくて...」
ピーチ「仕方ありません。では、いよいよですね...」
マリオ「ああ。クリボージャーとの決戦だ。」
ーつづくー
[返信][
編集]
▲|
前|
次|
最初のレス|
最近のレス|
検索|書き込み|
更新
[
管理事務所]