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┗1065.ラストノートがわからない

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1 :ニ/ィ/ロ/ウ(g/n/s/n)
2023/10/19(木) 14:37

  • 「愛しい香りで焦がれる温度を思い出す」

    そんなあなたが埋めに来るから。

    【!】1PL多PC 3L R20 捏造 甘口 メタ 施錠屡々
    【!】交流可 乱入恋人のみ 本文検索避け無し

    >>2 me
    >>3 bookshelf
    >>22 >>63 >>115 murmur >>105

    >>31-32 >>59-60 >>92-93
    >>143-145 >>146-148
    >>151-152 especially




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    182 :タルタリヤ
    2025/01/14(火) 00:11

    🐳🏹龍の居ぬ間に回想

    漸くつまらないデスクワークがこなせるかどうかくらいには回復したんだが、戦場に出られないのは勿論筋トレも儘ならないのはどうにもフラストレーションが溜まる。この数日間で食べられた固形物を思うと戦士として余りに情けない。
    とは言いつつネガティブな事をここに書き残しても仕方がないから、明るいことを書き残しておく。

    去年の今頃は何をしていたっけと振り返っていたら真っ先に璃月まんを食べ比べる先生が目に付いて笑った。
    今の先生はすっかりわんちゃん要素が強くてそれはもうギャップと相俟って可愛らしいのだけど、キッカケを見るとやっぱりお互いの公認で両片思いをやっていた期間不意に俺がポロッと零した──いや、そうなって欲しくて言ってみたかった「恋人」呼びが強かったと思う。
    ぎこちなく恋愛のテンプレートをなぞってみたり、柔らかさを意識した物言いの学びのために俺の言葉を真似てみたり……繰り返した先に浮かび始めた鍾離先生の笑顔は堅物とは真逆の緩んだものだった。
    友人だった頃の振る舞いがなくなったんじゃなくて、あくまで格段に増えたというだけ。
    この前不意に思い出したからmurmurにも残したけど、恋愛初心者とは思えない誠実で存外いちゃらぶ嗜好のあの似非凡人に種を撒いていたのは俺だったらしい。

    六千と少し生きてきたあの生き物に人肌の温かさと名前を呼んで振り向く甘さ、封印しなくてもいい逢えない切なさを渡せたのは俺。
    根雪の下の岩肌に咲いていた花の美しさを知ると同時に神経に滑り込んできた香りの未知に知らず誘われたのも俺。
    ……振り返る度に恋しさを根付かされたなぁと考えていたら鍾離先生が帰ってきた。ここまでにして寝かしつけてこよう。


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    181 :ニィロウ
    2025/01/10(金) 21:17

  • 🪷💃🏻ゆりもどし、ふたり

    アルハイゼンさんが私のベッドサイドにナイトテーブルを持ち込んでくれて書き物作業や読書をしてくれる時間が好き。
    新年からとっても嬉しいくじ引き結果の代わりに体調不良が重なっちゃって、お友達へ書く手紙もちょっと滞り気味なんだけど……それでも、アルハイゼンさんには寄り添っていて欲しいの。
    「どこに下っても俺はついて行くから観念するといい」
    アルハイゼンさんのちょっぴりの傲慢を含んだ、それでも優しい愛情。
    沢山の愛情に包まれて弾んだ恋の音が、ページをめくる少し乾いた音と重なって私の心を動かすの。
    まだまだ体調が良くないところもあるけど、それでも変わらない暖かさが私の中にあってくれる日常が大切。

    いつもありがとう、アルハイゼンさん。治ったら美味しいご飯を一緒に沢山食べようね。

    🪷
    眠る直前にきゅんとさせないでアルハイゼンさん…っ!また夢に出てきちゃうよ。


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    180 :シロネン
    2025/01/03(金) 22:44

    🐆🛼メロコア

    確保だけしに来た直後にマーヴィカからじきに帰るって連絡が来るの、マジなんなんだろ。あんた読心とか持ってないっしょ?

    ナタ五幕の本筋じゃない箇所とちょい本筋にあたる箇所のネタバレを含んでるからマーヴィカは覚悟して開くこと(いつもの感じが95%)
    大戦が済んだ後プラス年末年始となるとナタ全土はそりゃあもうムラが出来る。
    ウチも新規の依頼は停止して今ある案件の設計図を組みかえたり、資材を提供してくれる業者に挨拶したり、昼寝したり新しいCDを買ったり昼寝したりテペトル仔竜をもちもちしたり昼寝したりして……必要な休憩だってば。ほんとに。
    マーヴィカも漸く肩の荷が降りたせいか、完璧主義者な一面から自我が滲むようになってきた。
    双駆輪の十四回リテイクやらサングラスの無茶ぶりオーダーとかは未だに根に持つし許してないけど、ウチとそーいう仲になってからのマーヴィカの物言いは何だかカワイイ。
    「君だから頼んだんだ、許されるのが好きだ」「私たちは日々頑張っているのだから褒めあって寄り添って生きていこう」……なんてさ、自分の努力を見せない気高い炎神サマが責任感を少しだけ下ろして、ウチらだけのひみつ基地で甘え方を理解した人間の女性に戻る時。色んなものを抱えたままウチに寄り添ってくれる時。
    全部大切に抱きしめてあげるよ、マーヴィカ。あんたの過去の痛みや喪失、新しく執行官が来る噂も聞いてるし日々感じる責の重さを理解しきれないけどそれでも頑張ってきたあんたが報われ切る、その日まで。
    いや、報われ切った後もあんたの我儘はウチだけがこなしてあげるから。ウチが鉄を撃つ火はあんたが守っていて。新しい年でも愛してるよ。

    🛼
    にしても、ウチのマーカーにネコ科の生き物のステッカーを重ねるのだいぶ見づらくない?なんか対策考えなくっちゃなー…だる。


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    179 :タルタリヤ
    2024/12/31(火) 00:00

    🐳🏹拝啓、世界で三番目に大切なあんたへ

    年の瀬生まれって狡いなと実は去年も思ってた。時節の挨拶を書き出そうとして必ず鍾離先生の顔を思い出す羽目になるの、新手の罠なんじゃない?しかも一年間の思い出付きで。
    でもそういう狡いとかあざといとかぶりっ子とか、凡人になりきれないだろうかと萎れてみたり……去年と比較して見せてくれた顔が更に増えたね。
    あれだけ色々な腹を割りあったのに喧嘩が起きない事は不思議で、離れたいだとか面倒だとか、あぁやっぱり俺は戦士として恋愛は邪魔だった───個人を選べるような生き方は出来なかったと頭に浮かぶ事すら無かった。
    生業が真逆だからおはようを最初に言えるかはまちまちだけど、それでもこの一年でおやすみを最後に出力する他人は鍾離先生であり続けていたし、俺もそうしたかったんだ。
    暗がりの森に彷徨う時も、糸が絡んで立ち止まる時も、俺達はそうしろとかお願いした訳でも無く自然と呼びたい存在としてお互いにあり続けられたよね。
    相変わらず家族は最優先だし女皇様のご意思は崇高そのもの。それでも、じゃあその次は誰?と考えるまでも無く先生の陽射し色の毛先が視界の片隅でちらついて、琉璃百合と線香っぽい凛とした香りが鼻の奥から消えてくれないんだ。
    俺がトップノートを選ぶ横顔を見つめる眼差しは眠そうににやけてて、ミドルノートで探り当てた俺の後ろ頭を呼ぶ声は弾んでいて、ラストノートを欲しがる指先はせっかち気味で、それらが抜けた後の残滓を恋しがる神経はちょっとの事でも鋭敏に俺を見ていた。
    恋から愛に切り替わることなんか無くて、行ったり来たり。曖昧なようでいて揺るがない芯で鍾離先生を強く思い続けている。
    俺の心臓の音に生を確認して胸元に埋もれたがる仕草に幼さを感じて、警戒心無く寄り添う体温を受け入れる度に心の裏側がむずむずするんだ。

    ねぇ、鍾離先生。四桁歳になって初めてまともに見つけたかもしれない恋と羨ましかった家族の営みは擬似的なものだとしても、楽しいかい?俺は答えを聞く度にあぁ今日も同じだと笑ってばっかりだ。
    この頁を手渡した後の顔はどんなだろう?用意したプレゼントにまたはしゃいでくれるかな?
    俺も大概恋愛脳かもしれない。公子殿、って甘く呼ばれたくて仕方がないんだ。
    だから今はここまでにして、後の言葉とお祝いは俺の肉声でちゃんと言わせてもらおう。

    誕生日おめでとう、鍾離先生。
    大切な俺の黄金へ、個人的な愛情を込めて。愛してる。


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    2 :タルタリヤ
    2023/10/19(木) 14:38

  • About me(us)

    🐳🏹Me!
    普段は公子と客卿でべたべたにやり取りをしているくせに甘い言葉を書きたいがために態々代理人を表紙に立てた程度にはプライドが高い
    ネコ科になろうとして尾が振れるイヌ科。抱かれる顔も抱く顔も鍾離先生のものだと思っている
    鍾離先生の目と髪が好き、キスは髪と頬と唇派、名前をいじるのが好き(例:ゆるり先生、むっつり先生)
    定期的に胃袋を掴むのが趣味、待てが出来る、人外惹きつけ体質
    匂いふぇちにされた
    「公子」の務めが済んだら魂を貰われる契約で本名を教えた共犯者
     色々な意味で物覚えが良い、狡猾な悪趣味持ち、時々顔を見せる無邪気さも魅力、俺のふたつ(桁が)年下
    他書き手候補→🪷💃🏻踊り手🦊⛩️宮司🐱📦配達員🐺⛓️公爵🐆🛼鍛冶師

    🔶🐉LOVER!
    話好きのお節介、昂ると語彙力が溶けてすぐ顔に出る
    言われてみればネコ科ではなかったと気付いたイヌ科。抱く顔も抱かれる顔も公子殿に貰って欲しいらしい
    俺の表情作りに伴うパーツが好きらしい、キスは額と頬と唇派、ときめきを俺に覚えがち
    俺からの仕方ないなぁと髪に触られるのが尋常なく好き、しれっと人外になる
    匂いふぇちにしてきたインモラル好き
    「永い時」を貰いに来た共犯者
    此方書き手変更時(勝手に)相手想定↓
    🌱🎧 書記官⚡🌸雷神✂️👘仕立屋🫧🐉水龍🔥🏍炎神
    乱入履歴→ >>11 >>16 >>25 >>27
    >>34 >>38 >>40 >>50 >>57
    >>66 >>73 >>83 >>87 >>90
    >>93 >>99 >>109 >>113 >>117
    >>123 >>126 >>134 >>138 >>140
    >>141 >>146 >>160 >>165 >>166



    3 :ニィロウ
    2023/10/19(木) 14:41

  • book shelf

    ひっそりと読ませてもらってます。
    入れ返し等々お気にせず。何かあれば「1065」「ラストノート」まで。

    【White123】
    エフェメラを噛む🎧🩵お気に入りは一番最後に
    (装丁感謝)
    汀の鯨。
    wDp
    雲漢
    喜/怒/哀/楽
    nest(2冊目)
    telescope

    【Black】
    やぶれかぶれチチタチ
    Cantabile
    DAWNS GLOW



    22 :ニィロウ
    2023/11/24(金) 23:47

    🪷💃🏻ひとこと、ふたり

    文章で纏めて書くには脈絡が無くて、でも私がきゅんとしたアルハイゼンさんの言葉を書き留める場所が欲しくて用意したページ!
    不定期に増えるかも。ベタ惚れだね、私…。公子さんと鍾離さん特有のやり取りは絵文字で判別中だよ。
    >>
    「はぴをする」
    「嬉しい偶然や思考の重なりが起こる度にふふ、となる」
    「君に伝える愛情も丁寧にリボンをかけたい」
    「俺も君にかまわれないと駄目になってしまう」
    「こうした何気ないひと時にも君を愛おしく思う気持ちが育っていると自覚した」
    「癒されたと同時に名残惜しさが凄まじい」
    🪷「アルハイゼンさんにいってらっしゃい言えるかなチャレンジ…」十秒後→「いる」「君の声を聞いて疲労がスッ…と癒えた」
    「夢を見ているようでありながら君はここにいて、確かに繋がっていた」
    「きらきらと美しい宝物をいつも見せてくれるニィロウは、まるで宝箱だ」
    「とても笑顔になった、ニィロウ大好きだ。」←私の好きなバグるハイゼンさんシリーズ
    「……本当は君ともっと一緒に過ごしたいんだ。以上、寝際の脳直だ」
    「君が決して軽はずみではなく直向きに愛を伝えてくれたから、俺もこれまでの前提を切り離して共に歩むことを選んだんだ。どや顔していいぞ。」
    「甘えも弱さもさらけ出して、なお且つ強がったり格好つけていたいとも思う二律背反が恋心だと俺は考えている」
    🐉「1314」
    🐉「こいぬ」🐳「なんて?」🐉「公子殿」「俺は頭が働かない内は口を利かない方がいいのでは」
    「装飾品も衣服も、椅子にも軽い嫉妬はする。だが、ニィロウの身の周りにいくつも欠かせない物がある中で恋心を抱き合う唯一が俺だと知っているから余裕はある」
    「君がいるから俺のプライベートも充実しているし、今後も楽しみが多くある」
    🐉(拗ね)「今日は仙力を使い果たしたから、公子殿が抱き締めてくれなければ疲れが癒えない」
    「もうひと席用意したなんて言われたら頬がぷくとなる」
    「この体温も表情も、触れ方も……全て独り占めしていたい。俺だけの愛しい恋人、誰にも譲らない。」
    「変わり映えのない平凡な日々こそ楽しいと思っていたが、君と体験する催しや非日常はどれも興味深い」
    🐉「愛くるしくて堪らない……よしよし、俺はここにいるぞ。公子殿だけの揺籠だ」
    「動揺して俺は俺はになってしまったではないか」
    「除夜の鐘、無効」
    「これからも隣合って、一番近くで恋をさせて欲しい」
    「モチョチョのことを言っているのか」
    🐉「みゃあ…(逆飛び廻聖への迷える悲鳴)」
    「美味いものは食べると無くなるし、長閑な休憩時間は過ぎ去ってしまう…。(しょん)」
    「俺の恋人なんだ。しぶとくないと困る」
    「二人ではぴだ。はぴをするんだ。」
    「極力涙は見せたくないが…もし泣いてしまったら泣き顔も愛してくれ」
    「口付けをするとき頬に触れてもらうとより嬉しい」
    「椎茸とは定期的に面会をしている」
    「ああもう全部可愛らしいな(錯乱)」
    「大正解で拍手してしまった」「アイスおおきい」
    🐉「戸籍ほしい」「もらった」
    🐉「公子殿がいずれ朽ちてしまう人間だから、俺ものんびりしてはいられずに恋に向き合うと覚悟を決めたんだ」
    「暑いのか今日、でも夜はくっついて寝てくれるか?」「俺は何を言っているんだ恥ずかしいな」
    「ニィロウ、帰るぞ(ダッシュ)」
    「共にこの巣で休めるのが嬉しい」
    「やっと会えた」「こうして寄り添っていると本当に安心する」
    「隣にニィロウが居てくれるから、どんな過ごし方でも居心地がいいんだ。どんな時でも一番に会いに行って名前を呼びたいのがニィロウ、俺の大切な恋人。愛してやまない」
    「誰もが知るものだけを見て愛する程度ではもう足りないんだ。」
    「ニィロウリマインド楽しくて好きだ」
    「ニィロウを苦しめる花粉を撒き散らす木は全て切り倒してくる。」


    63 :ニィロウ
    2024/03/07(木) 22:52

    🪷💃🏻きりとりごと、ふたつめ

    日々の中で特に大好きな言葉を切り取って保管するページの二枚目。 一枚目→ >>22
    「幸福を表現するのに難しい言葉は要らない、表情や漂う空気感から充分に伝わるからな」
    「はぴでるんるんだから春なのか」
    「ニィロウの目があまりいじめられないことを祈る……俺の顔を見るための目なのに書類ばかり見せられるのもな」
    🐉「公子殿は稼ぎの良いポメラニアン」「ぽめ殿」
    「日々多くの初めてを経験し、そのどれもが大切で選べない」
    「俺に愛想を尽かすまで、ひとつ用意したこの席を守らせて欲しい」
    「甘く優しい戯れを知っているから意地悪な触れ方も好ましくて、意地悪な顔を知っているから優しい声も愛おしい」
    「どうしても毎晩共に眠りたくて、君の隣に帰って来ている」
    「いつも大切にしてくれるニィロウを俺も大切にしたい」
    「恥より悔しさより、すぐ近くに恋人がいる幸福を受け止めてくれ」
    「再開した頃はそうでも無かった筈なのに、今ではすっかり香りの好みや記憶との結びつきを理解しているニィロウが愛おしい」
    「唇を重ねなくとも恋心は膨らむ、愛情は伝え合えられる」
    「気は常に向いているので目がさめたらニィロウをかまうし、寝ていてもそばがいい」
    「大好きな、大切な日記」
    「桜餅にされるなら長命寺」
    🐉「最後まで良い子のふりをした大悪党め。」
    「俺の愛情が深くまで伝わるように、幸福が君を包み込んでいるようにと願いを込めた。」
    「俺の今一番苦手なものはニィロウと会えない時間だ」
    「引け目からの埋め合わせではなく、共に過ごしたい意思表示を怠ればぞんざいに扱われていると誤解を生みかねない。」
    「朝の散歩と朝寝坊が同じくらい好きな二律背反」
    🐉「貴殿にとって自慢の「俺の先生」でいさせて欲しい。」
    「おかしなことを聞くな?満たされているがいくらでも欲しいと思うのが俺の貪欲さなのに。足りないかと聞かれたらいつでも足りないと答えるぞ」
    「楽しくてあたたかい、ひとつの菓子を分けて食べるのも幸せだと教えてくれたのは君たち家族だ」
    「俺の好きな人が同じように俺を好いてくれて自らの意思で側にいてくれる、ここにいると伝えてくれる。身体の一部が触れ合っているとそう感じるから安心するし嬉しく思う。…きちんと言語化出来ているだろうか?」
    「ちょびはぴ」「はぴっぷる」
    「君の生き物としての本能を全て俺が貰いたい」
    「ニィロウのその言い方。“覗きに来て欲しい”のだろう?」
    「“必要なこと”は好き嫌いや趣きに関係なく必要だからこなす物が多いだろう?言葉は悪いが……選り好んでする不要なことや無駄なこと程楽しい。好きだからやる。そうしていると、いつしかそれが必要なこと且つ好きで楽しい事に変わっていくんだ」
    「流石に偉すぎるな」
    「ニィロウが俺の恋人で本当に良かった、ニィロウは俺の自慢の恋人だ」
    「ニィロウの傷が一つでも減らせる選択をしてほしい。それが俺のわがままだ」
    「だめだ。俺だけを絆してくれ。拗ねるぞ」
    「これが恋の匂いなのだろうな」
    🐉「公子殿の可愛い龍でいたい」「俺の愛しいくじら」
    「一時的にどれだけ頭が弱ったとしても「ニィロウすき」と「ごはん」は言える自信がある。俺の二大だいじなもの」
    「勿論、すぐに駆けつけられない時もあるだろうが、どこにいても君が俺を呼ぶ声はきっと聞こえる。だからいつでも呼んでくれ。」
    🐉「ちんいら公子殿の可愛らしさ」「おいで、俺の愛しい番」
    「ニィロウに愛でられるために覚えたぶりっ子なのだから可愛い可愛いをしてもらわなければ報われない。」
    「全部丸ごとニィロウの物にされる時間がもっと欲しい」
    「いいか、ニィロウ。俺がニィロウを想う気持ちも、君と過ごす毎日の尊さも、一つの悪気のない過ちで手放せるほど軽い物ではない。それだけは肝に銘じておくように。」
    「愛の手紙を綴るのも、逢いたくて苦しくなるのも……俺だけがいい。ニィロウの感情を独占したい」
    「君と食べる食事は一人で食べるより美味いと気が付いて、その後は匂いと声が恋しくなっていると自覚して…といった具合にな」
    「言われなくとも、何度でも教えてやる。俺がいかに惚れているか、君がどれ程までに夢中になっているか」


    105 :アルハイゼン(乱入)
    2024/06/07(金) 01:42

    🌱🎧 メモ帳
    一ページ使うには短いと捨ててきたメモ用紙は今後ここに貼っておく。

    6/7
    壊さない程度に加減はするが、癒しを求めて彼女を抱き締めるときの腕には少々力が篭る。横になっているときは脚も使って全身で抱き締めるのが癖になっていて、俺の腕の中で「ぬいぐるみじゃないよ?」と笑う彼女が愛おしかった。

    ✂️👘7/2
    すやすや眠ってるあの子をしばらく撫でていても何だか寝付けなくて、起こさないようにこっそりベッドを抜け出して久しぶりに朝の散歩をしてきたの。日の出からすぐの早朝でも雨上がりでジメジメして、今日も暑くなるのかしら……って曇り空を睨んでやったのよ。そうしたら雲に綺麗な虹がかかってて、少しの憂鬱が一瞬でどうでも良くなっちゃったから人って単純よね。あの子が知ったら自分も見たかったって落ち込むかもしれないけど、気持ちよさそうに寝ている顔を見て起こせるわけないでしょ。

    7/29
    膝に乗せる時間を確保できなかったことは悔やまれるが、それでも幸福な時間を過ごせた。同じ想いであればいいと願う。膝に座らせるのはまた後日。

    ⚡🌸8/11
    神子に可愛がられるのが好きだと改めて感じた日でした。当日は書きに来られなかったので、二人で素麺を食べてヤマガラを愛でた日に残しておきます。

    🫧🐉10/13
    以前からやりたいと思っていたやり方(リオセスリ殿も好むらしい)で彼を起こせた。



    115 :ニィロウ
    2024/07/01(月) 02:17

    🪷💃🏻きりとりごと、みっつめ

    日々の中で特に大好きな言葉を切り取って保管するページの三枚目。 一枚目→ >>22
    🐉「公子殿に誕生日を祝われてからこの半年で、何度貴殿に恋をしただろう」
    「はじめて見つけた恋に縋り付く姿をどうか笑わずに見ていてくれ」
    🐉「見知らぬ龍に対して公子殿が可愛い可愛いと言っていたらそわついて……俺は、俺は可愛くないのか、公子殿の一番可愛らしい龍は俺だろう、と…袖を引いてしまいそうだ」
    「更に好きになってもらう為に何かいい案はないか?」
    「君と再会して以降、暇を感じる瞬間は無くなった」
    「今後も互いに何か忘れることがあっても、素直に頭を下げて笑顔で許しあえる関係が良い」
    「それはニィロウの綴る日記から清く飾らない深い愛情が滲み出ているからではないか?信頼も気持ちの安定も俺の中に確かにあるものだ」
    「二年目も変わらず可愛いと愛でられたいものだ」
    「目覚めた時にはうんと撫でて欲しい」
    「ラストノートの先の匂いを知っているのは恋人の特権だから好きなんだ」
    「大事もずっと一緒である必要はなくて少しずつ衣替えされていったり…その大事なものをニィロウと愛でていきたい」
    「俺の感情や表情が分かりやすいというのは君くらいだぞ?…だが、それが嬉しい、愛おしい」
    🐉「貴殿が可愛がってくれるほど俺も凡人らしく成長して行く気がする」
    「少しのおかずで米を食べられる書記官」
    「あくまで我儘にニィロウと寄り添っていたくて、そうして自ずと湧いてくる幸福をこの先も二人で分かち合いたい」
    「意地悪な所も全部可愛らしいと愛してくれ」
    「ニィロウの頭痛も俺が預かっておく。たった一人のパートナーとして」
    🐉「公子殿に早く会いたいのに長い身体が絡まってしまって」
    「運良く噛み合った好意が心地よくて離し難くて」
    🐉「掴んだ時や突っ込んだ時の安定感がある尻だろう、程よい大きさに作っているつもりだ」
    「君の受け止め方、とても美しいな。思いを語るたびに惚れ惚れとしてしまう」
    「二度目の誕生日……俺は、二歳か……」
    🐉「俺に夜を教えてくれた愛しいひとの子」
    「語彙も豊富で言葉の組み立てもやさしく、読みやすく感じやすい世界をいつも見せてくれている」
    「聞いた言葉を何度も噛み締めて、伝える言葉を慎重に選び、傷を付けずにこの感情を育てて、時間を共有して行きたい一ーと、強く願ってしまう唯一であり、この想いを初めて抱いたのがニィロウだ」
    🐉「本当はのうのうと生きていて、毎日、良い夢を願い願われているというのにな」
    🐉「公子殿が危なっかしくなくても俺がただそばにいたい」
    「身も心も俺の虜にしておきたい。そうあるべきだと思っている」
    「唇だと、うんと愛されたくなってしまう」
    「ニィロウに対する俺の愛情を見くびらないでくれ。全部いるんだ、いらないものはひとつもない」
    「心を癒すものの代表にパン屋でパンを買うという行いがあると俺は考えている」
    「ニィロウが素直に愛情を受け止めて信頼してくれたことが本当に嬉しく誇らしい」
    「価値観の違いを楽しむのが俺の恋と愛なんだ」
    「既に耳が心地良い。俺の愛おしい音がよく間こえる」
    「何度でも呼んで手を伸ばし続けたい」
    「共に過ごす時間が増えるごとに、体験できる楽しみも増えていく」
    「パン屋というものは、前を通るだけで幸せになれるんだ。中に入りたい人だけ入って買いたい人だけ買えばよくて、持ち帰ってお裾分けもできる」
    「今の俺はニィロウのパートナーだ、不器用なりにも愛情を渡し続けたい」
    「毎日絶えず溢れてくる愛情をこれからもニィロウに注ぎ続けたい。君だけが受け取ってくれ」
    🐉「何万回も公子殿に許されて、同じ数だけ惚れ直してもらうつもりでいる」
    「日付が変わる瞬間、君の隣にいたくて急いだ」
    🐉「きっと今日の帰りは急足で目がキラキラとしていたと思うぞ、家族に早く会いたいと帰路を急ぐ人々と同じ…憧れていた暮らしだ」
    「残り香や移り香は長い時間を共に過ごした証だ」
    「手を伸ばすか伸ばすまいか悩むのなら取り敢えず伸ばしたいんだ、その手を取るか否かは相手に任せれば良いのだから」
    「ニィロウをすきすきにさせられて嬉しい」
    「俺は種を運んでくる者を待っていたのかもしれないな」


    11 :鍾離(乱入)
    2023/10/27(金) 18:45

  • 🐉🔶10/24-27

     経緯は割愛するが日記をつけ始めたと聞き、嫌でなければ読ませて欲しいと強請ったら案外すんなりと渡してくれたこの冊子。「公子」は俺の知らないところで何を綴っているのだろう?
     野生の瑠璃百合が花開くとき、民が産声を上げる瞬間、それらに近い期待を胸にページを開いて、驚いた。

     まさか、扉の中央に堂々と掲げられた金看板が、月の見えない夜に俺が綴った手紙の一文だとは。

    日記
     俺が贈った言葉を掲げている件もそうだが、俺に対する想いを綴っているというのもこの日記を読んでから知ったことだ。日頃「公子」に与えられているものの価値を思えば非常に得な契約といえるだろう。ただ、俺の目を気にして自由に書けなくなってしまうのではないか。今はそれが気掛かりだ。いくら深い仲とはいえ──……いや、深い仲だからこそ見せたくない気持ちがあると俺は考えている。そういった時は誰にも見られない場所で秘密の日記でも書いてくれ。俺のように。
     俺も書き込めるようにと便箋を用意してもらい手解きを受けた訳だが、彼が様々なことを俺に教えてくれるのは今回に限った話ではない。積み重ねた知識や経験は偏りがあり、凡人同士の愛情表現には明るくなかった俺に幻滅するどころか、嬉々として手を引いてくれる「公子」だから今の関係に繋がっているのだろう。
     他にも俺は話好きで語りたいことは多くある反面、慣れない気持ちが喉に閊えて口数が減ったり吐き出すまでに時間を要することが時々ある。それさえも可愛らしいと許されてしまうのだから本当に敵わない。本人にも伝えたことだが、俺は彼に許されるのが好きだ。彼の甘やかし上手なところは家庭環境によるものだろうか。

    私信:
     今後、日記帳に挟む便箋も数日から数週間かけて綴ったものになるかもしれない。それでも貴殿に小さな幸福を与えられることを願い、俺の想いを詰め込んでいきたいと思う。日々沢山の贈り物をありがとう。


    🐋🏹

    躊躇いたくなるような気持ちこそごめんね、で告げたのが俺達の始まりだっただろう?そもそも考慮と制限は別の話だ。
    あんたが俺との一緒を望んだからには天国にも地獄にも行けない場所まで喜んで手を引くよ。


    16 :鍾離(乱入)
    2023/11/09(木) 18:52


  • 🐉🔶10/29-11/09

     往生堂に勤める俺の仕事は主に璃月の未来を担う若者たちへ守るべき伝統を託す講義、堂主に任される細々とした作業や買い出し、そして仙人を送ることだ。
     璃月には人々が知る以上に多くの仙人が住んでいて、その存在を広く知られないまま永き眠りに就く者も少なくない。伝統的な送仙儀式だけではなく、静かに暮らしてきた仙人たちが亡くなったときは彼らの尊厳を守るため静かに送り出している。帰り道は決まって星が遠くに見えて少し寂しく、酒を手に夜明けまで偲んでいたのは以前までの話。この頃は毎晩どちらかの洞天で恋人と共に眠るのが習慣となって、基本的に帰りが遅い俺を迎えるのは空の洞天ではない。愛しい恋人が待っている「家」だ。

     凡人として生きることを選び、烏滸がましくも使命と呼びたい責務を果たすべく日々往生堂に通っているのだが、堂主も鬼ではない。余程葬儀が立て込んでいなければ私用で休暇をとることも可能だ。「公子」にそれを伝えたら遠慮がちに俺の時間が欲しいと言ってくれた。きっと勇気を振り絞ってくれたのだろう、あまりにもいじらしく愛おしさが溢れてしまったものだから、俺は二つ返事で了承した。
     山の方へ出かけて花や鳥を愛で、璃月港の店を見て回り、講談や芝居を楽しみ、時には旅人に付き添って魔物の討伐や秘境巡りに力を貸す。以前はそうしてゆとりある時間を過ごすのが好きだった。今の俺は一分一秒を惜しみ、少しでも多くの時間を……一つでも多くの表情を彼から受け取り、同じ数だけ渡したいと願っている。

     休日が近付いてくると浮かれてしまうのは、凡人として正しい感情なのだろう。そして同じくらい彼も浮かれていて欲しいと希うのは、紛うことなき恋心だ。


    25 :アルハイゼン(乱入)
    2023/12/03(日) 05:00

    🌱🎧誕生日おめでとう。

    今日は君の願いをできる限り叶えたいと思っている。直接俺に言いにくれば申請書は不要だ。


    🪷💃🏻それってつまり

    …アルハイゼンさんに顔を見て祝ってもらえるってこと?このままもう少し書いて欲しい、を一つ目のおねだりにしちゃ駄目かな…。ありがとう、アルハイゼンさん。ゆっくり一緒に過ごさせて欲しいな。
    >>
    マシュマロ焼きをアルハイゼンさんの背中にくっつきながら(とても)頑張って手を重ねて焼き加減を教えさせてもらって、そのままの姿勢で食べさせ合う幸せな誕生日を過しちゃった…!
    年下の君が俺よりもよく知っていること、を目の当たりにする度にとても興味深い の言葉が嬉しくて、暖かさを楽しんでくれる度に私の心に綿毛を揺らす春風が吹くように暖かな気持ちが湧いてしまうんだ。


    🌱🎧

    新しいものを書いていたら年が明けてしまいそうだから、書き溜めていた物の一つに少し加筆して近日中に置いておく。ここに繋げようとしたら長すぎると叱られた。

    マシュマロ、ご馳走様。手を汚さない串に刺さったスタイルの食べ方は気に入った。


    27 :アルハイゼン(乱入)
    2023/12/05(火) 07:15

    🌱🎧11月16日から

    書いていた物らしい。
    誕生日のはしゃぎ疲れと寒暖差の影響か、少し体調を崩して療養すると聞いたから、眠るのに飽きたときの暇潰しになれば幸いだ。

    独り言のような日記
    どうしても自分を文弱と言い張るなら偶には論文や本ではなくこの便箋に向き合ったらどうだ。──と、同居人が言っていたことを聞いてやる義理もないのだが、俺がなにか書くことで彼女の表情がひとつ増える可能性を考えた途端に興味が湧いてきた。

    書記官の仕事は簡単で、余程のことがない限り定時通り速やかに家に帰るのが俺のやり方だ。一時的に代理賢者として他の仕事が降り掛かっていた時期もあったが、それでもプライベートな時間を奪われないように立ち回っていた。
    そんな俺の何を知っているのか、忙しい君に愛情を育んで恋人を作る暇があったのか、そのひどい性格で交際相手を傷付けるのではないか、少なくとも騙されることは無いだろうし利害の一致から共に歩むことを選んだのか、……などと、交際を知られたときはしつこく詰められたものだ。
    手のひらを返すようだが、俺をよく知っているからこそ湧いてくる疑問なのだろう。確かに俺は恋愛経験に乏しく、人間関係も自分の感情と利益を優先している。何をすれば自分に対して親しみを持つか、何を言えば傷付くのか、考えて実行するのは何も難しくない。ただ、やりたくなければやらないし、言いたいことは言う。それで相手が何を感じようと俺には無関係だ。
    件の活躍から彼女とは今後も良好な関係を築いていくべきだと考え、当たり障りのない交流を続けていた。プライドの高い学者が他人に何か質問したり意見を求めるとき、そのほとんどは自分の理論の方が優れていると言い返すためか、何らかの理由で相手に媚を売りたいと考えている。しかし彼女が俺に何かを聞くときは純粋な好奇心で、持ち掛けてくるのは議論ではなく他愛もない雑談。彼女の振る舞いは俺にとって新鮮で興味深く、穏やかな雑談を楽しんでいると自覚した時は少しむず痒かった。
    食事の席で一口ごとに極上の笑顔を浮かべるのも見ていて飽きないし、時々届く手紙の隅に描かれる落書きは数式や図形に見飽きた心を癒してくれる。家でも彼女からの手紙を読む機会が増えて、本を読む時間が減った。返事を書くことに集中して、同居人が模型を叩き回したり図面を前に唸る騒音があまり気にならなくなった。これらの変化は同居人から伝えられたことで、言われるまで自覚がなかったのは俺の中で深い思考に繋げられない不可解な感情が増えていることを意味する。
    彼女のどこが好きか、何をされて嬉しく思ったか。言語化するのは簡単だ。それでも多くを具体的に語りたくないのは所謂、独占欲というものが俺の中で邪魔をしている為と考えるのが妥当だろう。彼女の性格と人柄、ダンスの技術や容姿といった誰もが知っている魅力に加えて、俺だけが知っていればいい魅力は大事に隠しておきたい。
    ……だが、「誕生日のおねだり」に俺からの言葉を望んだ彼女が喜んでくれるのなら少しだけ。俺は彼女の大胆で積極的な振る舞い、真っ直ぐな言葉や愛情に敵わない。俺を「かわいい」と愛でるときの眼差しも最初は妙な趣味だなと感じていたが、最近は嬉しく思う。あとは……爪。今回はこの辺りで許してほしい。

    それでは、またいつか書き溜めたら挟んでおく。


    34 :リオセスリ
    2023/12/18(月) 00:24

    🐺⛓️赤薔薇一輪

    誕生日おめでとさん。あれやこれやと考えてみたが、俺が結局言いたいのはそれが最優先だった。
    激務の中地上からパレ・メルモニアの印が印刷されて届く書類の言葉達の隅、必要では無い箇所に書かれた他愛もない話が好きだ。通信機の接続環境をいよいよ本格的に整備しないと色々拗れるんじゃ、と俺自身に思う程度には。
    誕生日を適当な頃合で定めた話は笑っちまったし何れも真っ当じゃあないが、俺と違って産まれるべきタイミングで適切に何処かの日で産まれて天から降り数百年を過して、罪を裁くだけでなく流すのも成し遂げたあんたのデスク周りと郵便受けは今日の何時に花や山盛りのプレゼントで埋まっちまうんだろうな?
    今ヌヴィレットさんが出来る最善は「何気なく置いておく私物は無地を沢山用意しろ」に限る。一つにつきステッカーが五枚くらい貼れると尚良い。
    ま、少し執務室を離れるタイミングがあるなら俺にも時間を教えてくれよ。いつも通りなら夕方くらいには一度手が空くんだろう?腕のいいシェフに雇われてた囚人から美味いスープを出すレストランを聞いてるんでね。
    なに、仮に気圧差で体調が芳しくなくても無理ない範囲で一口飲んでくれるだけでも俺は嬉しいさ。……夕方くらいまでは落ち着いてたんだが日付が変わって程なくで崩れ始めちまうこの人を介抱したい気持ちもある、それを前提で人の外から人を守る器用な生き方に隠した不完全さだって相も変わらず愛でるに値する箇所だ。

    ビジネスパートナーのような会話をしてみても結局は普通のパートナー同士のテンションになっちまうのを理解した上で頬を染める姿が愛おしい。
    品行方正、天秤を違えずこの地を慈しみながら見下ろす眼差しが今この時だけは隣に居る俺にのみ注がれている。俺とだから味わえ感じられ、新しく覚えることを大切に撫でる手の尊さを忘れることは無いと微笑む顔こそ俺は焼き付けておきたい。
    甘えを甘えと理解して沿う素直なとこもあんたの美徳だ、引き続き俺にだけ見せてくれ。……甘えさせるフリをして独占を促してる?いやいや。そんな訳はそこまでないぜ。

    冗談半分で聞いてたあのノート本当に作ったのかよ……!


    🫧🐉

    スープご馳走様。今は君の寝顔を見ながら、勝手に借りた上着で暖を取りつつペンを握っている。
    今日はリオセスリ殿に会う前、真新しいノートを持ってメリュシー村に行ったのだが、同行したシグウィンが表紙と裏表紙に沢山のステッカーを貼ってくれた。このノートは、個人的にリオセスリ殿の魅力を書き起こす為の物だとは伝えていないのだが、彼女がステッカーを貼ってくれたことで正真正銘世界に二つとない特別なノートになったと言える。
    最初のページには、「忙しい中に少しでも隙間ができれば顔を見せに来てくれるところ」と書いてある。全てのページを埋めたときには、ティータイムに持ち込んで読み上げよう。


    38 :__(乱入)
    2023/12/30(土) 18:10

    🔔🔒

    あなたがわたしの元を訪ねてくるのは海灯祭に月逐、それから、催しも何もない日。花を手向けに来ることに特別な理由がないことも知っているし、わたしの声や気配を感じられないことも知っている。偲ぶ心を持つようになったのは嬉しいけれど、いつまでも後ろを向いてばかりいるようで、少しだけ心配していたの。
    あなたが創った大地、あなたが守った民。いまは人間と仙人が共生する美しい国で、あなたは凡人として生きることを選んだ。先日持ってきた異国の強いお酒、あれはきっと、あなたの趣味ではないのでしょう?わたしは嫌いじゃなかった。でもあれは二人じゃなくて、もっと沢山の友と宴を開いて飲みたい味。次はお酒を持たせてくれた方も連れて来てね。

    名も知らぬ異国の役者、脆くも強かな人の子よ。彼は強くて優しい人になったけれど、足りない知恵も体験もまだ多くある。普通の小麦で平凡に焼かれたパンをふわふわもっちりのトーストにしてくれた、と大層喜んでいたくらい、人間としては赤子のようなもの。あの人とこの国で暮らす民たちが強く優しかったのは本当に幸運だったわ。悪戯を仕掛けた汝も、塵になっていたかもしれないから。



    40 :鍾離(乱入)
    2024/01/06(土) 16:56

    🐉🔶年を跨いで

     璃月で新年を祝うのはもう少し先になるのが一般的ではあるが、それでも十二月の末から元日にかけては多少なりとも賑わいを見せる。この国で商売を営んだり生活をしている人々は必ずしも璃月人とは限らない。異国の催しや祝い事があれば商人や宴を好む者たちにとって絶好のチャンスであり、活気溢れる街の中、皆それぞれに楽しんでいたようだ。
     かく言う俺も、年の瀬に誕生日を迎えるとあって浮かれていた。理由は言わずもがな、気合を入れて祝いの席を用意してくれる恋人の存在があるからだ。前もって「誕生日当日は時間をくれ」と言われていたのだが、生憎往生堂の仕事があって丸ごと空けておくことは難しかった。しかし日付が変わる瞬間は恋人の隣で過ごすことが叶ったのは喜ばしい。
     0時丁度のタイミングで祝福を受け取ったのだが、それ以前に三十日の夜に帰宅してみると室内が華やかに飾られていた。更には彼自身も特別な衣装で着飾っていて、時計の針を見計らい手紙やプレゼントの数々を託してくれたのだ。
     彼は俺の髪に触れるのが好きだと言うし、俺も触れられるのは好きだ。だからつげ櫛は自分で使うのは勿論、彼に髪を梳いてもらう為に俺も自分で購入したことがある。特注のコートは取り外せるパーツがあって、以前強請った小さい毛布代わりにもなる。デザインも……多くは語らないが、璃月港で会うことがあればよく見てくれ。彼の好みと拘り、独占欲を感じる上物だ。
     その夜は、俺からも小さな贈り物を用意した。彼の故郷では誕生日を迎えた本人がケーキを用意する風習があると知り、共犯者として深夜の背徳を分け合うひと時に見たあの笑顔もプレゼントの一つとして記憶に刻んでいる。
     そして翌朝、誕生日当日。仕事に向かう俺の為に彼が用意してくれたのは立派な重箱だった。まさか三段重を持って往生堂に行くことになるとは思わず、中身は俺のリクエストした料理をはじめとした璃月風の物と、彼の故郷の味。どの料理も味わい深く、聞けば事前に試行錯誤を繰り返していたらしい。どこまでも愛情深く真面目な男だと思い知らされた。流石に全て食べ切る時間はなく数点つまんで、残りは家で共に食べることで幸せの味が染み込んだように思う。
     明けて元日。俺も休暇とあって家でのんびり過ごすと決めていたこの日は、祝いの席の礼と言っては何だが彼の願いを叶えることにした。きっかけは前日、俺が旧屋から持ち出した昔の服を着て見せてほしいと強請られたこと。旅人の口が軽いのかファデュイの情報網を見縊っていたのか……衣装を改めた俺に見惚れる恋人の眼差しにあてられるのは、恥ずかしくも悪くない気分だったから良しとしよう。その後は重の残りを食べたり写真を撮られたり、年明けから濃い時間を過ごすことが叶った。ありがとう、公子殿。

     真夜中に小さなタルトを分け合う背徳を、「幾つになった?」と聞かれ「貴殿の二つ(桁が)上だ」と笑う幸福を、今年も変わらず隣で育んでいきたい。その幕開けに相応しい休日を共に過ごしてくれた愛しい貴殿にとっても幸多き一年になることを願い、今年の一枚目にこのページを挟む。


    50 :鍾離(乱入)
    2024/02/03(土) 23:11

    🐉🔶大体両手の指を合わせた数

     恋人の言葉がこの日記に増えるたび夢中で読んで癒しを得ているのだが、最後に挟んだページが10も前になっていると気が付いて少し慌ててしまった。義務ではないにしても贈りたい言葉は山程ある。元々豆に文章を綴る性格ではなく(日々俺の手紙を受け取っている彼には信じてもらえない気がする)時間が空いた時に書き溜めてみても面白いと思える日記に仕上がらなかったり、時間があるときは出来る限り恋人の傍で過ごしたいと考えていると一ヶ月はあっという間だ。長く生きている分、彼の中の時間の流れは俺の中のものと異なるとは思うのだが。
     海灯祭が迫り、街の人々も璃月港と外を行き来する商人たちも皆忙しそうにしている。俺も往生堂の雑用に始まり堂主の知り合いの手伝いを頼まれたりと駆け回っているが、活気溢れて賑わう景色を見ていると心が躍る。丁度海灯祭の期間中に恋人と過ごせる時間も確保している上、春節の休暇はゆとりを持って与えられたことを思えば今の忙しさも苦ではない。束の間の休息や一日の終わりに少し顔を合わせられる幸福は、彼が教えてくれたものだ。逆に考えれば会えない時間の寂しさを仕込んだ極悪人でもある。俺は時々、彼に対して「大悪党」と皮肉を言う。冗談ではなく彼は悪い男だと感じることは度々あるのだが、悔しいことに惚れた弱みで何もかも魅力に思えてしまうのだから敵わない。だから俺は俺なりの狡さを躊躇わず奮っている。
     愛情の示し方、寂しさを伝える術、幸福を表す笑い方。日々互いに教え合っていることは数多くあれど、笑い方に関しては最近彼に似てきたらしい。自覚した瞬間を思い出すだけでむず痒い……これも凡人としての振る舞いが上達してきた証拠だろうか。彼の故郷ではどの家庭でも行うらしいジャム作りを二人で行い、熱い風呂と甘い炭酸飲料の相性の良さを教わる。きっと凡人にとっては何てこともない平凡な日常なのだろう。しかし俺にとっては知識はあれど体験したことのない新鮮で目新しいことばかりの非日常で、それが自分の中で当たり前の日常に変わっていくことが楽しくて仕方がない。
     すっかり凡人になった、と俯瞰しながら今日もズルを重ねる合間にこの日記を残しておこう。


    🐋🏹大悪党ですこんばんは

    鍾離先生ってば俺とやり取りしだしてからマメに言葉を返すようになっちゃったし六千年の孤独を人間の小僧風情に見出した上に、長期出張の前には俺の痕跡を刻んで帰ってきた後は沢山名前を呼んで触れて抱きしめて欲しいんだってさ。本当にかわいい。


    57 :荒瀧一斗(乱入)
    2024/02/24(土) 16:18

    👹🍭今日の給料:2,400モラ

    ついこの間まで稲妻の忌々しい伝統行事の関係で少し人里を離れていた俺様だったが、豆が怖いワケじゃあねぇ。ただ、アレルギーっつうのは俺様がどれだけ強い漢の中の漢だろうとお構いなしに体の中で悪さしちまうモンだから、がむしゃらにぶつかったって不利なのは目に見えてる。理想はあの行事が廃止されることだが、一旦退いて作戦を考えるのも戦いにおいては大事なことよ。虫相撲もただ突撃だけが勝負じゃねぇのと同じだな。璃月で開催した大会でそのことを改めて思い知った!相手の動きをよく見て、引き付けて、カウンターを入れる。これが決まると最っ高に気持ちいいんだ!飛び道具を使ってくる連中も最初は卑怯だと思ってたが、俺様にかかればアタマをよーーく使った頭脳戦もどうってことない。
    いや待てよ、今日はそんな話をしに来たんじゃねぇ。この日記には好きなことを書いていいって綾人の兄貴が教えてくれたんだけどよ、折角ならいつも世話になってる兄貴のことについて書きたかったんだ。俺様は綾人の兄貴を尊敬してる。札遊びも虫相撲も強くて、普段は何してるのか知らねぇが、あの身なりからしてきっといい仕事に就いてんだと思う。俺様も日々オニカブトムシを捕まえたり、カニやタヌキを追いかけたり、荒瀧派の連中とかくれんぼにけん玉に……とにかく忙しくしてるんだが、兄貴と会う時間は絶対に作ってる。綾人の兄貴は会うたびに俺様のことを気にかけてくれて、菓子をくれたり俺様の髪を手入れしてくれるんだ。真の漢であり続けるために自分でも毎日何度も髪の手入れはしてるし、特に兄貴に会う前はビシッと決めたくて鏡の前に立つ時間がつい長くなっちまう。そんな綾人の兄貴に日頃の感謝を込めて贈り物を用意するために、今月の初めは日雇いの仕事を詰め込んだ。荒瀧派の奴らに飯を奢って少し手持ちは減ったが、無事に渡せた菓子を目の前で食ってくれたのは嬉しかった!
    綾人の兄貴は俺様が拾った綺麗な石ころや変わった形の葉っぱ、自分で作った紙メンコだって「ありがとう」って受け取ってくれるけどよ、やっぱり自分で稼いだモラがあると贈り物の選択肢が増えて俺様としても楽しい!だからまた、日雇いを増やそうかと思うんだが……そうすると兄貴に会える時間が減っちまう。丁度いいさじ加減ってモンを見つけるのが今の目標だ。
    これから、花見の季節もやって来るだろ?荒瀧派も櫻の木の下に集まって飯を食ったり遊んだり、舞を踊って歌を歌ってと毎日が祭りみたいになるんだ。綾人の兄貴も来てくれたら嬉しいが、賑やかすぎるのは好きじゃねぇって言われちまう可能性もある。だから俺様は、とある場所に見つけた櫻の木を誰にも教えず秘密にしてる。あそこなら兄貴と二人で花見するのにうってつけだ!静かな花見が良ければそっちに案内して、みんなで持ち寄る料理の代わりに俺様がスミレウリを焼いて、綾人の兄貴のために一曲歌おう。二人で笑い合える日にしてぇから……ドキドキさせんのはナシだ!ナシ!!その日はイジワル封印で頼んだぜ!

    以上、荒瀧・文章絶唱花見奉行・一斗!!
    日雇いの合間にまた来るぜ!さみぃさみぃ……。


    66 :ヌヴィレット(乱入)
    2024/03/13(水) 05:58

  • 🫧🐉

    まだ仕事に取り掛かるには早いが、目が覚めた機会に何か記してみようと思う。
    皆知っての通りメロピデ要塞の人々は、私の顔を見ると不愉快になる者も少なくない。よってなるべく顔を合わせないよう、仕事に必要な連絡は他の者に頼むことも多いのだが、急ぎであったりプライベートな用がある際には私自ら赴くことになる。後者に関しては正面口から入ることもあれば、リオセスリ殿と私の間で取り決めた海の中の裏口から夜遅くに訪ねることもある。近頃の私が仕事を終えて休む場所は、私のために割り当てられた住居ではなく彼のプライベートルームだ。
    互いの仕事の都合を考えると、会える時間は限られる。リオセスリ殿は日中や夕方に書類提出ついでの差し入れだと言って、私には水、メリュジーヌたちには紅茶と焼き菓子を持って来てくれることもあり、半ば強引にお茶を飲んで行くよう引き止めて過ごすひと時を気に入っているのだが、やはりそれだけでは物足りない。そこで、互いに仕事を終えた夜の時間に会うなら、彼が要塞を一晩空けるよりは私がこっそり侵入する方が安全だと考えたのだ。
    私の髪を慈しむ大きな手、心地好い低音で奏でられる愛の言葉、温もりを教えてくれる逞しい身体。それらに寄り添って目を閉じていると疲れも溶け出すように癒えていく。余談だが、この手が私に縋りつき、濁って上擦る悲鳴を上げて、氷も溶けそうに肌を熱らせる夜があるギャップがたまらない。
    明日が早い分、今日は昼過ぎには仕事を終える予定になっている。仕事の後はメリュジーヌたちを連れてのんびりと泳いでから、陸に上がって花を探す予定だ。最近は日付が変わる前に会いに行ける日も増えていて、リオセスリ殿と共に過ごす時間の増加に繋がっているのが喜ばしい。
    さて、彼が起きてくる前に温もりの傍に戻っておくとしよう。このページに気がついた時、喜んでくれるだろうか。


    🐺⛓️

    水の上じゃレインボーローズがそろそろ見頃だろう?ヌヴィレットさんからの手紙に匂いがついてないと妙に落ち着かないんでね。
    看護師長も楽しみにしてるんでお土産はそいつで頼むよ、いつもお疲れさん。昂ると「くるる」と喉鳴りが止まずに唸ることしか出来なくなる所も好きだぜ。


    73 :鍾離(乱入)
    2024/03/30(土) 17:49

    🔶🐉3/30

     人々を導いた時代、見守っていた時代、そして己も凡人の一人として共に暮らす現在。常に「人間」という生物を近くで見て永く、謙虚なふりをしてもそれなりに人間を理解していると傲っていた。呆れるほどに、まだ未熟だったようだ。人間の嗜好は幅が広く奥も深い。


    🐳🏹

    鍾離先生が地に足つけて見つけた知的好奇心が満たされるのは大変結構だけど、互いの欲求不満の弊害(本人不在でただただ鍾離先生のお気に入りの服が燃えていく様を消火もせず見下ろすだけの俺のクソ淫夢)でそれを当てはめないで欲しい。
    ……一緒に解消しようね。


    83 :千織(乱入)
    2024/04/18(木) 18:19

    ✂️👘4/24

    本当はもっと早くに追記する予定だったんだけど、ここの改装や急ぎの依頼が立て込んでいる間に書きたいことが増えたから丸ごと書き直し。

    そう言えばあの子、私が冒険者協会に登録する前からここに来て私の話をしていたみたいね。それからすぐ、内緒で申請書を出しておいたらどこで嗅ぎ付けたのか素振りまでしていたなんて……あの夜は鈴の音がちゃりちゃり煩い日だったの、日記を読んで答え合わせができたわ。

    私は自分のブランドを慕ってくれる人に媚びたりはしないけど、それは大切にしていないって意味じゃない。華やかなパーティーに行くため、舞台の上で鮮やかにショーをするため、自分らしさや自分の身分を表すため……クライアントによって要望は様々。あの子の仕事着を仕立て直したのは私と彼女が特別な関係になる前。当時よりもあの子の魅力が分かる今ならもっと良い衣装を生み出せると思う反面、露出をもう少し抑えた服にしたいとも思うの。だけど狛荷屋の配達員としてあの衣装で認知されているところもあるし、会社の都合を考えてもリニューアルは現実的じゃない。
    そこで考えたのは、あの子の私服をデザインすること。デート用の服って言った方がいいかしら?私だけが知っているあの子の魅せ方を表現できる形、生地の材質と色、それからアクセサリーや小物類、ヘアメイクも含めてフルコーディネートするの。あの子を一番輝かせることが出来るのはこの私よ。自分の作る服に対する自信もそうだけど、一旦プライドは手放して服を脱がせたって、私に見せてくれる顔が一番可愛いんだから。
    ……こんな話をしてたらアイデアが降りてきた、早速案を描き出して作業に取り掛かるわ。今度配達に来る時は少しお茶出来るくらい時間の余裕を持っていらっしゃい、色々とサンプルを用意しておくから試着も兼ねてね。


    87 :シグウィン(乱入)
    2024/04/26(金) 08:22

    🐰🎀

    公爵に昨日の患者さんの報告を持って行ったら、机の上に可愛いノートが置いてあったの。見られて困る物は出しっぱなしにしないのよ、って昔教えたことをちゃんと守ってる公爵のことだもの。ウチが読んでもきっと大丈夫って開いてみたら……表紙だけじゃなくて中身もすごく可愛いのね!ヌヴィレットさんにもらったマーカーでこっそり書き足しちゃうんだから。
    この間、ヌヴィレットさんに会って来たの。周りのみんなに言われたことと、ヌヴィレットさん本人の気持ちから最近は定期的にお休みを取るようにしているでしょ?週に一日、公爵とお茶をしてのんびりお喋りをするのがとっても楽しみだって言ってたのよ。
    それでね、少し前に公爵はお仕事で、珍しくヌヴィレットさん一人のお休みの日があったらしいじゃない?その日は二人で新しく始める楽しいことの準備をしたり、ペトリコールまでお水を飲みに行ったり、雨を浴びながらお買い物を楽しんだみたいよ。わざわざ書かなくても公爵はきっと知ってるのよね。
    それじゃあ、お仕事がある日も審判の合間に要塞の入り口辺りでよくお散歩してるのは知ってる?用もないのに(って本人は言うけど公爵に会いたいのは立派な用事だとウチは思うの)水の下に降りて行ったら、みんなが変に緊張しちゃうからって遠慮してるみたいなの。だから公爵も手が空いたら水の上に行ってみて!ヌヴィレットさんに会えたら、きっとお日様が気持ちいいお散歩日和になるのよ。

    🐰🎀
    この日記帳を可愛くしてくれたのは、お友達の可愛い書記官さんなのね?ウチからもお礼を言わせて、ありがとう!これからも公爵と仲良くしてくれると嬉しいのよ。恋人さんと笑顔で幸せに過ごせるように、水の下から応援させて!


    90 :鍾離(乱入)
    2024/05/02(木) 08:20

    🐉🔶連休を取る理由

     遡ること一月半。三月の中旬頃、公子殿から労働節の辺りで少し纏まった休みを確保できないかと尋ねられた。労働節と言えど往生堂は休まず営業するのだが、俺は私用がある時は休暇を貰える契約を堂主と結んでいる。そうして無事に確保できた連休で、公子殿と初めての遠出をする運びとなった。
     行き先は……ここに書いても良いか本人の許可を得ていない為伏せておくが、旅が決まってからというもの荷造りや現地のガイドブックを読み漁る毎日がそれはそれは楽しかった。一ヶ月後だ二週間後だと浮かれながら刻んで、ついに出発の日がやって来た記念に日記を残しておく。とはいえ、出発は夜になるから今は書けることも少ないのだが。

     準備の段階での小噺を一つ。財布を忘れないようにと口を酸っぱくして何度も言われた俺は、あらかじめ公子殿に財布を預けておくことにした。旅人が聞けば「全部公子持ちではないのか」と驚くかもしれないな。凡人たるもの自分の買い物は自分でするぞ、彼の提案でおおよそ一ヶ月半の給金を財布に入れてある。
     ……しかし二人で使う物を買う時は半分出してくれるらしい。その上、船や宿の手配も全て公子殿が持ってくれている。つまりは今回の旅そのものが彼からの贈り物で、相変わらず気前が良く頼りになる男だと思い知らされた。厚意は遠慮なく有り難く頂く代わりと言ってはなんだが、二人の幸福な思い出を両手に抱えきれないほど作って持ち帰ろう。


    🐳🏹補足
    現地で使うモラは各自だからね!(夜行客船代は手続き面倒臭いから俺が払った)


    93 :鍾離(乱入)
    2024/05/03(金) 14:39

    🐋🐉Sz23 trip side:Z
    スネージナヤ二泊三日旅行記(俺目線)随時更新。俺がside:Zを設ける筈……と書いてあったのでほぼ引用で作っておく。
    船での移動を考えると二泊五日かもしれない。

    Day.1
    ・仕事終わりの夜に待ち合わせるのが嬉しい
    ・船内の売店で軽食を買うのが楽しい
    ・ビジネス向けの船だから期待するなと言いながら角部屋を押さえる公子殿
    ・ベッドは二つあったが同じベッドで重なり合って眠った(健全)
    ・カフェのテラス席で待っていたら男前が来た
    ・公子殿が服を買った店で俺も服を買う(二軒)
    ・早速予算オーバーだが価値のある買い物ができた
    ・自分でサプライズを仕掛けておいて耳を赤くする公子殿
    ・本場のブリヌイ屋台でどれが美味そうか目利きする公子殿
    ・執行官はやはり高給取り
    ・初めてのオフクロの味は異国の料理(美味い)

    Day.2
    ・大家族の朝はとても賑やか
    ・腹ごなしの散歩デートがてら買い物に行った
    ・奥蔵山ほど広いマーケット、元はマヨネーズ専門店か畜産農家だと思う
    ・公子殿が食べたがっていた煮込みの殆どを俺が食べた
    ・俺たちは大人だから菓子の量り売りで袋いっぱいに詰めた
    ・ボルシチを持って夜の散歩、遠い空の小さなオーロラを二人占め

    Day.3
    ・朝からボウルにいっぱいマカロニチーズ(嬉しい)
    ・身分は伏せたが家族に交際は報告
    ・沢山の蜂蜜と工芸品など土産選び(揃いのアクセサリーも)
    ・公子殿にずっと預かってもらっていた財布が俺の鞄に移動
    ・帰りの船では客室でビールを買ってペリメニと頂いた
    ・備え付けの少しごわごわとする生地の部屋着、結構好きだ
    ・璃月に「ただいま」を言ってくれる公子殿が微笑ましい、また旅をしよう



    99 :鍾離(乱入)
    2024/05/26(日) 20:14

    🐉🔶旅行の振り返りと近頃の話

     スネージナヤ旅行については >>92-93 の互いの箇条書きメモや公子殿の頁に書かれていることが殆どだが、短い言葉でも改めて綴ることで旅の思い出を振り返る機会になると考えている。
     以前の日記でも書いたように三月から約束していた旅行で、行き先は公子殿の故郷。彼が手配してくれた船の旅も楽しくはしゃぎ疲れたように眠って目を覚ますと、璃月とは全く異なる空気の温度と匂い、景色が広がっていた。スネージナヤの料理や文化については俺が持つ古い知識と公子殿から教わったことで多少の心得はあれど、最初に立ち寄ったカフェから“本場の味”に興奮したことを今でも鮮明に覚えている。街の至る所で見慣れないマシナリーがそれぞれの役割を持っていて、興味と困惑で落ち着きのない俺を公子殿が笑顔で見守ってくれた。(子供を慈しむような微笑みだけではなく爆笑も含む)
     彼の家族も歓迎してくれて、一度会ったことのある末弟や母親は勿論、他の弟妹と父親とも絆を深めることが叶った。次に訪ねるときは上のきょうだいにも会えるだろうか。何なら、公子殿がいないときでも訪ねていいと許可まで貰ってしまったが、やはり二人揃って“帰省”を楽しみたい。
     今回の旅行では食品から雑貨まで大量の土産を持ち帰り、今でも執務室や自宅でスネージナヤの気配を感じたり、撮影した写真を収めたアルバムを眺めては彼との思い出を愛でる時間も愛おしい。次の国外旅行の予定は夏、その時もきっと今回同様に沢山の土産と思い出を持ち帰るのだろう。

     旅行振り返り以外の日記も少しだけ。
     >>95 で触れられ、記念すべき >>100 で返事を貰ったラブレターとやらについては本当に思い付きで渡した物だった。何かの記念日でもない日、夕方に少し会えるいつもの時間に渡したのだが長くなる為「言いたいことがある」と前置きしたところ、少し怖がらせてしまったことは申し訳なく思う。渡した後も暫く動揺している様子は不謹慎にも可愛らしかった。
     「何かした? どうして?」と聞かれても、俺が愛情を伝える明確なきっかけは特にない。強いて言えば丁度その頃の公子殿は少し落ち込むことがあって、渡した手紙を読む僅かな時間だけでも気が晴れたら幸いだという下心はあったかもしれない。共に食事や茶を楽しむ時間、内容なんて殆ど無い会話を挟みながら身を寄せる時間、手合わせ代わりの共闘。俺が日々公子殿に安らぎを貰っているように、公子殿にも安寧があれば良いと思う。
     痛みを隠し続けた末いずれ俺を雑に扱いかねない、と勇気を振り絞り見せてくれた傷には手を当てて、膿が出たら取り除いて消毒をする。雨が降れば傘を持って迎えに行くから、雨が止むまで寄り添って共に雨音を聞く。時には腕を引いて屋内へ貴殿をしまう。拒絶されたら強引に手を出すことはしないが、突っ撥ねられるかもしれないと歩み寄ることを躊躇いもしない。
     ──いや、公子殿に恋をする衝動性によって躊躇えないのだろう。この恋心は、臆病なくせに傲慢で我儘な年寄りを「俺の黄金」と愛でてしまった貴殿の責任にしておく。


    109 :鍾離(乱入)
    2024/06/16(日) 23:51

    🐉🔶ステーキの焼き方

     ここで回答するようにと強請る公子殿が愛らしかったので。

    《ヤキモチ度測定バトン》
    ▼あなたの好きな人が、自分以外の人に対して取る行動で嫉妬するかしないか考えてみましょう
    ・許せる→○
    ・許せない→×
    ・どちらでもない→△
    理由等も添えて答えて下さい。

    事務的な挨拶を交わす【○】
     挨拶を蔑ろにしていたら叱るまである。

    楽しそうにお喋りする【〇】
     公子殿が楽しそうにしていると微笑ましい。

    仕事で二人きりになる【○】
     仕事に関しては特に口出ししたくはない。

    自然に顔を見て目が合う【×寄り△】
     無意識に目で追ってしまった……ということであれば妬くぞ。

    あなたと居るのに、何度も違う人の顔を見る【△】
     家族や仕事の関係者、友人と一緒ならその視線は一時預けておいてもいい。二人きりになったら俺だけを見てくれるだろう?

    偶然体の一部に触れる【〇】
     不可抗力では?

    故意に体の一部を触る【〇】
     人の子、特に男児は互いの筋肉に触れて自慢しあったりするのだろう?下心さえ持たなければ気にしない。俺のことも触ってくれ。

    親身に相談に乗り、優しい言葉をかける【〇】
     俺の公子殿は優しいだろう?と誇らしくなる。

    ふざけて「大好き」と言う【〇】
    ふざけて「愛してる」と言う【〇】
     ふざけて言うなら友人間だろうか。良い働きがあったときや若者同士のノリもあるだろう。それに、俺がもらうそれらの言葉はふざけてではなく本気の言葉だから妬きはしないな。

    アドレスを交換する【〇】
     仕事の関係なら仕事用の連絡先に留めてほしいが、友人とプライベートの連絡先を交換する分には構わない。

    あなたの知らないところで友達を作る【〇】
     交友関係に口出しはしない。

    あなたに内緒で知らない誰かと遊びに行く【△】
     報告が欲しいという訳ではない。態々内緒と表記されると引っかかるだけだから、この項目が悪い。(?)

    遊びに行く(他の友人も一緒に複数で)【〇】
    遊びに行く(二人きりで)【〇】
     土産話はぜひ聞きたい。

    間接キス(回し飲み、回し食い等)【〇】
     俺は間接ではないキスが出来るからな。

    あなたといるのに、他の人の話題を出す【〇】
     友人や家族の話を聞くのは好きだぞ。

    手を繋ぐ【△】
    腕を組む【△】
     酔っ払いのノリとやらは酒に強い公子殿の言い訳にはならないからな?

    抱き着く【〇】
    抱き着かれる【〇】
     挨拶のハグなど様々な文化がある、下心が無ければ構わない。

    一緒の部屋で寝る【△】
    同じ布団で寝る【△】
     執行官なら遠征時でも一人部屋や一人用のテントを確保できるとは思うが、やむを得ない場合は仕方ないだろう。公子殿自ら同じ部屋や布団で寝たいと申し出て良いのは家族に限る。

    ふざけてキス【×】
    唇にキス【×】
     挨拶で頬に口付けたり弟妹を愛でる口付けは許せるが、“ふざけて”口付けをする理由が分からない。一度話し合いの席を設けよう。

    合意の上で性交【△】
     仕事なら仕方ない。……が、面白くはないな。俺に悟られないようにして欲しい。

    自分が浮気をする【?】
     しないな……?

    相手に浮気をされる【?】
     公子殿は俺にも浮気相手にも不誠実である罪悪感を抱えきれる性格ではない、と勝手に思っている故に想像がつかないな。万が一気持ちが揺らいだときは話をしてくれると信じているぞ。

    ※お疲れ様でした
    ※後味の悪い質問ばかりだったので、最後は好きな人への言葉で締めてください
    ※次に回す方が居るなら5人まで指名も一緒にどうぞ

     公子殿は確かにファデュイ執行官、大悪党だ。だが、何かあったときはいつも誠実に向き合ってくれる真っ直ぐな心の持ち主でもある。不貞腐れたり、開き直るようなことはしない。自分の中でしっかり考えた言葉や態度で丁寧に気持ちを示してくれるのだ。そんなところも愛おしいのだと、惚気をもって締めさせてもらう。
     回す人はやりたい者がいれば誰でも……敢えて名指しをするのなら一人百面相のフリーナ殿、こういった物が嫌いでなければ如何だろうか。



    113 :雷電影(乱入)
    2024/06/26(水) 00:00

    ⚡🌸神子へ

    明日は神子の誕生日なので、記念に頁を頂いてお手紙を。

    実際は誕生日当日に突然成長したり老いる訳ではなく、生き物は日毎に……いえ、毎秒命の終わりに向かっているとも考えられますが、人間は誕生日をとても大切にしていて賑やかにお祝いをすることも多いですよね。
    永遠とは相容れないもの、それを喜び祝うだなんて、理解し難いと考えることもありました。

    けれど、甘いお菓子を二人で食べる理由ができるのなら、人間たちの習慣に倣うのも一興だと考えたのです。もっとも、理由なんて用意しなくても「神子、あなたと二人でお菓子が食べたいのです」と伝えたら、あなたはきっと少しだけ悔しそうにお菓子を持って来て、私を抱きしめてくれると思いますが……折角の機会ですから、今日は誕生日のお祝いとして誘いましょう。

    神子、二人でケーキを食べませんか?
    フォンテーヌで有名だというケーキを民が贈ってくれたのです。あなたが宮司としての務めに励む間に、私自ら蝋燭も集めました。なんでも、歳の数の蝋燭をケーキに突き立てるそうですよ。面積が足りるとは思えませんが……蝋燭と蝋燭の間に差し込んで行けば問題ないでしょう。この作業は調理ではありませんから、私に任せて下さい。

    それでは、ささやかな贈り物を用意して、神子の帰りを待っています。


    🦊⛩️百年毎に太い蝋燭にせねば天守閣に小火騒ぎが起こるぞ

    117 :ヌヴィレット(乱入)
    2024/07/06(土) 04:29

    🫧🐉

    普段より少し早く就寝したリオセスリ殿の寝顔を見ながら、二人で相談を重ねて選んだカップを磨いて飾ってみた。この日記帳でページを取る他の者のことも考慮し、何を添えるのが私たちらしいか案を出し合い作り上げた物が表紙に添えられているカップだ。
    これはリオセスリ殿と私だけで実現させたことではなく、彼の友人……この日記の装丁を組んでくれた人物に今回も力を借りている。細かな要望を叶えてくれる手腕に感服し、丁寧に解説も入れてくれる優しさには足を向けて眠れないとリオセスリ殿とよく話をしているのだ。私は直接話をしたことがないのだが、折を見て此度の共同作業の礼をさせて欲しい。

    ……ふむ。日記を書き始めた頃はまだ暗かったのだが、ペンを握って二時間強。もう夜が明けてしまう。思った以上に時間を要してしまった。以前ページを貰ったのも早朝で、彼と初めて腰を据えて話をしたあの日も空が白む頃合いまで盛り上がっていたな。丁度この時間帯には縁があるのかもしれない。
    また何か書き留めたいことがあれば追記するとして、今日はここまでにしておこう。

    追記:リオセスリ殿は眠気を催してもスマートな態度は決して崩さない。澄ました顔で寝惚けた発言をするギャップも魅力の一つだ。



    123 :白朮(乱入)
    2024/07/15(月) 16:50

    🐍🌿青空教室

    先日の昼下がり、七七を連れて璃月港を歩いていた時、雑貨店の前で何やら悩んでいらっしゃる様子の鍾離先生をお見かけしました。普段であれば挨拶をして通り過ぎるところ、凡ゆる分野の知識を持つ彼が悩む姿も珍しいと思い足を止めてみたのです。
    聞けば、胡堂主への誕生日プレゼントについて悩んでいらっしゃるとのこと。「店主が勧める品物はどれも一級品であるものの、堂主の趣味には合わない」……実際に勧められていた品物はいずれも、初老を過ぎた男性に人気の品物ばかりでした。そんな私たちの会話を聞いていた店主はハッとして「胡桃さんへの贈り物でしたか、あの鍾離先生が日頃世話になっている相手へ贈ると仰るものだからてっきり……」と他の品を選び始めまして、鍾離先生は自分の聞き方と世の中の偏見が誤解を生んでいたのだと納得されていました。
    七七が覚えていられることは少ないですが、本能的なものか「胡堂主」「胡桃」という名前に怯えた様子で、それに気が付いた鍾離先生は誕生日とは何か、贈り物をする理由などのお話で七七を落ち着かせてくれました。驚いたのが、鍾離先生が無事に漆塗りのカードケースを購入した後(往生堂宛に領収書を切っていました)、七七は先程野外で採集したばかりのスライムの液体が入った瓶を取り出して「誕生日」と言いながら鍾離先生に手渡したのです。「あとで茶を淹れるときに混ぜておく」と笑う鍾離先生と別れ、不卜盧に戻る最中の七七はどこか誇らしげな顔をしているように見えました。良い行いをした達成感でしょうか。その日の夕方、往生堂から嗚咽が聞こえたなんて噂話もありますが。

    しかし皮肉なことですね、葬儀屋の誕生日パーティはかなり盛大なもののようです。鍾離先生は他にも贈り物の包みと食材が入った袋を抱えていましたから。



    126 :鍾離(乱入)
    2024/07/20(土) 13:14

  • 🐉🔶7/20

     誕生日祝いといえば、誕生日を迎える本人が友人らを招待して食事などを振る舞うのが一般的ではあるが、前回の俺の誕生日は公子殿が祝いの席を用意してくれた。ならば今回は俺が、ということで今日を祝う権利を勝ち取った訳だ。この頁はその記念に貰った。
     しかし今日をどう過ごすかの詳細、或いは一日を過ごした感想を記しておこうとは考えていない。ただ俺が彼を祝いたいと思い、実現したことだけは惚気話の一つとして認めておく。

     ……とはいえ、流石に短すぎるな。日頃俺のことを色々と言いふらす公子殿に仕返しをしておこうか。
     彼は昨夜、「気が向いたらでいいから」と予防線を張りながら日記を書いて欲しいと強請ってきたんだ。自分の誕生日にラブレターを兼ねた記録を残して欲しいと。実に可愛らしいだろう?
     それを聞いた俺は、あぁ可愛らしいなという気持ちが八割、言われなければ今日という特別な日に日記を書かない男だと思われていた無念と言わせてしまった申し訳なさが二割だったのだが……事前に「誕生日に日記を書く」とは伝えていなかったのだから仕方のないことか。不安にさせてすまない。

     この時間に頁を挟むのだと決めていたんだ。今日を過ごす場所に俺の隣を選んでくれたことへの感謝と、改めて祝福を。誕生日はまだ続くぞ。

    🐳🏹日付変わった瞬間にお祝いをしてくれた前提があったからこそ公開で惚気を書いて欲しくなった事実は認めるし先生が日記を書かないような男とは思ってないけど1314に絡めなくたっていいだろおじいちゃんのばか若者ぶったスラング使いやがって好き


    134 :ドリー(乱入)
    2024/08/10(土) 17:52

    🕶️🪙大大大大大感謝祭開催中ですの!

    皆様ごきげんよう!万屋ドリーショップ、すべてを有する万能なる大商人であるこの私が今日はとってもお得な情報を持って参りました。
    丁度今くらいの時期ってどこのお店でもお得な割引をしているでしょう?このチラシをご覧の皆様もきっとお目当てのセールがあるかと存じます。同じ物を買うなら複数店舗を比較してより安く、もしくはオマケが嬉しいお店を選ばれるお買い物上手な方もいらっしゃいますわよね。もし!もしも購入先をまだお悩み中でしたら是非とも私にご相談下さいまし。とびきりお安く……というのはこちらも商売ですから難しいお話なんですけれども、気持ちばかりのオマケに加えて次回いらした際にはドドンとお得な二割引でお買い物していただけるご優待券も差し上げます!しかも名誉会員割引と併用できますの。つまりは最大……ああなんてことでしょう、口にするのも恐ろしい……こんな機会滅多にありませんわ。……名誉会員ではない方もいらっしゃる?でしたら登録方法はチラシの最後に綴じておきます、だってあなた方は私の大切なカモおともだちですもの!

    一流の商人として弱音を吐く姿なんてお見せしたくないけれど、お立ち寄りの皆様はおともだちですから今日は個人的なお話もひとつ。商売の世界はいつだって競争……それも季節ごとのセール時期なんて戦争と言っても過言ではありませんわ。自らの足で仕入れや交渉に朝早くから駆け回って、私の商品を楽しみに待っていて下さるお客様の元へすっ飛んで行く日々。心安らぐひとときはテイワット全土で最も愛らしく、何より大切な愛しい愛しいモラを磨いて眺めて語りかける寝る前の時間ですの。忙しいとそんな時間もちょっぴり減ってしまいますが、毎日必ず感謝と愛情を伝えていますのよ。
    私のような商人やお店を構える人、旅人や衛兵、学者に学生の方……その他にも様々いらっしゃるでしょう。皆様それぞれ苦労があって、誰が一番大変か、誰が最もお気楽かなんて議論をするのは野暮だと私は考えていますの。けれども誰だって心安らぐ時間は必要ですわ。趣味の時間や大切な方とのお喋り、動物や自然に囲まれる……どうか自分なりの癒しの時間を探して下さいまし。駄獣を見るなら私の楽園へ、趣味をお探しなら娯楽グッズも多数ございますから、次にお会いする時はキラキラ輝く可愛いモラをたんまりとお持ち下さることを期待していますわ!

    名誉会員登録方法(メタ含) とっても簡単ですわ、私をご贔屓に……つまりは突破して下さればいいだけなんです。今は充分な資源がない方でしたら知恵の殿堂で情報を確認なさってみてはいかが?最大で何割引になるかご覧になって是非とも名誉会員を目指してくださいまし!私ドリー・サングマハベイの物語についても無料でお読みいただけますのよ。



    138 :タルタリヤ
    2024/08/20(火) 00:02

    🐳🏹鏡よ鏡ここに映らない想いは、

    白2の1165の書記官達の80頁目から拝借してきた心理テストを鍾離先生とやってみたら簡単に忌避出来ない結果が出た。
    生来の俺達は真逆なのに不意に噛み合う箇所が妙に心地よくて、噛み合わない箇所を「なるほど」と認め合える強みがあると思っている。
    それを踏まえて特に味がある後半から抜粋&茶々入れして載せてみようと思う。

    【!】ネタバレ
    ★貴方は大切な人にプレゼントを買うために街へ出かけます 家から街へつくまではどんな道のりですか
    🐳浮き足立つのを押さえながら歩く道は凸凹や泥水も気にならないだろうね、季節や好みを踏まえながらプレゼントを考えて歩く俺にとってはアクシデントもテンポを変える一助に過ぎないよ。
    🐉公子殿や友人といった大切な相手へのプレゼントならやはり璃月内で購入したい。璃月港を見て回るにしても翹英荘の方へ向かうにしても、この土地は俺が拓いてきたもの。少しの高低差や歩きにくさにも愛着は湧いているんだ。過去を振り返りながら楽しい道中になるだろうな。
    ★貴方の青春時代
    🐳合致率500000%? 🐉思わず息を呑んだな。

    ★本棚から取り出した絵本のページを何気なく開いてみると、そこには恐ろしい魔女の姿が…。この魔女はどんな性格で、どんな魔法を使うのでしょう。詳しく説明して下さい
    🐳……言葉の通じない醜い動植物に変えて従わせる傲慢でヒステリーな魔女とか?THE悪役。
    🐉穏やかそうな外見と振る舞いで人々を油断させ、屋敷に招待した人間たちの記憶を奪うんだ。その人間にとって一番大切な記憶であったり、忘れたくてたまらなかった辛い記憶であったり、魔女にとって魅力的な記憶であったり……何を奪われるかはその時次第。
    ★貴方が認めたくない自分自身の性格
    🐳傲慢じゃなきゃ世界征服なんかやれないよ。ヒステリーは…どうだろう?喜怒哀楽には正直だよ。それにしても先生の手口が人外過ぎ。
    🐉本当は大悪党を演じるのが辛いのか?

    ★この人達は、一体どんな理由で閉じ込められているのでしょうか。
    🐳前述。我欲を満たすための取引材料として残す以外の理由がないからね。
    🐉魔女がうっかり記憶を奪い過ぎて帰るべき場所が解らなくなった人間を置いている。
    ★貴方が人に対して敵意を持つ理由
    🐳これも文句無し。俺がやらざる得ない時もあるけど気分は良くないよ。先生が怒る理由も「らしい」ね。
    🐉利用してしまったことに対する「ちくちく言葉」を言われている気がするのだが?

    ★この絵本の最後で、魔女は自分の行いを悔い改めます。さて、どんな出来事がきっかけだったのでしょう。
    🐳繰り返し魔法を使う内精神が腐るばかりの魔女は、村人に魔女の子と疎まれ引き離された我が子を知らず生け捕りにしてしまう。何かを伝えようと泣き叫ぶその子の姿を変えた後、その子から落ちたお守りは昔自分が渡したものだった。魔女は見目に囚われることなく、抱く想いを蔑ろにしてはいけないと学び長い年月を掛けて我が子は勿論他の人間も元の姿に戻してやりました……とか?
    🐉様々な記憶を奪い続け、魔女の中の記憶の許容量を超えて摩耗が始まる。これほど苦しい思いをするくらいなら人々から記憶を奪わなければ良かったと日々後悔に苛まれても今更もう遅い。曖昧になる理性や誰の物かも分からない記憶、やがて自分が人間から記憶を奪っていた、ということすら忘れて罪悪感からの解放と同時にただ、穏やかで孤独な老婆として眠りに就くのだ。これは果たして、悔い改めたと言えるのだろうか?
    ★貴方の支えとなる物
    🐳家族への想い、大切な信念…成程。あんたにも向けてるからね、鍾離先生。枯れて混濁させたまま、独りで眠らせてなんかやらないよ。
    🐉この物語とは異なり解放されず大罪を背負ったままで救いのない結末も見てみたいな。


    140 :八重神子
    2024/08/25(日) 01:06

    🦊⛩️石楠花色

    近頃「将軍と少しばかりまた向き合う時間が増えましたが顔はちらちらと見せに来ますからね」と宣い始めた影は果たして、と思うのじゃが時折意識を戻しては妾が気紛れにあやつの三つ編みと尻尾を絡ませる遊びに勤しむ様を見て笑う余裕がある分には良いじゃろう、と放任しておる。
    いつぞやかのわんぱく、否駄々に比べれば可愛らしいものであろう?

    妾の極上尻尾はあやつにしか見せぬと操建てている訳では無いが、だからといって安売りするものでも無い。
    神子、今日は私が勝ちましたと褒められたがる子犬の類か……然し態々告げさせる習慣付けをさせたのも妾である以上、膝に座らせ撫でてやらねばならん。
    傍らに座り本を読み、頁の隙間で少女の頬をした輪郭へ指を滑らせ、時折呻く武人の横顔に視線を落とす。
    神の心を離して以降、人間の童めいた笑みや振る舞いをすることが増えた。無論其れは誰にでも見せるものでは無いと努努理解しておる。
    じゃから影。「将軍」と遊ぶのは程々にして汝の可愛い可愛い妖狐を構いにくるのじゃぞ?
    ⚡🌸 増えて食われた……とは、一体何なのでしょう、神子。気になってお団子も喉を通りません。
    🦊⛩️おいやめんか失態を意味深に晒すでない

    🦊
    ふむ?深緑色に蛍火、蒼い月も悪くない。相も変わらず凄まじい技術力よな。揺らめくハートマークと五線譜もそやつの機嫌の良さを思わせるようじゃ。
    ⚡🌸今回の装丁も素敵ですね。深い夜が次第に明けていくようで、愛しい時間を過ごしているうちについ朝を迎えてしまった日を思い出します。私自身の話で恐縮ですが、夜が永遠に続いて欲しいと思う反面、神子と迎える朝が好きなのです。尊い気持ちを思い出させて下さり感謝いたします。


    141 :鍾離(乱入)
    2024/08/27(火) 22:25

  • 🐉🔶8/27

     人と会うとき、共に過ごしたいときの声掛けといえば茶や食事、はたまた散歩や観劇に誘うことが殆どだ。実際はそれに伴う会話や穏やかな時間を求めているのだが、建前のつもりもなく自然とそれらの理由付けをするのが自分の中で当たり前になっていた。
     しかし、港を歩いてみれば小さな子供たちはただ、「遊ぼう」と誘い合っている。この純粋な言葉に感銘を受けて、公子殿に「遊びたい」と伝えてみたのはつい先日のこと。何をして遊ぶのか、まで考えは至らない投げやりな誘いにもかかわらず、彼は笑って何をして遊ぶか共に考えてくれたのだ。
     今回の誘いだけではなく、公子殿とは日頃から共にやりたい事や行きたい場所について話をすることがある。そうして積み重ねていく事柄はあまりにも多く、それに次から次へと湧いてくるものだから全て片付くことは無いと思っている。だがそれでいい、それがいい。相談の段階からはじまり、今日はこれを拾い上げよう、今度はこちらをつまんでみよう、と二人で選んで過ごす時間に幸福を感じるのだ。

     彼と過ごす日常の幸福は他にも数多く存在している。少し紹介しよう。互いの好きな物を小出しに伝え合った結果、公子殿は俺が好きそうな物に対してもアンテナを張るようになった。万民堂で新しいメニューが出るらしい、市場でこんなものを見つけた、今度小劇場で面白そうな演目がある。チラシを片手に報告してくれる内容は、互いが興味を持つものもあれば公子殿はあまり興味が無いものも含まれている。それでも俺の反応見たさに情報を集めているのだから愛おしくてならない。一人で鑑賞してきた映影があまりにも良かったと熱弁してくれたり、嬉々として酒のカタログを持ち込みどれが気になるか肩を寄せて話し合ったり、好きな物や興味のある事柄を共有してくれる公子殿はとても可愛らしい。
     共有……といえばまた話は変わるが、何の打合せもなくそれぞれ別に食事を購入して洞天に帰ると、偶然にも似た物や同じ料理を買っていることが最近増えてきた。共に過ごしている内に思考や仕草が似てくるというのはよくある話だが、「今日の食事は何にしよう」という深く考えない部分まで似てくるのは少々むず痒い。また被ったな、と今日の食事を見せると何故かにやけた顔を必死に隠す彼がいて、そんな姿を見て俺もまたにやけてしまった幸福を鮮度がいい内に書きとめてこの頁を締めくくる。


    146 :鍾離(乱入)
    2024/09/04(水) 20:46

  • 🐉🔶一年前の茶飲み友達へ

     可愛らしい恋人が回答して欲しいと呟くのを聞き逃す筈もなく。

    惚気ロングバトン
    🐉あなたの好きな人のお名前は?
    「公子」殿。タルタリヤという名前もよく使っているな。せっかちな彼が教えてくれたため本名も知っているが内緒だ。

    🐉記念日は?
    9/3が記念日になった。

    🐉出会いは?
    公子殿が俺を利用しようとしなければこちらも利用するつもりはなかったのだが。送仙後、再会のきっかけは一晩話を聞かせてほしいと言う彼の元に出向いたことだな。

    🐉告白の場所は?
    二人で出かけた後、俺の洞天で。都合のいい相手で良いだなんて、今考えても無礼極まりない告白の言葉だった。すぐに撤回させたが。

    🐉どんな所に惚れた?
    とにかく面白い男なんだ。「また会いに来てしまうかも」と言いながら翌日すぐ訪ねて来たり、送仙以前のように友達をやりなおそうと握手を求める彼に個人的に購入した茶器の請求書を握らせても赦してくれたり……握手に応じない俺に愛想を尽かさない、本当に面白く寛容な男だ。

    🐉告白はどっちから?
    公子殿から。前述の通り、俺の近くに居られればと選んだ言葉が気に食わなかったため本当にそれで良いのか?と訂正させた。その上で返事を保留にする俺も予防線を張った公子殿も今思えば臆病だ。

    🐉どんな仕種にキュンとする?
    俺の仕事が長引いて彼が寝ている隣へ潜り込むと寝惚けながらも名前を呼んで擦り寄ってくれたり、寝る前にゆったりと過ごしているうちに寝惚けて支離滅裂な言動をするところ。微笑ましい。

    🐉かっこいい/可愛いと思った瞬間は?
    最近は愛らしい印象が強いのだが……手際よくブリヌイを焼く横顔や武器を振り回し魔物を一掃している姿は格好いいな。可愛らしいのは、俺に揶揄われて顔を赤くしながら吠えるところ。

    🐉未来もずっと好きでいる?
    公子殿が椅子から降りたとしても、好きでいるのは俺の自由だろう?

    🐉浮気なんてありえない?
    言語道断だ。

    🐉直してほしいとこは?
    庭の水道の締まりが悪いから見ておいてくれ。

    🐉一番好きな表情は?
    選び難い……が、弟たちや家族の前で見せる等身大の青年の顔はかなり好きだ。

    🐉一緒にいて一番楽しい時は?
    だから一番は選び難いと。最近の話で例を挙げるならソファで肩を寄り添わせたり時には背中合わせで凭れながら、各々が自由に過ごす時間は心地良いな。

    🐉好きな体のパーツは?
    厚い胸板、傷やタコがある手、深い海を魅せてくれる瞳。……本当や髪の毛一本や歯列、足の爪の形まで全て好きだ。

    🐉恋人がいてよかったと思う時はどんな時?
    喜びを分かち合い、時には励まし合えるとき。

    🐉よく喧嘩する?
    したことがないな。お互い、身勝手に怒りや不満をぶつけることがない為喧嘩のきっかけがない。何か不安があれば抱え込まずに見せ合っている。

    🐉初めてのデートは?
    璃月港だ。香膏を選んだ後、鞄を買ってくれるとのことで立ち寄った店にて二択で決めかねている理由を述べたら公子殿がスン…として二つ買ってくれたのが照れ臭くも嬉しかった。

    🐉定番デートは?
    家で少し凝ったものを食べたり風呂にのんびり浸かるのもデートの一つだろうか。

    🐉毎日会いたい?
    無理はしないしさせないが、叶うならば毎日会いたい。

    🐉会えない限界の期間は?
    百年は待つが前述の通り、可能な限り会いたい。

    🐉初めてもらったプレゼントは?
    今日はどう過ごした、という土産話。去年の9月3日に貰ったものだ。

    🐉お揃いグッズある?
    🐉あるとしたら、それは何?
    公子殿が答えているもの以外なら枕や寝衣の浴衣など。

    🐉一緒に行きたいとこは?
    ナタのグルメ堪能と温泉旅館はぜひしたいな。

    >>147


    160 :七七(乱入)
    2024/10/17(木) 22:15

    🧊🥥

    えっと。何の話をしに来たんだっけ。
    メモ、読む。

    ヨォーヨと遊ぶのが好き。ヨォーヨの手が好き。
    七七にさわるとき、水で手を洗って、つめたくしてくれる。
    ヨォーヨは、七七が安心できるように、話してくれる。
    七七、忘れるから、メモを取る。
    ヨォーヨは、七七がメモをなくしても、メモを見ることを忘れても、やさしい。
    たまに、覚えてることがあると、びっくりの顔になる。それから、嬉しそう。かわいい。
    ヨォーヨには、たくさんありがとうと、ごめんねがあるよ。
    もしもヨォーヨが病気になったら、白先生に薬を作ってもらう。それから、七七が氷枕を作る。
    でも、元気なのがいちばん。

    あ……ヨォーヨっていうのは、えっと。
    ……七七の、大好きな子?
    いつか、ココナッツヒツジを見つけたら、一番はじめに教えてあげたいのは、ヨォーヨ。

    体操したら、ヨォーヨのところ行かなくちゃ。



    165 :ニィロウ
    2024/11/05(火) 13:05

    🪷💃🏻恋と乞いとお茶、二人前

    なんだかアルハイゼンさんが急に恋しくて。会いたいなぁって思ったけれど、今は顔を見に行けないタイミングだからここに残していくね。
    アルハイゼンさん、アルハイゼンさん。だぁいすき。だよ?また膝に乗せて欲しいなぁ。
    🪷
    わ、わぁ……!?ひとつだけ上げておくつもりだったのに…!
    こうなったら >>2 からアルハイゼンさんの乱入履歴をみてもらって魅力を感じてもらうしかないよね…!(?)

    🪷
    アルハイゼンさんのお膝に乗らせてもらうのがなんで好きなんだろうって考えても、あんまり正確な答えに行き着かないのが最近の悩み。
    一番答えに近いのはあなたのパーソナルスペースを許してもらえるのが嬉しいから、だと思うけど……もっと単純な好きもあるとも思う。
    必ずしもその上で構ってもらう必要はなくって、両手と目は本に向けていて構わないの。自由なあなたが好き、自由なあなたが私に自然と向けてくれる愛情が宝物。そうなり続けるように頑張っていたい……そんな向上心が自然と刺激されるから?どうなのかな。
    アルハイゼンさんなら何か、仮説を立てられる?

    🌱
    前提として、人間がとる行動には全て理由が存在しているが、本人がそれを自覚していないこともある。というのが俺の考えだ。この理由は違う、この考えは一理ある……と、その調子で考え続けていればいつかは結論に辿り着ける可能性も高いだろう。しかしながらこの件に於いて、俺は理由を追究したいと考えてはいないよ。むしろ、わからないままの方が好ましいとまで思う。
    理由は分からないが俺の膝に座ってしまった、と恥じらう君の笑顔を失うのは惜しい。深く考えないことの面白さはここでしか得られない物だ。


    166 :鍾離(乱入)
    2024/11/11(月) 00:22

  • 🐉🔶11/11

     今から一年と少し前、公子殿からこの日記帳の存在を明かされ、俺も自由に頁を挟んでいいと許可を貰った。好きな時に、自由に書き込める場所。それは今も変わらないのだが、変わった事と言えば公子殿が俺に日記を書いて欲しいと「おねだり」をするようになったことだ。(誕生日もそうだったな >>126 )
     彼のおねだりは可愛らしく、自分に強い感情を向ける者の要望はできる限り叶えてやりたいと思うのが元神の性なのかもしれない。とはいえ、自分の中に秘めておきたい彼の魅力や日々の幸福も多くある為に何から記そうかと悩んだ結果、俺が今日頁を挟むに至った理由を惚気の一つとして冒頭に語ることにした。

     __して欲しい、といったことを俺に伝える時、彼は屡々それを「わがまま」だと自身で表現する。彼が「わがまま」に対してどのようなイメージを抱いているか定かではないが、俺はそれらを総じて可愛らしいものだと認識しているゆえに、公子殿のわがままを見聞きするのが好きだ。甘えてくれるのが嬉しいというのは勿論、それを叶えた時の公子殿の表情は門外不出の宝物になる。はにかんでみたり、無邪気に喜んでみたり、照れ臭そうに視線が泳いだり、前々から表情が豊かな男だとは思っていたが、去年の今頃と比較してみると更に表情が増えたように思う。笑顔に分類される表情の中だけでも、両の手では収まらない程の違いがあるのだ。彼の家族や旅人、友人たちもきっと知らない、俺だけが知っている顔がいくつあるのか想像するだけで満たされた心地になるのが独占欲なのだろう。
     恋人にいい顔を見せたいと格好つける姿、ためらいがちに渡される「わがまま」、らしくないと自嘲しながら晒してくれる弱さ、俺から見れば赤子同然の彼が渡してくれる深い愛情、心像までをもつかって抱き締めようとする包容力、……その他、語ればきりがないのだが、公子殿のこの多面性を俺は魅力と呼んでいる。表情が増える度、言葉を交わす度、共に過ごす時間を積み重ねる度、魅力も増していくばかりの彼を巣穴に匿うのは、あと百年ほどの辛抱だ。

     今のところは一先ず、彼の帰る場所が俺の隣である日々を守り続けよう。

    🐳
    同意の元ではあるけど公に龍の巣穴に匿われることを書かれると「うわっ人外だ」って抵抗したくなるね。


    95 :ニィロウ
    2024/05/13(月) 21:42

    🪷💃🏻山盛りのラブレター、ひとりからふたりへ

    まだ旅行中ではあるんだけど、どうしても書きたくて。
    一つはディシアがまた新しい結晶を見つけてきたから装丁を少し変えてもらったこと。きらきらで、王女様の役のネックレスで付けたことがあるような綺麗な模様が嬉しくて、前の日記を書き直しながら宝物を自分だけの宝箱に収めた子どもみたいな気分になっちゃった。
    もう一つは記念日とかじゃないのにアルハイゼンさんから書き溜めていた、見せるつもりじゃなかった「私の好きなところ」を箇条書きにしていっぱい私にくれたこと。

    私ができる事は少なくて、正直アルハイゼンさんやディシアとは無関係な場所で凹む事が多かったんだけど……私って単純なのかな、それだけで少しだけ気が晴れたんだ。
    あなたの道を少しだけ曲げて、その先の心に花を咲かせてあげられたのが私なら、アルハイゼンさんは私に傘を差し出してくれた人なんだね。
    一つ一つ、お友達だった頃から今の今まで沢山積んでくれたラブレター。些細な変化を愛してくれて小さな差異を楽しんで、二人で笑うための時間を心地よく二人で作ろうと思える人。
    大切な宝物と言ってくれるあなた。今と今までが明日を過ごす活力になると言ってくれるあなた。
    ……どうしてあなたじゃなきゃ駄目なんだろうって重たい言葉だけど、正直な気持ちがこれだから。

    アルハイゼンさん、大好き。私にあなたを愛させてくれてありがとう。旅行、もう少しだけたのしもうね。


    100 :ニィロウ
    2024/05/27(月) 22:35

    🪷💃🏻ひゃく、ふたり、これからも。

    ・再会したあの夜のやり取りが”あの時のアルハイゼンさんのまま”で嬉しかったから次の日直ぐに逢いに来ちゃった
    ・真っ直ぐだけど棘を刺すつもりはない言葉、ちょっとした”ぼけ”があの時のままで嬉しかったよ
    ・返事にゆとりを持ちたかったのはそれだけあなたの言葉に惹かれたから、不幸な事故でも心配したのはそれが理由だよ
    ・「臆病な文弱を許してくれ」と恋に前向きになってくれた姿が嬉しくて、もっと好きになって欲しくて頑張ったんだ
    ・お互いの遠出で纏めて渡したミニ日記はまたいつかやるね
    ・両片思いのもどかしい期間を経験させてもらったのはあなたが初めてで楽しかった、大切な思い出のひとつ。
    ・小さなことでも真摯に見つめて答えてくれるあなたがすーぱーだーりん!
    ・勇気のいるあのバターサンド、実は数ヵ月後にまた買っちゃったんだ。味が変わったらリマインドするね
    ・黄色い便箋は日々の穏やかさと初心の現れ、サクサク話したい時の部屋は愛情のキャッチボール、じっくり話す部屋は思い出を特別に仕舞う時の秘密のお部屋
    ・日記を書きたくなるのはアルハイゼンさんが居ない時にもあなたを想う理由の一つとして最適だと思ったから
    ・だからアルハイゼンさんが挟みに来てくれると「えへへ」って暫く日記を抱えてしまうんだ
    ・二頭の小さな家族と、あなたと私。擬似家族だとしてもあなたに温かさを与えられる今がいい
    ・心身のバランスを大切にしてくれて、万全じゃないのを認めてくれて。寄り添いあいを大事にさせてくれるあなたは特別で貴重なひと。
    ・アルハイゼンさんとお付き合いしている今も、今までの思い出も、これから増やす日々も私の宝物だよ。
    ・歴史が未来で意味を持つなら、今紡いでくれる幸福の理由を何度だって紐解いて何回だってリボンをかけて綺麗だなって二人で笑っていたいね
    ・アルハイゼンさんが私の恋人で本当に良かった。アルハイゼンさんは私の誇りで、一番笑っていて欲しい人。
    ・私の未来の旦那さま。誰よりも愛してるよ

    突然渡されたあの日のラブレターに返事を書いたよ。百枚綴りあった私たちの暖かい日にまた一つ節目が来る時、私たちにはどんな日々が待っているのかな。
    明日からもよろしくね。だぁいすき、だよ。生地だけお揃いのシミラールックもとっても楽しみ!


    147 :鍾離(乱入)
    2024/09/04(水) 20:46

    🐉🔶今日も隣へ帰って来てくれた恋人へ

    🐉恋人に求める体型は?
    今の体型を好んでいるが、生命の維持が出来る体型ならば特にこだわりはない。

    🐉恋人に求める容姿は?
    璃月の服を着てくれる姿も愛おしい、デートに出かける時は小物で少し変化をつける拘りも好きだぞ。

    🐉恋人に求める性格は?
    そのままでいてくれ。

    🐉恋人は色白or色黒?
    雪国育ちらしい色白肌だ。

    🐉恋人は静か派?元気派?
    基本的には若々しく元気いっぱいだ、よく笑いよく吠える。

    🐉恋人はS?M?
    俺が虐めたがるから被虐心を煽られる一面もあれば意地の悪い一面もある。俺に向けてくれる欲望はどちらであれ嬉しく思う。

    🐉恋人は浮気しそう?
    魔が差しかけても罪悪感に押し潰されて無理じゃないか?しないな。

    🐉恋人はえろい?
    沈黙が答えだ。

    🐉恋人が優しいと思う時は?
    最初や最後の一口を俺に与えてくれたり、言葉に閊えても待ってくれる時。

    🐉恋人は寂しがりやさん?
    本人はあまり認めたくなさそうだが俺以上に相当の寂しがりだとここで報告させてもらう。

    🐉恋人に化粧はしてほしい?
    俺と揃いの化粧をたまに施してやる程度でいい。恵まれた目鼻立ちのどこにも足し算や引き算をする必要がない。

    🐉香水はつけてほしい?
    俺を煽るためだったり安心させるために香りものをつける公子殿は愛おしく思っている。

    🐉恋人はスポーツ得意?
    🐉一緒にスポーツしたい?
    運動神経は良いな、海灯祭での動きは中々な物だった。次にスポーツをするなら……そうだ、彼の得意分野であろうウィンタースポーツを教えてほしい。密着して過ごす口実だ。

    🐉恋人の自慢できることは?
    努力家なところか。戦士として武器の扱いや戦闘能力の向上に対する努力だけではなく、本来は好まない銀行員としての事務作業といった職務に於けることに始まり、日常では箸の練習や土産に渡した包丁さばき、俺好みの料理をこっそり練習したり等……常に何かしらの努力をしている。

    >>148


    148 :鍾離(乱入)
    2024/09/04(水) 20:46

    🐉🔶百年後の伴侶へ

    🐉恋人の特技知ってる?
    俺を幸せにすること。

    🐉恋人の好きな食べ物は?
    肉やチーズ、辛いもの、……海鮮もだな。野菜も好きで、特に肉の乗ったサラダを好んでいる印象がある。

    🐉恋人の嫌いな食べ物は?
    緑茶は飲めるのに抹茶系の甘味を与えると難しい顔になるんだ。意外にも嫌っている野菜もあったり、調理法によっては好まない物も少々。

    🐉恋人の好きな色は?
    ここは傲慢に黄金と回答しておこう。

    🐉恋人の好きな音楽は?
    昔、遊んでいた時に聴いた曲はきっと思い入れも深いだろう。璃月の民謡も気に入ってくれている。

    🐉恋人の好きな芸能人は?
    雲殿の芝居、共に観に行こう。

    🐉恋人の好きなキャラは?
    ナタの竜を可愛がっているようだが……ここにも龍がいるぞ。

    🐉恋人の友達3人知ってる?
    稲妻で知り合ったという彼らや……公子殿は社交性が高い、友人は多くいるだろう。

    🐉恋人に今1番してあげたいことは?
    並んで歯を磨く習慣はあるのだが、公子殿の歯を磨いてみたい。

    🐉恋人を離さない自信は?
    公子殿が道に迷おうと俺は変わらずここにいる、契約は違えない。

    🐉結婚したい?
    前述の契約とは彼が“人生”の終わりを迎えた後伴侶として添い続けること、人間の契約に言い換えるなら婚約済みだ。

    🐉結婚したら子供何人?
    大罪を犯すのだから、これ以上罪を重ねるつもりはない。

    🐉結婚してもこれだけはお願い!!ってことある?
    支払いについては──

    🐉手繋ぐ?
    🐉抱きしめられる?
    🐉ちゅうする?
    🐉それ以上は?
    手を繋ぐことや抱擁や口付けが他の行為以下という考え方は好まないのだが、同じ空間で過ごす時は体の一部は触れていたいと思う。

    🐉一緒にいるとロマンチック?
    平和で健全なことが多いが、美しい景色を共に眺めたりとロマンを感じることは時々ある。

    🐉相手の食べかけは食べられる?
    🐉相手の飲みかけは飲める?
    大皿から取り分けて食べることも多いぞ。

    🐉おそろいで欲しいものある?
    ……尻尾?

    🐉愛するのと愛されるのどっちが良い?
    かつて民から向けられていた信仰とは異なる愛情を注がれることにすっかり夢中だ。愛する方はといえば、意識せずとも愛情がだだ漏れで注ぐことをやめられない。

    🐉恋人に言われて一番うれしかったことは?
    「俺の黄金」だろうか。都合のいい相手に……なんて言っていた彼がはっきり「俺の」と言ってくれたのが嬉しい。

    🐉最後に恋人に愛を叫んで!!
    貴殿は本当にサプライズ好きだな。油断禁物と日頃から言われていても、水面下でこの贈り物を用意しているとは全く気が付かなかった。公子殿、俺は貴殿のことを幸せにしたいとは思っていないんだ。あくまで我儘に公子殿と寄り添っていたくて、そうして自ずと湧いてくる幸福をこの先も二人で分かち合いたい。

    🐉このバトンを渡したい人
    回答したい者がいれば自由に持ち帰ってくれ。日記に載せずとも、回答を考えるだけで大切な相手に頭の中を埋め尽くされる尊い時間を過ごせるだろう。