スレ一覧
┗1065.ラストノートがわからない(16-20/186)
▼|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
20 :
ニィロウ
2023/11/18(土) 20:08
🪷💃🏻想いとパターン、ふたり
今日は昼公演しかやらなかったからアルハイゼンさんの公務の隙間に会える時間がとても多くて色んな話をしている途中、ちょっと進んだお強請りをしてみたんだ。
流石に難しいだろうなってお強請りだったけどもしかしたら、の気持ちで聞いてみたら少しやり方を変えた形で叶えてもらえることになったの。
……アルハイゼンさんの好きなところのひとつ。全部を通しきる前に一つ一つ縫い目を確かめるように辿った答えを整頓して、私の気持ちを考えながらより良い形に纏めてくれる。
普段から俺は筆が早い方では無い、ってよく言うけれどそうなる理由は私のことを誠実に見てくれるから。
せっかちになってしまいがちな私の想いをなんでそんなに分かってくれるの?とも思うけど…自惚れ半分でちゃんと理由は分かっているんだ。
大切だから一歩引いて、代替案とか二人の意見を一旦出してから考え合える時間を必ず作ってくれるあなたを今日も尊敬してるよ。きっと誰にでも出来る事じゃないよね。
あなたからの愛情表現に甘えるつもりは勿論無くてあれこれ渡したくなっちゃう、今湧いたばかりの好きの気持ちを躊躇えない…新しい靴を履いた時みたいに駆け出したい、スキップしたい浮かれた気持ちに靴擦れテープをつけてから一緒に浮かれて歩いてくれるあなたの気遣いが本当に大好き。想う気持ちを止めないでくれ、も嬉しくて。
愛おしい、をくれていつもありがとう。緩い言葉遣いでくれる種類の違う真っ直ぐな想いも私のお気に入り。今日の夜空に幾つ流れ星が浮かんでくれるか分からないけど、二人の小さな思い出になれたらいいな。
代替案が届いたらちょっと良いお茶の時間になるのも楽しみ…だけど、何より明日明後日はお泊まりデート!いつも一緒に寝て過ごすアルハイゼンさんと敢えて待ち合わせで合流したい理由も凄くきゅんとしちゃったから、明明後日以降沢山惚気けちゃうかも。
…アルハイゼンさんが纏めて書いて偶に乱入してくれる日記( >>2 に纏めてあるよ)にもいつかデートの事を書きたくなるくらい良い日にするんだ!頑張る!
>>🪷
本棚に入れてくれたとあるあなた、ありがとう!実はこっそり見させてもらっていたんだ。好きな所の羅列、楽しそうで私もやりたくなっちゃった…。
[
削除][
編集]
19 :
ニィロウ
2023/11/15(水) 21:38
🪷💃🏻食パン卵ベーコン、にまい
食パンは焼く前に霧吹きを裏表にかけてから焼くと外側さくさく内側もちもち。
靴の汚れは丸洗いじゃなくて洗剤をつけたタオルで優しく拭く。
茶渋はお塩を使って子猫の顎下を撫でるように磨く。
勉強がどうしても苦手だった私にお父さんとお母さんから代わりに教わったのは、普通にのびのび生きていく為の工夫。
家族によって色んな形はあって当たり前だからあくまで私の場合、なんだけどアルハイゼンさんはそういうのに余り頓着しないか(でもお掃除とかは当たり前みたいに手伝ってくれる)単純に時間があんまり無かったのかな……とにかく、私がやるちょっとした家事を背中からくっつきながら新しく手に入れた本を読む時くらい真剣に見に来てくれる。
手際が良いとか見ていて興味深いとか、どれにしても真剣に。所帯染みてる気がして今更ちょっとだけ恥ずかしくもあるけど、そんな所も最近は嬉しいんだ。
私が日々ちょっとしたミスをしてしまう度に何でもない顔で組み替えて言葉を解して、そうして出来た私の拙い「好き」を愛おしそうに、私には難しい論点の繋がりを見つけた時以上に瞳を柔らかく煌めかせた後、私の顬に屈んでくれたアルハイゼンさんのほっぺがくっつく。
単純な頭の良さだけじゃ辿り着かない優しさとかアルハイゼンさんからの温かい好きがあるって、受け取る度に目が蕩けちゃいそうになるんだ。
だから私も持っている限りの、出来る限りのちょっとひと工夫を捏ねて丸めて…あなたの生活に寄り添って日々の癒しに組み込んで貰えたらと思ったのは、一体いつからなんだろう。
一日のお喋りじゃ足りなくて教令院の近くまで歩いてみた時?落ち着いた場所でアルハイゼンさんとゆっくりご飯を食べたくなった時?片手剣の扱いの相談をした時?それとも、…今にして思えば初デートの後に告白をしてしまった時?
うぅん、どれにしてもスメールシティの方まで来ていない時のアルハイゼンさんが知りたくなってた気持ちは全部にあったみたい。
知りたくて考えたくて、浮かんできたものをそのままあなたに渡したい。他の人にあげられるものじゃなくて、剥き出しの気持ちを大切に抱き締めてくれるあなただから渡せる、私の素直な一口。
だから私も家の中のアルハイゼンさんが隼を通り越してふっくら可愛い小鳥みたいになる内緒の瞬間がとーっても、とーっても大好きなんだ。
隼は帰巣本能が強いって聞いたことがあるけど、必ず名前を最初に呼んでから抱き寄せてくれるのも当てはまる…のかな?私の前でだけ甘えてきてくれる大きな体をもっと抱きしめてあげられたらいいのに。
いつも頑張ってるアルハイゼンさんの横顔に対してカタブツとか融通がきかないって噂を聞く度にそれだけ今日も頑張ってるんだな、じゃあ私がきっと癒していい番なんだって大さじ一杯のワガママを叶えてくれるあなたが大好き。
今日も寒空の下頑張ってきたアルハイゼンさんをどんな風にお迎え出来るんだろう。アルハイゼンさん、デカフェのコーヒーの風味とか好きかな…?
[
削除][
編集]
18 :
八重神子
2023/11/13(月) 20:46
🦊⛩️秘する愛でる
週末妾の為だけに休暇を珍しく取得した影がそれはもう、大層可愛らしかった話。
あぁだが影よ、(妾比)童が見ても問題の無い範囲のみをざっくりと書くゆえ無駄に身構えてしまわぬようにな?そこも愛いのじゃが。
>>
妾は愉快な事が好きじゃ。鞠一つから長野原の花火百発迄一つ一つ検分し「つまらない」かを見極める。
消費者としての責務であり編集者の趣味でもある。紙一重だが疎かにしては好奇心を探る指が鈍ってしまおう?故に妾は友人、眷属──嗚呼今は恋人か。兎角、妾の指はここ数ヶ月影に向いていてな。
籠るのが癖であるのなら妾が乗り込むのみ。あやつも呼びたがるからこそではあるが、その癖なぞると言葉に詰まる。
薙刀を奮う一騎当千の腕を改めて見る。なんと細いことか。新たな形の永遠を求め歩む眼差しの意思が、妾の少し下で頼りなく蕩け、我が将軍様はそも女であったと思い出す。次の為の中断を中止と違え行かないで、と縋る呼吸の荒さが思考を焦がすとも知らずにな。
私ばかりではなく、と不意に隙を縫い詰める作った余裕に食らいつく負けず嫌いがこうも愛くるしいとはな。興を知ったからには戻れまいよ。その上で堕としている?はて……。
獣に堕ちたのは果たしてどちらか。落としたのは誰か。言うまでもなかろう。そう、その問は空欄が適切なのじゃ。影自身も答えを出さぬ余韻を楽しんでいる節があるのならば、妾はできる眷属として授け、お零れを食べ切るのみよ。
……ふふ。瀬戸際で単語すら話せなくなった悦の果ての姿を思い返すだけで、暫くは特定ジャンルの没の基準が上がってしまいかねん。
影。妾の添うべき愛おしい雷鳴、恋しい唯一の不変。どうか引き続き妾の眠りの中で轟かせ続けてくれぬか。隙間風の冷たさよりも稲光の鋭さが今の妾には何よりも適していると知らしめ続ける形こそ、愛情と呼べるのやもしれんぞ?
以下、本日の影語彙の付録。
「神子、今日はもう離れてはなりません。炉に火を入れるときも、お茶を淹れるときもついて行きます」
「言葉は返せないけれど聞こえるタイミングでぎゅむを浴びて元気にやり切ってきたんですよ」
「本当に寒くてずっと震えています。毎日鍋は駄目なのでしょうか…。」
十一月十五日付け語録。
「急ぎでは無い用向きなのでこうして恋人を招いてサボっているのです」
十一月十五日付けメモ:影はぎゅっぎゅっぎゅっと妾に抱きつく
こやつさては仔犬か???絶対尾が生えていたな影よ???
甘味、ご馳走様でした。
汝の燃料にはちょうど良い大きさであっただろう?夜間もゆめ励んでくるがいい。
[
削除][
編集]
17 :
タルタリヤ
2023/11/10(金) 13:55
🐋🏹明星の在処
魔神任務四章五幕バレ/遠く近い、嘘のような幕間
鍾離先生と仲を繋ぎ直して以降、一度だけ酷く体調を崩したことがある。璃月の季節の変わり目に慣れなくて様々な疲労が起因して、珍しく全身の気だるさと頭痛に苛まれた日だった。
その時は本当に偶然なんだけど鍾離先生自身も凡人の身体に不具合が起きていて、不覚にも二人して寝込む羽目になっていた。あの時はまだ普通の茶飲み仲間だっけか。
体調不良を黙っていて無理して話した所でブツっと切れるくらいなら申し訳ないけど心配されていた方がマシ。少なくとも俺はそういうタイプ。感情の駆け引きで後から気まずくなるくらいなら殴り合いで解決した方が絶対に良い、と真顔で言う先生も多分同じ。
今にして思えば語彙が溶けるなり舌を噛むなりしてでも正直に重なり合う感情が心地好くて仲を深めようとした可能性がある。
茶飲み仲間だった頃の愛らしい呼ばわりは流石に戸惑ったけどあれも鍾離先生なりの親愛表現なんだろう。
故に俺はあの人の責務から放たれたゆとりを縫ってしまったんじゃないか、と以前考えたことがある。恋だと認めてしまっても俺はどう足掻いても先生の孤独を最期まで埋められない、世界征服を果たした後でも終わりはある。響き続ける俺の名を聞くことは残酷に思えたからだ。
都合のいい関係に収まるのが利口な俺、として出来るやり方だと当時は考えた。そうしたら鍾離先生も立場は違えど同じだ、限りある時間を俺に使って欲しくなかった───なんて言葉の割には幸せそうに笑って枕に頭を押し付けて。後は昨日乱入してもらった真意の通り。
あぁ、やっぱりこの生き物の我欲は俺のものだし俺の我欲の果てはこの生き物にある。誰にもやるものか。
そう思って水底の汚泥のように固まった意識から目を覚ます。節々から指先まで釘に打たれたみたいに痛いし頭は”ヤツ”の鳴き声でガンガンする。一つ呼吸をする度に宙の塵が肺に張り付くようで気持ちが悪い。身体に周る血は本当に潮では無く俺の血なのだろうか、生と死の狭間に何度も叩き落とされた最高の昂りの代価はあまりに大きくて。痛覚こそ俺が得た副賞ではあるものの、それはそれとして不快感はある。
但し俺の魂に掛けられた差し押さえのような札だけは汚れずに掛かったままだった。永い時を願ってしまった鍾離先生への、俺の今生一番の甘やかし。……早く身体を治して戦場に駆け出すより前に、先生に酷い化け物を見た笑い話に変えて伝えたい。
あんたが札を掛けた男は真昼にも輝く星であり、独酌の肴にしてしまいたくなる寂しさで輝く星では無い男なのだと飛び込みたくなった。
何時か経験した冬国で夜、東を睨み少し笑った日の話。
…それにしても師匠。俺をゴミみたいに投げなくてもいいだろう。いや俺は確かに強いし頑丈なんだけど。
[
削除][
編集]
16 :
鍾離(乱入)
2023/11/09(木) 18:52
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
🐉🔶10/29-11/09
往生堂に勤める俺の仕事は主に璃月の未来を担う若者たちへ守るべき伝統を託す講義、堂主に任される細々とした作業や買い出し、そして仙人を送ることだ。
璃月には人々が知る以上に多くの仙人が住んでいて、その存在を広く知られないまま永き眠りに就く者も少なくない。伝統的な送仙儀式だけではなく、静かに暮らしてきた仙人たちが亡くなったときは彼らの尊厳を守るため静かに送り出している。帰り道は決まって星が遠くに見えて少し寂しく、酒を手に夜明けまで偲んでいたのは以前までの話。この頃は毎晩どちらかの洞天で恋人と共に眠るのが習慣となって、基本的に帰りが遅い俺を迎えるのは空の洞天ではない。愛しい恋人が待っている「家」だ。
凡人として生きることを選び、烏滸がましくも使命と呼びたい責務を果たすべく日々往生堂に通っているのだが、堂主も鬼ではない。余程葬儀が立て込んでいなければ私用で休暇をとることも可能だ。「公子」にそれを伝えたら遠慮がちに俺の時間が欲しいと言ってくれた。きっと勇気を振り絞ってくれたのだろう、あまりにもいじらしく愛おしさが溢れてしまったものだから、俺は二つ返事で了承した。
山の方へ出かけて花や鳥を愛で、璃月港の店を見て回り、講談や芝居を楽しみ、時には旅人に付き添って魔物の討伐や秘境巡りに力を貸す。以前はそうしてゆとりある時間を過ごすのが好きだった。今の俺は一分一秒を惜しみ、少しでも多くの時間を……一つでも多くの表情を彼から受け取り、同じ数だけ渡したいと願っている。
休日が近付いてくると浮かれてしまうのは、凡人として正しい感情なのだろう。そして同じくらい彼も浮かれていて欲しいと希うのは、紛うことなき恋心だ。
[
削除][
編集]
▲|
前|
次|
1-|
新|
検|
書
[
戻る][
設定][
Admin]