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┗91.マリルイ学園CGR(982-1000/1000)
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982 :げらっち
2020/10/28(水) 02:36:04
ここは、天国?
いや、違う。
ここは、世界。
私と、みんなの、生きる世界…!
「ルルーーー!!」
「ハッ!」
りんご「何やってんだ心配させんなー‼」
タレ「ていうかうちらを置いて最終決戦すんなー!」
潤「絶対に忘れさせないからねー!」
キー「私たちと、一緒に戦ったこと!!」
雪華「そして、いつまでも戦い続けるのです。一緒ならば、敵など居ないのですから。」
「みんな!!!」
感無量だった。
何度忘れても、思い出してくれる仲間が居る。
ルルはぼろぼろと涙をこぼしていた。
雪華「何泣いてるんですか!! こういう時は、笑うんですよ(笑)」
「うん…!」
ルルはにっこり笑った。
「それじゃあ、みんな!」
ルルは赤色のスマホを取り出した。
「コミュニティアプリ起動!!」
「炎の勇者!ガールズレッド!」
「電気の使者!ガールズイエロー!」
「草の猛者!ガールズグリーン!」
「水の覇者!ガールズブルー!」
「風の賢者!ガールズピンク!」
「雪と大地の長者!ガールズホワイト!」
「コミュニティガールズレンジャー!!!!!!」
クロボーシ「すげー、ちょっと感動しちゃったぞ。」
迅「何じゃこりゃぁァァ!まるで、6人の女神が降臨したかのようだ……!!」
ハローデス「厨二病ですね。」
迅「あんたにだけは言われたくない。」
「なんだよなんだよなんだよどいつもこいつもあいつもそいつも使えない!!底辺の!!ゴミクズばかり揃いやがって!!!!!」
空を覆うほど大きな脳みそ、リッチヅノーの本体が姿を現した。
「し ね」
脳髄は業火を纏い、ルル達めがけて特攻攻撃を仕掛けた。
キー「あんなのが着弾したら、地球はふっとんじゃいますね( •̀ω•́ )✧」
ルルは余裕の表情で言った。
「最後はあの作戦でいきましょう(⌒‐⌒)」
りんご「うわー、きみ案外ワルだねーww」
ルル「行きますよ!」
タレ「おけ!リーフブロック!」
巨大な葉っぱが現れ、脳髄は勢い余って衝突し落下してきた。
潤「ウォーターキャッチ!」
空中に水の塊のようなものが現れ、脳髄はそこに墜落した。地獄の業火は鎮火された。
キー「さあお返しですっ!ウィンドレシーブ!」
りんご「びりびりトース!」
キーの起こした風により脳髄は再び空中に投げ出され、りんごの出した電気でさらに高くまで打ち上げられた。そしてルルの元へと落下する。
「喰らえ、ファイヤースマッシュですううううううううう!!」
渾身の一撃。
怒り、恨み、絶望、希望、悲しみ、哀愁、快楽、喜び、全ての感情を込めたルルの一撃を受け、脳髄は醜く歪んだ。
そして吹き飛ばされた。
どこまでも、どこまでも、飛んでいく……
雪華「逃がしはしません。」
ゲラッチ「立てるか?琴美。」
koto「うん。お兄ちゃんの攻撃強烈だったけど。まだあいつを倒すことくらいなら…!」
迅「やるとキャァァ、やってやりますよ!」
クロボーシ「いいぜ!ちょうど俺もあの傍若無人で厚顔無恥な存在をフライにしてやろうと思っていたところだ!」
「じゃあ、最後はみんなで!✨」
「コミュニティエレメントレーザー!!!!!!!!!!」
全員の力を、気持ちを、キズナを1つにした、光線が放たれた。
リッチヅノーは空の彼方で爆散した。
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983 :げらっち
2020/10/28(水) 03:06:16
ここは、あの世?
いや、違う。
ここは、無。
時間も、空間も、何もない、無…
そこに居たのは “リッチヅノーだった何か”
不死の魂、自分1人だけの世界を手に入れた代償が、これ。
ここは何もない、ただ1人の空間。死ぬことも許されず。
考えること。体をも失った彼に出来るのは唯それだけ。
一体ぼくは何がしたかったのか?どうすればよかったのか?
考えても、考えても、考えてもわからないので、彼は、
考えるのをやめた。
「卒業生代表、猫野瑠々!」
「はい!!」
校長先生に呼ばれて、壇上に上がる。
待ち侘びたこの日。
ルルは持ち前の早口で話し始めた。
「私は猫野瑠々、友達からはルルちゃんって言われてます。今日、この日、真理類学園を卒業します!でも、」
ルルは急に黙ってしまった。式場の先生や生徒たちはざわついた。
「……だから何だって話です。私たちの世界はずっと続いていきますから。成長しても、大人になっても、消えない絆は存在します。忘れたと思っても、ふと思い出す。だからそれを忘れないで。お別れじゃないんです。それじゃ、そろそろ時間だから…」
ルルは突然、壇上から飛び降りた。
「あっ、猫野!」
ルルは踵も返さずに走って学校から出て行った。
「ルルちゃん、3分遅刻ですよ。まあ何とかギリセーフですが(笑)」
「ごめんなさい!校長先生のお話がことのほか長くて…あ、でもスピーチは上手くいきましたよ!全部おけですぅ!」
「それにしても…本当にいいんですか?あの子たちにお別れを言わなくて。」
「はい。言うと寂しくなっちゃいますから。それに永遠の別れでは無いですし…」
「ですね(笑)」
「はい✨」
雪華とルルは、にっこり顔を見合わせると、タラップを駆け上がり飛行機に乗って行った。
おしまい🌟
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984 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/10/28(水) 08:37:58
お~ついに完結お疲れ様でしたあ!感動しましたよ、みんなでコミュニティエレメントレーザー!キノボーは相変わらずのノリでよかった!最後に「ただいまでずぅ~」も見れたし
ルルは最後飛行機でどこにいったんでしょう?
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985 :迅
2020/10/28(水) 11:00:44
ジョジョネタ持って来たな、取り敢えず完結おめっす
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986 :バチュル雪松
2020/10/28(水) 14:32:44
おや、ちゃっかりおでん屋と喫茶エムール
を出してくれるたぁ嬉しいじゃねーかよバロー畜生!!(笑)
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987 :げらっち
2020/10/28(水) 15:08:32
黒帽子にフラグ云々と最初からケチを付けられていたCGRだが、最初からこてこてにするのではなく、段々と前半のネタを回収していくスタイルを取っていたのだ。
また、絆をキーワードにすることで戦隊特有の『多対一の卑怯さ』を薄めている点、いわゆる美少女戦士を目指すのではなくCGRのルックスを中くらいに設定してオタク戦隊にしたという点も特筆しておきたい。
第17話の最後が全員集合だったのに対し最終話でルルが皆の前から去っていくのは、つまりルルがマリルイ部から去って行ったということなのである。
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988 :バチュル雪松
2020/10/28(水) 16:06:58
次の話どうすっかな?
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989 :すき焼きのタレ
2020/10/28(水) 16:16:55
いやぁいいはなしだ!!!!
>>987切ないwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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990 :げらっち
2020/10/28(水) 16:19:53
タレも読んでくれたか!
なおゲラッチというのは影原から来ている(という設定)なのでゲラッチの妹である琴美がダークゲラッチを名乗るのは正しい。
最終回ではゲラッチやクロボーシ、迅もキズナパワーを持っていた模様。
新スレマリルイ学園UBRがはじまる…
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991 :緋月セト
2020/10/28(水) 16:22:38
はいどうもー!
貴方の背後に這い寄るカオス、自称文豪ウェブ小説家の緋月セトです!
少し気になった部分があったので、今更ながら指摘したいのですがよろしいでしょうか?
まず『考えても、考えても、考えてもわからないので、彼は、
考えるのをやめた。』の部分ですが、『やがて彼は』または『彼はやがて』と書いた方が文としてしっかりしてると思います
そして『ルルは踵も返さず学校から走って出て行った』とありますが、ここは『ルルは先生の制止を聞かず、学校から飛び出して行った』と書いた方が急用があるって感じが出ると思いますよ
(僕が言える立場じゃ無いですが)
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992 :すき焼きのタレ
2020/10/28(水) 16:23:38
さすセト
その貴方の背後にのくだりすこ
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993 :げらっち
2020/10/28(水) 16:24:28
>>991 よー仮面屋
確かに言われてみればそうかも。
深夜に思いつきだけで書いてたから他にも細かい部分は添削できるだろうし…
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994 :超ウルトラハイパーグレートキングクリボー
2020/10/28(水) 16:25:14
切ねえ...
おでん屋と喫茶店は奇跡のコラボすぎるw
キノボーもそうだけどHKKも喫茶店に来て欲しかったな✨
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995 :迅
2020/10/28(水) 16:25:17
叔父貴は5レス残しておいてくれと言ってたけど、一体何を書くってんだろうな
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996 :げらっち
2020/10/28(水) 16:32:58
番外編7
「ゲラッチとkotoの兄妹デート!」
ゲラッチはイオンモール入り口前のベンチで缶コーヒーを飲んでいた。
心を落ち着かせるつもりがあまり用を成さず、立ち歩いては座りを繰り返していた。
黒いポロシャツに普通の眼鏡をかけたその姿はあまりにも平凡すぎて、店を出入りしている客たちは誰も気付かなかっただろう。
彼が世界を危機に陥れたメンズスターの元部長だという事に。
しばらくすると、ゲラッチは待ちきれないという様子で店の中に入って行った。
そして何を見るでもなくしばらく進んだところでガラケーを開く。
「ん?今店の前に着いたのか。」
ゲラッチは入り口の方に引き返した。
そして外に出ようとしたところで、隣の自動ドアから入れ替わりに誰かが入ってきた。
「おっ、」
「あ!」
ゲラッチは振り向く。すれ違った相手も振り向く。
「琴美!」
「お兄ちゃん!」
今日は久々に兄妹でお買い物に来たのだ。
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997 :げらっち
2020/10/28(水) 16:37:34
kotoは白いパーカーにジーンズと言う格好で、ピンクのショルダーバッグを身に着けている。
「じゃあ行こうか。」
そう言うとゲラッチはkotoの小さな手をぐいと引いた。
「あっ、恥ずかしいよ(小声)」
kotoは耳を澄まさなければ聞こえないような囁き声でそう言った。
「もう子供じゃないんだから、つながなくても大丈夫だょ」
しかしゲラッチはこう答える。
「いいじゃないか。つながせてくれ、せっかくのデートなんだからさ。」
「デートとは?(?)」
kotoは気持ち嫌そうにしていたが、ゲラッチはお構いなしでkotoの手に指を絡ませぎゅっと握る。
いつぶりだろうか。
2人がまだ幼い頃…ゲラッチが小学生、kotoが幼稚園などと言う遠い昔に…手をつないで近所に買い物に行った時以来だろう。
手をつないで歩いているという事実だけでも彼を幸福な気持ちにさせるには十分だったらしい。
ゲラッチはkotoを半ば強引に引っ張ってイオンの奥へと進んでいった。
しかしkotoはぴたりと足を止めてしまった。
「どうした?琴美」
「人がいっぱいいゆ(小声)」
kotoはもはやゲラッチ以外の人間には聞き取れないであろうかすかな声でそう言った。
「うぅ…人間嫌い…」
たしかに店内には家族連れをはじめ人が大勢居た。kotoはゲラッチの手を逃れふいっと背中を向けてしまった。
「おのれ、シタラヴァ民共め…!」
ゲラッチはカラフルな銃を取り出した。子供が駆け寄ってくる。
「わー何ソレおもちゃの銃?」
「チート級スパイラルレーz・・・」
「それはだめ!」
kotoがゲラッチを制止した。
kotoはゲラッチの護衛付きでショッピングモールを歩くという奇妙な日常を体験していた。
2人はエスカレーターに差し掛かった。
「先に乗っていいぞ。」
ゲラッチがkotoにそう促す。しかしkotoは足を踏み出さない。
kotoはエスカレーターの動きを見つめた後、ちょんと一歩踏み出した。そして恐る恐る両足を段差に乗せた。
ゲラッチは妹にこんな癖があった事を思い出して謎の感動を覚えながらkotoの2段後ろに乗った。
そして今やっと2人の身長が同じくらいになっているのに気付いた。1段登るとゲラッチの方が高くなる。そして上階に到着しエスカレーターが平面になると、kotoの頭頂はゲラッチの顎くらいの高さまで下がった。
これを見てゲラッチは可笑しいような愛しいような気持ちになってしまい、後ろからkotoの肩をぎゅっとつかんだ。
然し。
「どわあ!」
天と地がひっくり返った。ゲラッチはkotoに腕を掴まれ捻り倒されていた。
「あ、お触りは厳禁ですよ?」
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998 :げらっち
2020/10/28(水) 16:41:00
ゲラッチとkotoはフードコートに到着していた。
「」
kotoは長時間の外出で疲労の極に達したのか既に小声を通り越し無声になっていた。しかしゲラッチには通じたようだ。
「そうか休みたいのか。じゃあこの席に座って。」
kotoを席に座らせる。
「せっかくだから何か食べようか。」
「うん。僕イチゴ食べたいな。」
ゲラッチは買いに行こうと背中を向けるがすぐに振り返る。
「さらわれないようにね。」
「たぶん…」
ゲラッチは苺のドーナツ3個とジュースを買って戻ってきた。
kotoはくつろいでいる様子で、結わえていた髪をおろし足をブラブラさせていた。小さめの椅子なのに足は床に届いていない。
「ほい。」
kotoはジュースの入ったグラスを持ってぎゅっと握った。かわいい。
そしてしばらく2人はもぐもぐとドーナツを食べていたが、やがてゲラッチがこう言った。
「おーーーい」
kotoはくすりと笑ってゲラッチの方を見る。
「はぁい?」
「あーんして。」
兄の唐突なお願いにkotoは真顔に戻る。
「やだ。」
「してーー!お兄ちゃんはこの日をどれだけ楽しみに待っていたことか!」
「何て言われてもやだからね」
「それならば我がチートパワーで洗脳してやろう!」
ゲラッチは机に足をダンと乗せグッと体に力を込めると、ダークゲラッチに変身した。
「わあ行儀悪い。メンズスターは退治しなくちゃね。」
「コミュニティアプリ起動!」
kotoはスマホを取り出し、彼女にしては大きめの声で叫んだ。
「病み上がりの武者!ガールズバイオレット!」
紫色のスーツがkotoの体を包んだ。若干身長がかさ増しされているようにも見て取れた。
「妹だろうと容赦はしないからな!」
「最初からそのつもりでーすぜ、おにぃ」
「チート級スパイラルレーザー!!」
ゲラッチのカラフルな銃から今度こそ光線が放たれ、kotoの背後にあったダストシュートを吹き飛ばした。
kotoは変身前とは別人かと思われるような身のこなしでそれをかわすとゲラッチの頭上まで飛び上がった。
「ン?」
ゲラッチは上を向く。
すると100本のナイフが落下し彼を襲った。
「捌かれろ!」
「この程度か、」
ゲラッチが腕をぶんと振ると、全てのナイフは霧散してしまった。こんなのは小細工にすぎないとでもいう調子だ。
kotoは猫のようにスタっと着地した。
おろおろとする客や店員をよそに、2人は睨み合っている。
「まだまだ甘いな。お前は兄であるこの私にいつまでも勝てん!」
「にゃー!絶対勝つ。」
「それじゃあいつまでも挑み続けることになるがいいのか?」
kotoは少し間をおいて頷いた。
「がんばゆ。」
ゲラッチは満足げにフフンと笑った。妹といつまでも戦えることがこれ以上なく嬉しいのだった。
おしまい
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999 :げらっち
2020/10/28(水) 16:45:37
もくじ
🌟第1部
第1話 >>2-8
第2話 >>9-16
第3話 >>60-63,99-103
第4話 >>126-128,136,140-143
第5話 >>213-219
第6話 >>276-283
🌟第2部
第7話 >>372,373,375-382
第8話 >>438-447
第9話 >>547-555
第10話 >>586-594
第11話 >>626-635
第12話 >>672,674-683
🌟第3部
第13話 >>719-729
第14話 >>771-775,784-790
第15話 >>809-813,816-820
第16話 >>843-852
第17話 >>890-900
最終話 >>969,970,972-983
番外編1 >>117,118 ルル
2 >>174,175 潤
3 >>426-428 キー
4 >>651-653 雪華
5 >>697-699 あめそ
6 >>871-875 美羽
7 >>996-998 koto
🍎誕生日記念でテキトーに作った短編 >>329,343
🌟crazyーdeliveryとのコラボ >>703-707
🍄クリボージャーとのコラボ >>950-953
迅のif編 >>928,931,933,937,947,956,958,964,966
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1000 :げらっち
2020/10/28(水) 16:46:26
ルル「これでCGRはぜんぶおしまいです。今まで応援ありがとうございました!✨」
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